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  • ペルージャで衝撃を受けたパスタに遭遇。その名は「Pasta alla Norcina」という。美味いのなんの!

    ペルージャで衝撃を受けたパスタに遭遇。その名は「Pasta alla Norcina」という。美味いのなんの!

    本日宿泊したペルージャはウンブリア州にあります。ウンブリアは海に接しない緑豊かな州ならではの食を楽しめ、黒トリュフなどが有名です。そんな食のペルージャで奇しくも昼と夜に同じ味付けのパスタを注文したのでした。

    違いはショートパスタかロングパスタかの違いで、味も全く同じなのでした。

    そのパスタの名前は、「Pasta alla Norcina」(生ソーセージのクリームパスタ)というものです。日本名にすると興ざめのネーミングなのですが、日本では食べたことのない絶品のお味だったのです。レストランでのお値段も実にリーズナブルだったのです。

    まずはペルージャでのランチに行ったレストランです。シェフのお薦めパスタ(THE CHEF RECOMMENDS)が、「Maccheroni alla Norcina, Traditional Recipe」(10ユーロ)

    こちらはショートパスタです。第一印象は、お肉系のパスタでかなり塩気の効いたパンチのある味と思った次第です。テラス席で赤ワインとの相性が抜群のパスタだったのです。素直に上手いな、と思わせるパスタだったのです。その時はこちらのレストランのオリジナルのパスタと思っていたのですが。

    そして、夕食です。昼間の食べ疲れもあって、夕食はホテルのレストランで軽く食べようと思ったのです。そして。パスタの中で一番おいしそうな名前のパスタを注文です。そして、出てきたパスタを見てびっくりです。手打ちのもっちり系のロングパスタなのですが、見た目は昼間食べたパスタと同じなのです。味もまったく同じなのでした。

    本当に偶然に昼夜同じ味のパスタを食べたのです。

    だけど、これが赤ワインと合うのです。実に旨しです。このパスタ気に入りました。

    作り方です。(Norciaという、ウンブリアのとある町の名前がついているように、もともとウンブリア出身の料理だそうです。)

    1. まずは生ソーセージを用意
      生ソーセージは豚ひき肉にハーブ類で味付けして腸に詰めただけの、過熱していないソーセージです。
    2. ソーセージは夫は皮から出してばらばらのひき肉状態で炒める
    3. ソースの作り方は超簡単。ソーセージを炒めて白ワインを入れてさっと煮、クリームを入れてまたさっと煮るだけです。うまみ、味付けはすべてソーセージから出てくるから、塩さえも必要ありません。
    4. フライパンに入ったままこのソースに茹でたパスタを入れ、またさっと煮る。最後に削ったパルミジャーノを少々。好みで唐辛子を足してもよい。

    この料理に使うパスタは、コレという決まりはありません。ショートパスタでも、ロングパスタでも、生パスタでもOK

    日本で生ソーセージが手に入らなかったら、たぶん豚挽き肉にハーブ・スパイス類を足してそのまま炒めても近いものができると思う。
    味から推察して生ソーセージに入ってるだろうなと思うものは、ニンニク、ナツメグ、フェンネルシード、黒コショウ、パプリカ、ワイン等々かな。

    クリームは常温保存のと冷蔵庫で売られてるのがありますが、やはり冷蔵庫の新鮮なクリームがおいしい。

    そして、イタリアから帰国後に家で再現です。

    家ではニョッキで再現しましたが、同じ味です。我が家のリピートになりました。

    お試しあれ。

     



  • ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ

    今回のイタリアの旅の目的の一つである、ペルージャの近郊にある村、ソロメオにある高級ニットブランドのブルネロクチネリを尋ねるためだけに、このペルージャを訪ね宿泊したのでした。

    ペルージャ(Perugia)は、イタリア共和国中部にある都市であり、その周辺地域を含む人口約17万人の街です。ウンブリア州の州都であり、ペルージャ県の県都であり、 1308年設立のペルージャ大学を擁する大学町でもあります。付近には有名な観光地のアッシジ(Assisi)もあります。

