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  • [パリ旅行記25年11月・4]3日目、ルーブル近くの「Cafe Palais Royal」のラビオリが絶品だった

    [パリ旅行記25年11月・4]3日目、ルーブル近くの「Cafe Palais Royal」のラビオリが絶品だった

    [パリ滞在3日目]

    段々とパリの空気にも慣れてきたパリ3日目です。この季節は上着を羽織るものを1枚で丁度よい季節です。調節はスカーフで十分

    さすがにダウンは重すぎると思います。

    本日は唯一、日本で予約したアクティビティのある日です。そう、“なく子も黙る、ルーヴル美術館”を訪問です。

    予約は朝10時に入館です。ルーブル訪問は10数年ぶりかな。

    あの有名なピラミッド口から入場します。予約していない人の列はかなり醜い様相です。予約を持っている人は比較的スイスイと。

    まずはなにはともあれ、“モナリザ”を目指します

    向かう途中に、ギリシャ彫刻「サモトラケのニケ」をパシャリ

    ギリシャのサモトラキ島の神々の神殿にあった彫刻「サモトラケのニケ」。紀元前190年頃の海戦の勝利を記念して制作された彫刻とも言われています。ニケとはギリシャ語で「勝利の女神」という意味だそう。ドゥノン翼とシュリー翼の境、ダリュの階段の踊り場に、高さ3m以上もある女神が立っています。

    そしてやってきました、“モナリザ”様です。今はこんな感じで展示されているのですね。

    大混雑を予想していましたが、2分ぐらいで最前列の中央に行けたよ。ここでもパシャリ。

    そしてドラクロワの「民衆を導く自由の女神」です。フェルメールの絵は本日は展示なし、少し残念。

    約3時間ほど館内をうろうろとしていました。もう十分でしょう。

    だけどルーブルの館内、もう大改装されていてショッピングゾーンがすごいことになっているんだね。昔と大違い。

    外に出てみれば、残念なことに小雨が。外を歩いて移動はできないね。

    というわけでこの近くでランチを。

    非常に良さげなカフェを発見。ルーヴルから徒歩3分ぐらいです。

    • 「Cafe Palais Royal」
    • 202 rue St Honoré 75001 Paris

    決めて手は“創業1903年”と書かれています。激戦のパリで120年以上続いているなら敬意を表して訪問

    店内はほぼ満員。奥に4人席を発見、ウエイターが案内してくれます。席の間隔はかなり狭いよ。

    ルーブルを歩いたので、喉がかわいており、まずは生ビール。メニューにはハイネケンとこのblondeビールがあって(どちらも10ユーロぐらい)、自分はblondeビールを、このビール美味かった

    食事です。自分は“ラビオリ”、女性陣は“クロックムッシュ”などを

    そして、この“ラビオリ”が大当たり、量も少なくてソースが絶品

    途中で横のテーブルに座っていた地元のおじいちゃん2人からも、“ここのラビオリは美味いだろう”と言われてものね。元ロレアル勤務とのとこ。

    コート・デュ・ローヌのグラスワインも頼んで、お会計は90ユーロ。

    アルコール類が少し高いけれど、今回のフランス旅で一番美味しかったです、再訪決定

    店を出れば雨も上がり、街歩きしながらノートルダム寺院からシテ島へ。

    シテ島にあるいつものパン屋さんと惣菜店で夕食の仕込み。チーズ2種とパテを仕込んでホテルへ。

    本日も夕食はホテル食べです。楽しい1日でした。

     



  • Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった

    2022年年5月27日(金)は東京はお昼までは土砂降り雨だったのです。

    こんな時は美術館巡りです。どうしても行きたかった「ボテロ展」に行く絶好の機会です。

    この展覧会とボテロ展の詳細はあとで紹介しますが、この展覧会はすごかった。目からウロコが出ました。実物の絵を見る一番の良さは絵の大きさを感じることができるのです。

    「モナリザ」は何と小さいのか、「ゲルニカ」は超でかいのだな、と実感できるのです。

    そして、本日行ったボテロの絵はほぼすべてが“でかい絵”なのです。迫力満点です。同じ構図で色違いの花の絵は素直に感激しました。

    そして、最近の絵であるドローイングの絵も勉強になりました。鉛筆と薄い絵具でこんなでかいインパクトのあるものが書けるのですね。

    生きている画家では一番好きだな、素直にそう思いました。やっぱり絵画は中南米の絵が良いね。タマヨしかり、フリーダ・カルロしかり、ボテロです。やっぱり、ラテンアメリカの魔術的リアリズムはすごいね

    つたない説明ですが、この「ボテロ展」はみんな行ったほうがよいよ。絵画(実際に自分で描く)の勉強をしている自分にとっては大いなる刺激と完成に訴えるのでした。

    だけど、17歳の時に描いた「泣く女」のうまさに驚いたな。ピカソだよ。17歳でこんな絵が描けるなんて天才だよ、ボテロ。

    ちなみに写真もとれるコーナーもあるよ。

    そんな青春期を過ごして、“おデブちゃん”に行くのね。まるでピカソの変遷だよ。

    展覧会はこんなスケジュールです。

    開催期間 2022/4/29(金・祝)~7/3(日)

    開館時間 10:00-18:00(入館は17:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

    会場 Bunkamura ザ・ミュージアム

    みどころです。

    〈みどころ1〉モナ・リザの横顔、世界初公開

    フェルナンド・ボテロが世界に注目されるきっかけとなったのは、1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、ボテロの《12歳のモナ・リザ》がニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールに展示されたことです。一夜にして、ボテロの名前はニューヨーク中に知れ渡りました。「モナ・リザ」はボテロが描き続けているテーマの一つで、本展では2020年制作の《モナ・リザの横顔》が世界初公開されます。90歳を迎える今もなお、美術家として探求し続ける気迫の伝わる一枚です。

    〈みどころ2〉国内では26年ぶりの大規模展

    世界各国で空前のヒットとなっているフェルナンド・ボテロの展覧会ですが、本展は、1995-96年の巡回展以降、実に26年ぶりに日本国内で開催される大規模絵画展となります。ボテロ本人の監修により、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成される本展は、展示作品のほとんどが日本初公開という注目のラインナップです。初めてボテロ作品に触れる方にも、ボテロファンにとっても、新たな発見のある展覧会となるでしょう。

     

    〈みどころ3〉世界中で愛される、ふくよかな作品

    1951年のコロンビアに始まり、ヨーロッパ、北米、南米、アジアなど世界各地でこれまで70年以上にわたり数えきれないほどの個展が開かれてきました。観る人を惹きつけてやまないのは、ふくよかでユーモア、ときに風刺を交えた独特な作風、そして作品自体の大きさにも圧倒されます。豊かで、生の喜びをも感じさせるボテロ作品の数々を、ぜひ会場でお確かめください。

    〈みどころ4〉なぜ、ふくよかな絵を描き続けるのか?

    ボテロのボリュームへの関心は、17歳の頃描いた作品《泣く女》(1949年)にすでに見出せます。その後、ヨーロッパ、特にイタリアで学んだ経験は、彼のボリューム感、官能性、デフォルメ表現に対する基盤を確固たるものにしました。ボテロは言います、「ボリュームを表現することで、芸術的な美を表現することを目指しているのです」、「私の作風は、私の作品の代名詞であるだけでなく、私が後世に残す遺産でもあるのです」と。

     

    何回も言うけど、やっぱり、すごいね、ボテロ。