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  • トリアー監督「オスロ、8月31日」、これタクシードライバーより怖いよね、ひしひしと

    トリアー監督「オスロ、8月31日」、これタクシードライバーより怖いよね、ひしひしと

    2026年2月26日(木)

    昨日は久しぶりに東京でも雨、こんなに降ったのは2ケ月ぶりかな。

    そして雨の中でも映画館へ足を運んだよ、前日に観たヨアキム・トリアー監督の「センチメンタル・バリュー」があまりにも良かったので、監督の旧作を

    劇場はいつもの渋谷のル・シネマさんへ。10時50分の回です。

    • 「オスロ、8月31日」

    「センチメンタル・バリュー」などで知られるヨアキム・トリアー監督が、2011年に発表した長編第2作。

    ルイ・マルの「鬼火」の原作としても知られるピエール・ドリュー・ラ・ロシェルの小説「ゆらめく炎」を大胆に翻案し、現代のオスロを舞台にドラッグに溺れる青年の痛みと絶望を繊細に描く。

    郊外の施設で麻薬中毒の治療プログラムを続けるアンデシュは、自殺願望にとりつかれていた。リハビリも終わりに近づき、外泊許可を得た彼は故郷のオスロへ向かい、友人たちと久々に再会する。

    しかし、会話は弾まず、就職面接を受けるが、それもうまくいかない。

    やがて、あるパーティに足を運んだ彼は場に溶け込めず、長い間断っていた酒を口にし、さらにドラッグにまで手を出してしまう

    ヨアキム・トリアー監督が2006年に発表した長編デビュー作「リプライズ」と、2021年の「わたしは、最悪。」とあわせて「オスロ三部作」と呼ばれる作品群の第2作

    主人公アンデシュ役を、「リプライズ」でも主演を務めたアンデルシュ・ダニエルセン・リーが演じた。2011年・第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品。

    日本では特集上映「ヨアキム・トリアー オスロ三部作」(2026年2月13日~、東京・Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか)で劇場初公開。

    2011年製作/94分/PG12/ノルウェー・スウェーデン・デンマーク合作
    原題または英題:Oslo, 31. august

    観ての感想。完全に中盤まではこれ商業映画なのと思ったね、個人の告白ドキュメンタリーともとれるしね

    話しは淡々と麻薬中毒の治療プログラムを受けている彼の行動を追い続けます。だけど観終わって最初に思ったのが、これスコセッシの「タクシードラバー」より怖い映画だよね

    社会批判も何もしないけれど、豊かな社会の個人の行き着く先というか、何とも言えません

    今まで観た映画ではこんなざらつく映画はなかったと思いますが、監督の力量には参りました

    観終われば、雨の中を一蘭まで冒険する気は起こらず、近くの宮益坂の「どうとんぼり 神座」さんへ

    心の動揺を抑えるために生ビールで心を落ち着かせます

    飲み終えれば、“おいしいラーメン”を注文

    今日もニラ大量投入で、超うまし

    本日は怖くてむ、ご機嫌な1日でした。明日は絵画教室だね。



  • 映画「センチメンタル・バリュー」、最後の5分間の切れ味は凄みのある演出、天才

    映画「センチメンタル・バリュー」、最後の5分間の切れ味は凄みのある演出、天才

    2026年2月25日(水)

    3連休も終わって、ようやく平常モード、これで一安心。

    4月の頭にメキシコに行く予定なのですが、やっかいな戦いが起こっていますね、まあメキシコシティだけだから大丈夫と思うのですが。

    そして昨日はこの前評判の高い映画を観に渋谷のル・シネマさんへ。監督の前作「わたしは最悪。」が最高に良かったので、楽しみにしていたよ。

    なんたってカンヌのグランプリだもの

    • 「センチメンタル・バリュー」

    「わたしは最悪。」で世界的に注目を集めたスウェーデンのヨアキム・トリアー監督が、愛憎入り混じる「親子」という名のしがらみをテーマに撮りあげた家族ドラマ

    オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び夫や息子と穏やかに暮らす妹アグネス。

    ある日、幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが姿を現し、自身にとって15年ぶりの新作となる自伝的映画の主演をノーラに打診する

    父に対し怒りと失望を抱えるノーラは断固として拒絶し、ほどなくしてアメリカの人気若手俳優レイチェルが主演に決定。やがて、映画の撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知ったノーラの心に、再び抑えきれない感情が沸きおこる。

    「わたしは最悪。」でも主演を務めたレナーテ・レインスベが主人公ノーラを演じ、名優ステラン・スカルスガルドが映画監督の父グスタヴ役で共演

    妹アグネスをインガ・イブスドッテル・リッレオース、アメリカの人気俳優レイチェルをエル・ファニングが演じた。

    2025年・第78回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第98回アカデミー賞では作品賞をはじめ8部門で計9ノミネートを果たした。助演男優賞ノミネートのスカルスガルドはキャリア初のオスカーノミネートとなり、アカデミー賞史上初めて外国語映画での助演男優賞ノミネートなった。

    2025年製作/133分/G/ノルウェー・フランス・デンマーク・ドイツ合作
    原題または英題:Affeksjonsverdi

    観ての感想。終盤まではなかなか繊細すぎて理解するのが難しいな、と思いながら観ていた自分

    だけど最後の5分のあの終わり方は、近年稀に見る出来の作品だね

    あの入れ子になっている構成、すごかった、本当に緊張したものね。

    芸風は全く違いますが、今現在の監督で最右翼はヨルゴス・ランティモスとヨアキム・トリアーですね、どちらもヨーロッパ勢、恐るべし

    せっかくだからこの女優さんともう1本撮って、3部作として欲しいね。

    是非、劇場へ足をお運び下さい。

    観終わればここは渋谷、週に1回はここに行くしかありません、道玄坂の「喜楽」さんへ

    いつものように“チャーシュー麺”(1,050円)。

    今日も安定の美味しさ、ご馳走様でした。