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  • 2022年の旅の記憶、やっぱりシチリアのタオルミーナの美しさにはノックアウトされたね

    2022年の旅の記憶、やっぱりシチリアのタオルミーナの美しさにはノックアウトされたね

    2022年の最終日31日を無事迎えました。本日は2022年の本当の最後の締めくくりとして2022年の個人的な旅の回顧録をしてみたいと思います。

    率直な感想です。本年度もかなり波乱万丈な旅をしたな。

    1. 年末年始にかけて京都・大阪への旅(京都は東急ホテル泊)
    2. 〈1月〉石垣 2泊3日ぼっち
    3. 〈4月〉山口・萩(常茂恵旅館)
    4. 〈4月〉那覇 2泊3日ぼっち(ハーバービュー、ヒルトン那覇)
    5. 〈5月〉ニセコ・札幌 2泊3日(ヒルトンニセコ、京王プラザ)
    6. 〈6月〉千葉・舞浜(シェラトン・グランデ・東京ベイ)
    7. 〈6月〉那覇 2泊3日ぼっち(ハーバービュー、ヒルトン那覇首里城)
    8. 〈8月〉ホーチミン(インターコンチネンタル・サイゴン)
    9. 〈10月〉メキシコシティ・グアナファト ぼっち
    10. 〈11月〉イタリア・ミラノ・シチリア(カターニャ・タオルミーナ)
    11. 〈12月〉箱根(大平台みなと荘)

    改めて振り返ってみると、国内外共に自分の大好きな土地ばかりに行っていたね。まあ、しょうがないか。メキシコはコロナ前の2018年夏にマチュピチュとイグアスに訪れた際に立ち寄っただけでしたが、今回改めて少し長い滞在をして、本当に魅力的な土地だと思いました。

    古代遺跡好きには、エジプト・メキシコ・ギリシャはすばらしいね。現代の繁栄はないのにね。昔の人は偉かったね。道端で食べるタコスは旨いよ。パイナップルとライムが鍵だね。それをコロナビールで流し込むわけです。

    そしてメキシコシティにある「国立人類博物館」は圧倒的な古代の展示物の量と質で圧倒されました。エジプトのカイロにある「エジプト考古学博物館」とこのメキシコの博物館が東西の横綱だと思うのです。

    そして、11月には10年ぶりにシチリアに再上陸した旅も思い出深いね。タオルミーナの美しさはアマルフィ級だと思います。むしろショッピング街などはタオルミーナの方が高級感はあるね。そして、やっぱりミラノで盗難にあったのでした。また、イタリア警察に行くとは思わなかったね。1年ぶりに食したオッソブッコ美味かったし、ドゥーモ前であの“ボチェッリ”の生歌を目撃できたのも嬉しかったね。

    国内に目を向けると、石垣に初上陸したのですが、街は結構寂れているよね。那覇の繁栄とは別物です。もっとリゾート感を出してほしいね。そして、箱根の大平台みなと荘は今後もちょくちょくお邪魔しそうで、快適でした。

    それにしてもアメリカには円安とホテル台の高騰で足が向かなくなったね。

    来年の旅で決まっているのは、1月の那覇だけですが、家庭の事情でJALというかワンワールド系に寄せなくてはならないので、ヨーロッパではフィンエアーかブリティッシュ・エアウェイズ、3年ぶりに南米にも行きたいな。是非ともリオデジャネイロに行ってみたいな。

    そんな2022年の旅の回想録でした。

    Bon Voyage!ボン・ヴォヤージュ!



  • [シチリア・ミラノ旅行記8]タオルミーナは素晴らしい、グランブルーの絶景レストランは休業中(2)

    [シチリア・ミラノ旅行記8]タオルミーナは素晴らしい、グランブルーの絶景レストランは休業中(2)

    タオルミーナの日帰り旅行の続きです。

    イゾラベッラで楽しいひとときを過ごし、まだロープウェーで崖の上に戻ります。時間も1時30分となり、ランチを食べようということになったのです。

    ランチでは是非に行きたいレストランがあったのです。映画「グランブルー」の絶景レストランです。このレストランは「UNA HOTELS」内のレストランなのです。

    そして、こちらホテルはタオルミーナの中心街から少し離れています。自分たちは路線バス(片道1ユーロ)を利用して訪問しました。行きは下りですので歩いてもいけますが、帰りは上りなのでまず無理ですね。

