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  • “続とんかつ修行”今一番東京で“うまい”のではないかな。代々木上原の「とんかつ武信」

    “続とんかつ修行”今一番東京で“うまい”のではないかな。代々木上原の「とんかつ武信」

    5月は最終週の土曜日の夕食です。本日お昼は娘と2人で江戸の粋の残る赤坂は裏通りにあるお蕎麦屋さん「室町砂場 赤坂店」で昼間っから玉子焼きから“大もり”に至る黄金のラインナップを楽しんだのでした。

    というわけで、次は夜のレストランの選択なのです。最近のランチタイムでの自分のとんかつ修行で見つけた、自分が今いちばんお薦めの代々木上原の「とんかつ武信」でとんかつを食そうということになったのでした。

    「とんかつ武信」の始まり

    わたしの父・武田悦夫は、50年以上も前に長野の田舎から上京。都内の精肉店で肉の加工処理の仕事についていました。 取引先であった、とんかつ「青山井泉(現まい泉)」の創業者・小出千代子氏に、仕事ぶりを認められ、お声がけいただいたところから、とんかつ職人の道を歩み始めます。 現場主義の小出氏とともに、毎朝、市場での仕入れ、肉の仕込みから調理まで、厨房すべての業務を担い、経営も含め、とんかつ店の一から十までを身につけました。そして、1975年、神奈川県川崎市(小田急線生田駅そば)に「とんかつ武信」を開業したのです。

    何と「とんかつ武信」の出目はあの表参道の「まい泉」と言われるではありませんか。他人ごととは思えません。そして、2代目の代々木上原店です。

    街の魅力に惹かれて代々木上原へ

    2006年、この代々木上原の街に「とんかつ武信 代々木上原店」を暖簾分けで開業したのです。

    代々木上原は、下町的な親しみやすさと、新しいものが融合し、それらが共存する街です。その魅力に惹かれると同時に、知らない土地に店を開くにあたっては、この街に住む人たちの暮らしに溶けこんだ「街の財産になるようなお店」をめざそうと心に決めました。

    「軽やかさ」が武信のとんかつの特徴です

    父の代から半世紀近く、あれこれと吟味を重ね、そうしてたどり着いたのが「千葉県産林SPF豚」「こめ油」「武信オリジナルの特製の生パン粉」「無農薬栽培米」「自家製ぬか漬け」の5つのこだわり食材でした。

    やわらかくジューシーな肉質の“林SPF豚”。希少性が高く低カロリーの“こめ油”。さっくりと揚がる“オリジナルの特製生パン粉”。丁寧に揚げたてを供する「武信のとんかつ」の特徴は、ひとことで言うなら『軽やかさ』です。食後の満腹感はあっても胃もたれしない。揚物なのに、すぐにまた食べたくなる。父と子二代で、そんな理想的なとんかつを創りあげることができました。

    その軽やかなとんかつを、炊き上げた“合鴨農法の無農薬栽培米”と、長年使っているぬか床で丁寧に漬けた”自家製ぬか漬け“でゆっくりと味わっていただく

    そして、当日の夜です。こちらのお店は予約を受け付けていないので、ガチで並びます。3名で訪問です。19時にお店に到着です。幸いにも待つこと5分で2階のテーブル席に案内されます。2階は初めてです。座敷もあるのですね。

    まずはビールで喉の消毒です。

    そして、本日のつまみは珍しく“アジフライ”を単品で注文します。アジフライ2個で800円です。そしてこのアジフライが中身ふっくら、衣サクサクで超うまいのです。久しぶりにこんなうまいアジフライを食べたな。数年前の御茶ノ水のポンチ軒以来かな。これ是非ご賞味あれ。

    続いてとんかつです。連れ2人は、

    • ヒレかつ膳 「竹」(120g) 1,760円

    です。ヒレかつを食べるのをみながら自分はビールをグイグイといきます。感想を聞くと、とんかつもキャベツもOK、但し、ソースは自分たちはまい泉の少し甘いほうが好き、とのたまうではありませんか。自分には違いがよくわからないな。

