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  • [宿泊記]ホテル日航は帯広駅直結で大変便利、夜は「帯広はげ天 本店」で絶品の豚丼を食す

    [宿泊記]ホテル日航は帯広駅直結で大変便利、夜は「帯広はげ天 本店」で絶品の豚丼を食す

    そして、本日の宿泊ホテルは「ホテル日航ノースランド」です。

    帯広駅前の大変便利に立地のホテルです。帯広駅にほぼ直結している感じです。

    今回、こちらの宿に決めた理由は、珍しいことにベットでのトリプル部屋があり、かつ素泊まりの宿泊料金が一室16,100円と一流ホテルにしては格安料金だったためです。

    帯広駅周辺は名の知れたホテルがたくさんあり、競争が激しそうですね。

    これに温泉でもあれば、最高です。

    そして、今夜の豚丼リベンジの夕食です。

    歩いて5分のところにある「帯広はげ天 本店」へ突撃です。

    • 北海道帯広市西1条南10丁目
    • TEL: 0155-23-4478

    昭和9年に創業した天ぷらと郷土料理のお店「帯広はげ天 本店」
    初代店主の「うまいもの」へのこだわりが今も脈々と受け継がれている老舗です。

    創業当時は、屋台を引いて天ぷらやおでんを売っていたそうです。

    はげ天の看板は初代 矢野省六(しょうろく)氏のホッと和む似顔絵イラストが出迎えしてくれます。

    そして、帯広名物の豚丼にはこんな歴史があるようです。

    帯広と豚丼の縁は古く、開拓時代(明治16年)まで遡ります。

    明治16年、静岡県松崎市から帯広開拓のため、依田勉三率いる晩成社が豚4頭を連れてオベリベリ(当時の下帯広、後の帯広)に入植したのが最初だと言われています。

    開墾とともに農業の路を歩み出し、当時、「牛は牛乳、馬は馬力、豚は食糧」と区別されていました。
    牛肉を食べることがなかった帯広は、次第に豚を食べる土地柄になっていったのだとか。

    昭和初期に誕生した豚丼。豚肉はもちろん、醤油や砂糖もたいへん貴重な時代に当時の料理人が「うなぎの蒲焼き」をイメージし、試行錯誤を重ねて完成させたのが豚丼が世に出たはじまりだと伝えられています。

    それから数十年。開拓精神とともに根づいてきた帯広名物・豚丼は、いまや十勝帯広の食文化に欠かせないものとなっています。

    19時に訪問です。店内は非常に新しく清潔感があります。

    まずは芋焼酎のお湯割りで、乾杯です。

    つまみはまずは、お刺身です。続いて天ぷらの盛り合わせを酒の肴にして楽しい食事です。

    豚丼以外はあまり期待していなかったのですが、この刺身も天ぷらも想像以上のおいしさなのです。料理の質がすばらしいと思います。

    そして、いよいよ豚丼の注文です。こちらのお店では下記の2つあります。

    • 特選 豚丼(4枚) 1,000円
    • 特選 豚丼(6枚) 1,430円

    ここは迷わず豚丼(6枚)は当然です。だけど、家族2名は豚丼はいいや、といって敬遠です。

    そして、やってきました、美しく盛られた豚丼です。

    自分も先日食べた「摩周の豚丼」の駅弁トラウマがあるのです。

    恐る恐るソースがたっぷりからまった豚を食します。

    口に入れた瞬間、なんとうまいのかを実感したのでした。温かいこちらの豚丼は別格のうまさです。家族も1枚づつ食します。

    3名共にうまい、ということで一致したのでした。

    他のお店の豚丼は食していませんが「帯広はげ天 本店」の豚丼は絶品でした。

    そんな豚丼に感激した帯広の夜は更けていくのです。

    翌朝です。今日はホテルでの朝食はなしです。外に食べに行かないといけないわびしさです。

    ネットでも評判のよかった、定食の店「ひかり」に出向きます。こちらもホテルから徒歩5分です。

    こちらのお店、朝からメニューにあるものはすべて作れますよ、とのことです。

     

    注文したのは全員、朝定食(500円)です。それでは少し寂しいので、はらすの焼き物を1つ注文したのでした。これだけ食べてもホテルの朝定食の1名分のお値段です。

    今日の朝食はお財布にやさしい朝食に相成ったのでした。

    [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