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  • リスボンへの旅の目的はロカ岬、ユーラシア大陸の最西端「ここに地終わり、海始まる」感極まる

    リスボンへの旅の目的はロカ岬、ユーラシア大陸の最西端「ここに地終わり、海始まる」感極まる

    こんな時だからこそ、旅の思い出を話したいと思います。

    写真を見ると、2011年の夏はスペインとポルトガルに行ったんだな。スペインと言っても、南のコスタ・デル・ソル(Costa del Sol)、意味は太陽海岸、の主要都市を回ってバルセロナからアウトしたのでした。

    旅のスタートはポルトガルはリスボンからです。リスボンは一言で言うと、チンチン電車やいわしの塩焼きなどが日本と同じなどですが、自分の感想では、さびれ感が半端ない街ということです。

    夕方、夕闇の裏通りで写真をとろうものなら、その寂寥感が半端ないのです。リスボンと聞いて思うのがまずこれです。

    但し、空港は南国に着いたと思わせる雰囲気の空港周辺の風景です。

    リスボンに行った目的は、地の果てと呼ばれる、ヨーロッパの最西端にあるロカ岬に一度は行ってみたかったのです。

    大海原の向こうはアメリカ大陸、ニューヨークですね。憧れる風景です。

    ポルトガルの詩人、ルイス・デ・カモンイスが書いた詩の一節「ここに地終わり、海始まる」と記された碑が立っています。

    そして、自分が組み立てた1日観光ルートはリスボンロシオ駅から世界遺産のシントラに行き、そこからロカ岬に行き、ぐるっと南を1周してリスボンに帰ってこようというものです。

    リスボンロシオ駅からシントラまでは電車で40分ほどです。駅前にはバスが待機していますので、シントラの宮殿まではこのバスに乗車して行きます。

    夏の観光シーズンですので、バスは混んでいましたね。

    ただ、シントラは王族の避暑地だけあって、建物に入れば、すずしい風が入ってきて、快適にすごせます

    そして、シントラ駅に戻り、バスでロカ岬に向かいます。約40分ほどでロカ岬に到着します。

    ロカ岬に来ると、やっぱりユーラシア大陸の最先端に来たんだな、という達成感があります。

    荒涼とした大地です。崖の下には怖いくらいの険しい崖と海です。

    そして、風が強いのなんの。女性の人はスカートは避けた方が無難です。

    バスが停車するインフォメーションでは、最西端到達証明書(有料)を発行してくれます。

    ロカ岬を堪能した後は、来たコースをもどらず、ファロ(Faro)という港町の街まで鉄道で行き、そこでランチでも食べれば最高です。2時過ぎの遅いランチです。

    そこから長距離が集合する大きなバスターミナルがありますので、バスに乗車しリスボンに戻ったのでした。

    そして、この旅の中盤で滞在した街がスペインのセビリア(Sevilla)です。

    実はそこで初めてフラメンコを見て、感激したのでした。出会いは街中を散策していると偶然にタブラオを見つけたのでした。お店の名前は「Los Gallos。お店の人に今日の夜のチケットあるかと聞くと、あると言うので購入したのでした。

    後で調べると有名なタブラオだったのです。非常にこじんまりとした空間です。

    初めて見たフラメンコだったのです。おやじの泣きの声にしびれたのでした。

    セビリアに行かれたら、是非、訪問して下さい。

    ドゥブロヴニクのスルジ山頂のレストランは眺めが最高、絶対食事するべき





  • ユーラシア大陸最西端のロカ岬で涙にむせぶ~ここに地終わり海始まる~

    ユーラシア大陸最西端のロカ岬で涙にむせぶ~ここに地終わり海始まる~

    ある年の夏にポルトガルのリスボンに旅行に行った時の話し。

    一度は行ってみたかった、太平洋最西端のロカ岬。本当に「ここに地終わり海始まる」(Onde a terra acaba e o mar começa)の石碑が立っていた

    朝にリスボンのホテルからまずは、有名な観光地のシントラに行った。ここは王家の避暑地。鉄道で行ける。立派なお城を一通り見学。案内のとおり、建物の日陰に入ると本当に涼しくて、のんびりしたい人にはぴったり。汗がサッと引く感じが心地よい。

    まあ、2時間程度見ておけばよいかなという観光地

    次に乗り合いの路線バスで本当の目的地のロカ岬に行った。崖が切り立って、広い広場があるロカ岬。施設の建物から崖まで少しあるいていくと、下は断崖絶壁。落ちたら確実に死ぬ。自殺の多いところかどうかは知らないが、自殺する人も多いと思う

    天気はよいのに、本当に風が強いところ。だから、スカートをはいていかないこと。私の連れもスカートを履いていって大苦戦。

    そして本当に「ここに地終わり海始まる」の石碑があった。これを見ると、どうしても感傷的になり、写真をとりたくなる。なんたって、広い広いユーラシア大陸の西の果て。

    この海の先はアメリカ大陸。よくぞ、ここまで来たと思わない人はいないと思う

    そういえば、NHKで放映された故戸井十月さんのユーラシア大陸横断の旅のオートバイの出発地がここロカ岬だったのを思い出した。

    景色が絶景の観光地ではないが、ここは是非、一度は見てみるべき場所だと思った。

    それから、バスでリスボンに戻った。但し、ロカ岬から出る乗り合いバスは夏でも本数は多くなかったと思います。

    ロカ岬よいとこ、一度は行って見るべし。

    哀愁漂う写真を撮りたければ、リスボンの裏道に行くべし、哀愁漂いすぎ