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  • クレカの付帯の海外旅行保険、海外でコロナ陽性となった場合、ホテル費用と飛行機代は補填されるのか

    クレカの付帯の海外旅行保険、海外でコロナ陽性となった場合、ホテル費用と飛行機代は補填されるのか

    いよいよ来週に迫ってきたベトナムはホーチミンへの旅です。今回の旅は家族3名で行くので、現地での帰国に際してのコロナ検査で陽性となる確率もかなり高いと思われます。

    その陽性になった場合は陰性になるまでのホテル代と飛行機代が心配なのです。

    いつもは全く心配していない旅行保険なのですが、コロナ用の保険に入るかどうか思案のしどころなのです。

    そして、自分が利用しようと思っている旅行保険は、「三井住友カード プラチナカード」のカード付帯保険なのです。

    そこで、海外でコロナ陽性とむなった場合の保険対応について、VJ保険デスク(三井住友海上)にTELして確認してみました。

    • 国内から:0120-658-811
    • 海外から:81-18-888-9225

    平日の午前に電話するも、なかなか繋がりません。みんな問い合わせに忙しいね。

    ようやくつながりました。オペレーターの方にコロナ陽性になった場合に保険会社の方に確認しました。要旨は下記のとおりです。

    • 保険が適用できるのは、医師の指示で入院もしくはホテル隔離した場合は、その費用は保険適用になる。
    • あくまで、何らかの医師の診断書とホテル隔離が必要との書類をもらう必要がある
    • その場合は、帰国用の飛行機を変更する費用も出る

    納得いきました。コロナ検査場での陽性証明書だけではダメだということですね。

    「海外旅行 コロナ保険」と検索して、いの一番に出てくるのは、エイチ・エス損保の海外旅行保険です。こちらの保険ははっきりと、「エイチ・エス損保の海外旅行保険では、新型コロナウイルスも補償の対象になります」と記載されています。

    エイチ・エス損保の海外旅行保険では、現地での治療費用や医師の指示によるPCR検査費用などが補償されます。

    【 補償対象 】

    • 現地での治療費用
    • 医師の指示によるPCR検査費用
    • 帰国前検査で陽性となった場合の入院費用・ホテル等の隔離費用、航空機の変更費用
      • 補償適用には、「医師による証明がされたPCR検査陽性証明書」もしくは「厚生労働省指定フォーマットの検査証明書」が必要
    • 帰国後の治療費用 など
      • (保険責任期間中に感染し保険責任期間終了後(旅行終了後)30日以内に医師の治療を開始した場合、補償の対象)

    【 補償対象外 】

    • 飛行機に乗るためのPCR検査費用
    • 旅行出発前の感染によってかかった治療費用、旅行キャンセル費用
    • 濃厚接触者となった場合のホテル等の隔離費用、航空機の変更費用

    よく読むと、エイチ・エス損保の場合もコロナ陽性になった場合は医師による証明書が必要なんだな。少しエイチ・エス損保の方がゆるいのかな。(厚生労働省指定フォーマットの検査証明書でもOKとのこと)

    どうしよう。

     

  • ついに帰国後の14日間隔離が終了。やっぱりMYSOSアプリには要注意だな。だけど一工夫すれば回避も可能かな

    ついに帰国後の14日間隔離が終了。やっぱりMYSOSアプリには要注意だな。だけど一工夫すれば回避も可能かな

    この2021年10月の中旬にイタリアから帰国して、この10月30日にようやく隔離明けとなりました。隔離10日後にPCR検査を受けて陰性ならばその証明書を提出すれば10日間隔離に短縮できたのですが、追加でPCR検査費用を支払うのもばからしいと思い、あえて検査はせず、14日のフル隔離にしたのです。

    自分にとってはこの日本帰国&入国後の14日間隔離は初めての体験でしたが、貴重な体験をしたのでした。

    まずは、帰国後の羽田空港での検査の様子は既に報告していますので、あえて今回はしません。

    海外から羽田空港に着いた場合の税関通過後の空港の様子を報告してみたいと思います。

    時刻は19時ぐらいです。到着ロビーに出て様子を見てみたのですが、当然、公共交通期間を利用を堂々と利用している人はいなかったな。モノレールや京急の品川方面行きなどの改札近くには警官が立っていたと思います。

    なかなか警備は厳しいですね。そんな感じの羽田空港でした。だけど、一工夫すれば、都心に帰ってこれるかな?

