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  • 長崎で龍馬ゆかりの地を巡る、亀山社中は小さくて坂道にあるのね、驚いたよ

    長崎で龍馬ゆかりの地を巡る、亀山社中は小さくて坂道にあるのね、驚いたよ

    桂文珍さんから長崎の旅に戻ります。

    自分がグラバー園に昨日赴いて、長崎市の観光地に全く言ったことがないと気づいたのです。そうであれば、やっぱり「龍馬ゆかりの地」に行かないとね。(るるぶのキャッチコピーそのまま)

    情報誌によれば、風頭周辺で坂本龍馬の足跡をたどる、モデルプランが紹介されていたのです。というわけで、本日はまず風頭公園(かざがしらこうえん)を目指します。

    市内から風頭公園のバス停を目指します。長崎では初路線バスです。坂道の多い街です。これはどう考えても徒歩はないね。バスが正解です。

    GW前で観光客らしき人はいません。ましてや修学旅行生は皆無です。龍馬ゆかりの地なのにね。まずは公園手前にある「小川凧店」を目指します。できれば「波に千鳥」の模様のハタを買いたいね

    行ってみたら、すごく素朴なお店なのね。店主が一人でもくもくと製造と販売をされていました。目当ての「波に千鳥」を購入したよ。値段は900円。やっぱり縁起物は大切だよ。

    お店を後にしたあとは、風頭公園に坂本龍馬像に赴きます。小雨降る中、観光客は誰もいません。長崎の大パノラマを一人で堪能します。やっぱり港の見える風景はいいね。

    ここは撮影スポットだな。お土産やさんなどは皆無です。

    そして、次に目指すのは徒歩で10分ほどの「亀山社中記念館」です。

    龍馬が設立した日本初の商社といわれる「亀山社中」跡地にある記念館。当時の間取りに限りなく近づけて復元された館内には、龍馬の愛用品や手紙のレプリカ、貴重な亀山焼などの資料が多数展示されている。

    率直な感想、亀山社中、大変なところにあるね。下からあがってくれば相当な坂道だよ。(昔の人から考えればそうでもないかも)これを通ってくるのは大変だよ、下からね。

    だけど風情のあるところ。竜馬はお金がないので、市内の一等地に拠点がもうけられなかったのかな。まさに時代を駆け抜けた、維新を感じることの場所。亀山社中そのものは2間だけの小さいものだったのですね。グラバー邸とは大違いです。

    龍馬と高杉、どちらも長命でなくて歴史は名を残したね。その点、西郷は突出した人物だと思うが、躍動感がないね。ましてや、桂小五郎は軽すぎると、大久保はダメだよ。(あくまで私見です、鹿児島の方、申し訳ありません)

    やっぱり、吉田松陰は偉大なり。(萩出身者なのでね、許して)

    だけど、日本人ならこの亀山社中は一度は訪れたほうがいいね。こんな辺鄙な場所から歴史は動いたんだよ。

    [長崎観光]グラバー園は無料のツアーに入ったほうが100倍楽しめる





  • [長崎観光]グラバー園は無料のツアーに入ったほうが100倍楽しめる

    [長崎観光]グラバー園は無料のツアーに入ったほうが100倍楽しめる

    2023年4月の長崎への1泊2日の目的のないボッチ旅行です。宿泊したホテルは大浦天主堂とグラバー園の坂道入り口に建っている「ANAクラウンプラザホテ 長崎グラバーヒル」です。

    11時ぐらいにホテルに到着したので、チェックインはできず荷物をホテルに一時預かりしていただいて、まずはグラバー園を回ってみようかな、という気分になったのです。

    自分の記憶では長崎に来たことはあるのですが、どうも観光をしたという記憶がなくビジネス一辺倒での訪問だったんだな。色気がないね。

    ホテル横のグラバー邸に続く坂道を登り始めます。両脇にはお土産屋さんやカステラなどを販売しているお店が続きます。

    ここで脇道にそれます。初め通った時はこんな観光地のお土産屋さんなんか、でうでもいいやと思ってやり過ごしていたのです。後で調べてみると中には長崎を代表する有名店もあるのですね。ちなみに自分は最終日にこの坂道で角煮まんじゅうでは一番有名な「岩崎本舗」でこのまんじゅうを購入したのです。人間、色眼鏡で見てはだめですよ。

    グラバー園手前にある国宝の大浦天主堂は入場料が1,000円必要だし、まあ教会はイタリアで見尽くしたのでここはパスです。外観の写真だけね。

    グラバー園を目指します。グラバー園は大人620円の入場料です。ここは、1日に3回ほど無料で園内を説明してくれるツアーがあるのですね。自分も11時の回に参加しました。約1時間ほどのツアーです。感想です。いやー、勉強になったね。三菱の起源(岩崎弥太郎の長崎でのこと)、鉄鉱石と造船所、坂本龍馬と幕末のこと、グラバーのことと幕末フェッチであれば非常に興味深い話しが聞けました。これで無料はないだろうというレベルです。

    そうそう、マダム・バタフライの蝶々夫人の話しもここが起源なのね。話しを聞きながら、港を見下ろす絶景風景で何故長崎が明治維新の最も重要な場所か分かったね。坂本くんもこの風景を見て確信したんだろうな。今のシリコンバレーのようにね。

    ここで最新の情報を吸収しないとのし上がれないと確信したんだろうね。その最も重要なおこぼれを預かったのが岩崎弥太郎だということを。後藤象二郎が大阪にいくので長崎の事業を譲り受けたと。三菱の起源だね。(三菱グループの方、失礼しました)

    だから長崎ではキリンビールなのね。

    少しくどい話しになりましたが、グラバー園はぜひガイドの人から説明を聞きながら回ったほうが100倍楽しめると思います。昭和の時代の一番由緒あるホテルとか、山下清が長崎に立ち寄った際にホテルから描いたとか。さすがに逸話に困ることはない街だね。

    自分の出身は萩なのですが、長崎市はいいところ、港のある街はね。坂が多いのが玉に瑕だけど。

    [宿泊記]ANAクラウンプラザ長崎はグラバー園の入口立地、観光には便利だよ