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  • 久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    2023年10月2日(月)

    本日は映画とせりカレー蕎麦のお話しです。

    その前に本日最初の一仕事は、あの狭い機械の中に入る苦行を行ったのでした。そうMRI検査です。心臓のMRI検査をしてこいとかかりつけ医よりの指令です。4年ぶりのMRIです。30分穴蔵に体を入れました。この苦行を乗り切る唯一の方法は目を絶対に開けないこと、これにつきます

    終われば日比谷のTOHOシネマズへ直行です。今日観たのはこれ「BAD LANS バッド・ランズ」です。これを観に行ったのは日経新聞の映画欄でかなり褒められていたからです。

    安藤サクラのキャラ立ちがすごいと。いわゆる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)ものです。全く眼中に入ってなかった映画です。結論から先に言うと、久々に日本映画で快作を観たね

    こんな感じの映画です。

    第151回直木賞を受賞した『破門』や、『後妻業』などで人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行の重厚な傑作小説を、名匠・原田眞人監督が待望の映画化。監督の熱意が伝播し、歳月を懸け実現した本作の主演は、第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。日本映画界を牽引する両名が初タッグを組み、大胆かつ疾走感ある映像をスクリーンに焼き付ける

    そして、安藤サクラ演じる主人公ネリの弟・ジョー役には山田涼介。映画『燃えよ剣』以来の原田監督作品に出演し、気迫のこもった演技で新境地を魅せる。
    ネリの“生きにくい世界を生き抜く美しさと強さ”を映し出す安藤サクラと、ジョーの抱える異常な愛と衝動に狂う姿を表現した山田涼介の二人が魅せる化学反応。さらに犯罪組織や警察といった姉弟の周囲で蠢く登場人物に、生瀬勝久や江口のりこ、吉原光夫、宇崎竜童といった多くの豪華俳優陣が脇を固め、名実ともに日本映画界の最前線を駆け抜ける傑作が誕生した

    西成の映像もおもしろいし、とにかく安藤サクラだね、いつも思うになんでこの人と思う女優さんですが、今回ははまっていました。今のふりこめ詐欺の分業体制(おそらく本当だろうね)はすごいよ、これを知るだけでも映画を見た価値はあるよ。

    最後の終わり方もナイスです、ここであの巫女の役割がわかるのね

    あの何とかコーポレーションの社長はちょっとどうかな、今どきあんなやついるのかな。

    だけどこれを監督・脚本・プロデュースした原田眞人は能力あるね。安藤サクラを主人公にしたのは眼力というものです。驚いたのはあの岡田准一があの端役で友情出演していたのね、すごいね、思わず目をこらしたもの。

    とにかく久々に観たね、日本映画の怪作を。

    そして終われば日比谷でランチです、10月の“せり”のシーズンに入ったのであそこに「せりカレー蕎麦」を食べに行こうかな。日比谷の蕎麦やと言えばこの「泰明庵」でしょう。

    昼間っから、身なりのいいジャケットを着た定年をかなり過ぎたおやじがくだを巻いています。昔の会社の悪口を言いながら。

    まずはサッポロの黒ラベルで安藤サクラの悪を流します。そして、「せりカレー蕎麦」です。もうせりの根っこは入っているよ。(せりの根っこが入るのは10月から3月のシーズンだけだよ)今日もご馳走様でした。楽しかった!

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画



  • 東京で最高峰のカレー南蛮と言われる「日本ばし やぶ久」でカレー蕎麦を食す。辛さが増すごとに値段も上がるよ

    東京で最高峰のカレー南蛮と言われる「日本ばし やぶ久」でカレー蕎麦を食す。辛さが増すごとに値段も上がるよ

    2021年8月もあと数日で終わろうとする残暑きびしい日でした。東京の最高温度は35度とか。

    こんな酷暑の中なのですが、突然、今日はカレー蕎麦を食べたくなったんだな、これが。

    そして、東京でもカレー南蛮で最高峰という評価のある蕎麦やさんを数日前からピックアップしていたのでした。そのお店の名前は、「日本ばし やぶ久」です。

    • 東京都中央区日本橋2-1-19
    • 東京メトロ他各線「日本橋駅」B7出口より徒歩2分

    まあ、はっきり言えば、東京の都心のど真ん中にあるのですね。

    酷暑の昼下がり、13時30分に突撃しました。初訪問です。

    老舗なので、もう少し間口の広いドーンとした店構えを想像していたので、お店の前に行ってビックリしたのでした。店構えがショボイのです。(失礼)立ち食いそば屋さんくらいのイメージだったのです。お店の歴史です。

    お江戸日本橋で四代百年

    老舗蕎麦屋の味をご堪能下さい

    東京メトロ日本橋駅から徒歩1分。東京駅 八重洲北口からは徒歩3分。
    素材にこだわり伝統の味を引き継いだ、明治35年(1902年)創業の
    老舗そば屋「日本ばし やぶ久」
    老舗の多く立ち並ぶ日本橋界隈で、創業当時から同じ場所で店を構えてまいりました。
    当店のそばは香り豊かで、切れにくくのどごしの良さが特徴の“外二蕎麦”。
    厚切りの本枯節と宗田節をふんだんに使用した、濃厚なつゆでご賞味下さい。
    看板メニューの「カレー南蛮」も是非お召し上がりいただきたいものです。
    スパイスの効いた後引く旨さで、味は普通・辛口・大辛口・激辛口から、素材は豚肉・鶏肉から、麺はそば・うどんからお選びいただけます。
    建物は昭和35年(1960年)に建てられたもので、いまでは少なくなった急勾配の階段が昭和の名残を感じさせます。

    だけど、幸いに行列もなく、すぐに席につけたのでした。だけど、3階まであるお店のようですが、お客さんがひっきりなしに入ってくるのです。驚きました。

    メニューにはいろいろありますが、頭の中は「カレー南蛮」一本です。カレー南蛮には、入れる肉によって値段が違うのですね。鶏・黒豚・牛の順に高くなります。からそも4段階あり、辛くなるごとに110円づつ高くなります。大盛りは追加250円です。

    まずは新参者ですから、鶏肉で辛さ普通の大盛りで、1,350円を注文します。

    名物カレー南蛮

    当店のカレー南蛮は、普通・辛口・大辛口から、また豚肉・鶏肉からお選び頂きます。スパイスが効いた辛口が人気で、テレビや雑誌にもたびたび取り上げて頂いております。

    待つこと5分。カレー南蛮の登場です。

    見た目は黒々としたスープです。写真でも分かるように、丼からは湯気が立っています。まずは一口。かなりパンチの効いたカレースープで美味しです。蕎麦との相性もよく、丼から立ち上がる熱気は無視してガツガツ食べます。当然、汗も吹き出します。

    テッシュがないので、テッシュ必携と思いました。ただ、食べ進んでいくと、ネギの生っぽさが少し気になったんだな。だけど、1,350円でこれだけのボリュームのうまいカレー南蛮が食べれるなら、大満足かな。

    だけど、自分の中ではゆあの山形の桃山のカレー蕎麦が今まで食べた中で一番という想いは変わらないな、キッパリ。

    だけど、「日本ばし やぶ久」のカレー南蛮、リピ決定ですね。

    ご馳走さまでした。