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  • あの4630万の誤入金をした山口県の阿武町は自分の出身地、人生でその過疎地がYahooのトップニースになるとは思いもしなかった

    あの4630万の誤入金をした山口県の阿武町は自分の出身地、人生でその過疎地がYahooのトップニースになるとは思いもしなかった

    本日は呑気にニセコ・札幌の旅を書いている場合ではない事態となったのです。

    今、日本一、世間をさわがせ有名になった町は知床を除けば“山口県阿武郡阿武町”だと思います。あのやってしまった、コロナ関連の「住民税非課税世帯等に対する1世帯あたり10万円の臨時特別給付金」を誤って1世帯に4630万円を振り込んでしまったという大失態をしでかした町です。

    そんな阿武町なのですが、実は私の出身地なのです。今でも実家には母が一人住んでいるのです。自分が存命中、絶対にYahooのトップ画面に出ることのない町名だったのですが。

    実はこの1ケ月前の2022年4月下旬に一度実家の墓参りに帰省していたのです。その時にはこの事件は既に起こっていたのです。

    何故、本日この禁断の話題を取り上げたかというと、昨日5月12日付で阿武町がこの人に対し提訴に踏み切り、誤って振り込んだ先の個人名が公表されたからなのです。

    訴訟を起こされた人(誤入金者)は下記の人ですね。

    • 阿武町大字福田下3437番地
    • 田口 翔(たぐち しょう)

    町の位置関係を説明すると山口県と島根県の県境に位置しています。隣町は萩市です。最寄り空港は萩・石見空港になります。町全体の人口は3400人ぐらいです。町は大きく3つの地区に分かれています。奈古地区・宇田地区・福田地区です。特に、福田地区は海に面していないため、農業とほそぼそと林業の町です。鉄道の駅もない山間の集落です。そして、阿武町の一番エリート職種は阿武町役場に務めることかな。(日本の寒村の町はすべて同じだと思いますが)

    話しは変わりますが、4月下旬に実家に帰省した際に母に聞いたのですが、町の人々のうわさにも誤入金先の名前は上がっていない、と話していました。小さい町なので地元の人はうすうすわかっていると思っていたのですが。

    そして、昨日の阿武町役場からの発表によれば、この田口翔という人、年は24才で実家は山口県内の阿武町以外のどこかということです。

    ここからは自分の全くの想像ですが、その福田地区にこの年齢の若者が住んでいるということ事態、普通は信じられません。おそらく萩市や近郊の工場や事務作業に勤務する人ではないと思います。この年齢であれば、同じ町内でももっと交通の便の良い奈古地区に住むのが普通だと思います。

    そうすると、収入の少なさを考えても、農作業や森林作業を勉強兼働きに来ている若者かなと思うのです。

    だけど昨日の発表を読んで、自分的にはどうしても納得がいかない部分があるのです。

    現金を銀行窓口ではなくカードで引き出したとあるのです。自分が利用している東京の都市銀行でも普通はATMから1日に引き出せる現金は100万円程度だと思うのですが、1-2週間で何故4630万円が引き出せるのかわかりません

    まあ、そのうちネットではSNS上でも顔写真もアップされると思うのですが、逃げ切れるとは思いませんが。実家を巻き込んだことも考えれば、4630万円で人生を棒にふるとは。

    だけど、あの福田地区にその年齢で住んで荒んだ生活をしていれば、さもありなんかな。

    そんな感想を持ちました。

  • 不動産の抵当権抹消手続きは自分で簡単にできるよ、大江英樹さんに教えられた

    不動産の抵当権抹消手続きは自分で簡単にできるよ、大江英樹さんに教えられた

    2021年9月12号の日経ヴェリタスの記事からです。

    そのエッセイは、「人生100年こわくない 定年楽園への道」で“リタイア後は時間でお金を買う”という中での一文です。筆者は大江英樹(おおえひでき)さんです。

    筆者は定年退職と同時に住宅ローン返済を終えるように計画していたため、定年時に「抵当権の抹消手続き」をすることが必要であった。会社を通じたローンと地元の銀行と2ケ所から借り入れていたため、それぞれに手続きが必要であったが、会社の方は人事部から連絡があり、会社が契約している司法書士にお願いすればやってくれるとのこと。ただし費用は3万円かかると言われたが、私も不勉強だったこともあり、費用を払って手続きをしてもらった。

    ところがもう一つの銀行のローンの場合、窓口で書類一式を返却してもらった際に「抵当権の抹消手続きは自分でもできる」と教えられた。そこで自分で法務省のホームページを見ながら必要書類を作成し、住所地の法務局に行くと、司法書士の方がいて、申請書類を全てチェックしてもらった上で提出し、無事手続きを終えることができた。かかった費用は土地と家屋の印紙税2000円のみである。

    もちろん、法務局にいた司法書士の人が無報酬でやっていたわけではないだろう。自治体からいくばくかの報酬は受け取っていたはずだ。ところがその報酬の原資となるのは我々が収めている住民税。つまり、公的なサービスは我々が負担している住民税からまかなわれているということを考えると、公共サービスは使わなければ損だ

    大江さんは結局、定年を迎えて収入がなくなり、支出の見直しをすべきであり、「節約」より無駄な固定支出を見直すべきだと主張されているのでする。そして、真っ先に見直すべきは無駄な生命保険と医療保険をあげられています

    その一環で記事のような抵当権の抹消も時間がたっぷりある老後は自分でもでき、無駄な出費を抑えることができますよ、と説かれているのです。

    自分にとって、何故、この記事が自分にささったかは、実は最近同じく「抵当権の抹消手続き」を行ったのでした。自分の場合は、司法書士にお願いしたのでした。

    その時の請求額が19,468円だったのです。

    • 司法書士報酬 14,400円
    • 登録免許税又は印紙税 3,628円

    自分で抵当権抹消を行っていれば、この14,400円は削減できたなと思った次第です。

    たかが14,400円、されど14,400円です。

    不動産の抵当権抹消は自分でも十分にできるとは初めて知ったのです、この年になって。

    よい勉強になりました。

    賃貸か持ち家かの神学論争に終止符、解決方法はこれしかないよね、黄金の羽根