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  • アレンの映画「サン・セバスチャンへ、ようこそ」はバスクが舞台で勝ちだね

    アレンの映画「サン・セバスチャンへ、ようこそ」はバスクが舞台で勝ちだね

    2024年1月23日(火)

    週初めの月曜日です。本日もいつものように映画館に行くよ。本日観に行った映画はこれ。

    • 「サン・セバスチャンへ、ようこそ」

    観に行った理由は単純。サン・セバスチャンということで心惹かれたんだね。そして、映画館に行って気づいたのですが、これ監督はウッディ・アレンなのね。2020年製作だのね。

    あらすじはこんな感じ。

    ウッディ・アレン監督が、スペイン最大の国際映画祭であるサン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、妻の浮気を疑う映画学の大学教授が体験する不思議な出来事を描いたコメディ。

    ニューヨークの大学の映画学を専門とする教授で、売れない作家のモート・リフキンは、有名なフランス人監督フィリップの広報を担当している妻のスーに同行して、サン・セバスチャン映画祭にやってくる。リフキンはいつも楽しそうな妻とフィリップの浮気を疑っているが、そんな彼が街を歩くと、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」の世界が突然目の前に現れる。さらには、夢の中でオーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」、ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」の世界に自身が登場するなど、クラシック映画の世界に没入する不思議な体験が次々と巻き起こる。

    アレン作品の常連俳優ウォーレス・ショーンがリフキンを演じるほか、ジーナ・ガーション、エレナ・アナヤ、ルイ・ガレルが顔をそろえる。

    映画を観ても俳優陣で知った人はいませんでした。あの女医役は予算があればペネロペクルスが最適だね。だけどこんなグダグダした映画を製作するアレンもスゴイよね、ストーリーはあってないようなもの。救いはサン・セバスチャンの美しい風景かな。

    だけど古い映画へのオマージュもあり、こんな映画を観させるアレンはすごいね。影武者とかの話しには参ったね

    いろいろ批判も書きましたが、良い映画でしたよ。

    ところでサン・セバスチャンと言えば、自分も語らずにはいられません。

    自分たちも家族で約10年ほど前にバスクに旅行でいったのです。バルセロナから鉄道でサンセバスチャンに向かったのです。目的はまずはサンセバスチャンの隣町(フランス側)のオンダビリアにあるパラドールで宿泊したかったのでね。このオンダビリアの港の反対側はフランスです。このパラドールは風光明媚でバスクでの宿泊するならおすすめの宿ですよ。もう1泊はビルバオだったかな。サンセバスチャンでは軽くバル巡りをしたぐらいなのですが。

    アレンの映画の中で出てきたあのレストランの窓の眺めはすごいね。

    そして、映画が終われば、いつもの日本橋の「ますたに」へ。今日も飽きずにビールのアテはたくあんです。やっぱり“ますたにラーメン”いつ食べても美味いね。

    今日も良い1日でした。

    オンダビリアのパラドールは1つ手前のバス亭で降りること、崖の上までのエレベーターがあるよ

     



  • バスクに来たのなら、フランスのリゾート地「サン・ジャン・ド・リュズ」への1日観光はいかが。シーフードと白ワインで素敵なランチ

    バスクに来たのなら、フランスのリゾート地「サン・ジャン・ド・リュズ」への1日観光はいかが。シーフードと白ワインで素敵なランチ

    こんな時だから、旅の話しをしようと思います。

    2017年夏の旅行はスペインのバスク地方を旅行したのでした。

    バルセロナから鉄道でまずはサンセバスチャンまで行きます。乗り換えなしで、直行できます。そして、当日の宿泊は、美食の街サンセバスチャンではなく、お隣のオンダリビア(Hondarribia)という街に宿泊です。

    何故、この街に宿泊したかというと、目当てはホテルなのです。

    こちらには、あの有名なパラドールがあるのです。

    そして、ホテルの向こうは入江を挟んで、フランス領です。

    いわゆるフレンチバスクと呼ばれる場所ですね。

    港からは、対面の街、アンダイエ (Hendaye)へはボートで渡れます。本当に小さいボートです。フランス領に入ります。

    そして、今日の目的は、「サン・ジャン・ド・リュズ」という街に行きたかったんだな。

    地球の歩き方においしそうなレストランを見つけ、そこでランチを食べることが目的なのです。港町なので、シーフードがおいしいとのことです。

    ちなみに、「サン・ジャン・ド・リュズ」という街はこんなところです。

    スペインとの国境に近いバスク風のフランスの美しい海辺の町。ニヴェル川の河口に開け、夏にはヨーロッパ各地から観光客が押しかけてくる陽光溢れるリゾート地です。 1660年には太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズとの結婚式が執り行われたことでも知られ、町の見所になる建物が残されています。またマカロンの発祥の地としても有名で、スイーツ類が楽しめる町でもあります。

