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  • 監督サタジット・レイの「聖者」、インドで宗教的偽善を風刺してもね、ブッダが生まれた国だよ

    監督サタジット・レイの「聖者」、インドで宗教的偽善を風刺してもね、ブッダが生まれた国だよ

    2025年8月5日(火)

    昨日は週初めの月曜日、都心はうだるほど暑かったね、渋谷に行ったんだけど、こんな時期に外人、観光に来ても外歩けけないだろう。

    そして昨日は、この変なインド映画を観に行ったよ。

    今、渋谷のル・シネマで絶賛開催しているこの監督の特集

    • 「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」

    知らない人ですが、何でも偉い人のようです。

    古典はいつも新しい―― デジタルリマスターされ美しい画質で蘇るサタジット・レイの傑作群!

    黒澤明、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、ウェス・アンダーソン……世界の巨匠たちが敬愛してやまない映画界の巨人サタジット・レイの全貌が、ついに見えてくる! 監督デビュー70周年、世界的映画監督でありながら、まだ全貌が明らかにされているとは言い難いサタジット・レイの偉業と魅力を発見する、またとないチャンス!

    そして観た映画はこちら。

    • 「聖者 デジタルリマスター」(日本劇場初公開)

    コメディ映画の体裁を取りつつ、宗教的偽善や盲目的な信仰を鋭く風刺し、狂信的信仰を戒めている。『臆病者』と同じく、本作でも伝統と近代化に対するレイ監督の鋭い考察が光る。

    1965年/原題:Mahapurush/英語題:The Holy Man/67分
    監督・脚本・音楽:サタジット・レイ/原作:ラジシェコル・ボシュ (ポロシュラム)/撮影:ショウメンドゥ・ラエ
    出演:チャルプロカシュ・ゴーシュ、ロビ・ゴーシュ

    観ての感想。確かに宗教的偽善を風刺しているのは最後に理解できましたが、間に入ってくるあの恋愛の話しとかよく理解できないのも確か

    インドで狂信的信仰を戒めると言っても、ブッダを生んだ国なんだしね。こんな地味で分かりにくい昔のインド映画でもお客さんはまあまあいたよ。

    さすがにBunkamuraの系統なのかな。この監督の映画、明日も観に行く予定なのです、他で大した映画をやっていないので、夏休み時期はね。

    そしてランチは渋谷で。先週の金曜日に行ったというのに、引き寄せられる蛾のように、道玄坂の「喜楽」さんへ

    12時ちょうどだったけど、行列はなし、この光景を見て“奇跡がおこった”と思ったよ。

    注文は毎度の“チャーシュー麺”(1,050円)、チャーシューは5枚入っている逸品

    ワンタンメンは銀座の共楽、チャーシュー面は渋谷の喜楽なんだね、自分の中での定番は

    今日もご馳走様でした。