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  • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」、佐伯祐三は迫力が違うね

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」、佐伯祐三は迫力が違うね

    2024年7月31日(水)

    昨日は久しぶりに美術展に行ってみたよ。皇居横の竹橋にある東京国立近代美術館で開催されているこちらです。

    • 「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」

    開催は8月25日までなので、そろそろ行っておかなくては、と思って出かけました。だけど、今日の東京都心も暑かったね。

    こんな展覧会です。

    パリ、東京、大阪-それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションが集結

    セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。

    時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。

    総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、それをテーマやコンセプトに応じて7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせます。

    入場料は2,200円と少し高いですが、しかたないね。

    入口から佐伯祐三の「郵便配達人」です。佐伯の作品は3点ほどあったかな。どれも独特なタッチがあるよね。油彩をたっぷりに使った絵画、いい絵だと素直に思いました。

    ピカソ、バスキア、ルソー、モディリアーニも1点づつ。今回の目玉はラウル・デュフィの連作の絵かなとは思ったね。あと、萬鉄五郎の存在感のある人物画。あと、ラウル・デュフィの「家と庭」の緑の描き方は絵を習っている自分には参考になりました。

    お客さんそれほど混んでいなくて、おすすめですよ。

    鑑賞が終われば、美術館横の毎日新聞のビルにある「とんかつまるや 竹橋店」へ、これが楽しみなんだね。

    とんかつまるやは創業以来「日本一のとんかつ屋」を目指しています。
    オフィス街を中心に現在23店舗を出店し、日々お客様の満足度向上のため精進しています。

    創業からお客様への約束として 「ローコストハイクオリティ」「鮮度にこだわり一つ一つ手作りで提供」を一貫して続けて参りました。

    改めて思ったのは、脅威のコスパです。

    今回、自分が注文したのが、こちら。

    • ロースカツ定食 800円
    • 瓶ビール 650円

    これで1,450円には参ったね。とんかつも厚くて、とても800円で出せるとは思えません

    こんなに安くて、どのように儲けているんだろうね。上野の「とんかつ山家」と並んで、東京都心ではコスパ最強のとんかつですね。そして「とんかつまるや」と都内で20数店舗のお店があるしね。

    ご馳走様でした。

    上野の「とんかつ山家」(ヤマベ)で世界最強のロースカツ定食に遭遇、これで800円、気絶したよ

     



  • 東京ステーションギャラリーで開催中の佐伯祐三展に行ったよ、驚いたのは絵よりその人出の多さ、シニアは絵画がブームなのかね

    東京ステーションギャラリーで開催中の佐伯祐三展に行ったよ、驚いたのは絵よりその人出の多さ、シニアは絵画がブームなのかね

    今日は絵画展のお話しです。自分も小学校以来、お絵書きから離れていたのですが、現在絵画の教室に毎週行っているので、絵の勉強の一貫として絵画展に足を運ぶことも多いのです。

    そして、先日伺ったのが「佐伯祐三~自画像としての風景」at 東京ステーションギャラリーです。この東京ステーションギャラリーには初めて伺ったのですが、東京駅の中にあるのね。ビックリしました。東京駅の丸の内側だね。会場は東京駅の古いレンガ造りで非常に趣のある会場です。

    自分はこの佐伯祐三という画家は初めて知ったのです。こんな感じの人なのね。

    街に生きた伝説の洋画家 佐伯祐三

    およそ100年前、「大阪」「東京」「パリ」の3つの街に生き、短くも鮮烈な生涯を終えた画家、佐伯祐三(1898-1928)。1924年に初めてパリに渡ってからわずか4年余りの本格的画業の中で、都市の風景を題材とする独自の様式に達しました。特に、一時帰国を挟んだ後の2回目の滞仏期に到達した、繊細で踊るような線描による一連のパリ風景は、画家の代名詞とされ、その比類ない個性は今でも多くの人を魅了し続けています。私たちは、佐伯の絵画に向き合う時、風景に対峙する画家の眼、筆を走らせる画家の身体を強く想起させられます。そして、描かれた街並の中に、画家の内面や深い精神性を感じ取ります。それゆえ作品はしばしば、画家自身を映したもの―自画像にたとえられます。

    本展では、佐伯が描いた「大阪」「東京」「パリ」の3つの街に注目し、画家が自らの表現を獲得する過程に迫ります。最大級の質と量を誇る大阪中之島美術館の佐伯祐三コレクションを中心に、画家の代表作が一堂に集結。展覧会初出品となる作品も出展されます。15年ぶりの回顧展となる本展は、佐伯芸術の魅力を再発見する機会となることでしょう。

    この絵画展では膨大な数の絵が出品されています。パリと日本の風景の絵が多いのですが、断然パリの風景の方がいいね。東京の新宿(彼が暮らしていたあたり)界隈の絵はとにかく風景に趣がないね。自分としてはパリの絵の中で気に入ったのも数枚ありました。

    ポスターなどに取り上げられているこの「郵便配達夫」もあったよ。

    驚いたのは絵画そのものより、その人の多さです。平日のお昼に伺ったのですが、展示室は多くのシニアで一杯なのです。ルーブルより人が多いよ。この佐伯祐三という人が有名なのか(繰り返しますが、自分は今まで知らなかった)、日本のシニア層で絵画鑑賞が爆発的に多くなっているか、度肝を抜く人の多さでした。展示室は芋の子を洗うように、大混雑です。

    ビックリするね、日本のシニア。それともすることがないので、大挙して押し寄せているのかな。

    ちなみに東京は4月2日までです。興味がある方はお早めに。

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