タグ: バブル

  • 高級カメラほどよく売れる昨今、これをバブルと言わずして何と言う、ライカもね

    高級カメラほどよく売れる昨今、これをバブルと言わずして何と言う、ライカもね

    2024年8月2日(金)

    昨日の木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    お昼すぎに銀座の絵画教室に出かけます。 教室は13時から2時間です。 3回で東京の下町の川べりの風景を水溶性インクを使って描く、3回目です。本日は着彩です。

    何気ない風景ですので、ほぼグリザイユだけで描いていきます。というわけで、こんな感じの絵が出来上がりました。くすんだ感じの風景です。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。

    これまた変わらず、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。まずはビールから。入り口のカウンター席でまったりです。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。やっぱり東京ラーメン、美味いね。本日は行列はありませんでしたが、ビールを飲んでいるとスペイン系の6名がやってきて、おばちゃんと翻訳アプリを経由で会話しています。よく“共楽”を見つけたね、あなたはえらい

    本日の話題はカメラについてです。新製品でも高いカメラほど売れるんだね、すごいことになっているよね。

    数ヶ月前に自分が手に入れたかったカメラがこちら。

    • FUJIFILM X100VI 281,600円(税込)

    発売日当日に瞬時に売り切れ、メーカーの販売サイトのサーバーもアクセスできないぐらいの争奪戦。それから数ヶ月たっても在庫なしの状況です。

    いくら世界中で販売すると言っても、こんな高級カメラが瞬間蒸発で売れるのはおかしいと思うのですが、超バブルでは

    そんな中、代替品として注文したのがオリンパスのこちら。

    • OMデジタルソリューションズ E-P7 101,502円

    外出や旅行に持って行くには最適な大きさのカメラだったのでね。こちらのカメラも大人気で、ビックカメラなどの量販店に行っても在庫なしです。

    そして注文を受付ていたコジマオンラインで3月末に注文です。売買契約は成立して、「メーカーの生産待ち」という状態が3ケ月。この7月中旬にようやく届いた次第です。

    そして極めつけは、この7月末に全世界で発売されたかのライカの「ライカD-LUX8」です。

    自分もライカオンラインで予約を入れましたが、こんなメールが届く始末です。

    ライカD-LUX8」につきましては、世界的に予想を大きく上回るご注文をいただいているため、お届けまでに大変長くお待ちいただくことになる見込みです

    こんなに高級カメラがバカ売れするのであれば、メーカーは作って売ればバカ儲けできるのではと思う自分。どこか世界はおかしいよね。カメラはiPhoneで十分なのに。

    そして、銀座の共楽からの帰り、銀座のルイヴィトンの前には長蛇の列。そんなにしてまで買うかな、円安バブルというか、バブル最高潮なのではと思う現象です。

    ソニーのデジタル一眼カメラα7Rのストラップなら、これイチオシ。ロッククライミングのロープの「トポロジー」が最適だよ

    [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

    オリンパス PEN E-P7 ボディ ホワイト ミラーレス一眼カメラ ペン OLYMPUS
    価格:104,040円(税込、送料無料) (2024/8/2時点)

     



  • あまりにも強大な成功に負けてしまったビージーズ 、世界中をフィーバーさせたらね

    あまりにも強大な成功に負けてしまったビージーズ 、世界中をフィーバーさせたらね

    本日はGW開けなので軽い話題を、だけど内容は濃いよ。

    およそ半年前に劇場で「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」というドキュメンタリー映画を見たのでした。半年たってもまだ記憶に残っているのです。

    ビージーズと言えば、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」です。映画は1977年に公開ですね。主演のジョン・トラボルタの超々出世作どころが、時代をフィーバーさせた映画です。この映画とその時代がいかにすごかったかは世代で実感してわかっているのは今の世代で言えば55歳以上ぐらいかな。

    自分もこの映画の時代、山口県の萩という田舎町で青春を送っていました。そんな田舎町にいても何か時代がフィーバーしている熱気がわかったのでした。パチンコ屋さんは本当にフィーバーしていたもの。振り返れば、いろいろあったけど日本はここから、1989年のバブル崩壊までが最高潮で時代が酔っていた時代だったね。

    もとい、今日はビージーズの話しです。どうしてこの「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」という映画が頭に残ったかは、映画の中で本人たちも語っているように、この「サタデー・ナイト・フィーバー」での映画での楽曲の成功があまりにも巨大すぎて、その後はこの巨大な成功のプレッシャーに負けてしまったということ。要は音楽という枠を超えて楽曲が時代を狂わせてしまったということ。本人たちにも分かっていた、もうこれ以上の成功はないと、時代を狂わせるほどのね。

    その前までもヒット曲連発していて、有名だったビージーズ。この映画の数年前から普通のポップスから時代を予見してディスコ調を取り入れていたのでしたが。

    現に「サタデー・ナイト・フィーバー」の2大ヒット曲はこの2つ。

    • 「ステイン・アライヴ」
    • 「ナイト・フィーヴァー」

    曲名からしても、「ステイン・アライヴ」は“俺、生きているよ”というそんなヒット狙いの曲名でもないんだね、本人(バリー・ギブ)も言っているようにね。

    やはり時代の空気というものは怖いものです。映画のストーリーも大したことないです。だけど、あのジョン・トラボルタの白い安っぽいスーツ姿で片手を挙げている姿と「ナイト・フィーヴァー」の曲がかかればその時代だもの。

    時代の空気を変えたということでは、BTSなんかもかなわないと思います。どうしてかは、全世界をフィーバーさせたのはこれだけだもの。マイケルのスリラーは巨大な成功だったけど、時代の雰囲気は変えなかったもの。

    ちなみに参考までに。

    クィーンの「We Are the Champions」は1977年。

    アバの「マンマ・ミーア」は1975年。

    雰囲気の似ているリチャード・ギア主演の「アメリカン・ジゴロ」は1980年。主題歌の「コール・ミー」(ブロンディ)、これはいいよ。

    また話しはビージーズに戻ります。

    ビージーズと言えばやっぱりこの人。髪がふさふさのバリー・ギブです。映画では彼が言うには、この大成功のプレッシャーにより、徐々に表舞台から遠ざかり、他の歌手に楽曲提供することを主力にしたと。その大ヒットに、

    • Woman In Love / バーブラ・ストライサンド
    • ギルティ – “Guilty” / バーブラ・ストライサンド & バリー・ギブ
    • ハートブレイカー”Heartbreaker” / ディオンヌ・ワーウィック

    このヒットだけでもすごいよね。

    昔を懐古してもしょうがないけど、「ナイト・フィーヴァー」は本当にすごかったね。マイケルはその後だよ。あのオリビア・ニュートン・ジョンもこの2023年の2月に亡くなったしね。寂しね。時代はかけていくね。

    映画「サーチ2」を観て、デジタルネイティブ世代にはかなわないことを痛感したよ