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  • 中田工芸から歌舞伎座の檜舞台の檜材から作られたベルトハンガーが数量限定で販売された。即決購入でした

    中田工芸から歌舞伎座の檜舞台の檜材から作られたベルトハンガーが数量限定で販売された。即決購入でした

    中田工芸という会社があります。自社ブランドで「NAKATA HANGER」の展開されており、つまりハンガーの製造と販売をされている会社なのです。

    たかがハンガー、されどハンガーなのです。

    NAKATA HANGERのハンガーは服のプロが利用する必須アイテムなのです。衣服が綺麗に見栄えし、服も長く品質を保てるハンガーなのです。

    先日、J-Waveを聞いていたら、バイオリニストの葉加瀬太郎さんが中田工芸の社長さんを招いてトークをされていたのです。葉加瀬さん曰く、自分のクローゼットの中はハンガーはすべてNAKATA HANGERに替えたとのことです。びっくりしました。

    自分もNAKATA HANGERを5本持っていますが、価格が高価で全部買い替えるというところまでには至っていないのです。完全に葉加瀬さんに負けたのでした。

    中田工芸株式会社は 1946 年の創業以来、絶えず変化し成長するファッション文化の中で、日本のアパレル企業の非常に高い要求レベルに応え続けてきた国内唯一の木製ハンガー専門メーカーです。

    NAKATA HANGER とは、そんな中田工芸がユーザー視点でハンガーを見つめ直し、今まで蓄えてきた技術と知識と経験を最大限に発揮してこだわり抜いた Made in Japan の木製ハンガーです。職人の技によって1本1本生み出されるハンガーは、「無駄のないデザイン」と「洋服のシルエットを保つための機能」を併せ持ちます。

    そこには、時代を経ても変わることのない普遍性が存在します。 ギフトでも幅広く利用されるのも NAKATA HANGER の特徴です。大切な人への贈り物として、結婚式の引出物としても好評をいただいています。

    そこには「ふくをかける」という願い、つまり洋服だけでなく幸福もかけてほしいというコンセプトがあります。贈る人や使う人が幸せになってほしいという思いを込めて、職人が一本一本丁寧に手作業で作っているから、ぬくもりのあるハンガーになっています。

    私たちはハンガーの可能性を追い求め、その魅力を世界に発信し続けると同時に、木製ハンガーを通じて心豊かな暮らしを提案していきます。

    そんなNAKATA HANGERから、先日、eメールが届いたのでした。何でも、「歌舞伎座 ベルトハンガー販売開始のお知らせ」というものです。

    歌舞伎座の檜舞台がハンガーに生まれ変わる

    日本を代表する劇場であり古典・新作ともに活発に公演を行い日本の文化創出の拠点となっている歌舞伎座。2013年の第五期歌舞伎座開場以来多くの歌舞伎俳優によって名舞台が演じられてきた檜舞台。2020年春に檜舞台の板の張替えが行われました。

    松竹株式会社と株式会社歌舞伎座の「舞台としての役割を終えた檜材を活かしたい」という想いに中田工芸が賛同し、この歌舞伎座ハンガーを製作いたしました。檜舞台板には舞台装置によってできた傷や釘穴が残っています。完成品のハンガーに釘打ちの跡が残っていますが、パテ埋めをして釘穴を塞いでお召し物が引っ掛かりにくくなるように加工をしております。 傷があった部分はその部分を削った後、丁寧にヤスリで磨いてなめらかな状態に仕上げました。

    歌舞伎の歴史が刻まれた檜舞台板を使い、熟練の職人の技によって1本1本生み出された唯一無二のハンガーです。

    今回売り出されたのが、こちらのベルトハンガーなのです。歌舞伎座の檜材で作られたベルトハンガーです。数量限定品。全部にシリアル番号が入っています。お値段は、3,300円(税込・送料込)です。1人1点しか買えないのです。

