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  • 「トップガン マーヴェリック」を見終われば、トム様・神様・仏様、西麻布の博多ラーメン「赤のれん」でお腹を満たすしかないだろう

    「トップガン マーヴェリック」を見終われば、トム様・神様・仏様、西麻布の博多ラーメン「赤のれん」でお腹を満たすしかないだろう

    本日のブログも最終的にはランチでのラーメン屋の話しで終わるのですが、本日はそのお店に行くことに相成った物語があったのです。

    現在、世界中(主に米日欧かな)でメガヒットを記録しているのがあの皆様御存知のトム様主演の「トップガン マーヴェリック」なのですね。自分的には、まああえて劇場で見る必要もなく、DVDで鑑賞すれば十分ではないかと早々と劇場での鑑賞は見切りをつけていたのです。

    だけど、いろいろなところでの情報を総合すると、えらく評判が良すぎるのです。劇場に2回も足を運んだという人がザラなのです。

    というわけで、自分もすぐに趣旨変えです。平日の朝起きて、梅雨の雨模様の空を見上げて、こんなときこそ、そうだ「トップガン マーヴェリック」を見に行こうと思い立ったのです。

    六本木ヒルズのTOHOシネマズに12時30分の回に行ってまいりました。劇場は平日の昼間にしてはお客さんは入っているとお見受けしました。さすがトム様です。

    そして、見ての感想です。今回の敵国はイランの核施設なのですね。敵国はイランになっていますが、中国・ロシア・北朝鮮に置き換えても全く違和感ありません。

    2時間20分十分に楽しませていただきました。アメリカ海軍などが全面協力なので、ど迫力です。絶対に音響の良いスクリーンで見るべきです。アカデミー賞に全くかすりもしない映画ですが、“是非、劇場で見るべし”の作品です。トム様曰く、「損はさせません」的な映画です。このご時世の世界情勢も引き寄せる、トム様の引きの強さです。

    14時50分に終了すれば、心はまさにトップガンです。どこにランチに食べに行くかです。

    今、六本木ヒルズにいるならば、ここしかないでしょう、東京の博多ラーメンの老舗、「赤のれん西麻布本店」です。

    15時の入店です。お客さんは誰もいませんが、カウンターに陣取ります。

    本日は喉の消毒というより、トップガン熱を冷ますために、かけつけのビール1本を注文します。心躍る映画を見たあとのビール、喉に染みるね。

    だけど、だいだい「赤のれん」に来るのは年1回、広尾の日赤で内視鏡検査をしたあと年1回のペースなので少し新鮮です。

    つまみに水餃子あたりを注文しようかと思いましたが、遅いランチなので自重します。だけど、最近、われながらラーメンの博多ラーメン率が高いね

    店内を見回すと、“赤のれん変り身の術”とあります。麺の硬さとスープの濃度です。

    (極細面のかたさ)

    • ヤオメン・カタメン・バリカタ・ハリガネ・粉オトシ

    (スープの濃度)

    • 油多め・油少なめ・油抜き・味うす・味こいめ

    さぞかし、油多め・味こいめスープはドロドロなんだろうな。

    そんな妄想をしながら、ビールを飲み干したら、ラーメンを注文です。

    今日は、

    • らぁめん 800円
    • ねぎ多め 150円

    を注文です。替玉(150円)はあとでね。

    そしてやってきました、「らぁめん」です。ネギ増しは別皿なのね

    スープを1口。豚骨スープ、美味しです。極細麺もぴったりです。しなちくは多いのね、初めて気づきました。やっぱり老舗だけあって、バランスのよいオーソドックスな博多ラーメンだね。替玉を頼めば、ごまと紅しょうがを大量投入して味の確変を試みます。