    そして、このペルージャには2泊します。自分はローマから入って、フィレンツェに鉄道でぬけるルートです。ローマとフィレンツェからどちらからでも鉄道で2時間から2時間30分程度の距離にあるます。

    ちなみに、このペルージャという都市ですが、日本人になじみがあるのは、あのサッカーの元日本代表の中田英寿さんが一時所属したチームがペルージャだったのです。だけど、この街ではサッカー漬けになるしかない(本当に何もない)街かな。(失礼)

    というわけで、こんな街なので、ヒルトンやマリオットなどの大手チェーン系のホテルはありません。そんな時は、仕方ありませんがエクスペディア経由でホテルの予約です。そして、予約したホテルがこちらの「ホテル サンガロ パレス」です。

    •  Via L Masi 9, Perugia, PG, 6121 イタリア

    宿泊料金は1泊約11,000円です。(税金等込、朝食付)

    ペルージャは坂道ばかりの都市なので、駅からも徒歩では無理です。自分の場合は、駅からホテルまでは11-12ユーロ程度でした。

    「ホテル サンガロ パレス」から旧市街の中心地(街一番の目抜き通り)に行くには、ホテルからエスカレーターを3本乗り継いでいきます。最後のエスカレーターを降りて、左側に道なりにいくと旧市街に行けます。中心地といっても5分も歩けば終わりという閑散さです。レストランとショップが少しある程度の街です。よって、イタリアと言ってもショッピングができる街ではありません。

    肝心のホテルですが、お部屋もコンパクトで綺麗で、特になにも問題ありません。これは貴重です。バスタブまでちゃんとあり、シャワーの水量も十分です。崖の下からホテルを見上げると、かなり大きいホテルです。

    朝食です。朝食はローマのヒルトン同様に、すてべのものを定員さんに言ってサーブしてもらう方式です。スクランブルエッグ、ハム類など定番のものばかりです。まあ特に不満もない朝食です。

    そして、ホテルの下には大きなバスターミナルがあります。ペルージャ中のバスの起点となっているようです。利用する機会はあまりないと思いますが、ペルージャの街を散策されるのであれば、最適な場所です。

    こちのらホテルはペルージャでも有名でタクシーの方なら誰でも知っていらっしゃるので、利便性は高いです。タクシーはホテルの前には待機できる場所はありませんので、必要に応じてフロントでタクシーを呼んでもららいます。1-2分ですぐに来てくれます

    アッシジに適当なホテルがあるかどうかは知りませんが、こちらのホテルはアッシジの観光にも最適かな。とにかく何の不満もなく、この料金で泊まれるホテルは貴重だと思いました。

    ペルージャに滞在される方にお薦めできるホテルです。もちろん駐車場もありますよ。

  • 昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    昔、中田英寿さんが所属していたペルージャの街は、坂道だらけの街だよ、ローマから2時間

    2021年10月のイタリア一人旅です。

    ローマは今までに何回も来ているので観光はパスして、1泊で切り上げます。

    そして、今回の旅の唯一の目的であるペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)のブルネロクチネリを訪問するために滞在するペルージャを目指します

    まずはテルミニ駅を目指します。きっぷの窓口でお姉さんにペルージャまでの2等席の発券をお願いしました。

    実際にテルミニ駅に来て、欧州の鉄道の非効率さを思い出したのです。

    出発便のプラットホームがなかなか決まらないのです。自分の乗る便の列車のプラットホームを、電光掲示板に表示されるまで、わからないのです。この非効率なシステムどうにかならないものでしょうか。

    何とか、テルミニ駅発10時16分の高速鉄道に乗車できました。

    この電車では、発車後、社内でチケットの確認は行われましたが、グリーンパスの提示は求められませんでした

    ペルージャまで、約2時間の乗車時間です。イタリアの内陸部、ウンブリア州の車窓が流れていきます。

    ペルージャに近づいていく(25分ぐらい手前)には、観光地で有名なアッシジ(Assisi)を通過したのでした。こんなに近いのであれば、ペルージャに宿をとって、アッシジも観光できますね。

