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  • シルバー人材センターに会員登録したよ、単発で選挙立会などのおもしろい仕事があるよ

    シルバー人材センターに会員登録したよ、単発で選挙立会などのおもしろい仕事があるよ

    2024年4月12日(金)

    木曜日はいつものとおり、1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    銀座の絵画教室に出かけます。2時間の実技です。本日から全3回で歌舞伎座の風景を書きます。筆記道具は鉛筆でもピグマペンでもない、いわゆるマンガペンというもので描きます。これは初めてです。本日はその1回目ということで鉛筆で形取りをします。いわゆるデッサンですね。こんな下絵を描きました。

    そして、お絵描きが終われば、これまたいつもの遅いランチです。これまた変わらず、銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。まずはビールから。カウンター席でまったりです。ビールを飲み終わる頃に、“麺お願いします”のコールです。 いつものように、“ワンタンメン”です。今日はかなり空いてたよ。

    終われば、銀座の鎌倉シャツでネット注文したシャツをピックアップです。送料を倹約しないとね。

    そして、本日の話題は「シルバー人材センター」についてです。要は自分も登録したよということです。仕事を全くしなくなって丸2年が経過しました。ブログ日記で書いているように、毎日が映画と旅行とグルメの世界で自由を堪能しております。

    そんな先日に区の広報誌を見ていると「シルバー人材センター」についての紹介があったのです。存在は知っていましたが、自分にはノーマークでした

    ふと頭に浮かんだのが、単発の仕事でもして、昼間のビール代ぐらいは稼ぎたいなと邪念が湧いたのです。登録してみようかと。

    センターに入会する資格は原則60歳以上とのこと。自分の場合は居住している港区のシルバーセンターに登録する必要があります。

    入会手続きするには、毎月2回開催される入会説明会にまずは参加する必要があります。年度会費は2,000円です。

    その入会説明会に先日参加してきました。その時の説明会は参加は4名で1時間弱の説明を受けた後、係の人との個別面談をして会費を支払えば登録完了でした。

    単発の仕事では、資格試験などの監視係員や選挙時の受付などがあるようです。今までの自分が目にしたことのないような仕事の紹介がありますね。賃金的には時給で言えば、都の最低賃金くらいかな。多くは働いても、週20時間が上限で基本はワークシェアリングのようです。

    現在の募集を見た限り、歴史建造物の昼間の管理など、面白そうな仕事もあったよね。

    自分としては仕事をする動機がビール代の足しになればと思いますので、なるべく自由を奪われないような単発の仕事で回していければいいよね

    できれば、わずらわしい人間関係はなしでね。

    葬儀費用をめぐるトラブル、いつも頭を悩ます「お布施」、目安はこんな感じ

     



  • 裸の大将「生誕100年 山下清展ー百年目の大回想」、貼絵を見て驚愕

    裸の大将「生誕100年 山下清展ー百年目の大回想」、貼絵を見て驚愕

    もう8月に入ってからは勢いが付いてしまって、美術展めぐりの日々を過ごさざるをえなくなったね。勢いというものは怖いね。

    というわけで、昨日ものこのこと新宿に出かけてきました。自分のホームグラウンドではないので異邦人の気持ちだね。

    • 生誕100年 山下清展ー百年目の大回想
    • 2023.06.24(土)- 09.10(日)
    • SOMPO美術館(新宿)
    • 入場料: 大人 1,400円

    先に鑑賞したあとの感想を書きます。“山下清はすごかった”。今まで名前だけは知っていたのですが、本格的に作品を見たのは初めただったのです。とにかくすごい美術展だったということ。絵としては素朴なものもありますが、貼絵のその根気さと才能には恐れい入りました

    今年見た美術展では、「マティス展」「デイヴィッド・ホックニー展」とそしてこの「山下清展」が双璧だね。現在、これだけの絵が日本に集結しているわけですので、皆さん、ルーブルに行っている場合ではないよね。この展覧会で3つ挙げろと言われれば、この3点だね、自分の感性では。

    • 長岡の花火(貼絵)1950年
    • グラバー邸(貼絵)1956年
    • ストックホルムの夜景(水彩画)1961年

    特に水彩で色を付けた「ストックホルムの夜景」はマティスやゴッホを想像させますが、彼のオリジナルな描き方なんですね。デッサンがうまいとかではなくて、その描き方の根気に狂気を感じるね。グラバー邸の貼絵も色彩という点からは頂点だと思います、まさにフェルメールだと思ったよ。

    だけど、かれのペン画でよくわかるのですが、雲の描き方に特徴があるね。自分もこんな雲を書こうかな。昭和の時代に「日本のゴッホ」と呼ばれたそうですが、ゴッホというより自分としてはマティスのなんだよね。

    絵として素朴ですので、あの「グランマ・モーゼス」に近いものがあるのかな。彼女より山下清の方が古い人ですが。ここまで来ると、絵のうまい下手は関係なく、もう狂気だね。特に中期以降の貼絵はね。

    ちなみに人となりも紹介しておきます。

    山下清(1922-1971〔大正11-昭和46〕年)は放浪の天才画家として知られており、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えました。

    生誕100年を記念する本展では、代表的な貼絵の作品に加えて、子供時代の鉛筆画や後年の油彩、陶磁器、ペン画などを展示し、山下清の生涯と画業をご紹介します。日本各地を自由気ままに旅する生活を好んだ清は、驚異的な記憶力をもち、スケッチやメモを取らずとも、旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができました。ときおり旅から戻ると、高い集中力を発揮して、手で細かくちぎった紙片を緻密に貼り合わせることで、超絶技巧的とも言える貼絵を制作しました。そこに見られる丁寧な細部描写と豊かな色調という魅力は、油彩やペン画、水彩画など他の作品にもよく表れています。

    このような多彩な作品約190点、そして旅に持参したリュックや浴衣、所蔵していた画集などの関連資料を間近に鑑賞することで、49歳で逝去するまで個性的な創作活動を続けた山下清の世界をご堪能いただければ幸いです。

    繰り返しますが、とにかくすごいよ、山下清展。自分も反省していますが、食わずぐらいはダメだよ。ちなみに図録は2,500円だったよ、自分は思わず購入しました。

    最後に混雑状況ですが、平日昼間でもかなりの混雑だったよ、特に高齢の方が多かったよ。

    世田谷美術館で話題の「グランマ・モーゼス展」に行って、驚いたのなんの。恐るべし