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  • 企画展「和田誠 映画の仕事」は映画ファンなら行くべし、本当に堪能させていただきました

    企画展「和田誠 映画の仕事」は映画ファンなら行くべし、本当に堪能させていただきました

    2024年2月22日(木)

    昨日は本当に満足した展覧会に行ったよ。あの故和田誠先生の企画展だよ。この企画展、前から知っていたのですが、そろそろ終わりに近づいてきたので、満を持しての訪問です。

    こんな感じで現在、絶賛開催中です。

    • 企画展「和田誠 映画の仕事」
    • 会期:2023年12月12日~2024年3月24日
    • 会場:国立映画アーカイブ 展示室 7F
    • 住所:東京都中央区京橋3-7-6
    • 料金:一般 250円

    こんな企画展だよ。

    日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936~2019)。約60年にわたる和田の制作活動から、映画の仕事にフォーカスする企画展「和田誠 映画の仕事」が東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。会期は12月12日~2024年3月24日。

    少年期から映画を愛し、本職の傍ら映画ポスターやアニメーション映画制作に、励んでいたという和田。やがてその味わいある画風は広く支持され、世界の映画人を描いた無数のイラストレーションや、映画をめぐる著書や対談集を続々と送り出していくこととなった。その情熱は日本映画界を動かし、監督修業の経験なしに『麻雀放浪記』(1984)をはじめ、4本の優れた長篇娯楽映画の監督も担当。さらに私生活においても、アメリカ映画のフィルムやポスターのコレクションに情熱を注いでいたという。

    本展は、自身をあくまで「映画ファン」と称していた和田の映画に関する活動を「知った・描いた・語った・集めた・撮った」という5つの切り口を通じて振り返るものとなる。和田が手がけた映画ポスターや装丁を担当した映画書の数々が勢揃いするほか、『麻雀放浪記』『快盗ルビイ』『怖がる人々』『真夜中まで』を製作した監督としての和田にも焦点が当てられる。

    やあ、凄かったというより、本当に楽しみながらの1時間、堪能させていただきました。日本人のおそらく40歳以上なら目にしたことのないとは言わせないイラストですね。

    彼の学生時代からの直筆の映画記録ノートが残っているなんてね。こんなものがよく残っていたね。原画も展示されていて、和田さんのペンのタッチも感じられるよね。

    こんな企画展が250円で観れて、本当によいのかな。絵コンテも見れるよ

    和田誠さんの仕事場の写真もあって、本当にキチンとした人だったんだね。

    もうどれがいいとか言えませんが、ジョン・フォードやモンタンのイラストはいいよね

    映画好きなら必ず行くべしの企画展だよ。やあ、楽しかった。

    終われば、本日も「ますたにラーメン」の日本橋店へ。

    ビールとお新香で。今週は3日連続だよ。そして同じく「ますたにラーメン」を。

    帰り際には、厨房の方から“いつもご贔屓にありがとうございます”との声が。昼間からビールを飲む人は印象に残るのかな。

    今日もよい1日でした。

    六本木のキース・ヘリング展、「ペルシダ」だけでも見に行く価値あるよ、必見

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  • 池波正太郎さんも寄稿していた「銀座百点」という小冊子を初めて知った、読めば粋な大人なれるかな

    池波正太郎さんも寄稿していた「銀座百点」という小冊子を初めて知った、読めば粋な大人なれるかな

    本日は銀座にまつわる雑誌のお話しです。

    2022年の年越しも迫っていた慌ただしい時に、銀座の四丁目交差点近くの老舗喫茶店「トリコロール 本店」で朝食をいただいたのです。

    その朝食のコスパの良さと雰囲気に大満足して、支払いのためレジに向かったのでした。

    レジの前には「銀座百点(2023年1月号)」という小冊子がきれいに山積みされていたのです。自分は無料の小冊子だろうと思いこみ、その小冊子を持って店を出たのでした。

    後表紙を見ねと、275円(税込)とあるではありませんか。(おそらくレジで一緒に精算されたんだな)

    そして、今自宅で読書に励んでいるのが、岩波正太郎先生の「銀座日記」なのです。10数年前に購入し一度完読しているのですが、最近ラジオでロバート・ハリスさんも再読しているという話しを聞き、自分もブログ書きの勉強のためにも再読している最中なのです。

    その「銀座日記」の中で岩波さんが挿絵や文章執筆依頼等々でこの銀座百点のことと思われる記述があるのです。

    これがあの有名な銀座の雑誌なのかと。自分は今まで書店でも銀座のお店で、この雑誌を見たことはなかったんだな。全く銀座の有名なお店と縁のある生活を行っていなかんたんだなと。

    いい年齢をして、これでは“いかん”と思ったのでした。1週間のうち数回は毎週行っているのに。

    この「銀座百点」の創刊は1955年(昭和30年)です。月発行です。発行部数7万部のようです。こんな感じで2023年1月号でも著名な人たちが執筆されています。

    そりゃあ、かの池波正太郎さんも執筆されていたのだから、格式が違います

    だけど、この小冊子どのように毎月手に入れたらよいのでしょうか。HPを見ると手に入れられるお店も掲載されています。だけど、よく見ると定期購読もできるようです。

    確実に手に入れるには定期購読が間違いないな。

    今年から自分も銀座通の男になるために定期購読でこの「銀座百点」を申し込んだのでした。申込みは郵便局からの払込票で申し込む方法のようです。(蛇足ですが、この払込手数料高いのね、窓口・5万円未満・現金で313円でした)

    購読料は1年分(12ヵ月)で4,248円(送料・消費税込)で、更新は1年(12ヵ月)ごとだそうです。

    だけど今まで本当に灯台もと暗しでした。こんな雑誌があるとは。もう少し早くから購読していれば、もっと粋な大人になれたかも

    だけど、池波先生の「銀座日記」、年をとってくるとまた違ったおもしろさがあるね。本当におすすめします。

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