タグ: 吉田修一

  • 映画「国宝」、今年度の最優秀男優賞は吉沢亮でいいのではと思わせた、熱演

    映画「国宝」、今年度の最優秀男優賞は吉沢亮でいいのではと思わせた、熱演

    2025年6月7日(土)

    本日はまたマレー鉄道の旅ブログの続きに戻ろうと思っていましたが、昨日観た新作の映画のインパクトが強かったので、本日はこの話しを。

    観た映画は共演している渡辺謙がインタビューで主演二人をかなり褒めていたのでね。

    • 「国宝」

    李相日監督が「悪人」「怒り」に続いて吉田修一の小説を映画化。任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描いた人間ドラマ

    任侠の一門に生まれた喜久雄は15歳の時に抗争で父を亡くし、天涯孤独となってしまう。喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎は彼を引き取り、喜久雄は思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことに。

    喜久雄は半二郎の跡取り息子・俊介と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして互いに高めあい、芸に青春を捧げていく。そんなある日、事故で入院した半二郎が自身の代役に俊介ではなく喜久雄を指名したことから、2人の運命は大きく揺るがされる

    主人公・喜久雄を吉沢亮、喜久雄の生涯のライバルとなる俊介を横浜流星、喜久雄を引き取る歌舞伎役者・半二郎を渡辺謙、半二郎の妻・幸子を寺島しのぶ、喜久雄の恋人・春江を高畑充希が演じた。脚本を「サマー・ウォーズ」の奥寺佐渡子、撮影をカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」を手がけたソフィアン・エル・ファニ、美術を「キル・ビル」の種田陽平が担当した。2025年・第78回カンヌ国際映画祭の監督週間部門出品。

    2025年製作/175分/PG12/日本
    配給:東宝

    自分は封切り初日の朝一番にこの映画を六本木ヒルズのTOHOシネマズに観に行ったのですが、結構お客さんが入っていてビックリ、それも女性が多かったかな。やっぱり主演の2人が目当てなのかな。

    自分的には原作が吉田修一の映画は良いと思ったことがないという、相性悪いので、あまり期待はしていなかったんだけど。

    ある歌舞伎役者の一代記なんだね、全く知りませんでした。内容はともかく、今年度の最優秀男優賞は吉沢亮でいいのではと思わせた、熱演でした、渡辺謙の言うとおり

    これ玉三郎と被るよね。だけど、やっぱり少し長すぎるよね、全体的にかなり編集できるところはあるよ、歌舞伎も含めて

    敢えて言えば、エンディングが今ひとつかな、自分的には歌舞伎の一番いいところでスパッと切ってほしかったね。

    まあ、上半期の日本映画ではベストでしょう、もう少し哀愁があれば更にいいのですが(ゴットファーザーの観すぎ)。

    それと寺島しのぶの配役はいくらなんではベタすぎ、いくら適役でもね。

    観終われば、ランチはこちらのラーメンやさんへ、麻布十番の「新福菜館」

    13時に訪問で行列はなし、中の店員さんが変わっていてビックリ、なじみの女性はいないね。

    本日もビールとラーメン(並)です。

    ご馳走様でした、美味しゅうございました。歌舞伎役者の人はラーメン食べないんだろうね

    シネマ歌舞伎の「唐茄子屋 不思議国之若旦那」を鑑賞、観客のいる劇場中継だね

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  • 映画「愛に乱暴」は話しは単純すぎるが、江口のりこの怪演に救われたね

    映画「愛に乱暴」は話しは単純すぎるが、江口のりこの怪演に救われたね

    2024年9月3日(火)

    ようやく9月です。学校も始まり、映画館のラインナップからもガキンチョ映画がなくなってよかったよ。そして週の初めは映画を観に行くことに。

    本日は渋谷のテアトルシネマです。こちらの映画。

    • 「愛に乱暴」

    「悪人」「怒り」などで知られる作家・吉田修一の同名小説を江口のりこ主演で映画化し、愛のいびつな衝動と暴走を緊迫感あふれるタッチで描いたヒューマンサスペンス

    初瀬桃子は夫・真守とともに、真守の実家の敷地内に建つ離れで暮らしている。桃子は義母・照子から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うかのように、石鹸教室の講師やセンスある装い、手の込んだ献立といった“丁寧な暮らし”に勤しんで日々を充実させていた。そんな中、近隣のゴミ捨て場で不審火が相次いだり、愛猫が行方不明になったり、匿名の人物による不気味な不倫アカウントが表示されるようになったりと、桃子の日常が少しずつ乱れはじめる