    そして、その絶景レストランでビールと、頭の中では妄想状態です。ホテルの入り口に行くと、何か不吉な雰囲気です。人気が全くありません。コロナで潰れたのかな?(失礼)

    入り口の張り紙を見ると、「改装中で休業」とあるではありませんか。ここまで来て、残念無念です。お腹もすき、急いで転身です。再度、路線バスで崖の上に戻ります。

    歩きながら良さげなお店を物色します。比較的落ち着いた感じの市街地に入るメッシーナ門の近くの「SAPORI DI MARE」にします。テーブルにはクロスもかかっています。

     

    女性陣はティラミスとカプチーノです。自分はビール大と生牡蠣2個を注文です。

    だけど、生牡蠣がサーブされないのです。確かに注文したのですが、家族の間ではおそらく新鮮なのがないので、どこかに買いに行ったのよと。

    待てど暮せどやっぱりサーブされません。もうビールでお腹が満たせたので、あえて何も言わずです。地元の人たちが利用する良いレストランでした。美味しそうな惣菜もありましたね。

    帰りのバスは16時45分でしたので、メイン通りでショッピングです。このショッピング通りには驚きました。高級でセンスのよいお店が並んでいるのです。お土産屋さんもありますが、明らかに他のイタリア観光地の通りとは各が違います

    昨日も書きましたが、パテック・フィリップとロレックスの専門店もあるのでわかります。

    小道もこんな感じでセンスが良いです。本当は、ギリシア劇場に行きたかったのですが、ショッピングに夢中になり、今回は断念です。また次の機会でよいかな。

    そして、余談です。このタオルミーナ訪問時に自分としては是非行きたいところがあったのです。サヴォカ(Savoca)という村のカフェです。タオルミーナ近郊の海沿いの山の上にあります。その村には、映画「ゴッドファーザー Part1」でマイケルがシチリアに避難していた際に登場したアポロニアのお父さんが経営するバールがあるのです。あのアポロニアを見初めたカフェです。自分のその場所に座って写真を撮りたかったんだな。

     

    現地でわかったのですが、その村に行くには車で40分ぐらいかかるのかな。料金も片道45ユーロぐらいです。バス停にも“タクシーで行くサヴォカ”という張り紙がありました。

    当然、サヴォカまで行く時間的余裕はないのは自明です。次の機会にね。

    帰りは日没間近です。当然、帰りはエトナ山の写真などは撮れません。ご注意を。

    だけど、タオルミーナには感心しました。実にスノビッシュな感じで奥が深い街です。

    シチリア観光では是非時間をたっぷりとっての観光をオススメします。少なくとも1泊はしたいな。

    [シチリア・ミラノ旅行記9]カターニャのレストラン紹介、本日は「Trattoria la Pentolaccia」、デザートは名物“カンノーリ”で決まり!






  • [シチリア・ミラノ旅行記7]グランブルーの舞台、タオルミーナは絶景なり、高級感あるリゾート、崖の上にあるのね(その1)

    [シチリア・ミラノ旅行記7]グランブルーの舞台、タオルミーナは絶景なり、高級感あるリゾート、崖の上にあるのね(その1)

    シチリア上陸の2日目に“あのグラン・ブルーの舞台”となったタオルミーナ(Taormina)に日帰りでバスで行ったのです。

    まずは、そのタオルミーナの感想です。一言、実にすばらしい景観の高級リゾートです。自分はアマルフィもポジターノもカプリもチンクエ・テッレ(Cinque Terre)にも行きましたが、高級感では一番かな。何故なら、ショッピングエリアにはあの時計のパテック・フィリップの専門店もあるぐらいですから。購買力のあるリゾート客が来るのでしょう。景色も凝縮されています。自分的にはお気に入りの地になったのです。

    まずは、カターニャからタオルミーナへの行き方です。カターニャのバス乗り場は旧市街の一角、鉄道のカターニャ駅のすぐ近くにあります。塀で囲まれているエリアです。そこにカターニャを起点とするバスがひっきりなしに発着を繰り返します。カターニャからタオルミーナまでは片道1時間、往復で9ユーロです。

