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  • 高額のシャープペンが売れているという、その代表は「クルトガダイブ」

    高額のシャープペンが売れているという、その代表は「クルトガダイブ」

    2023年10月5日(木)

    木曜日は1週間で唯一、いつものルーティーンのある日です。 絵画の勉強をするために銀座にお出かけです。13時から2時間の教室です。今回はこんな絵を書いています。この秋のスケッチ会に向けての構図のとり方の勉強です。本日は下絵でこんなところまで書き進めました。

    終われば、銀座の「共楽」さんでいつもの“ワンタン麺”をいただきます。このお店で久しぶりにフランス人のカップルを見たよ。お昼のビール、体に染み渡ります。

    本日の本題です。本日は文房具フェチならではの、文房具の話しでシャープペンについてです。10月3日(日)の日本経済新聞の「値札の経済学」というコラム記事に目が止まったのです。題して、“書き心地追求、5,000円超も人気”というものです。

    シャープペンシルの平均価格が上昇している。千円未満の商品が主流を占める中、5千円を超える高額商品が売れ行きを伸ばし平均価格を押し上げている。新型コロナウィルスの5類移行で主な購入者層の中高生の学校生活がにぎわいを取り戻す中、SNSなどで話題を集めて人気が沸騰。生産が需要に追いついていない人気商品も出ている。

    (中略)

    単価が5000円を超える商品も存在感を増している。三菱鉛筆が3月に発売した「クルトガダイブ」は希望小売価格が5500円だが、SNSで話題になり生産が需要に追いついていない。発売から半年以上を経てもなお店頭では入手困難な状態が続いているが、8月の販売金額ランキングでは2-4位に3色展開の全てが入った

    クルトガダイブのコンセプトは「書くにのめりこむ」

    「筆記する際の心地よさを重視」(商品開発部の西村光貴主任)し、約15年かけて技術開発した。キャップを外すと芯が自動で繰り出され、書いている時も自動で出てくるためノックが不要だ。

    クルトガダイブシリーズは、筆記面との接触を利用してペン先を回転させ、芯のとがった状態を維持する。従来は500-千円程度が中心だった。機能性を売りにしたものもあったが「千円を超えると市場に受け入られないとみていた」と西村氏は話す。「書ければよい」との考えが長らく支配的だった。

    「数年前からシャープペンにも心地よさや気持ちの切り替えにつながるなどの情緒的価値に重きが置かれるようになった」(西村氏)という。

    購入者の価値観の変化も踏まえ、機能性を追求した商品の投入に至った。

    あのシャーペンがこんなことになっているのね。初めて知ったよ、「クルトガダイブ」。確かにシャーペンをノックせずに自動で芯が出てくるのは、学生にとっては朗報ですね。どんどん書き進められるものね。そしてこの「クルトガダイブ」はペン先のダイヤルで芯が出る量も調整できるとのこと、日本人すごいね、こんなものを発明するのは日本人だけだよ。

    ちなみに売れ筋1位はペンてる「オレンズネロ」は希望小売価格3300円。オレンズシリーズは独自に芯を保護する構造で、強い筆圧でも芯が折れにくいことが売りです。

    だけど一度は使ってみたいクルトガダイブ。

    旅に持参する便利グッズ、プラスの「チームデミ」が最高、まさに“心踊る文具の宝石箱”

     



  • カヴェコの2.0ミリのシャープペンシルはドローイングには最高のペンだよ

    カヴェコの2.0ミリのシャープペンシルはドローイングには最高のペンだよ

    本日は文房具フェチ、特にペンフェチにはたまらないお話しだよ。

    その始まりは、銀座の伊東屋から届く1通のメールからだったのです。そのメールのタイトルは「【先行発売】Kaweco × 伊東屋 大人のためのカヴェコスペシャル」というものです。

    内容はこんな感じです。

    伊東屋オンラインストア 明日より先行販売スタート!

    伊東屋限定 Kaweco Special オリーブブラウン ペンシル 0.5mm

    大人のためのカヴェコスペシャル

    カヴェコと伊東屋がコラボレーションして誕生した、特別なシャープペンシル。 明日6月1日(木)10:00より、伊東屋オンラインストアにて先行販売を開始いたします。 特徴である八角形のクラシックな形状に、オリーブブラウンを纏わせたシックなデザイン。深みのある色調とハーフマットな質感は、落ち着いた大人の印象を与えます。

    自称“文房具フェチ”を名乗るには恥ずかしい話しなのですが、自分はこのカヴェコ(Kaweco)というブランドを知らなかったのです。そして、今回のこの限定品のシャープペンシルですが、値段が8,800円(税込)を見てビックラこいたのです。

    これは気軽にポチッとできる金額ではないね。たかが、シャープペンシルごときで。ちなみにカヴェコとはこんなブランドなんだね。

    カヴェコは、1883年にハインリッヒ・コッホとルドルフ・ウェバーの2人により創業。
    1909年に画期的な技術を取り入れた、安全繰り出し式のセーフティ万年筆を開発したことで知られるドイツの筆記具ブランドです。

    代表商品は1930年代に発売された「カヴェコ スポーツ」
    なかでも「カヴェコ クラシックスポーツ」のシリーズはミュンヘン・オリンピック開催の際に公式ペンとして認定された実績を持つペンです。

    「カヴェコ スポーツ」をはじめ、クラシックで独創的なデザインと高い品質を誇るカヴェコの筆記具は40か国以上で販売されています。

    この値段ではポチる前に現物を確認する必要があると判断した次第です。発売日の前日に銀座の伊東屋に急行します。高級文具コーナー、確か3Fにカヴェコはありました。定員さんに言って、0.5ミリと0.9ミリの限定色ではないカヴェコのシャープペンシルを見せていただきました。もちろん、試し書きもね。

    だけど、書き味も持ち手の感触もどかな、普通のロットリングのシャーペンと同じと思ったんだな。自分の感触が極められていないのかな。

    だけど、下調べした限りでは、普通のシャープペンシルには絶対にない、2.0ミリのシャープペンシルがこのカヴェコにはあるのです。

    試し書きをさせていただきました。2.0ミリですから鉛筆と同じような芯で先もとがっています。絵のドローイングに最高じゃないか、と興奮したのです。

    定員さんに、この2.0ミリの用途を確認すると、「鉛筆のように使われる方、もちろんドローイング」にも使えますよとのこと。そして、リフィルもカヴェコ・オリジナルのものがあるとのこと。12本入りで1,300円ぐらいだったかな。芯の硬さはHB並でこの硬さのみとのこと。

    これは絵の勉強している自分としては購入するしかありません。本体は6,050円(税込)です。リフィルを手に入れるのが難しい(おそらく伊東屋さんだけかな)のが難点だけど、ドローイングには最高の逸品を手に入れた次第です。

    話しはもとい。今回の限定品のオンライン販売ですが、販売開始の10時には伊東屋のサイトにアクセスできませんでした。アクセスが集中し、サーバーに負荷がかかっているようです。1時間後にアクセス可能となりましたが、まだ在庫はOKでした。だけど、翌日には完売となっていたのです。

    日本の文房具フェチの皆さんも、スゴイね。

    大人の鉛筆入れにはこのケースだよね、伊東屋のツールケース FLAT