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  • 映画「ぼんち」、放蕩を重ねてもぴしりと帳尻の合った遊び方をする人やで

    映画「ぼんち」、放蕩を重ねてもぴしりと帳尻の合った遊び方をする人やで

    2026年7月4日(土)

    昨日の金曜日は時間さえ合えば、是非、劇場で観たいと思っていた映画を観に行ったよ。

    有楽町の角川シネマ有楽町産へ。その映画とはこちら。

    2年ほど前に自宅でDVD視聴したのですが、その時に強烈な印象が残った映画だったので

    • 「ぼんち」

    山崎豊子の傑作同名小説を、名匠・市川崑が映像化!
    激動の戦前・戦後を背景に、市川雷蔵が軽妙な演技で魅せる、華麗なる女性遍歴!
    若尾文子、中村玉緒、草笛光子、越路吹雪、山田五十鈴、京マチ子ら超豪華女優陣、華やかに共演!

    原作は「白い巨塔」の山崎豊子。戦前から戦後へ、激動の昭和を生きた大阪商人の、女体遍歴と商魂を描き出した文芸作
    ●市川雷蔵は軽妙に若旦那役を演じ、京マチ子、若尾文子、中村玉緒、草笛光子、越路吹雪と、彼を取り巻く女優陣と豪華な競演を繰り広げる
    ●監督は「炎上」に続くコンビとなる市川崑。撮影・宮川一夫、美術・西岡善信など、超豪華スタッフも結集

    【ストーリー】

    放蕩の限りをつくしてもその底にぴしりと帳尻の合った遊び方をする…それを大阪ではぼんちと呼ぶ!
    四代続いた船場の足袋問屋の一人息子・喜久治は57歳の今、妾の子である太郎に養われる日々を送っている。
    時代の波に取り残されたのにも気づかずに旦那気分に浸ったまま喜久治は、下手な落語家の春団子に昔語りを始める。
    それは五人の女をめぐる華やかにして数奇な男の半生だった…。

    【キャスト】
    喜久治/市川雷蔵 ぽん太/若尾文子 弘子/中村玉緒 幾子/草笛光子 比佐子/越路吹雪
    勢以/山田五十鈴 喜兵衛/船越英二 春団子/中村鴈治郎 お福/京マチ子

    ちなみに、「ぼんち」とは船場商家の跡取りに対する呼び名のひとつで、単なる「ぼんぼん」とは異なり、放蕩を重ねてもぴしりと帳尻の合った遊び方で、地に足がついたスケールの大きな者に与えられる愛称のことだそうです。

    お客さんはパラパラとでしたが、今回も大感激でした、この役、市川雷蔵しかできないよね。玉三郎をもう少しナンパにした雰囲気

    映像もスタイリッシュ、あの上から撮影するショット、特にあの赤の傘をさした上からの構図、ソウル・ライターか荻上直子よりも先だもんね

    原作が素晴らしいのですが、きの(喜久治の祖母)役の毛利菊枝の快演、中村鴈治郎をあの役で使う余裕、大映映画の最盛期は素晴らしい

    京マチ子のあの役をやれるのは太地喜和子が亡くなって、できる役者は皆無だもんね。

    楽しい映画を観せていただきました。ありがとう。

    見終われば、日比谷から八丁堀まで徒歩。

    お昼は八丁堀の「麺や 七彩」さんへ

    金星ビールと煮干しラーメンで気分は最高。

    良い1週間でした。