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  • インド映画「花嫁はどこへ?」、やっぱりアミール・カーンは偉大なり

    インド映画「花嫁はどこへ?」、やっぱりアミール・カーンは偉大なり

    2024年10月8日(火)

    昨日は新しい週の始まりです。午前にまずは映画を1本ね。観た映画はこちらのインド映画です。何たって、あのアミール・カーンがプロデュースしているものなのでね。

    • 「花嫁はどこへ?」

    話しはこんな感じ。

    インドの人気俳優アミール・カーンが製作を手がけ、ひょんなことから取り違えられた2人の花嫁の思いがけない人生の行方を描いたヒューマンドラマ

    大安吉日のインド。育ちも性格も全く異なる2人の女性プールとジャヤは、それぞれの花婿の家へ向かう途中で、同じ満員列車に乗り合わせる。しかし2人とも赤いベールで顔が隠れていたため知らぬ間に入れ替わり、そのまま別の嫁ぎ先に連れて行かれてしまう。予期せぬ旅を通して新しい価値観と可能性に気づいたプールとジャヤは、周囲の人々をも笑顔にしながら、生まれて初めて自分自身の手で人生を切りひらいていく

    インフルエンサーとしても注目される俳優ニターンシー・ゴーエルがプール、本作が映画初主演となるプラティバー・ランターがジャヤを演じた。アミール・カーンの元妻で「ムンバイ・ダイアリーズ」などで知られるキラン・ラオ監督がメガホンをとり、豊かな大自然とインドの魅力たっぷりに描き出す。

    2024年製作/124分/G/インド
    原題または英題:Laapataa Ladies

    やっぱりアミール・カーンに外れなしの傑作です。

    インド社会の封鎖性(特に女性にとってね)をこんな娯楽にして見せて、痛快な映画に仕立てる手腕すばらしいです。とにかく後味の良い映画です。

    最初はアミール・カーン自身が主演するはずだったようですが、あの役はあの若い俳優でよかったよ。日本人の目から見れば、あのジャヤ役の人の方が魅力的と思います。

    いわゆるベンガル系というのかな、彫りが深くて、エキゾチックです。タイトルからして何となく話の筋がわかりそうで、行く前は少し躊躇したのですが、やっぱり観に行ってよかったね。あのタイガーやRRRとは違うインド映画。奥深いね。

    だけどやっぱり、“アミール・カーンは偉大なり”、タイガー・ジェット・シンではないよ。

    観終われば、月曜日の渋谷。渋谷ならここに行くしかないでしょう。道玄坂の「喜楽」さん

    11時30分過ぎで10分並んで、開店後2クルー目で入店です。いつものように“チャーシュー麺“をいただきます。

    本日も充実の一日でした。

    インド映画の「ランガスタラム」はすばらしいよ、日本映画は完全に負けたね

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  • 映画「墓泥棒と失われた女神」、何を言いたいのか理解できないが、さすがフェリーニの国

    映画「墓泥棒と失われた女神」、何を言いたいのか理解できないが、さすがフェリーニの国

    2024年7月23日(火)

    週初めの月曜日です。本日は外に出るとクラクラするほどの灼熱地獄だったね。

    こうゆう時は映画館で涼むのが一番だよね。そして、いそいそと渋谷に出かけます。

    本日観た映画はこちら、イタリア映画です、週刊文春での映画評がよかったのでね

    • 「墓泥棒と失われた女神」

    映画はこんな感じ。

    「幸福なラザロ」「夏をゆく人々」などで高く評価されるイタリアのアリーチェ・ロルバケルが監督・脚本を手がけ、愛の幻想にとらわれた墓泥棒の数奇な運命を描いたドラマ

    1980年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う考古学愛好家の青年アーサーには、紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡を発見できるという不思議な力があった。アーサーはその能力を利用して墓泥棒の仲間たちと埋葬品を掘り起こしては売りさばいて日銭を稼いでいる。そんなある日、アーサーたちは希少価値を持つ美しい女神像を発見するが、事態は闇のアート市場をも巻き込んだ騒動へと発展していく。

    「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーがアーサー役で主演を務め、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニ、「ハングリー・ハーツ」のアルバ・ロルバケルが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

    2023年製作/131分/G/イタリア・フランス・スイス合作
    原題:La chimera

    さすがイタリア映画という感じ、フェリーニを生んだ国は違うね。自分的には監督が何を言いたかったのかはわかりませんでした。究極的には人生讃歌なのかな

    意味がわからないのが悪い映画かと言われれば、違うんだね。映画的には良い良質な映画だと思いました。主人公のキャラ設定からして、なかなか分かりづらいよね

    結局、あの女の人とは運命の人なのかな、よくわかりません。

    おそらくマルケスの「百年の孤独」が理解できる人には簡単なストーリーなんだろうね。

    まあ、煙に巻かれたような映画ですが、ビバ・イタリアですね。(何を言っているのかね、自分)

    そして、観終われば13時過ぎです。渋谷でこの時間で食事と言えば、ここしかないね。

    またまた道玄坂の「喜楽」で“チャーシューめん”(1,000円)をいただきに参ります。今日は1Fのカウンターなので、10分ほど待ったよ。

    外は暑いけれど、決して冷やし中華に逃げたりしません、そこはきっぱり。「喜楽」でそれは邪道だと思うんだね。

    というわけで、今日もごちそう様でした。

    「午前十時の映画祭」、映画館の大画面でフェリーニの屈指の名作「8 1/2」を観て、改めて尊敬し直した、巨匠に対して失礼かな?