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  • フランスはバスク地方発の「CUBE」3Dサラウンドスピーカーは驚愕の音。値段もよいですが

    フランスはバスク地方発の「CUBE」3Dサラウンドスピーカーは驚愕の音。値段もよいですが

    いつものように、おしゃれ雑貨で有名な東京の六本木にあるリビング・モティーフ(LIVING MOTIF)を何か新しいものが入荷していないか、定点チェックに訪問したのが始まりだったのです。2Fのデスク周りの雑貨フロアへ直行します。

    そして、本日は今までに見たこともないスピーカーを目にしたのです。変わった形というかキューブ状の形をして、音が360度に広がるのです。実によい音がします。

    そんなスピーカーを見つけ近づいていくと、フロアーのお姉さんがフォローしてきます。

    期間限定の販売で6月までこちらで販売しているとのことです。フランス製のスピーカーですね。一見、家具にしか見えないスピーカーなのです。

    コーヒーテーブル・ラウンドスピーカー

    CUBEは、まるでコーヒーテーブルのようにソファーサイドにぴったり収まるユニバーサルデザインの一体型3Dナチュラルラウンドスピーカーシステムです。80年にわたり受け継がれてきたスピーカーブランドとしての伝統とノウハウをできるだけコンパクトでシンプルにまとめるために、低音用のフロントスピーカー1つと特許技術であるWIDE SOUND 2.0の3Dナチュラルサラウンドテクノロジーを組み込んだリアススピーカー2つの計3つのスピーカーによって、床から天井まで360度四方に驚くサウンドが拡がります

    また、本体は地元のバスク地方の天然木材を使用し、熟練のクラフトマンによって、ひとつひとつ丁寧に手作業で家具品質にこだわって製作されています。

    そして、このスピーカーがおしゃれなのは、モデルごとに本体の素材が異なることです。

    • 人工大理石のコーリアン仕様
    • 天然木材のウォールナット仕上げ
    • 本革仕上げ

    の3つの素材から選ぶことができます。自分もびっくりしたのですが、本皮仕上げでも価格が同じなのは驚きです。

    接続は、Bluetooth/RCA/3.5mmステレオミニジャック/Toslink input光端子と揃っています。そして、操作性はアナログ感覚で行います。本体TOPの音響調整に高音と低音調整の3つのノブで自分好みの音質に調整可能です。

    感心したのは、リビングにおいても全く違和感がないデザインは秀逸です。スピーカーの下部には雑誌などがおけるスペースもありますので、本当に家具のようなスピーカーなのです。

    ひと目見て、自分も欲しくなったんだな。だけど、やっぱりネックになるのは価格かな。自分は音を実際に聞いたのでその価値はあると思います。キッパリ。

    どうしようかな。ANAのあのモックシートを購入するよりは、やはりこちらでしょうか。

     

  • 福岡県・糸島で作られてるRitzwell(リッツウェル)の家具、売りは“日本の繊細さ、世界基準の品質”

    福岡県・糸島で作られてるRitzwell(リッツウェル)の家具、売りは“日本の繊細さ、世界基準の品質”

    ダイナースの会員誌と言えば、ご存知「SIGNATURE」(シグネチャー)です。先日、その情報誌が自宅に届いたのでした。

    中をパラパラと見ると、今までどこでも見たことのない家具の紹介があったのでした。大変高級そうで趣味の良いチェアーだったのです。

    その家具を作っていらっしゃる会社がRitzwell(リッツウェル)という会社だったのです。今まで聞いたこともないブランドです。

    キャッチコピーは、“日本の繊細さ。世界基準の品質”

    自然溢れる福岡県・糸島で、若手職人の手によってつくられています。日本ならではの感性と、若手ならではの斬新さで、世界を相手に、日々挑んでいます。”

    本社は福岡にあります。

    • 〒812-0888 福岡市博多区板付5-2-9

    こんな高級ラインの家具製造されている会社が福岡にあるとは珍しいですね。

    ちなみに会社の代表者でデザイナーは宮本晋作(SHINSAKU MIYAMOTO)という方です。

    商品はこんな感じです。

    日本国内で企画開発から製造までの工程を一貫して手がけている、家具ブランド、リッツウェル
    1992年の設立以来、リッツウェル独自の思想をベースに、上質な素材、磨き抜かれた職人の技、真摯な探究心に支えられた上質な家具作りを追求し続けています。
    開発拠点となる本社を中心に、東京、大阪にショールーム、さらにはイタリア・ミラノに海外オフィスを構え、その情報発信・流通ネットワークは、日本のみならず全世界に拡がっています。

