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  • 六本木で開催中の北斎の生誕260年記念企画「北斎づくし」を鑑賞。原点は漫画家なんですね。びっくりしたな

    六本木で開催中の北斎の生誕260年記念企画「北斎づくし」を鑑賞。原点は漫画家なんですね。びっくりしたな

    本日は、台風の影響で天候不順の中、それは急に思い立ったのです。こんな時こそ、先日購入しておいた展示会のチケットを利用しようと思ったのです。

    その展示会とは、現在、六本木の東京ミッドタウンで絶賛開催されている「生誕260年記念企画 特別展 北斎づくしです。

    • 2021年7月22日-9月17日

    キャッチコピーは、“北斎漫画、富嶽三十六景、富嶽百景、全項・全点・全図コンプリート!前代未聞の北斎展が、2021年夏、開催!”というものでした。

    20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師・葛飾北斎。 その生誕260年を記念し、代表作である『北斎漫画』、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全頁(ページ)・全点・全図が一堂に会する前代未聞の特別展が2021年7月、東京・六本木に出現します。

    自分は前売りでチケットを購入していたため、1,200円。(通常チケットは、一般の方は、1,800円)

    音声ガイドの貸出料は600円(税込)ですね。

    オリンピックが絶賛開催されている中で、平日の13時30分ぐらいに入場です。

    入り口では人がいなかったので、やっぱり天候もあり、本日は人が少ないのかなと思っていましたが、中にはいると人が一杯です。かなりの密感かな。

    まず最初は、「北斎漫画」のコーナーです。最終巻の15まで、圧巻の漫画が全部並べてあるのには驚きました。北斎の原点は、現代でいう人気の漫画家だったのです。自分は全く知りませんでした。皆さん、音声ガイドを聞きながら、実に丁寧に鑑賞されています。

    そして、こちらの部屋を出て、次の富嶽三十六景に行く前に、ビデオプロジェクターであの超有名な「神奈川沖浪裏」のつくり方が再現されていて、非常に興味深い映像でした。

    富嶽三十六景のコーナーで驚いたのは、すべてに富士山が入っているのですね。だけど、これだけのものが一同に会すると、お腹一杯になりますね。

    続いて、富嶽百景です。こちらもこれだけ並べられると圧巻の一言です。そして、皆さん実に丁寧にご覧になっていらっしゃいます。

    そして、こちらのコーナーで北斎の有名な言葉をパチリです。巨匠のお言葉です。

    「70歳以前に描いた絵は取るに足らないもので、73歳にしてようやく動物や昆虫、魚介の骨格、動物の成り立ちを理解できた。80歳でますます成長し……」と来て、100歳を超えた未来の自分へと言及は続きます。

    それまでの絵がまだまだ至らぬものであったこと、今後さらに成長するであろうことを、齢75歳にしてなお高らかに宣言しているのです。

    そして、この「富嶽百景」を最後に、以後北斎がまとまった枚数の富士山を、シリーズとして描くことはありませんでした。

    そして、最後はお決まりのグッズ販売コーナーです。買わないと心に決めていたのですが、やっぱり欲しくなったんだな、これが。2点で5,000円のお買い上げです。

    まあ、これだけのものを一堂に集めるのは難儀なものと推察できます。一度は足を運ぶ価値ありですね。それにしても絶賛オリンピック開催中なのに、人の多かったこと。

    これには二度驚きました。

  • 日本のパスポートは現在、「世界最強」。パスポートダウンロード申請書で受付してくれるよ

    日本のパスポートは現在、「世界最強」。パスポートダウンロード申請書で受付してくれるよ

    こんな時ですがパスポートの話しです。

    実は家族の5年間パスポートがこの2021年6月に期限を迎えるのです。

    今回は年齢も10年間有効なパスポートを発行できる立場となり、その申請をする必要があるのです。少なくともこの5年間は家族のパスポートを申請しておらず、システムも随分変わっているのですね。

    自分はてっきり、従来どおり、窓口に出向いて申請用紙に記入するしかないのかな、と思っていたのです。だけど、時代は進歩しているのですね。

    何と、平成30年10月1日から日本国内のパスポート申請窓口において「パスポートダウンロード申請書」の日本国内での受付開始しているのですね。

    自分はパソコン上でしたが、当然、スマホでも入力可能ですね。

    必要な必須情報をブラウザー上で記入していけば、最後にはPDFに変換され、そのPDF書類をプリントアウトして申請窓口に提出すれば良いというシステムです。

    もちろん、書類への署名と写真は必要ですが。

    そして、新しいパスポートへの切り替えは、残存有効期間が1年未満となった段階でパスポートの切替発給申請が可能となります。

    そして、申請費用は下記のとおりです。

    旅券の種類 申請代金(印紙代)
    10年間有効な旅券(20歳以上) 16,000円
    5年間有効な旅券(12歳以上) 11,000円
    5年間有効な旅券(12歳未満)   6,000円

    そして、2020年からパスポートも査証欄の大幅なデザイン変更としては1992年以来28年ぶりに新しくなっていますね。葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」が採用されています。

    葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、46の作品がありますが、今回はその中から基本的にアイウエオ順に、5年用パスポートは16作品、10年用パスポートは24作品を採用しているということです。

    この図柄を決めた理由として外務省の担当者は、「ひとつは日本らしさ。世界的に広く知られている、日本を代表する浮世絵であり、富士山をメインモチーフにしていることも大きかったです。あとは親しみやすさなど、芸術作品としての特性も決め手でしたね。そうして、いくつかの候補から『冨嶽三十六景』が最もふさわしいという結論に至りました」と述べられています。

    「冨嶽三十六景」を導入したのは、デザインよりも前に偽変造防止の観点があるからだとのことです。数字などのシンプルなデザインよりも、複雑性のある芸術作品にしたほうが、不正な読み取りや、偽変造がされにくいのだそうです。

    さらに2020年版パスポートは、IC内の個人情報の不正読み取り等を防ぐ機能も強化しているなど、とにかく精密。2013年版にしても十分にセキュリティは強固だったはずですが、この信頼性の高さが、日本のパスポートを“世界最強”たらしめている所以なのでしょうか

    日本人がビザなしで渡航可能な国・地域の数は、現在191で世界一。2018年7月時点ではシンガポールと並び189でしたが、その後ミャンマーにもビザなしでの渡航が許可されて以来、日本のパスポートは単独1位の評価を得ています。また、2019年にはブラジルへの渡航もビザが免除されました。191もの国と地域にビザなしで入国できる「世界最強のパスポート」なのです。