    そして、初ペルージャです。あの中田英寿さんが3年間、サッカー人生を送った街なのですね。駅前の第一印象はかなりの田舎ですね。駅前のタクシー乗り場にタクシー待ちが1台もいなかったのもその印象です。

    ネットで調べた情報では、ペルージャの街は坂道だらけで、移動は徒歩では不可能ということでした。駅前から迷わずタクシーを待ちます。ホテルはペルージャで一番メインの旧市街下に位置する「ホテル サンガロ パレス」を予約しておいたのですが、ホテルまではタクシーで11ユーロかな。

    とにかく距離的にはそんなにないのですが、何せ坂道だらけなので、結構しんどい街ですね。

    そして、びっくりしたのは、情報どおり、旧市街のメイン通りは本当に何もないのですね。ゆっくり歩いて10分もあれば端から端まで歩けます。レストラン以外はほとんどないメイン通りです。ウンブリアの中心都市がこんな感じとは大変驚きました。

    だけど、綺麗な趣のあるイタリアの街といった風情ですね。

    自分でも、ブルネロクチネリを訪問する以外の目的で滞在することはまずないのかな

    この街に2日滞在です。少し無謀かな?

    ペルージャの「ホテル サンガロ パレス」はお薦めできるホテル、アッシジ観光にも最適だよ





  • イタリアはソロメオ村にあるブルネロクチネリに突撃。村にはバールが1軒あるのみとは

    イタリアはソロメオ村にあるブルネロクチネリに突撃。村にはバールが1軒あるのみとは

    2021年10月初旬のイタリア旅行です。旅の順序はとばして、今回の旅の目的でもある昨日行ったショッピングの話しを先に記憶が鮮明なうちに書こうと思ったのです。

    あの世界的に有名なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)を訪ねて、格安でその商品を購入したいと思ったのです。

    今回の旅行は、ローマinしてミラノoutの旅程なのですが、そのうちその世界的なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)を尋ねるためだけに、最寄りのペルージャに2泊したのでした。

    中の1日でブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)を尋ねるために、たっぷりの時間を確保しての訪問です。宿泊したペルージャは坂の多い、かなりの田舎の街といった風情です。(ペルージャの住民の方にすみません)

    とても徒歩で観光するには無理な街です。(あの中田英寿さんが一時、所属した街でも有名ですね)

    ペルージャ中心地のホテルからソロメオ村までは、バスはありません。(ホテルの人に確認しました)車で行くしか方法はありません。自分はタクシーで行きました。

    乗車時間は約20分です。参考までにペルージャからソロメオ村までは行きは30ユーロ(メーターなし)、帰りは37ユーロ(メーター有り)でした。

    行く前には、ブルネロクチネリで爆買をし、ランチは優雅に田園風景を見ながらのんびり楽しもうと思っていたのでした。

    まず、気をつけないといけないのは、ブルネロクチネリにはファクトリーとショップがかなり離れています。タクシーの運ちゃんはファクトリーと言って、そこまで連れて行ってもらったのですが、ショップはそこから急勾配の坂道を数分行くところにあります。

    タクシーの方にはショップと言わなければいけません

    そして、ブルネロクチネリのショップに到着です。念願の「聖地巡礼」と言った気分です。

    だけど、ショップの中に入ってビックリしたのです。事前の情報ですと、50%や70%オフといった情報です。だけど、自分が見たタグはかなりというか、相当に高いのです。

    お店の人に確認すると市中のお店よりは20%すべて安くなっていると、言われるのです。

    東京にいる家族とスマホで繋ぎながら、どの商品を購入するか議論白昼です。

    結局、購入したのはブルネロクチネリのシューズとスカーフだったのですが。

    だけど会計でつまずきました。久々の海外ショッピングということで免税扱いになるパスポートを持ってこなかったのです。イタリアの消費税は22%なので、約半額で変えたことになります。舞い上がってていた自分が悪いのですが、残念無念です。