    こちらの家具のコンセプトです。

    1992年の創業以来、一貫して“made in Japan”の家具を作り続けるリッツウェル。
    「作り手と使い手の思いの深さが、年月と共に一つの家具を愛着のある存在に育てていく」という幸せな経験の積み重ねが、手間隙を惜しまない私たちの家具作りを支えています。
    「実用性」と「審美性」の二つの視点から幾度ものブラッシュアップを繰り返すことで生み出されるリッツウェルの家具は、時の試練に耐えうる心地よさと美しさを兼ね備えたデザインのものばかり。
    上質な素材に繊細な手仕事のプロセスを施すことで、“温かみ”というエッセンスを吹き込まれた家具たちは、マスプロダクトとは異なる思想を身にまといながら、そこで過ごす人たちの日々に優しく寄り添っていきます。
    “控えめでありながら確かな存在感を放つ、たたずまいの美しい家具”
    私たちが作る家具たちも、日々の暮らしの中にあってちょうど音楽や絵画がそうであるように、文化や習慣などの垣根を越えて、すべての人にとって安らぎや落ち着きを感じさせるような、そんな存在であってほしいと考えています。

    例えば、こちらのソファなんか痺れますね。DIANA(ダイアナ)という名前のソファです。

    だけど、気になるのはお値段です。間違いなく高そうです。カッシーナの家具のような雰囲気があります。表参道のショールームも完全予約制とのこと。

  • 檀ふみさん大推薦の椅子は「マリリン」、京都の「ソファ専門店」の匠ソファさん、お姿が美しい

    檀ふみさん大推薦の椅子は「マリリン」、京都の「ソファ専門店」の匠ソファさん、お姿が美しい

    VISAから毎月送られてくる情報誌の12月号に興味を引く記事があったのです。プレミアム家具フェチの自分はこの家具の情報をまったく知らなかったのです。

    今回のそのエッセイ“元気のダンドリ”の執筆者は女優の檀ふみさんです。今回のお題は「マリリンとケネディがいる」というものです。

    椅子とお見合いをしたことがある

    そのために、はるばる飛騨まで出かけて行かねばならなかった。

    広い部屋にポツンと置かれていた椅子は、かなりお年を召していた。座面はボロボロ、革は面影とどめておらず、くたびれきったクッション材がまる見えだった。

    それでも、その姿には風格があった。人を包み込むような優しさがあった。

    「はじめまして。どうぞよろしく」

    結婚の決断はなかなか(とうとう?)できなかった私だが、古い椅子との縁組だけは、即決だったのである。

    決して、アンティーク家具が好きなわけではない。むしろ、その過去が心に重たく感じられるほうで、長いこと敬遠していた。

    買うならば、断然、新しいほうがよい

    (中略)

    私には心当てがあった。以前、新聞か雑誌の記事で見かけてボンヤリと憧れていた、北欧の名品である。たしか「椅子」とかいう、そのものズバリの名前だったような覚えがある。インターネットで調べてみると、すぐに見つかった。「ザ・チェア」。なんでもジョン・F・ケネディが、大統領選の討論会のときに座って、一躍有名になった椅子だという。

    今も正規メーカーで作られているし、すでに意匠権が切れているので、ジェネリック家具と呼ばれる復刻生産されたものも、お手軽価格で手に入るらしい。

    しかし、珍しくも、「古いものがいい」と思ってしまった。「できたら、ケネディと同じ時代のものがいい」

    なぜだろう。いまだにどうしてかはわからない。

    お見合いには副産物があった。

    飛騨のショールームを見て歩いていたら、なんとも色っぽいフォルムの一人掛けのソファが目に留まったのである。座ってみると、ふんわりと抱かれる感じで、もう立ち上がりたくない。こちらは新作。「名前は?」と訊くと、なんと「マリリン」だという。これはもう、運命でなくてなんだろう。

    というわけで、我が家には「ケネディ」がいて、「マリリン」がいる。どちらも、私のお気に入りである

     

    そして、檀ふみさんが紹介されているその「マリリン」をあつかっていらっしゃるお店が、京都に本店がある「ソファ専門店」の匠ソファさんです。

    東京の青山にもお店を構えていらっしゃいます。

    お店のHPでの「マリリン」の紹介文です。

    日本が誇る北欧家具工房と、トップデザイナー岩倉榮利が組み誕生したのが、 2015年グッドデザイン賞受賞の「マリリン」です。

    デザインの美しさから、一目惚れで選ばれることが多い「マリリン」。 ゆったりとラウンジ感覚でくつろぐことをイメージし、やや低め&ワイドなサイズ感に仕上げています。 洗練されたデザインながら、重厚さも併せ持つのが、マリリンの魅力です。