    そして、あっという間に完食です。ご馳走様でした。六本木でのトップガンのあとは西麻布の「赤のれん」でほっこりと

    そして、思い出しました。映画の予告でしたが、トム様、2023年にはミッション・インポッシブルの新作をやるのね。

    あの年になって全速力で走る姿を見て、「この人、死んじゃうよ」、と思いました。自分とは違うか。家族にも話すと、「あんたは、トム様とは別物」と言われてしまいました。

    お後がよろしいようで。

  • お前も悪よのう、「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」は是非見るべしのドラマ、チェザーレがこんな人物だったとは

    お前も悪よのう、「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」は是非見るべしのドラマ、チェザーレがこんな人物だったとは

    数か月前の日経新聞に取り上げられていた、「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」は是非見るべしドラマと激賞されていた

    そして、ここ2ケ月ほど土日を利用して全部見たのでした。

    シーズン1から3まである相当長いドラマです。

    部見終わった素直な感想は大変おもしろいドラマと思います。

    要は中世、ルネッサンス時代のローマが舞台です。ボルジア家はスペイン系の家庭で、ドラマの始まりは前ローマ教皇の死亡により、新教皇が選べれるコンクラーベから陰謀のはじまりです。そして、ロドリーゴ・ボルジアが新教皇に選ばれて、物語は始まります。

    教皇となったボルジア家族の陰謀と権力欲が渦巻きます

    アマゾンの紹介では

    15世紀末ルネッサンス期。ヨーロッパの各都市は華やかな芸術に満ちあふれ、商業は繁栄し、人々は文化的な生活を謳歌していた。しかし、その陰で、貴族と下層階級の対立、同族同士の争い、殺人やレイプといった犯罪も大いに蔓延る時代でもあった。1492年、そのヨーロッパの中心バチカンでロドリーゴ・ボルジアは法王の座に着き、ボルジア家による背徳にまみれた治世が始まる……。

    そして、この物語は日本でも丁度同じお話があるのです。

    司馬遼太郎の「国盗り物語」と話は同じだと思いました。どちらも宗教家から成りあがっていく話しですね。国盗り物語の斎藤道三より、こちらのロドリーゴ・ボルジアの方が悪では一枚も二枚も上手ですね。

    自分はチェザーレ・ボルジアという名前は塩野七生さんの著書「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」 (新潮文庫)で知ってはいたが、数十年前に購入していたが、まだ読んではいなかった。こんな物語とは知らなかったな。チェザーレはまさしく法衣をまとった戦士です。

    このドラマを制作したのは、ニール・ジョーダンという人です。脚本も監督もこの人がやっていますね。

    主演は教皇役はジェレミー・アイアンズ (出演), チェザーレ役は新人のフランソワ・アルノー 。ドラマにはマキャベリも出て来ますね。マキャベリの君主論はこの“チェザーレ・ボルジア”という人のことを書いたものとは初めて知ったのでした。

    そしてドラマ最後の圧巻は、シーズン3の最後の方に出で来る教皇の考えを聞かされるシーンかな。ローマ教皇庁を完全に自分の家族のものとする恐ろしい考えが明かされます。

    これにはビックリしました。まさに、自分たちのことしか考えていないとは、驚きです。

    塩野さんの「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」の裏表紙の言葉です。

    熟練した戦略家たちもかなわなかった彼の“優雅なる冷酷”とは。

    「毒を盛る男」として歴史に名を残したマキアヴェリズムの体現者、チェザーレ・ボルジアの生涯

    この本のあとがきは、沢木耕太郎さんが書いているとは知らなかったな。

    この本は塩野七生さんの2作目の本ですね。

    今年見たドラマでは、

    1. 「情熱のシーラ」
    2. 「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」

    だけど、お主も悪よのう、という言葉が良く似合うテレビドラマですね。お金も相当にかかっているドラマです。是非、まだの方はご鑑賞を。

    これを見ずには死ねるか!

    これを観ずに死ねるか「情熱のシーラ」は原作良し、ロケ場所良し、時代背景良し、主人公の設定良し、近年見たドラマでは最高