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  • [長崎観光]グラバー園は無料のツアーに入ったほうが100倍楽しめる

    [長崎観光]グラバー園は無料のツアーに入ったほうが100倍楽しめる

    2023年4月の長崎への1泊2日の目的のないボッチ旅行です。宿泊したホテルは大浦天主堂とグラバー園の坂道入り口に建っている「ANAクラウンプラザホテ 長崎グラバーヒル」です。

    11時ぐらいにホテルに到着したので、チェックインはできず荷物をホテルに一時預かりしていただいて、まずはグラバー園を回ってみようかな、という気分になったのです。

    自分の記憶では長崎に来たことはあるのですが、どうも観光をしたという記憶がなくビジネス一辺倒での訪問だったんだな。色気がないね。

    ホテル横のグラバー邸に続く坂道を登り始めます。両脇にはお土産屋さんやカステラなどを販売しているお店が続きます。

    ここで脇道にそれます。初め通った時はこんな観光地のお土産屋さんなんか、でうでもいいやと思ってやり過ごしていたのです。後で調べてみると中には長崎を代表する有名店もあるのですね。ちなみに自分は最終日にこの坂道で角煮まんじゅうでは一番有名な「岩崎本舗」でこのまんじゅうを購入したのです。人間、色眼鏡で見てはだめですよ。

    グラバー園手前にある国宝の大浦天主堂は入場料が1,000円必要だし、まあ教会はイタリアで見尽くしたのでここはパスです。外観の写真だけね。

    グラバー園を目指します。グラバー園は大人620円の入場料です。ここは、1日に3回ほど無料で園内を説明してくれるツアーがあるのですね。自分も11時の回に参加しました。約1時間ほどのツアーです。感想です。いやー、勉強になったね。三菱の起源(岩崎弥太郎の長崎でのこと)、鉄鉱石と造船所、坂本龍馬と幕末のこと、グラバーのことと幕末フェッチであれば非常に興味深い話しが聞けました。これで無料はないだろうというレベルです。

    そうそう、マダム・バタフライの蝶々夫人の話しもここが起源なのね。話しを聞きながら、港を見下ろす絶景風景で何故長崎が明治維新の最も重要な場所か分かったね。坂本くんもこの風景を見て確信したんだろうな。今のシリコンバレーのようにね。

    ここで最新の情報を吸収しないとのし上がれないと確信したんだろうね。その最も重要なおこぼれを預かったのが岩崎弥太郎だということを。後藤象二郎が大阪にいくので長崎の事業を譲り受けたと。三菱の起源だね。(三菱グループの方、失礼しました)

    だから長崎ではキリンビールなのね。

    少しくどい話しになりましたが、グラバー園はぜひガイドの人から説明を聞きながら回ったほうが100倍楽しめると思います。昭和の時代の一番由緒あるホテルとか、山下清が長崎に立ち寄った際にホテルから描いたとか。さすがに逸話に困ることはない街だね。

    自分の出身は萩なのですが、長崎市はいいところ、港のある街はね。坂が多いのが玉に瑕だけど。

    [宿泊記]ANAクラウンプラザ長崎はグラバー園の入口立地、観光には便利だよ



     



  • 萩にこんなオシャレなカフェがあるとは、長屋門珈琲カフェ は維新とコーヒーの合体や

    萩にこんなオシャレなカフェがあるとは、長屋門珈琲カフェ は維新とコーヒーの合体や

    萩への1泊2日の帰省の最後ブログです。本日はコーヒー屋さん(いわゆる、喫茶店)のお話しです。2日目のお昼に「どんどん」で“肉うどん”を食したとあとの出来事です。

    家族が何を血迷ったかわかりませんが、突然、おいしいコーヒーを飲みたいと言い出したのでした。ここは京都でもないし、イノダコーヒーもないよ、と言っても納得しないのです。城下町の落ち着いた雰囲気のカフェでコーヒーとケーキを食べたいというのです。

    萩でおいしいコーヒーやさんは聞いたこともありません。ここ(萩)は、そんなにコーヒーを飲む文化はないと思うのですが

    家族はネットで調べて、ここに連れて行けというのです。家族が指定したコーヒーやさんは「長屋門珈琲カフェ・ティカル」です。

    • 山口県萩市土原298-1
    • TEL: 0838-26-2933
    • 営業時間: 09:30~19:00
    • 定休日: 月曜日

    自分は全く知らないお店です。まあ、場所はだいたい分かりますので案内します。

    店のキャッチコピーは“歴史の町、萩で20種類以上のヒーヒーを楽しめる至福の時を”です。

    世界中のコーヒー農園から 作り手の思いを1杯に落としてお届けする自家焙煎珈琲店

    三角州を形づくる松本川近く、土原(ひじわら)地区に位置する市定有形文化財・小川家長屋門(こがわけながやもん)敷地内に店を構え20数年、地域の皆様の集いの場や観光客の皆様の思い出の一コマとしてご愛顧いただいております。

    世界各地の農園から来る新鮮な生豆を焙煎・ドリップしてお出しするコーヒーは、浅煎りから深煎りまで常時20~30種類をご用意。この道30年以上のマスターをはじめ店員がお好みのコーヒー探しをお手伝いいたします。

    カフェオレ、カプチーノ各種、紅茶各種、フローズン夏みかんジュースなどのお飲み物や手作りケーキなどのメニュー、コーヒー豆量り売り(100g~、挽売り対応)もございます。

    一人で過ごす場所から仲間とおしゃべりを楽しむ空間まで、こだわりのひとときを長屋門珈琲カフェ・ティカルでお楽しみください。

    お店の前には数台おける駐車場もあります。うっそうとした緑の一軒家です。

    店内はテーブル席が4-5席と、カウンター席です。カウンターの中にいる男の人がオーナー兼マスターかな。程よいごちゃごちゃ感(良い意味で)で癒される空間です。萩にここんなしゃれた一軒家のカフェがあるとは驚きです。

    コーヒーのラインナップもこんな感じで世界中、多彩です。4名が4名とも、別々のコーヒーを注文します。女性陣は本日のケーキを注文のようです。

    そして、運ばれてきたコーヒーはカップもそれぞれ違っておしゃれです。インスタ映えしますね。

    非常に居心地のよい空間、質の良いコーヒー、手頃な値段のケーキと三拍子揃ったカフェでした。維新とカフェの合体、やるじゃないか、萩のコーヒー文化。

    また、帰省の際は来訪したくなるカフェでした。

    やるじゃないか、萩のカフェ。

    萩で食べる「どんどん」の“肉うどん”はミシュラン三つ星級だよ、甘いスープと柔らかいうどん





  • 作家のいとうせいこうさん大絶賛のノートと筆記具とは。それは「ロルバーンA5」と「プラチナ#3776の万年筆」

    作家のいとうせいこうさん大絶賛のノートと筆記具とは。それは「ロルバーンA5」と「プラチナ#3776の万年筆」

    この11月の第2週目の日本経済新聞の夕刊の最終面にある「こころの玉手箱」という小エッセイの筆者は作家のいとうせいこうさんだったのです。

    そして、文房具フェチの自分にとってはとても気になる、参考になる文房具の紹介があったのです。いとうせいこうさんの文章です。

    結局、取材時にどんな文を考えるかが勝負で、それをまとめるのはきわめて機械的な行為になる。編集しながらパソコンに打っていく作業は単純労働に近い。

    となると、最も大切なのはメモ帳とボールペンになってくる。後者はなるべく先にボールのはまっている古くさい物がいい。近頃流行のタイプだと雨に濡れるとにじんでしまうから。

    そして、メモ帳は長年いくつか試したあげく、ロルバーンA5がマイベスト。裏表紙に幅広のゴムが貼ってあって、それを使いさしのページに挟んでおくとすかさず開ける。おまけに両方の表紙が固い厚紙なので、どんな態勢で書いても字が安定してくれるのだ

    記憶が薄い私は、これなしでは手も足も出ない。

    ちなみに、いとうせいこうさん一押しのノート、ロルバーンとはこんなノートです。

    ドイツ語で“滑走路”の意味を持つ 「ロルバーン」。

    「シンプルで飽きのこないデザイン」と 「使いやすさ」が一体となった、 デルフォニックスの定番ノート

    立ち姿勢でも書きやすい厚手の表紙。

    インクがにじみにくく裏移りしにくい 5mm方眼の上質紙です。 全ページミシン目付きのため、 相手にメモを渡すときにもスマート。 巻末にはクリアポケットも付いています。

    そして、自分が今まで利用していたのが、ロディア(RHODIA)のノートなのです。だけど、ロルバーンと違って表裏の表紙が厚紙ではないので、デスクでの利用が想定されているのかな。

    でもおしゃれはおしゃれなノートです。

    だけど、この記事を見て、自分をロルバーンA5を利用しようと思った次第なのです。早速の趣旨替えです。

    そして、万年筆でも驚きの逸品を紹介されているのです。

    ゼミ生有志が集まり、私の慰労会を開いてくれた。思いがなかった。

    そして、その場で最後に私へ贈られたのが、このプラチナ#3776の中字という日本の万年筆である。

    驚いたことにこれが、それまでに買い込んだどんな万年筆より私の手に合っていた。信じられないくらいのフィット感だった。常にストレスなく文字が外に出て行く。つい力が入ってもすんなり受け流してくれる。日本語の動きに合っているような気がする

    正直、さほど高くない。そこがまた私を感激させた。学生たちの財布からすればそれでも十二分な背伸びだとわかっていたからだ。ぎりぎり有志で買えるものを、彼らは選んだ。

    おかげて私はごく自然に原稿用紙に準備稿を走り書きするようになった。文字を書くこと自体が楽しかった。パソコンで削除してしまう文字もそこには残り、のちに必要なヒントを与えてくれるのもわかった。

    まさに大絶賛の万年筆です。ペリカンでもモンブランでもファーバーカステルでもない、日本のプラチナとは驚きました。“つい力が入っても受け流してくれる”とか“ストレスなく文字が外に手で行く”とは、野球で言えば、ボールが止まって見えているようなものですね。

    そんな訳で、自分もこのプラチナ#3776の万年筆とロルバーンA5で執筆の旅に出ようと決意した次第です。できるかな?

     



  • プラハの老舗中の老舗の「カフェルーブル」は歴史の重みを感じさせる内装だよ

    プラハの老舗中の老舗の「カフェルーブル」は歴史の重みを感じさせる内装だよ

    ガイドブックではプラハはカフェがおすすめとのこと

    その中でも創業1902年、100年以上の歴史を持つ老舗中の老舗のカフェルーブル(Cafe Louvre)にお邪魔しました。かのカフカ等の有名人も通ったというお店です。

    カフェの1階部分の入り口は看板等もあり、あまり高級感がないような入口ですが、お店は2階。階段を上っていくと、豪華なシャンデリアと風格ある内装のカフェが出現します。

    2階のカフェの入り口部分にはしゃれたテラス席もあります。

    奥に行くと、かなり大振りなお店ということがわかります。私たちは飲み物とケーキを注文しましたが、デザート・ケーキ類はケースの中のものを指さしでウェーターに注文しました。

    値段も手ごろで、少し休憩するにはよいところです。

    このカフェルーブルのウェーターは総じて陽気できびきびしています。さすが、歴史を積み重ねてきた証かな。

    話しは脱線しますが、私たちはプラハ城からタクシーで直接、このカフェルーブルに来たところ、タクシーにかなりの額をぼられました。ちょこっとガイドですが、プラハではメーター制のタクシーでも、黄色いタクシーに乗った方が安全です。よく見ると、正式なタクシー待ちのところには、黄色いタクシーしか並んでいません。

    もしくは、プラハではUberもよく走っており、気軽に捕まえられます。

    タクシーでぼられたの、10年ぐらい前のアマルフィ海岸の時以来です。その時も今回も、いつも悪いことが起こるのはメルセデスです。今回の旅は、このタクシーのぼられ以降、クロアチアで財布をなくしてホウホウの体でミラノに脱出したり、飛行機遅延でドーハに1泊させられたり、いろいろと悪いことが連続して起こった旅でした。

    残念なことに、このタクシーでぼられたことが原因かもしれませんが、プラハはあまりよい思い出が残らない街になってしまいました。モルダウ川も見るより、スメタナの曲を聞く方が旅情が高まりますね

    プラハのホテルはどちらを選ぶ?インターコンチネンタル or ヒルトン