    バスは1時間に約1本ですので、行かれる方は時間を確認してからが時間のロスがないと思います。時刻表はこんな感じです。

    バスのチケット売り場は、バス停の塀の外の20メートル先にあります。観光客はこの売り場を知らない人が多く、自分にも尋ねられた次第です。もちろんクレカも使えます。

    行きのバスでエトナ山を間近に観たい人は進行方向の左側の席に座れば、ナイスショットで写真もとれます。実はタオルミーナは海岸線に広がる街だと勝手にイメージしていたのです。だけど、街の中心は崖の上にあるんだな。眼下に青い海を見下ろすという絶景の地です。だから、バスも山道をほぼ360度のカーブを何回も切り替えして、登っていくのですね。

    まあ、すごい道でした。ペルーのマチュピチュに行く道みたいでした。

    タオルミーナのバス停は街の中心から徒歩で7-8分のところにあります。

    自分たちは到着後、まずは映画「グラン・ブルー」のロケでも使われた、美しい入江にある小島「イゾラ・ベッラ」(Isola Bella)を目指します。バス停のすぐ近くにイゾラ・ベッラに行けるロープウェー駅があります。

    往復で6ユーロです。とてもじゃないけど、下りでも歩くのは無謀というものです。下に降りてからその目指す入江に降りる階段があります。キレイな花に囲まれた天国のような小道です。帰りはこの木道の階段、かなり体力を消耗します。

    入り江の海水浴場はシーズンオフですので少し閑散とはしていますが、ビーチパラソルを指して日光浴とこの季節でも海に入っている人もちらほらいます。

    確かにタオルミーナの下界は暖かいです。

    自分たちも写真撮影会のこどく、写真を取りまくります。

    このイゾラ・ベッラ観光ですが、ロープウェーも頻繁に来るわけでもないので待ち時間も含め2時間ぐらいの時間は費やしますね。

    タオルミーナは話しが長くなりそうなので、2回に分けて書きます。続きは明日に。

    [シチリア・ミラノ旅行記8]タオルミーナは素晴らしい、グランブルーの絶景レストランは休業中(2)




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  • [シチリア・ミラノ旅行記6]カターニャの「Four Points by Sheraton」は街から少し離れているが、お薦めできるホテル、風光明媚だよ

    [シチリア・ミラノ旅行記6]カターニャの「Four Points by Sheraton」は街から少し離れているが、お薦めできるホテル、風光明媚だよ

    再度、シチリアとミラノの旅の話しに戻ります。

    今回のシチリア旅行の拠点はシチリア島の東側のシチリア第二の都市のカターニャにしました。ここを拠点にタオルミーナなどを訪問しようと思ったのでした。

    行ってみての自分の感想です。タオルミーナは確かに大変魅力的なところです。それと比べるとカターニャは大きな街ですが、まあそれだけかなと思います。タオルミーナはカターニャ空港からバスで1時間で行けます

    タオルミーナは小さな街ですが、世界的な観光地でもあり、ホテルが安ければ泊まるという選択肢もありです。ただ、自分が訪問した11月下旬はシーズンオフなのか、多くのホテルが休業中という印象です。(映画グランブルーに登場した崖っぷちにあるレストランのホテルも改装中で休業中でした)

    自分たちがカターニャにしたのは、ここからは交通の便がよいのと(四方八方にバスが出ている)、ホテルの選択肢があるということなのでした。

    そして選んだのが、「Four Points by Sheraton Catania」です。今までの旅人生で地元ホテル系は当たり外れが多いので、冒険を侵さず、大手チェーン系のホテルがあればそちらをチョイスです。ホテルのステイタス(ここではMarriot Bonvoy)のこともあるしね。

    そして、ここが魅力的だったのが料金の安さです。シチリアには3泊したのですが、1泊あたりのホテル代が86ユーロだったのです。(税金・サービス料は別途)シーズン外とはいえ、魅力的な値段です。

    立地などは考えもせず予約です。まあ、Cataniaと名前が付いてSheratonなら問題なかろうと。だけど、かなり街の中心から離れているんだな、これが。(現地に着いてこの事実を知ったのです)

    UBERやタクシー利用で街の中心(旧市街)まで18ユーロぐらいかかります。余談ですが、カターニャのタクシーでクレカ決済ができることは驚いたな。

    立地はすぐ前が海で海岸線が続く高級住宅地にあります。朝は海岸べりを走る人がたくさんいます。実にのんびりとした風光明媚な抜群の立地(車利用の人にとっては)です。

    路線バスもホテル前から出ているようですが、当方は3名でしたので、時間の無駄も考え、バスは一度も利用していません。

    そして、ホテルの周りにはほとんど飲食店もコンビニもありません。数件の飲食店はあるようですが、グーグルによれば。

    ホテルは開放的な作りです。ロビーもよい雰囲気です。

    お部屋も30平米以上のお部屋です。ベランダも広いです。デッキチェアもあります。エキストラベッドを入れても全く問題ない広さです。水回りも全く不満ありません。ただ、バスタブはありません。

