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  • 「ゴールドボーイ」は出色の出来、主役はもはや安室朝陽役の羽村仁成だね

    「ゴールドボーイ」は出色の出来、主役はもはや安室朝陽役の羽村仁成だね

    2024年4月16日(月)

    週初めの月曜日です。

    今日も映画を1本観たよ。今日観た映画は「ゴールドボーイ」です。ネットでの評判がよかったので。この映画の予告編は映画館で何回か観ていたのですが、予告編を観る限り、面白くなさそうと判断し、自分的にはスルーするつもりだったのですが。

    というわけで、物語の筋もあまり知らずに観たのです。主演の岡田将生もあまり知らないしね。物語はこんな感じ。

    平成「ガメラ」3部作の金子修介監督が岡田将生を主演に迎え、殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。「バッド・キッズ 隠秘之罪」のタイトルでドラマ化され中国で人気を集めたズー・ジンチェンの小説「悪童たち」を原作に、舞台を沖縄に移して映画化した。

    実業家の婿養子である東昇は、ある目的のため、義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。それは完全犯罪のはずだったが、3人の少年少女がその現場を偶然にもカメラでとらえてしまう。それぞれ複雑な家庭環境や家族の問題を抱える少年たちは、東を脅迫して大金を手に入れようと画策するが……。

    岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」の羽村仁成、特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」の星乃あんな、「ラーゲリより愛を込めて」の前出燿志が演じ、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介らが脇を固める。

    観ての率直な感想。面白かった。食い入るように観てしまったよ。オープニングのロールで広東名の人がたくさん出ていたので、一瞬、中国との合弁映画かと思ったよ。

    日本映画では安藤サクラ主演の「バッド・ランズ」以来のみごたえのある映画でした。

    これは原作がいいよね、おそらく。主演は岡田将生というより安室朝陽役の羽村仁成だよね

    沖縄を舞台に変更したのも、土地の空気と言い、沖縄にマッチしています。最後の黒木華の通話の相手は誰だったんだろう、エンドロール最後で「ゴールドボーイ2」と予告があったので、近々続編があるんだろうね。

    安室朝陽がいる限り、続編もできるよね。日本映画では久しぶりに集中して観ました。おすすめの映画ですね。

    制作プロダクションがチームジョイというのも変わっているね。

    映画はテアトル渋谷で観ましたので、ランチは老舗中華の「喜楽」に行くしかないね公園通り下のラーメン店「一蘭」は60分待ちです。どうかしてるよね

    欧米人であふれる道玄坂を進み、「喜楽」に12時40分に着。10分待って入店です。

    いつものように“チャーシューめん”(1,000円)を。やっぱり美味し。

    よい映画を観たあとの、美味いラーメン、たまりません。また1週間の始まりです。

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

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  • 久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    久々に日本映画の怪作「バッド・ランズ」、安藤サクラのキャラ立ちが凄いよ

    2023年10月2日(月)

    本日は映画とせりカレー蕎麦のお話しです。

    その前に本日最初の一仕事は、あの狭い機械の中に入る苦行を行ったのでした。そうMRI検査です。心臓のMRI検査をしてこいとかかりつけ医よりの指令です。4年ぶりのMRIです。30分穴蔵に体を入れました。この苦行を乗り切る唯一の方法は目を絶対に開けないこと、これにつきます

    終われば日比谷のTOHOシネマズへ直行です。今日観たのはこれ「BAD LANS バッド・ランズ」です。これを観に行ったのは日経新聞の映画欄でかなり褒められていたからです。

    安藤サクラのキャラ立ちがすごいと。いわゆる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)ものです。全く眼中に入ってなかった映画です。結論から先に言うと、久々に日本映画で快作を観たね

    こんな感じの映画です。

    第151回直木賞を受賞した『破門』や、『後妻業』などで人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行の重厚な傑作小説を、名匠・原田眞人監督が待望の映画化。監督の熱意が伝播し、歳月を懸け実現した本作の主演は、第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。日本映画界を牽引する両名が初タッグを組み、大胆かつ疾走感ある映像をスクリーンに焼き付ける

    そして、安藤サクラ演じる主人公ネリの弟・ジョー役には山田涼介。映画『燃えよ剣』以来の原田監督作品に出演し、気迫のこもった演技で新境地を魅せる。
    ネリの“生きにくい世界を生き抜く美しさと強さ”を映し出す安藤サクラと、ジョーの抱える異常な愛と衝動に狂う姿を表現した山田涼介の二人が魅せる化学反応。さらに犯罪組織や警察といった姉弟の周囲で蠢く登場人物に、生瀬勝久や江口のりこ、吉原光夫、宇崎竜童といった多くの豪華俳優陣が脇を固め、名実ともに日本映画界の最前線を駆け抜ける傑作が誕生した

    西成の映像もおもしろいし、とにかく安藤サクラだね、いつも思うになんでこの人と思う女優さんですが、今回ははまっていました。今のふりこめ詐欺の分業体制(おそらく本当だろうね)はすごいよ、これを知るだけでも映画を見た価値はあるよ。

    最後の終わり方もナイスです、ここであの巫女の役割がわかるのね

    あの何とかコーポレーションの社長はちょっとどうかな、今どきあんなやついるのかな。

    だけどこれを監督・脚本・プロデュースした原田眞人は能力あるね。安藤サクラを主人公にしたのは眼力というものです。驚いたのはあの岡田准一があの端役で友情出演していたのね、すごいね、思わず目をこらしたもの。

    とにかく久々に観たね、日本映画の怪作を。

    そして終われば日比谷でランチです、10月の“せり”のシーズンに入ったのであそこに「せりカレー蕎麦」を食べに行こうかな。日比谷の蕎麦やと言えばこの「泰明庵」でしょう。

    昼間っから、身なりのいいジャケットを着た定年をかなり過ぎたおやじがくだを巻いています。昔の会社の悪口を言いながら。

    まずはサッポロの黒ラベルで安藤サクラの悪を流します。そして、「せりカレー蕎麦」です。もうせりの根っこは入っているよ。(せりの根っこが入るのは10月から3月のシーズンだけだよ)今日もご馳走様でした。楽しかった!

    日本映画の「バカ塗りの娘」を観て、自分も津軽塗のお椀が欲しくなった、そんな映画