タグ: アルプス

  • 映画「ある一生」を劇場で2度観、イーグルスの「ならず者」、男は好きだよね

    映画「ある一生」を劇場で2度観、イーグルスの「ならず者」、男は好きだよね

    2024年9月6日(土)

    昨日は金曜日。新しい映画が封切られます。本当は「ナミビアの砂漠」を観に行こうかなと思っていたのですが、来週までは個人的には2度観週間にしようかな。直近でも劇場で観たのですが、是非に2度観したい映画。

    • 「ある一生」
    • 「花様年華」
    • 「リリー・マルレーン」

    そして、昨日は「ある一生」を優先です。もう今週で東京は打ち切りなのでね。新宿の武蔵野館です。

    “世紀の小説”と称された、世界的ベストセラーを見事に映像化!

    原作であるローベルト・ゼーターラーの同名小説(新潮クレスト・ブックス)は、世界40カ国以上で翻訳され160万部以上発行、ブッカー賞最終候補にもなった作品である。“世紀の小説”“小さな文学の奇跡”などと評された原作を忠実に、かつ美しい情景と共に視覚的に見事に映画化した本作は、激動の20世紀の中、80年にわたって暴力、戦争、貧困に耐えなければならなかったアンドレアス・エッガーの孤独な苦難の人生を描いている。しかし、そんな名もなき男の人生の中にも幸福な瞬間と大きな愛があり、エッガーは自分の人生を受け入れ、無骨に生き抜いていく

    やっぱり超いい映画だね。展開がわかっているので初回ほとではありませんでしたが、観終わればやっぱり涙が一筋。まさに音楽で言えば、イーグルスの“デスペラード”だよね(こちらの歌詞はさておいてね)

    男の人なら必ずウルっとくるよね。まさに“人にとっての幸せな人生とは何か”を問いかけてくる話しです。

    まあ今年日本で封切られた作品では、今のところNo.1だと思います、飛んだり跳ねたりするだけではありませんが。

    観終われば12時半。アウェーの新宿ならば今までであれば一択で「桂花ラーメン」なのですが、本日は趣向を変えて。2日前に渋谷で訪問したハンバーグの“ゴールドラッシュ”の新宿東店へ。初めて知ったのですが、こちらのゴールドラッシュは渋谷店が本店なのね。

    13時に訪問です。新宿東店は駅前ながら地下1階の穴蔵みたいなお店なんですね、本当にキャパは少ない。階段で2組待ちです。

    10分ほど待って入店です。

    そしてメニューを観てビックリ。自分的には名物と思っていたワインがないのです。いきなりのウエスタン・ラリアットです。だけどビールはあるとのことで、生ビールを注文です。

    本日はちょっと寂しい生ビール。

    食事は2日前と同じ“ゴールドラッシュ ハンバーグ 150g”(1,050円)です。

    お味と盛りも同じですが、やっぱりハンバーグをワインで流しこみたかったね。

    本日も平和でよい1日でした。

    「夜の外側 イタリアを震撼させた55日間」、赤い旅団となれば必見だよね

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  • 映画「ある一生」は2024年のNo.1だね、激動の時代に翻弄されても淡々と生きる

    映画「ある一生」は2024年のNo.1だね、激動の時代に翻弄されても淡々と生きる

    2024年7月25日(木)

    まずは映画のお話しから。2日続けて新宿の劇場に足を運んだよ。

    何故なら、この映画は都心では新宿の武蔵野館でしか上映してないのでね。

    その映画とはこちら。

    • 「ある一生」

    この本が欧米でベストセラーであるのは、知ってはいたんでね。

    2014年刊行の『ある一生』は、ドイツ語圏で100万部を突破。2015年グリンメルズハウゼン賞を受賞。2016年国際ブッカー賞、2017年国際ダブリン文学賞の最終候補に。2018年刊行の『野原』は、「シュピーゲル」誌のベストセラーリスト1位を獲得、ラインガウ文学賞を受賞。名実ともにオーストリアを代表する作家の一人ということです。

    そして映画はこんな感じ。

    オーストリアの作家ローベルト・ゼーターラーの世界的ベストセラー小説を映画化し、激動の時代に翻弄されながら過酷な人生を歩んだ男の愛と幸福に満ちた一生を、美しい情景とともに描いたヒューマンドラマ

    1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児の少年アンドレアス・エッガーは、渓谷に住む遠い親戚クランツシュトッカーの農場へやって来る。しかし農場主にとってアンドレアスは安価な働き手に過ぎず、虐げられながら暮らす彼の心の支えは老婆アーンルだけだった。アーンルが亡くなるとアンドレアスは農場を飛び出し、日雇い労働者として生計を立てるように。やがてロープウェーの建設作業員となった彼は最愛の女性マリーと出会い、山奥の小屋で幸せな結婚生活を送り始めるが……。

    主人公アンドレアスの青年期を新人俳優シュテファン・ゴルスキー、老年期を「生きうつしのプリマ」のアウグスト・ツィルナーが演じた。監督は「ハネス」のハンス・シュタインビッヒラー。

    2023年製作/115分/G/ドイツ・オーストリア合作
    原題:Ein ganzes Leben

    今年観た映画の中で、今ところ断然1位かな。原作の力は偉大なり。本当にアルプスに生きた平凡な男の一生が淡々と語られるのです、何かすごいことが起こるわけではありません。

    だけど、観終わったあとにジンと頬をつたわるものがあるね、これが世の中の99.99%の人の人生なんだけれど、過酷な自然と日々の労働に実に味があります。人間の本質は変わらないけれど、時代が変わっていくんだね。あのアルプスのロープウェーも感慨深いものがあります。

    中年時代を演じたあの俳優さん、いい味を出す面魂だね。こんな凄い映画、絶対TOHOシネマズはやるべきだと思うよ、映画人としての矜持がないのかね

    観終われば、どうしても「新福菜館」のラーメンを食べたくなって麻布十番へ

    天候も怪しくなってきましたが、まずはビールですね。ラーメンをつまみにビールが飲めるラーメンはここだけでしょう。チャーシューうまし

    ご馳走様でした、良き一日でした。

    イタリア映画「帰れない山」は2023年劇場公開された作品ではNo.1だよ

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