    そして、こちらでは優雅なランチはありません。お店はブルネロクチネリのショップの下にバールが1軒あるだけです。ショッピングのあとはランチを楽しもうと思ってはいけません。お店の人にも確認したので、間違いないと思います。

    そして、タクシーもいませんので、お店で呼んでもらうしかありません。待つこと20分です。

    結局自分が思ったのは、ブルネロクチネリのこのショップを尋ねるには、余裕を持つならば、1泊で十分かな。宿泊後、翌朝にブルネロクチネリのショップを訪ねて、ローマかフィレンツェに行けばよいかと。どちらも2時間ほどで行けるので。

    決してブルネロクチネリのソロメロ村で優雅なランチを楽しみにしてはいけません。

    だけど、このブルネロクチネリのソロメオ村に行く情報がネットでも少ないんだな。

    是非、参考にして下さい。

  • あのブルネロクチネリの本社のあるイタリアのソロメオ村を目指すには、ペルージャからが一番無難かな

    あのブルネロクチネリの本社のあるイタリアのソロメオ村を目指すには、ペルージャからが一番無難かな

    2021年7月25日の日曜日の日本経済新聞に、自分も是非訪れてみたいとおもっていた場所の紹介記事が掲載されていたのです。

    今回のエッセイの執筆者はJ・フロントリテイリング取締役会議長の山本良一さんです。

    タイトルは、「笑顔あふれる村 ソロメオ」です。

    J・フロントリテイリングでは欧州での「投資家向け広報(IR)」に力を入れてきた。多くの投資家に合うため、タイトなスケジュールとなるのが通例だが、2019年には行ってみたい場所があった。

    それは、世界的なラグジュアリーブランド、ブルネロクチネリ(Brunello Cucinelli)の本社のあるイタリア・ペルージャ県ソロメオ村(Solomeo)だ。創業者のクチネリさんから誘われていて、ぜひ訪れてみたいと思っていた。ミラノからは時間がかかるのがネックだったが、クチネリ社のプライベートジェットを手配していただき訪問がかなった。

    ソロメオは丘陵地にある村で、見渡す限り人工的な巨大な施設は何もない。オリーブやブドウの畑が広がる。中世のままの風景がそこにあり、時間が止まったようだった。おとぎの国に紛れ込んだような不思議な気分に浸り、非常に感動したあの瞬間を今でも覚えている。

    クチネリさんは1978年、奥様が生まれ育ったソロメオにカシミヤニット会社を設立した。事務所は崩れかけていた城を買い取って、丁寧に改装した上で使用している。

    (中略)

    クチネリさんの経営スタンスは「人間主義的経営」と呼ばれている。生産者の気持ちを大事にするとともに、地球環境などへの配慮を欠かさない。

    (中略)

    クチネリさんは地元に劇場を復活させるなど心豊かな生活を重んじる。家族を大事にする、村の人を大事にするという精神は製品にも伝わる。着れば着るほど自分にフィットし、温かみも増す。「人を幸せにする服」というのは製品を購入した人だけでなく、この村に住んでいる人々の笑顔を見ているだけでもよくわかる。自宅に招待していただき、辺り一面に緑が広がるテラスで地元料理を堪能し、ワインもおいそくいただいた。

    ミラノもいいけれど、やはりもういちどここに行ってみたい。都会のようなきらびやかさはないけれど。いや、ないからこそ「真の幸せ」とは何かを考えさせてくれるような気がする。

    だけど、自分はこのブルネロクチネリの服は一枚も持っていないんだな、これが。なにせ、日本で購入するとこれがバカ高いのです。実はソロメオ村のブルネロクチネリの本社に併設されているブティックを訪れたいのです。そこで服を手に入れたいな、と妄想しているのです。

    本文にも書いてあるように、ミラノから遠いです。一番近いのはペルージャかな。

    フィレンツェから電車でペルージャまで2時間半、そこからタクシーで20分ほどとのことです。

    ミラノよりはローマの方が近そうなので、次の旅行はローマinのミラノoutでソロメオ村に立ち寄りたいな。