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  • 現代の評価なら「リオ・ブラボー」より、レオーネの「ドル3部作」だよね

    現代の評価なら「リオ・ブラボー」より、レオーネの「ドル3部作」だよね

    2024年4月20日(土)

    来週はマレーシアに行くので、映画館に足を運べるのは本日だけです。

    今日は楽しみしていた映画を観たんだよ。その映画とは西部劇の「リオ・ブラボー」なのです。何故、今頃、劇場で突然公開するのか?

    濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』公開記念だからなのです。

    名匠ハワード・ホークス監督がジョン・ウェインを主演に迎えた1959年の西部劇映画 濱口竜介、ビクトル・エリセ、エドワード・ヤン──名匠たちの心にある伝説的傑作 濱口竜介監督がかねてよりフェイバリット映画として名を挙げている本作 4/26(金)ロードショーの濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』公開を記念し1週間限定上映!

    映画はこんな感じ。

    名匠ハワード・ホークス監督がジョン・ウェインを主演に迎えた1959年の傑作西部劇映画『リオ・ブラボー』。濱口竜介監督以外にも、ビクトル・エリセ監督が今年2月に公開された31年ぶりの新作『瞳をとじて』で、エドワード・ヤン監督が1991年の傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』でそれぞれ本作への直接的なオマージュを捧げているほか、ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール、グレタ・ガーウィグらもハワード・ホークス、そして本作からの影響を公言する、まさに伝説的作品である。

    ストーリーです。

    保安官チャンスは、メキシコ国境近くの町リオ・ブラボーでならず者ジョーを殺人現行犯で逮捕する。しかし、ジョーの兄でこの町を牛耳るネイザンが弟の釈放を要求して町を封鎖、金で雇ったガンマンたちを町に送り込んでくる。住民は怯えて誰もチャンスの味方につこうとはしない。彼の味方は片足の不自由な老人スタンピーとアル中の保安官助手デュード、そして町を通りがかった早射ちの若者コロラドだけだ。彼らはガンマンとしての意地を賭けて果敢に立ち向かう。

    30年ぶりぐらいに観たかな。劇場で観ての自分の率直な感想。名だたる大監督がフェバリットと言っている意味が全くわかりません。話しの展開もあまいし、まるでテレビの昼のメロドラマのような映画と思いました。時代を感じさせる映画だね、良い意味ではなく。どこがいいんだろう。

    おそらく当時は評価が高かったんだろうな。

    これと比較するならあのレオーネ・モリコーネ・イーストウッドの「ドル3部作」のマカロニ・ウエスタンでしょう。1ケ月前にこの3本を劇場で観ましたが、痺れたね、全く古臭さを感じず、現在観てもこれは傑作だよね。ひれと比較すると、やっぱり自分的にはダメだね、「リオ・ブラボー」。

    当時はマカロニと馬鹿にされていたレオーネの3部作の方が圧倒的に傑作だと思います、きっぱり。

    その当たりは当時、アバとクイーンの音楽がミーハーと馬鹿にされていたのと同じだね。生き残ったのは、アバだしクイーンだよね。

    日比谷で「エドワード・ヤンの恋愛時代」を観る、これ大傑作だよ、あの人オードリー

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  • 「ドル3部作」はまさに三方よし(監督・俳優・音楽)の映画、そして「おつな寿司」もね

    「ドル3部作」はまさに三方よし(監督・俳優・音楽)の映画、そして「おつな寿司」もね

    2024年3月28日(木)

    イタリアはナポリへの旅行記が続いていますが、本日は小休止を。帰ってきたからの近況を。

    まずしたことは、あの「ドル箱3部作」と言われる西部劇を観たことです。これは見逃せません。今週観たのは、この2本。

    • 『荒野の用心棒』
    • 『夕陽のガンマン』

    今回のこの企画はこんな感じです。

    不滅のマカロニ・ウエスタン3大傑作、日本初一挙上映! 面白くてカッコいい映画の原点にして頂点、それが《ドル3部作》だ

    《ドル3部作》 The Dollars Trilogy とは、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』という3本のイタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンの総称。

    黒澤明監督の時代劇『用心棒』( をリメイクした『荒野の用心棒』は、1964年9月にイタリアで公開され、当時の興行記録を塗りかえる爆発的なヒットに。その勢いは瞬く間に世界中に広がり、各国でマカロニ・ウエスタンの一大ブームを巻き起こした。

    欧米ではスパゲッティ・ウエスタンと称されたこのジャンルは、70年代半ばまでの約10年間に500本近くが作られ、中でも主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネの出世作となったこの3 本は、3年連続イタリア年間興収NO.1になっただけでなく、マカロニ・ジャンル傑作中の傑作として、初公開から60年近くたった今でも世界中のファンに愛されている。

    さらに『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノ、ジョニー・トー 『エグザイル/絆』 、キム・ジウン 『グッド・バッド・ウィアード』 、チャド・スタエルスキ 『ジョン・ウィック』シリーズ といった映画監督たちをはじめ、漫画家、アニメーター、ゲームデザイナーら、世界のサブカルチャーの担い手たちに絶大な影響を与え続けている。

    ただただ、痺れました。音楽よし、俳優よし、監督よしの三方あっぱれです。次は『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』です。名作はいつも観も名作なり。

    しそして、海外から帰ってきたらこれを食べたくなるね。“The すし”です。

    先週土曜日は六本木の「おつな寿司」へ。19時に3名で訪問です。

    入口近くのカウンターには欧米カップルが2組づつ。若大将がお相手です。我々は奥カウンターで大将の握りです。

    今日のつまみは、“ほたるいかの漬け”と“かつおの刺身”です。どちらもビールにバッチリです。つまみで瓶ビールを完飲、早、芋のお湯割りです。つまみから危険な香りがします。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たい
    • さば
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ずわいがに
    • 大トロ
    • いくら
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    後半戦のどこかで玉子焼きはあったのですが、失念。

    最後のデザートは抹茶アイス最中。本日の白眉は“大トロ”でしたね。

    本日も美味しゅうございました。ご馳走様でした。

    「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を鑑賞、天才の仕事場を見れるだけでも奇跡のようなことだよ