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  • 人生初観劇、歌舞伎をね、演目はあの「仮名手本忠臣蔵 二段目、九段目」、自分に推しはなし

    人生初観劇、歌舞伎をね、演目はあの「仮名手本忠臣蔵 二段目、九段目」、自分に推しはなし

    2025年9月9日(火)

    昨日の月曜日は自分にとっては初物づくしの日でした。

    歌舞伎も初めて生で観たし、初台の新国立劇場に入ったのも初めて。クレジットカード会社のチケットで半額券が手に入ったのでね。

    お昼の公演。チケットを購入したのが演目が「仮名手本忠臣蔵 」だったのでね。志の輔師匠があれだけ“すばらしい”と言うので

    国立劇場主催:  令和7年9月 歌舞伎公演 歌舞伎名作入門 「仮名手本忠臣蔵 二段目、九段目」

           二段目  桃井館力弥使者の場      

             同  松切りの場

           九段目  山科閑居の場

    会場名   : 新国立劇場 中劇場
    公演日時  : 2025/09/08(月)  12:15開場 13:00開演
    席種・料金・枚数 : 二等席

    加古川本蔵:  中 村 梅 玉
    本蔵妻戸無瀬:  中 村 扇 雀
    大星力弥:  中 村 虎之介
    一力亭主寿助:  中 村 寿治郎
    本蔵娘小浪:  中 村 玉太郎
    由良之助妻お石:  市 川 門之助
    桃井若狭之助/大星由良之助:  中 村 鴈治郎

    二段目と九段目は、いわゆる赤穂浪士の討ち入りによって翻弄される加古川家の物語ですが、今回、二段目は「松切りの場」の前の「力弥使者の場」からの上演ですし、九段目も「雪転し(ゆきこかし)」から上演するので、由良之助が七段目の一力茶屋から山科閑居に帰ってくる様子と繋がり、本蔵の家と由良之助の家との関係が、とても分かりやすくお客様に伝わるのでは。
    九段目は、討ち入りへと繋がる大事な場面です。由良之助が討ち入りを決意し動き出す前段ですので大変意義があり。

    2階席でしたが、最前列でゆったり見れました。初めての歌舞伎、様式美の世界なんだね。演者よりもむしろ演奏家たち地方(じかた)が大切だということを生を観て初めて実感しました。

    近くの人が屋号“成駒屋”などを発声していましたが、数が多いとむしろ興ざめだと思うのですが。役者も声が非常に重要ということもわかりました。

    本蔵役の中村梅玉は声が聞こえなくてね。まあ歌舞伎は“推し活”の典型だと思いますが、自分はこの沼にははまりそうもありません。

    今日の歌舞伎を観ても、志の輔師匠の“仮名手本忠臣蔵”の方がすばらしいと思うのでね。まあ一度は歌舞伎座には行きたいけど。

    ランチは歌舞伎の前に。赤坂見附の「魚がし日本一」さんへ。今日も海鮮丼を無性に食べたくなってね

    海鮮丼にはビールは必須。今日の海鮮丼はこんな感じ。

    今日も美味しゅうございました。ありがとう。

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  • 赤坂のACTシアターでの志の輔の仮名手本忠臣蔵と中村仲蔵は今年が最後だよ。初日に師匠のおはこの名人芸を観てしまった

    赤坂のACTシアターでの志の輔の仮名手本忠臣蔵と中村仲蔵は今年が最後だよ。初日に師匠のおはこの名人芸を観てしまった

    昨日は、このコロナ禍ですが、赤坂のACTシアターで行われた立川志の輔の落語を観に行った。

    • 2020年10月19日(月)18時30分 開演
    • 「恒例 志の輔らくご」
    • 第一部: 大忠臣蔵-仮名手本忠臣蔵のすべて
    • 第二部: 中村仲蔵
    • TBS赤坂ACTシアター

    席は2階のA列。全席指定 6,000円(税込)

    今回の公演は10月19日から25日までで全6公演なのでした。

    実は、この志の輔の大忠臣蔵と中村仲蔵は同じ演目で昨年(2019年)の5月も自分は観ているのです。その時は、志の輔のこの演目に関心し、今回は家族を連れての鑑賞とあいなったのでした。(何故なら、志の輔の噺がすごく良かったので)

    コロナ禍では今年2月の国立劇場で文珍さんを観て以来の落語ですね。

    雨の中を赤坂のACTシアターさんにお出かけです。月曜日から雨は憂鬱ですね。

    劇場の入り口は少し密になっています。入口では、消毒液を手にふきかけられます。

    そして、自分の名前と連絡先、座席番号を記入して、係りの人に渡して入場できるといった、少しものものしい入場手続きとなります。

    そして、劇場の中に入ってわかったのは、今年はグッズ販売もなく、ドリンクの販売もないのでした。せっかく、志の輔さんの手ぬぐいを今年も買おうと思っていたのですが、トホホな状態です。

    そして、仲入りのビールもワインも飲めないとは。残念無念です。

    座席は1席づつ空けての着席です。ということは、キャパに対して、50%の収容ということになります。これでは、収入減が大きいだろうな、と推測されます。

    定刻、18時30分に開演です。

    第一部の仮名手本忠臣蔵のセットは昨年と同じです。あの、浮世絵風の絵です。これ、写真にとりたいな。(撮れないけど)

    舞台には、中央に3枚のパネルが立てられています。そこに描かれているのは浮世絵師・歌川国芳の「荷宝蔵壁のむだ書」を模した絵です。舞台美術の第一人者・堀尾幸男が手がけたものですね。

    まくらでは、志の輔さん、「本日が初日です、昔はしり上がりに調子が上がっていくのですが、この歳になりますと疲れてきて、初日がピークで後は右肩下がりになるのです、皆さんは初日という一番よい日に来られました」と言って笑いをとっていました。

    観客動員数の嵐と自分の比較は昨年と同じ小噺でしたね。

    今年も仮名手本忠臣蔵のあらすじを見事に解説してくれました。

    仲入りです。ここで、ビールとワインが飲めないのはつらいですね。やっぱり。

    仲入りは15分です。

    第2部の志の輔さんの「中村仲蔵」の開演ですね。黒い着物に着替えての登場です。

    今年の中村仲蔵は決まっていましたね。師匠も最後で少し予定時間をオーバーしたと言っていましたので、かなり力が入っていました。

    今年は中村仲蔵が名代になって仮名手本忠臣蔵の第5部のところの志の輔の歌舞伎チックなせりふ回しに力が入っており、大変出来栄えのよい「中村仲蔵」でした。

    最後のあいさつで、このACTシアターでのこの仮名手本忠臣蔵はおそらく最後で、来年から3年間はこの赤坂ACTシアターはハリーポッターのロングランをやるのですよ、云々を残念そうに話しておられたのが、印象的でした。

    本日は大変出来の良い「中村仲蔵」を観ることができました。よお、師匠、名人芸!

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