    そして、毎日居場所確認が行われるMYSOSというアプリです。ビデオ通話はこんな感じで毎日かかってきたのでした。30秒ほど自分自身と背景がわかるように撮影されます。毎日、いつこのビデオ通話がかかってくるかは、自分の場合は正午をはさんで前後2時間ぐらいかな。

    ある程度の規則性はあります。

    • 隔離1日目 17時28分
    • 隔離2日目 13時24分
    • 隔離3日目 13時15分
    • (毎日こんな感じで少しづつ前倒しされていった)
    • 隔離14日目 9時27分

    隔離の日にちがのびるに従って毎日数分ごとに繰り上がっていくイメージです、自分の場合は。隔離1日目の連絡が遅いのは、初日ということで異常値なのでしょう。

    そして、隔離の最終日には先方より自動的に、「入国者健康確認センターと連携を解除しました」というメッセージとともに、連携が解除されます。

    そして、隔離10日目には現在PCR検査での陰性証明を提出すれば、それ以降の隔離が免除されるわけですが、このMYSOSアプリ経由で「隔離期間短縮のためのPCR検査」の申込みが出来るという手際の良さです。郵送PCR検査で13,000円(税込み)かかります。

    アプリに表示される検査機関は、下記です。

    • チームメディカルクリニック新宿

    ちなみにこちらの検査機関は、自分がイタリア入国のためにPCR検査を東京で受けた機関でした。

    このMYSOSについての問題点は、帰国直後に書いた自分のブログ“MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ”でも指摘したように、このビデオ通話が核心ではないということです。

    GPSで全行動を監視されているということです。おそらく、申請住所から大きく乖離した行動を頻繁にとれば、このビデオ通話による確認も毎日数回はあるのではないかな。

    自分の場合はこれは何とか工夫して回避しましたが。

    実に闇の深いアプリです。

     

  • 海外からの帰国時の隔離用の必須アプリ、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ

    海外からの帰国時の隔離用の必須アプリ、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ

    2021年10月のイタリアへの旅のブログが続いていますが、今回は帰国後の隔離についてシステム上の大きな疑問について緊急に語りたいと思ったのです。

    一番の理由は、結論的には、こんなことを一般の人(外国からの帰国者及び外国人の入国者)に対し、説明しなくて運用していいものだろうかと、大きな疑問を持ったのでした。

    まず帰国時での空港でのコロナ対策としての対応です。もちろん、2021年10月現在でも日本へ帰国及び入国する日本人及び外国人は相当に少ないです。自分の到着空港は羽田空港でしたが、17時着でその周辺時間の便は2便のみです。機内で書類記入とwebへの情報登録も完了しています。

    降機後の空港の導線は以前と全く違うことに驚きました。ずいぶんスポットから歩かされて、「COVID-19 testing」と書かれた案内に沿って、進みます。チェックの関門は5つぐらいあったと思います。かなり各コーナーで分業されており、書類提出、アプリのインストール・有無・各種設定の確認、抗原検査、最後はその検査の陰性証明が出て、コロナ関所から抜け出して、荷物をピックアップ、税関チェックを経て、ようやく到着ロビーに出てくる手順です。

    自分の体験では、どこもかなりスムーズに運営されていて、特に不満はありませんでした。抗原検査の結果待ちだけは、30分近く待つことになります。

    降機から到着ロビーに出てくるまで、1時間少しかかったかかな。

    今回のブログの核心は、待機場所(自分の場合は都内の自宅)に帰ってからの出来事なのです。ちなみにスマホにインストールされるアプリは次の2つです。

    • MySOS(入国者健康居所確認アプリ)
    • 接触確認アプリ(COCOA)

    今回、取り上げるのは決定的に重要な「MySOS」アプリの方です。

    具体的には、待機場所が空港で提出した住所にアプリに登録されます。そして、現在地報告をアプリ上で一日に2回程度しないといけないのですが、報告しようとポチッても“あなたは登録場所とは違う場所にいます”という表示が出て、報告できないのです。

    そして、ビデオ電話による連絡も、スマホから着信音もしなくて、瞬時対応できないのです。

    書類に書いてあった「入国者健康確認センター」に苦情を入れます。こちらは、ちゃんと対応しようとしているのだか、アプリがどうしようもない、と申し入れです。

    まあいろんなアプリの問題点の不満を申し上げましたが、先方担当者が言うには、“アプリも万能ではないから、しかたありません、最終的には係(人間)がスマホに電話しますので、その旨話して下さい、そんなコメントがあったことは残しますので安心下さい”、とのことでした。

    だけど、ここが最大の核心なのです。30分近くその人と話していて、言葉じりから「この人、今日朝の自分の行動を全部知っている」と確信したのです。近所の郵便ポストとコンビニに行ったのです。

    詳しくは申しませんが、スマホ+GPS+この「MySOS」アプリの組み合わせ(これでわかる人はすぐに判ると思います)です。

    ビデオ通話であえて話さなくても、すべて分かっている(あなたがどのように動き回っているか)のね。また、担当者は、“縦の動きは補足しずらいが、横の動きはほぼ判る”とポツリと行ったのです。

    これはまずいな(中国のような監視社会)と思った次第です。

    深い闇を見ました。