    そして、自分は、

    • ロースかつ膳 「竹」(130g) 1,760円

    なぜ、ロースかって、やっぱり男の子なので。食した感想です。このお値段で食べれるとんかつとしては今東京で一番うまいのではと、素直に思ったのでした。

    とんかつの写真はあまりに興奮しすぎて取るのを失念した次第です。

    ビール2本飲んでお会計は7千円台です。庶民の幸せです。

    ご馳走様でした。

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  • “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

    今週発売の週刊文春のグルメコーナーの「切り捨て御免!食味探検隊」にそのお店は紹介されていたのです。今週は〈“とじ”に飽きたら“のせ”か“かけ、人気の変わりカツ丼をかっ込む!”〉という特集だったのです。

    そして、その店とは「とんかつ武信」さんです。

    • 東京都渋谷区西原3-1-7
    • 代々木上原 徒歩5分

    記事の抜粋です。

    無類の揚げ物好きに、サクサク系カツ丼がないものか聞いてみれば、代々木上原のとんかつ屋には一風変わったカツ丼があるという。膳は急げ。

    カツ丼のメニューは1種類。その名も醤油かつ丼。地方B級グルメの雄、ソースカツ丼の醤油版か。ロースとヒレ、メンチから選べ、肉はサイズ違いで松竹梅の3種類から。

    (中略)

    松だけあって、こちらも丼いっぱいのカツ。しかも分厚い。粗い鰹節がたっぷり。青ネギ、刻み海苔、そして大根おろしが載っかっている。付け合せに味噌汁、キャベツ、糠漬け。混ぜる、というより大根おろしを均して薬味を載せ直す感じで、まずはカツを戴く。おー!

    確かに醤油味。とんかつを醤油で食べるのは初めてだったから、最初の印象は少し物足りない。もっと醤油が欲しくなる。なんならソースを付けてやろうか、とさえ思ってしまう。

    けれどそのぶん、肉と衣をしっかり味わうことができると気づけば、もうソースは欲しくない。薬味で少しづづ味変を楽しみつつ、大根ネギ海苔鰹節の全てが口中で混じり合ったタイミングで白米をとって放り込めば、今一度豚肉の旨味が立ち上がって、これぞ口福全開、丼ワールドの醍醐味だ

    というわけで、この記事を見て昨日の平日のお昼に突撃したのでした。午後1時30分に訪問です。店の佇まいは凛としてよろしいようで。期待が持てます。

    1階はカウンター席で2名以上は2階に案内されるようです。本日は1階のカウンター席に案内です。何はともあれ、まずは瓶ビールを1本、名刺代わりに注文です。

    そして自分的には、本日はまずは普通のとんかつ定食を食べようと思って来たのでしたが。ビールを飲みながらメニューを拝見です。赤字での“武信名物 醤油かつ丼”がメニューの中で存在感を放っているのです。瞬時に方針転換です。今日はやっぱり“醤油かつ丼”にしよう。

    そして日本人らしく、「醤油かつ丼ロース・松(130g)」(1,870円)を注文します。松竹梅とあれば、真ん中の竹を注文する日本人の悲しさサガです。

    ビールを飲みながら、12-3分待って、醤油かつ丼の登場です。一目見て、そのお膳の美しさです。特にお漬物の美しさと彩りにはは目を見張ります。キャベツの千切りもみみずみずしくて良しです。カツを食べる前から、このお店は当たりだと確信したのでした。

    そして、カツにかぶりつきます。肉厚で非常にジューシーなカツです。一切れでよいトンカツを使っているとわかります。薬味も“大根ネギ海苔鰹節”がマリアージュがすばらしい

    食べ始めるともう止まりません。食べ終わった後には、ただ満足感ののみです。その満足感は半端ありません。ただ、次回の再訪時はランチであれば、一番安い梅でよいかな。竹の130gはビール1本飲めば、かなりヘビーだったので。

    これでお会計は2,530円也です。帰り際に夜は予約可能か聞いたところ、こちらのお店では予約は受け付けてないとのことでした。

    都内で変わりカツ丼で比較すると、四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”の「かつ丼」三兄弟になるかと思いますが、「とんかつ武信」さんの方が明らかに上だなと思った次第でした。

    ご馳走様でした。

     

  • 代々木上原の「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」でラーメンを食す、ミシュラン一つ星、個性的だよ