    自分はこのお知らせを見て、即決購入したのでした。これはお値打ちものと察しました。

    そして、先日、その商品が届いたのでした。自分のシリアル番号は“B-036”との刻印があります。良い買い物でした。キッパリ

     

     

  • 中田工芸が製造するハンガーはクロウト筋には高級品で有名、「服を掛ける」と「福をかける」とは

    中田工芸が製造するハンガーはクロウト筋には高級品で有名、「服を掛ける」と「福をかける」とは

    日本経済新聞のエッセイを読んで、何を血迷ったのか、無性に良いハンガーが欲しくなったのでした。

    その記事は2019年12月12月の「あすの話題」というエッセイだったのです。

    タイトルは「中田ハンガー」。執筆者は劇作家の平田オリザさんでした。

    私の暮らす兵庫県豊岡市日高町に中田工芸という会社がある。

    この会社は典型的なオンリーワン企業で、ほぼハンガーのみを取り扱っている

    創業家の中田さんご一家は、私の家の2軒隣に3世代で暮らしており、公私ともにお世話になっている。

    「うちのお隣さんは、ハンガーを作っていらっしゃいます」と言うと、「版画ですか。やはりアーティストの多い町なのですね」と勘違いされるのだが、版画ではなく「ハンガー」だ。

    中田工芸は主に、アパレルや高級ホテル向けのハンガーを製造している。

    1本数万円の高級ハンガーや漆塗りの特注品もあり、山陰を走る観光列車「瑞風」(みずかぜ)にも納入されていると聞いた。

    ハンガーなど、どれも同じだろうと思うだろうが、実際に中田工芸のハンガーを手に取ってみると、たしかに素人でも違いがわかる

    ただ、数万円のハンガーに掛けるべき服を持っているかというのは別の話になるが。

    最近、東京の小学校の卒業式では、保護者が子どもたちに名前入りのハンガーを贈ることが流行っているらしい。

    「服を掛ける」と「福をかける」を掛けていて縁起物としても重宝されているようだ。

    (後略)

    自分は、この中田ハンガーは全く知らない世界の逸品だったんだな。

    そして、東京の小学校の卒業式で名前入りのハンガーを贈ることが流行っているなんて、初耳です。

    世の中、何が起こっているかわからないものです。

    文中では、この中田工芸社のハンガーは主にB to B向けのハンガー販売をしていると思ったのですが、楽天で検索してみると中田工芸社の公式ショップもあり、個人向けにも販売しているのですね。

    早速のぞいて見ると、例えば男性もののハンガーで「AUT-05/w430/木製メンズスーツハンガー/マーズブラウン」という商品は、1本 4,400円(税込)というものがあります。

    機能とデザインが融合した弓なりの湾曲。標準メンズサイズの幅430ミリ。

    NAKATAHANGERのロゴシルエットにも通じるメンズ用木製スーツ・ジャケット用ハンガー。

    肩から肩先にかけての湾曲だけでなく、肩先の丸み、首の後ろの丸みなど、人体の骨格に近いアールを再現しています。

    肩先の厚みが57ミリございますので、コートハンガーとしてもご使用いただけます。 木部の仕上げは、赤みを感じる茶染めの「マーズブラウン」。木目に染み入る自然の濃淡が落ち着きと渋みを与えます。

    ゴールド色の金具とのコントラストが高級感をいっそう高めるハンガーです。 フックは、お好きな方向に回して固定してお使いいただけます。

    サイズは日本人男性に最も多いレギュラーサイズの幅430ミリ。

    ハンガーを集める趣味はありませんが、一度、中田工芸社のハンガー、購入してみようかな。(実際に購入しましたよ)

    平田オリザさんと同様に自分も、数万円のハンガーに掛けるべき服を持っているかというのは別の話にしたいと思いますが、興味津々です。

    (追記)

    あの葉加瀬太郎さんのクローゼットのハンガーはみな中田工芸社のハンガーに変えたとのことです。J-Waveで聴いたよ。

    土井善晴さんのおすすめのお弁当箱は、「竹のお弁当箱が一番良いです」と