    朝食ビュッフェは一度食べましたが、少し割高と思ったので一度きりでした。朝食付きプランを格安で予約できるのならありだと思います。

    豪華ではありませんが、普通のハムや卵料理、チーズなどのイタリア朝食ですね。但し、オムレツコーナーや朝シャンはありません。

    そして結論的に言うと、最初は毎回かかるこの交通費はどうかと思いましたが、この安さと設備・環境を考えれば自分たちでも再度訪問でもここを選ぶかな。なんでも安心できるホテルは別格です。どうせ往復の交通費も1日に1度しか往復しないので。

    こんな感じで、ホテル情報が少ないカターニャですが、「Four Points by Sheraton Catania」はオススメできるホテルです。

    [シチリア・ミラノ旅行記7]グランブルーの舞台、タオルミーナは絶景なり、高級感あるリゾート、崖の上にあるのね(その1)






  • ミラノからどこへ行くか!そうだ、シチリアに行こう、easyjetとRyanAirでカターニャまでひとっ飛び、航空券を確保

    ミラノからどこへ行くか!そうだ、シチリアに行こう、easyjetとRyanAirでカターニャまでひとっ飛び、航空券を確保

    昨日のブログでは急遽11月中旬に決まった特典航空券利用での東京-ミラノ往復のチケットを抑えたところまで記したのでした。ミラノはショッピングとグルメ目的なので、3日間もあれば十分なのです。

    さてそこからどこに行くかです。inとoutのミラノ縛りだけです。電車で行くか、LCCを利用するかです。だけど、ミラノから上の方は季節も季節なので寒い方には向かいたくないな、そんな心境です。

    電車でフィレンツェあたりのトスカーナに行く旅程が一番安易だと思うのですが。ヴェネツィアはこの季節ではキラキラしていないんだろうな。

    コロナ前まではヨーロッパに行ってよく使っていたLCC大手はeasyjetとRyanAirです。自分的に好きなのは辺鄙な空港を使わないeasyjetの方なのですが。

    早速調べてみると、パリでもロンドンでもマルタでも30-40ユーロ/人というチケットがゴロゴロ出てきます。だけど、ロンドンやパリに行ってもミラノで買い物は十分なので、行く必要はないかな。

    そんな時に頭に浮かんだのが、シチリアなのですね。自分ひとりでもシチリアを2-3週間かけて回りたいなと思っていたのです。

    シチリアには以前一度訪れているのです。それは2010年夏にアルジェリアのチュニスを訪れた際、フェリーでシチリアに渡ったのでした。下船した港はトラーパニ。深夜12時着。埠頭を30分ほど歩いて最寄りのバルに駆け込み、タクシーを呼んでもらい、パレルモのヒルトンへ。高速をぶっ飛ばして2時間半と4万円支払ってホテルに朝の4時に到着したという苦い思い出が。確かパレルモにも2泊したのかな。今となっては非常に良い思い出です。

    昔話に花が咲き、失礼しました。

    12年ぶりにシチリアはどうかな。パレルモ側ではなく、反対のカターニャ便を調べます。カターニャの近くにはあのタオルミーナがあるのですね。グラン・ブルーの舞台です。一度行ってみたかった憧れの地です。その近くにはゴットファーザーを撮影した村があるのです。あのマイケルがシチリア逃亡中に立ち寄った坂道の角のカフェに一度行きたいんだな。

    というわけで、ミラノ-カターニャを調べます。easyjetは復路(日曜日)の便がかなり高額になっています。というわけで往路はeasyjet、(復路)はRyanAirでベルガモ着という便を3名分・合計約30,000円で確保したのです。

    そして、カターニャにはFour Point Sheratonがあるのですね。初めて知りました。ここで3泊の予約もOKです。

    というわけで、シチリアではカターニャからほど近い憧れのタオルミーナにいよいよ行けそうだな。楽しみです。

    このブログをアップすれば、メキシコに行くために成田空港に向かいます。

    アディオス!