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  • 写真展「W. ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代」、モンクとマイルスの発見

    写真展「W. ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代」、モンクとマイルスの発見

    2026年3月28日(土)

    昨日の金曜日はこの写真展を観るために恵比寿へ。久しぶりの恵比寿です、少しのアウェー感あり。

    • W. ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代
    • 会場: 東京都写真美術館
    • 開催期間: 2026年3月17日(火)~6月7日(日)
    • 料金: 一般 700円

    アメリカ・カンザス州ウィチタに生まれたW. ユージン・スミスは、母親の影響で幼少期より写真に親しみ、地元紙『ウィチタ・イーグル』での活動を経て、1940年代から本格的に報道写真に取り組むようになりました。

    第二次世界大戦中にはグラフ雑誌『ライフ』の特派員として沖縄やサイパンなどの激戦地を取材。

    戦後も同誌を中心に、〈カントリー・ドクター〉、〈慈悲の人 シュヴァイツァー〉、〈水俣〉など、人々の生活に密着した作品を次々に発表し、複数の写真と短い解説文を組み合わせて物語を紡ぐ「フォト・エッセイ」の第一人者として確固たる地位を築きました

    1954年に『ライフ』誌を退いたスミスは、ニューヨーク・マンハッタンのアパート、通称「ロフト」に移り住みました。

    そこは、セロニアス・モンクやマイルス・デイヴィスをはじめとするジャズ・ミュージシャン、サルバドール・ダリや抽象表現主義の画家たち、ロバート・フランクやダイアン・アーバスなどの写真家まで、時代を担う多彩な芸術家が集う場となり、頻繁に行われるジャム・セッションや交流の様子をスミスは写真に収めました

    この時期の作品は、従来のジャーナリズムの枠を超え、写真の芸術的可能性を探る試みに満ちています。

    本展では、「ロフトの時代」とその前後の作品を中心に紹介し、報道写真家としてだけでなく芸術家としてのスミスの姿に光をあて、その作品を新たな視点から再考する機会とします。

    展示構成
    イントロダクション
    第1章 偉大な都市
    第2章 ロフトの時代
    第3章 Let Truth Be the Prejudice
    第4章 水俣─報道と芸術の融合

    実はほとんど知らない人でしたが、あの水俣の人なのね、というレベル。

    自分が見たことのある写真はありませんでしたが、すべてモノクロで素晴らしい構成の写真を堪能させていただきました。

    驚いたのが、セロニアス・モンクとマイルスの写真があったのね、このモンクのジャケ、ユージン・スミスが撮ったんだね。若き頃のボブデュランもあるし

    700円でこれだけの写真展が見られるなんて、最高だね東京は

    展覧会を後にして、次はランチです。アウェーの恵比寿ではなじみの店はなし。

    最近有楽町の駅チカに出来て気になっていたこのラーメン店をチョイス、「阿夫利」さんへ

    まずは恵比寿にカンパイです、生ビール、ジョッキに店名が入っているのがオシャレだね。

    ラーメンは一番スタンダードぽい“醤油ラーメン”(こってり)を選んで見ました。

    スープは少し脂強めのオイリー系なんだね。おいしいけどルーティーンにはならないかな、自分

    ご馳走様でした。



  • 渋谷の「ソール・ライターの原点 」、巨匠の写真以上にその絵画にしびれたよ、必見

    渋谷の「ソール・ライターの原点 」、巨匠の写真以上にその絵画にしびれたよ、必見

    本日は格調高く、芸術の話しだよ。何の話しかと言うと、ソウル・ライター(Saul Leiter)の写真展のことなのです。既に故人ですが、非常に著名な写真家ですね。このソウル・ライターさんの大規模な展覧会が今、東京の渋谷ヒカリエで行われているのです。

    • 「ソール・ライターの原点 – ニューヨークの色-」
    • 会場: ヒカリエホール ホールA(渋谷ヒカリエ9F)  東京都渋谷区渋谷2-21-1
    • 開催期間: 2023/7/8(土)~8/23(水)
    • 入場料: 一般 1,800円

    ちなみにソウル・ライターさんはこんな人です。

    1923年12月3日、ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれる。

    父親はユダヤ教の聖職者。1946年、画家を志し、神学校を中退してニューヨークへ移住。1958年、『ハーパーズ・バザー』誌でカメラマンとして仕事を始める。その後、80年代にかけて多くの雑誌でファッション写真を撮影

    1981年、ニューヨーク5番街にあった商業写真用の自分のスタジオを閉鎖。1993年、カラー写真制作のためイルフォードから資金提供を受けたことにより、カラー写真のプリントが初めて可能となる。

    2006年、ドイツの出版社シュタイデルが初の写真集『Early Color』出版。2012年、トーマス・リーチ監督によるドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」製作。

    2013年11月26日、ニューヨークにて死去。享年89歳。2014年、ソール・ライターの作品を管理する目的でソール・ライター財団創設。

    まずは行っての感想です。「すばらしかったよ、巨匠」

    もちろん写真が有名な方ですが、自分は彼の書いた絵画(水彩画)の方に非常に感銘を受けました。自分から見たら“天才”だよと。自分が今、絵画の勉強をしており(今は水彩画をね)、その影響もあるかもわかりませんが、対象をデフォルメする描き方、色の使い方、大変参考になったね。完全に抽象画にするのではなくてね。

    彼自身もこんなことを言っているようです。

    絵を描いてなければ、もっと良い写真家になれたかもしれない。写真を撮って時間を無駄にしなければ、もっと良い画家になれたかもしれない、結局、どちらもやってしまった

    解説者は、“その名を世に知らしめる契機となったのは写真でしたが、ソール・ライターは常に画家だったと言えます。傑出したカラー写真群も、画家ライターの眼が生み出したものでした。”と追記していますね。

    写真はモデルさんを写したハーパーズ・バザー誌の写真には全く興味はなかったですが、ニューヨークの街やその人々を撮った写真での、構図のとり方はすごいね。特に、水滴がたれるウィンドウ越しのショットはこの人の専売特許だね。

    すばらしいよ、ソウル・ライター。何回も言うようだけど、絵画に集中すればスゴイことになったよね、自分の絵画人生にとっては今年一番の収穫でした。

    最後は巨匠の言葉で。

    人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった