タグ: 男気

  • 娘が初任給でミシュラン一つ星「鮨由う」の「赤身雲丹いくらちらし」を買ってきた、大将の男気に感激

    娘が初任給でミシュラン一つ星「鮨由う」の「赤身雲丹いくらちらし」を買ってきた、大将の男気に感激

    それは、2021年4月28日(水)の出来事だったのです。

    明日からGWのスタートです。通常どおり、仕事を終えて自宅に帰ると、家人が今日の夕食はデリバーを頼もうという提案です。まあ、出前館あたりで頼もうと思っていたのでした。

    自分の帰宅の少ししてから、この春より大学を卒業し都内の金融関係の会社に就職した娘が帰ってきたのでした。本日は久しぶりにリモートでの座学ではなく、配属先の辞令が下り、配属先に出社したのでした。

    今日の夕食は出前を取るよといったところ、手荷物を魅せて初任給で3人前の寿司を買ってきたというではありませんか。予期していなかった出来事に驚くばかりでした。

    そして、家人が1つ取り出し、寿司やの名前を確認したのでした。箸の袋には「鮨由う」(sushi yuu)と書いてあります。

    家人はネットで調べだし、驚愕の声を上げたのです。何とミシュラン一つ星のお店のお寿司を購入してきたようです。

    「鮨由う」はこんな感じのお店なのです。

    オープンからミシュラン一つ星を獲得。職人が握る名店

    ミシュラン一つ星を獲得した大将の極上寿司と真心でもてなしてくれる【鮨由う】。大将自ら豊洲で目利きして仕入れた旬の素材を、盛付けにもこだわった可愛らしい寿司に仕立ててくれます。

    切り目が美しい『春子鯛』や、独特の旨みを楽しめる『小肌』など、職人技が光る逸品揃い。ソムリエ厳選のワインや日本酒が揃えられており、ペアリングのリクエストにも応えてくれます。

    木や石といった自然素材を活かした店内には、大将と会話をしながら食事ができる白木のカウンター席に加え、洗練された個室を完備。デートや女子会、食通を招いての接待など、さまざまなシーンで満ち足りた素敵なひとときを過ごせます。

    大将は尾崎 淳 氏 (オザキ ジュン)という方です。

    1976年、埼玉県生まれ。縁あって寿司店に入店。日本料理店を経て、ミシュラン一つ星の寿司店【鎌倉 以ず美】で修業を積み、寿司職人を目指すようになる。神楽坂の寿司店で経験を重ねた後、2016年12月より【鮨由う】の大将として活躍している。オープン初年度、ミシュラン一つ星を獲得

    • 東京都港区六本木4-5-11 ランド六本木ビルB1F
    • 電話予約は 050-5870-4336

    そして、買ってきたお寿司はこんな感じなのです。おそらくネットで調べると、「赤身雲丹いくらちらし」(5,000円)のものです。

    娘は前日電話で注文していて、本日、会社の帰りにピックアップしてきたとのことです。ピックアップしに行った時、お店の若い衆に“初任給で家族に買って帰る”云々を喋ったところ、その若い衆が大将にそのことを伝えたそうです。

    大将も男気がある方で、“小娘のその心意気良し”ということで、普通は雲丹は2列ということなのですが、男気で雲丹を3列にしてくれたとのことです。

    だけど、こんな雲丹を食べるのは、昨年の北海道の稚内の樺太食堂の隣の「みなとや」で食べたウニ丼以来です。

    いざ、実食タイムです。

    さすがに、ミシュラン1つ星のお寿司です。雲丹の質が違います。いくらも赤身も違うんだな。赤身は芳醇な旨みと豊かな風味です。こんなに素晴らしい寿司のちらしを家でも食べれるのですね。恐るべしミシュラン1つ星、恐るべし「鮨由う」です。

    こんな大将の男気を見せられては、外でお酒が飲めるようになれば、お店に伺うしかないな。こちらも男気を見せる必要がありそうですね。

    本当に大変美味しゅうございました。

    稚内は樺太食堂の“無敵のうに丼”を目指したが、閉店時間を過ぎ、隣の「みなとや」で食べたうに丼、人生で最高





  • 四万十で有名なうなぎ屋さん「四万十屋」でうな重を食す、豪快に焼き目をつけた男気あふれる鰻

    四万十で有名なうなぎ屋さん「四万十屋」でうな重を食す、豪快に焼き目をつけた男気あふれる鰻

    一休みしましたが、また、年末年始に決行した四国一周・関西の旅の続きです。

    愛媛の松山市に2泊していよいよ松山を離れます。そして、2泊目のホテル朝食は付けておらず、ANAクラウンプラザ松山から徒歩1分のところにある「コメダ珈琲」で朝食をとったのでした。自分にとっては、実は初コメダ珈琲なのです。

    店内に入りましたが、そもそもの造りがコロナ対応になっているのですね。先見の明があったのかな。トーストをどれか頼んで、それにコーヒーが付いて、モーニングセットになるのですね。逆転の発想です。知らなかったのは、自分だけなのかな。

    朝食もとり、今日は高知市を目指します。四国一周ですから、宇和島や宿毛も通り、四万十で四万十川を観光するため、ひたすら一般道を走ります

    松山を出て、まずは途中の内子町を目指します

    明治の街並みが有名です。町営駐車場に車を止め、街歩きです。だけど、現地の人も観光客も皆無なのです。冬という季節も相まって寂寥感のある街並みです。

    この街並みで渋い床屋を見つけたのでした。こんな床屋、日本ではここだけだろうと思わせる、本当に趣きのある床屋です。髪が長ければ、記念にカットしてもらうのに

    こちらの鍼灸とあんまのお店も渋さを漂わせているのです。

    そして、テレビ朝日の「人生の楽園」でも紹介されたことのある「竹工芸 武工房」さんで来訪記念に小ぶりな竹かご(2,000円)を購入したのでした。

    まあ、趣きとさびれ感のある街並みです。

    そして、次は大洲と宇和島を目指す予定ですが、途中下車すると四万十観光ができそうにもなさそうです。内子からは一気に今日のメイン、四万十川を目指します

    四万十に到着すれば、はや14時30分に相成ったのでした。お腹がペコペコです。

    目指すは四万十で有名なうなぎ屋さん「四万十屋」さんです。旅の情報誌には待ちが必須とありますが、コロナ禍では駐車場に車は数台です。

    2階の座敷に行くとほとんで人がいません。川べりの絶景が見える窓側の席に案内されたのでした。車の運転がありますので、ビールは飲むつもりはありませんでしたが、うなぎ屋ではその誘惑に負けたのです。車の運転は家人にさせることにして。

    “ごりの唐あげ”とビールで運転の疲れを癒します。ビールがうまいのなんの。“ごり”とは小さい川魚のことなのですね。ビールのつまみにピッタリです。

    うなぎは“うな重”(3,260円・税込)を注文です。待つこと20分、うな重が3つ運ばれてきたのでした。

    こちらの「四万十屋」さんのうなぎは肉厚で豪快に焼き目をつけたうなぎです。なんとなく、男気あふれるうな重です。見た目の通り、うなぎは少し甘だれでタレがたっぷりとした味付けがしっかりしたうなぎです。

    いつもの東京で食べる繊細な女性的なうなぎとは違うなと言いながら、一気に完食です。これが四万十の人気うなぎ屋さんのうな重か。女性陣にはあまりに豪快すぎて評価は高くないのですね。まあ男飯であるのは間違いないな。

    思えば遠くまで来たものです。

    鰻を食べた後の肝心の四万十川の観光ですが、結局、佐田沈下橋だけを見学で終わったのでした。びっくりしたのは、この橋、普通に地元の車も走る生活道路なのですね。夜は運転するのが怖いだろうな

    上流の沈下橋も目指しましたが、道の険しさで時間を考えれば、はや高知市を目指した方が良いだろうとの判断で途中で切り上げ、高知市に向かったのでした。

    この日程はちょっと無理があったのかな。

    結局、高知市到着は18時を過ぎての到着となったのでした。

    [宿泊記]高知市の「リッチモンドホテル高知」は金額と立地を考えれば選択肢の一つだな