    枝をモチーフにした脚のデザインと、柔らかな仕上げが特徴です。 長年、福祉家具を製造してきた経験を活かし、テーブルやアームの面形状を優しく、柔らかく仕上げます。 職人が丁寧に仕上げれば仕上げるほど、艶やかで、美しい表情が出てきます。

    幅660mmとかなりゆったりとした広さの「マリリンチェア」。 ハーフアームなので椅子の立ち上がりや出入りがしやすく、圧迫感がなく、リラックスしてくつろぐことができます。 デザインの特徴は北欧の伝統的な技術を取り入れた、笠木部分(背からアームにかけて)の仕上げ。 左右対称となる木目(ブックマッチ)にこだわり、一本の無垢材から厳選して木取りを行います。 その分、贅沢な木取りになりますが、見た目の美しさを出すためには欠かすことのできない作業です。

    「マリリンチェア」は、シニアの方でもゆったりと座れるよう、低く、そしてワイドに設計されています。 背当たりも抜群に良く、小柄な方でも、床にしっかりと足がつきます。 サイズは幅660mmのワイドタイプと、幅600mmのスタンダードタイプがあります。 テーブルのサイズや、体型に合わせ選ぶことができます。 また、座面は裏面からネジで外すことができますので、座面パーツを購入いただければ、お客様でも簡単に張り替えが可能です。

    確かに、写真で見る限り、一目ぼれしそうな椅子ですね。

    ちなみに自分の自宅の食卓の椅子はBC工房なのです。座面の革などを張り替えたりして、もう20年以上使用しているのです。

    だけど、この「マリリン」椅子もよさそうですね。

    自宅の書斎のチェアはWilkhahnのModusのハイバックチェアで決まり



  • ニトリで家具を買うぐらいなら、ヤフオクでカッシーナやウィルクハーンやセダスの家具を買う方が絶対価値があるな

    ニトリで家具を買うぐらいなら、ヤフオクでカッシーナやウィルクハーンやセダスの家具を買う方が絶対価値があるな

    先日のヤフオク。ドイツの家具メーカーの Sedus(セダス)の OPEN MIND(オープンマインド) 昇降機能付オットマンが1,000円スタートで出品されていた。要は、フットレストですね。

    これを他1名と少し競ったが、9,750円で落札した。ただ、このタイプのオットマン、ネットのどこを探しても、値段が見つからない。おそらく定価150,000円ぐらいすると思う。そして、情報も全くない。

    SEDUSのHPに行くと、このタイプの写真が出ているので、間違いなくセダスが扱っているものと確信した。

    しかし、それにしても、どうしてこんないい家具が安値で取引されるのかな。不思議でならない

    自分は、このメーカーの同じオープン・マインドのワークアシストを普段使っている。これは、オットマン付きのパソコン作業台が付いているもの。足を投げ出して、居間でパソコンを使うときはいつも使っている。よって、毎日使用している。このワークアシスト、カッシーナのマラルンガと組み合わせて使うと。パソコン使用環境としては世界最高です。

    ちなみに、このマラルンガも展示品をヤフオクで落札したもの。

    そして、今日の本題。

    ニトリや大塚家具で新品の家具を買うぐらいなら、絶対、ヤフオクであの有名なカッシーナやWilkhahn(ウィルクハーン)などの家具をオークションで買った方がお得だと思う。

    ただ、カッシーナは大変有名なメーカーなので、ヤフオクでも値は上がるが。

    ただ、Wilkhahn(ウィルクハーン)や Sedus(セダス)といったドイツ製の家具メーカーは本当に格安で購入可能。自分も含め、家族の事務机の椅子は、みんなWilkhahn(ウィルクハーン)の総革張りのハイバックチェアを利用。すでに、20年以上それぞれ利用していますが、革のへたりなど一切なし。まさに一生ものです。これが、3万~5万で落札可能。定価は、40~50万円しますが。椅子はやっぱり革がお買い得。メンテナンスしなくて良い。布製だと、どうしても傷みが目につきます。長期的視点では、革製の椅子が一番コスパが良い。

    椅子のことなら、人気住宅建築家であった故 宮脇檀さんの娘さんが書かれた「父の椅子 男の椅子 (建築家宮脇檀・名作椅子コレクション)」が大変参考になります。自分も購入して本棚にあります。マラルンガやマレンコのソファ、Yチェア、イームズのラウンジチェアなどの宮脇氏の愛用していた話しがたくさん語られています。著者の娘さんの結婚に際してプレゼントしたのも、マレンコのソファとは。いやはや、恐れ入りました。