    徐々に平穏を失っていく主人公・桃子を江口が演じ、夫・真守を小泉孝太郎、真守の母・照子を風吹ジュン、真守の不倫相手・奈央を馬場ふみかが演じた。監督は「おじいちゃん、死んじゃったって。」「さんかく窓の外側は夜」の森ガキ侑大。

    2024年製作/105分

    観ての感想。自分は原作者の吉田修一がよくわからないんだな、原作は読んでいませんが、普通の不倫のことだけで話しが面白くないよね。映画自体の出来はよいとは思いますが。

    それも江口のりこの熱演というか怪演があったからかな。細かい伏線は自分はあまり繊細でないのか、よくわかりません。火事のこと、床下のこと、ホームセンターの男、細かすぎでしょう。原作的には向田邦子の頃からから相当退化しているよね。

    ただ単に自分と吉田修一の相性がよくないからなのかな

    だけどあの江口のりこの役、筒井真理子にやらせたら凄みがある恐ろしいまた違った映画になっただろうね、年齢的に厳しいか。安藤さくらでもよかったね。

    だけど、最後の場面、江口はどうしてあっちの屋敷の住人になったのかね、意味深な終わり方だよね。ところであの火事はこの映画とどうゆう関係があるんだ。

    まあいいか。

    終われば渋谷ですので、ランチはいつもの「喜楽」で。ビールはなしの、ちゃーしゅーめん(1,000円)です。いつもおいしさ。

    それと、明日、免許の更新に行こうと思っていたのです。更新ハガキをよく見ると、現在は事前に日時を予約しないといけないのね。初めて知りました。そして、直近はもう予約が埋まっているのには二度驚きです。

    運転免許の更新もすごいことになっているね。

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

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  • 映画「湖の女たち」の話の展開、自分には理解できなかった、薄幸役の松本まりかは秀逸

    映画「湖の女たち」の話の展開、自分には理解できなかった、薄幸役の松本まりかは秀逸

    2024年5月22日(水)

    2日前の週初めの月曜日です。

    またいそいそと映画館に通う自分。本日観た映画はこちら。

    • 「湖の女たち」

    興味が惹かれたのが原作があの吉田修一だというところかな。原作者に敬意を払って劇場へ。場所は渋谷のテアトルシネマ。あらすじはこんな感じ。

    「日々是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣が監督・脚本を手がけ、作家・吉田修一の同名小説を映画化したヒューマンミステリー

    湖畔に建つ介護施設で、100歳の老人が何者かに殺害された。事件の捜査を担当する西湖署の若手刑事・濱中圭介とベテラン刑事・伊佐美佑は、施設関係者の中から容疑者を挙げて執拗に取り調べを行なっていく。事件が混迷を極めるなか、圭介は捜査で出会った介護士・豊田佳代に対して歪んだ支配欲を抱くように。一方、事件を追う週刊誌記者・池田由季は、署が隠蔽してきた薬害事件が今回の殺人事件に関係していることを突き止めるが……。

    若手刑事・圭介役を福士蒼汰、介護士・佳代役を松本まりかが担当し、特殊な関係に溺れていく刑事と容疑者という難役を熱演。ベテラン刑事・伊佐美を浅野忠信、週刊誌記者・池田を福地桃子が演じた。

    観ての感想。どうして話しがこんな風になるのか自分は理解できず。あの731部隊のことがこの話しとどうして結びつくのかあまりにも強引すぎ。原作が悪いのか、脚本が悪いのか、監督が悪いのか、いづれかだと思う。原作は読んでいないので、そこはわかりません。

    警察の取り調べ風景にも相当な違和感が。今の警察であんな取り調べしたら即刻免職でしょう。そのあたり、リアリティからかけ離れているので興ざめ。

    刑事と介護士がどうしてああゆう関係になめのかも意味不。

    自分がよかったと思うのは、介護士役の松本まりなかな。

    薄幸キャラは日本では木村多江の独壇場ですが、それに色気もある松本まりかもそんな役いいよね。週刊誌記者役にももう少し年齢が入った人を配役しなくてはね。

    あの人が財前直見なのか、エンドロールを観てわかりました。

    とにかく自分とは感性が違うんだということで納得するしかないね

    観終われば、いつものように道玄坂の中華「喜楽」へ。そして、公園通り下の「一蘭」は今日も50分待ちです。すごいね。

    喜楽は今日もラッキーなことに行列なし、ラッキーでした。いつもの「チャーシュー麺」、1000円なり。

    今、IHGでは25%offキャンペーンをやっているね。2泊以上。そして、TopCashBack経由だとIHG予約が15%キャッシュバック。これを見て、来週から急遽、バンコクに行こうと思う自分。バカなのかね。

    「ゴールドボーイ」は出色の出来、主役はもはや安室朝陽役の羽村仁成だね

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