    アンダイエからはフランス鉄道(SNCF)を利用すれば、サン・ジャン・ド・リュズにわずかな時間で到着します。20-30分ぐらいだったと思います。

    そして、お目当てのレストランは広場に面した“LES BRASSERIES DU PAYS BASQUE(CAFE LE SUISSE) ”でこのシーフードプレートを家族4名でシェアして食したのでした。

    4名程度であれば、このシーフードプレートとパンだけで十分な量です。これにキリッと冷えた白ワインが1本あれば、最高のランチを楽しめます。

    食事のあと、こちらのサン・ジャン・ド・リュズはショッピングが楽しめます。ここは町並みが可愛いだけではなく、特産品も素敵なのです。 まずは、エスパドリーユが有名でこちらが発祥の地です。スペインのカタルーニャ地方やここバスク地方で18世紀頃から作られているそうです。

    あとは前述したようにマカロンですね。

    あともう一つは7本線のデザインで有名なバスク織の本場です。パッと見でバスク織とわかる象徴的なデザインは、お土産にも最適です。タオルやキッチン用品などバスク織は様々な用途の商品が販売されていました。

    スペインのサンセバスチャンを目的に来た人なら、1日をサン・ジャン・ド・リュズに観光に行くにはよい選択肢だと思います。食べ物うまし、ショッピング楽し、雰囲気はリゾートで通りをそぞろ歩きするには良い街ですね。

    やっぱりフランスのリゾートの方が優雅な感じに感じるのは何故でしょう。

    そして、帰りです。同じように、鉄道でアンダイエまで帰り、そこからタクシーでスペイン領のオンダリビアに向かったのです。当然、フランスからスペインに入りますので、国境をまたぎます。

    走っている途中で、ドライバーがパスポート持っているかと聞いてきます。持っていないというと入国できないかもわからないぞ、と言います。

    結局、からかわれただけで、パスポートチェックなんてありませんでした。

    そして無事、オンダリビアのパラドールに帰ってきたのでした。パチパチパチ。

    オンダビリアのパラドールは1つ手前のバス亭で降りること、崖の上までのエレベーターがあるよ



  • オンダビリアのパラドールは1つ手前のバス亭で降りること、崖の上までのエレベーターがあるよ

    オンダビリアのパラドールは1つ手前のバス亭で降りること、崖の上までのエレベーターがあるよ

    2017年8月にスペインのバスク地方に旅行した時のオンダビリアのパラドールに泊まった時の話。

    その時、オンダビリアへの行き方の情報が少なくて日本ではよくわからなかったので。

    バスクへは、バルセロナから鉄道でサンセバスチャンで行った。朝7時30分ぐらいの列車でサンセバスチャンへは乗り換えなしで13時30分頃に到着した。

    サンセバスチャンの駅(出口は1つだったと思う)を出て、すぐに左に曲がり、30メートルぐらいのところにバス亭があった。そこから乗れば20分ぐらいでオンダビリアの町中の終着バス停までいける。

    但し、ここからが大事

    その時、バスの中で地元のおばさんから、パラドールには1つ手前のバス亭で降りろと何回も念をおされた。降りてみてわかったが、そこからは崖の上に行けるエレベーターがバス停のすぐ近くにあったのだ。荷物がある時は絶対にここでおりるべきということ。

    最終の町中バス停までいくと、手ぶらでも徒歩8-10分ぐらいかかるだらだと坂道をのぼっていかないといけないので、トランクがある人は大変です。タクシーでいく距離でもない。

    先ほどのエレベーターで上がると、出口の前が宿泊先のパラドールです。

    ちなみにこのパラドールは、スペインのパラドールの公式サイトから予約した。

    家族4名での旅行なので、ツインルームが絶対だったため。

    ちなみに、オンダビリアのパラドールの印象は、高台にあり、眼下は海と川を見下ろし、ぜいたくな眺めが望めます。その先はフランスとの国境です。

    オンダビリアは初めて訪れましたが、夏のバカンスシーズンにはおすすめの町です。今回はこのパラドールに泊まりたかったので、隣のサンセバスチャンではなくオンダビリアにした訳ですが、大正解でした。

    ちなみに、夏のこの季節はたんさんあるありとあらゆるレストランが立食も含め、満杯状態で、前日にでも予約していないとディナーをするのが大変です。

    世界いろいろ歩きましたが、これだけディナー時間に町中に人があふれかえっている町を見るのは初めてでしたという話しでした。

    バスクに来たのなら、フランスのリゾート地「サン・ジャン・ド・リュズ」への1日観光はいかが。シーフードと白ワインで素敵なランチ