    代々木上原の「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」でラーメンを食す、ミシュラン一つ星、個性的だよ

    本日の散歩は何となく帰りは徒歩で帰ってこれるということで、代々木上原に行くことにしたのです。なんとなく良さげなランチを食べるお店があるような気がしたので。

    散歩に出る前にネットでチェックです。まずはラーメンを検索です。だけど、これと言った触手がのびるお店が見当たらないのです。その中でピンと来たお店があったのです。

    お店の名前は「ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦」です。

    • 東京都渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原 B1F
    • TEL 03-6416-8666
    • 営業時間: 11:00-15:00(火-日)
    • 代々木上原駅から徒歩2分

    自分が訪れてみたいと思わせたのは、やはり「ミシュラン」の一つ星というところです。こんな受賞歴なのです。

    [ミシュランガイド東京]

    • 2015年 ビブグルマン
    • 2016年 一つ星
    • 2017年 一つ星
    • 2018年 一つ星
    • 2019年 一つ星

    こちらのお店は最初、巣鴨にあってラーメン店として世界初のミシュランガイドの一つ星を獲得したお店だそうです。そして、現在はお店を代々木上原に移転して、営業なさっています。

    お店のコンセプトと蔦という由来はこんな感じです。

    蔦のコンセプト Concept

    ラーメンの無限の創造性と可能性をテーマに置き、日本のUMAMIの食文化と世界中の様々な食材を融合。 スープ、タレには化学調味料を使用せず食材の持つ本来の旨味を幾重にも濃密に重ねています。麺は自家製粉や独自の製法なども意欲的に開発し、調理法も蔦にしか出来ない事に注力しました。 一つの食材をあらゆる角度から見る事で生まれる一杯は、今までにはない素晴らしいラーメンの世界を創造しています。

    ​蔦の由来

    日本のラーメンの歴史は100年余で蕎麦やうどんの歴史には敵わないが、同じ日本を代表する麺料理として名付けました。Sobaは中華そば支那そばからの名残りからです。蔦は大西家の家紋から先祖に対しての敬意で名付けました

    訪問する前ですが、味の特徴はこんな感じです。

    来客の8割が注文するという看板メニューである醤油そばのダシには青森シャモロックとあさりや白身魚の切り身を使用。タレには和歌山県の生揚げ醤油、油にはイタリア産黒トリュフと鶏油を使用している。麺は国産小麦をブレンドしたものを使用している。

    能書きは別にして、平日の13時に訪問です。行列も予想していましが、行列はありませんし、店の埋まり具合は7割ぐらいでしょうか。地下1階の店内はかなり大振りかな。

    ラーメン店というより、イタメシ屋さんというおしゃれな雰囲気です。

    メニューを見てみると、ラーメンでもこのくらいの価格差があります。

    • 特製ラーメン 2,200円
    • ラーメン   1,200円

    ラーメンの他には、担々麺やつけ麺、冷やし中華などもあります。

    そして、今回自分が選んだものは、ラーメンと青森シャモロック味玉(200円)です。さすがに昼間から2,200円のラーメンは頼む度胸はありません。そして、5分後にラーメンが出来上がりです。

    見た目のスープはかなり濃くで醤油でも濃厚そうな色合いです。まずは、スープを1口。ふつうのラーメンとは全く違います。味が複雑系で醤油入のコンソメスープのような、それに動物系の油が入ったような味わいです。

    麺も変わっています。ラーメンというよりラーメンと蕎麦の中間のような味わいです。中太なコシのある麺です。チャーシューも2種類入っているようです。

    スープを飲んでいると、何か小さな塊のようなものが入っています。これがかなり気になったのでした。そして、帰りに階段を見ると、スープの中身も書いてあります。

    各種醤油の他に、ムール貝、牛肉、ポルチーニ茸、乾物、魚介等です。あり小さなものはムール貝だったのでしょうか。どおりで、かなり個性的なスープです。

    だけど、外国人には受ける味かなと思った次第です。

    とにかく、かなり凝ったラーメン屋さんです。人によって向き不向きはあるかと思いますが、かなり個性的な味わいのあるラーメンでした。

    一つ残念だったのは麺の大盛がなかったのですが、あるのかな?おしゃれな人は、そんなにことはしないのかな。

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!