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  • [コロナ・オミクロン罹患体験談]相当に重症化しないと公的機関のサポートは期待しない方がよいよ

    [コロナ・オミクロン罹患体験談]相当に重症化しないと公的機関のサポートは期待しない方がよいよ

    今日はコロナウイルス(おそらくオミクロン株)に家族が全員罹患してしまった話しです。

    東京の都心にマンションで3名(全員成人)で暮らしているのですが、2月初旬にまず家族の中で一番若い子供が罹患したのでした。罹患者のよく行く内科の先生から検査でその場で陽性反応が出たのでした。その日は金曜日の夕方だったので、つぎの週の月曜日には保健所から電話があり、指示があるのでそれに従って下さいということで自宅での隔離に入ったのでした。

    そして、医者からはいくつかの飲み薬(コロナにかかった場合に通常に処方されるもの)

    だけど週が開けてから数日しても、どこからも何の音沙汰がないのです。

    さすがに、熱も38度後半になり、咳き込むこともあるので、まだ20代前半で若くて既往症はないのですが、家族は心配になったのでした。

    もし、具合が悪くなったときには、救急車なり病院に行けるのか?ということです。

    ついにしびれを切らして、家族が保険所他の公的な機関にこちらから電話します。

    保健所なりフォローアップセンターや4~5所の公的機関の窓口に電話しても、まったく的確な指示をもらえないのです。とにかく、唇が青くなるとか症状に緊急のあるものが現れないと対応できない、というのが庶民の実情のようです。

    これは、その機関の対応をせめているのではなく、はっきり言って、これだけ陽性者が多くなればしかたないと思うのです。

    政府は正しい現状の対応状況を国民に伝えるべきです。

    • 陽性者が多くなり、緊急性の高い患者しか対応できない。(その症状はこんな症状)
    • それ以外はとにかく後回し
    • とにかく、コロナ対応(特に重症化した際)の対応窓口を一元化すべき

    現状のうわべだけの対応をしても意味ないと思います。受付窓口も分散させるのではなく、一括して受付、そこで超法規的に選別していくべきだと思います。

    結局、家族の20代の罹患者には突然、国から大きなダンボール箱が2つ(レトルト食品がつまったもの)とお水がケースで届いただけです。

    そうするうちに、中高年の心臓に既往所のある家族から陽性反応がでました。

    前記と家族と同じ町の内科医に行き、陽性でした。家族は心臓病での大病院のかかりつけ医を持っており、その内科医と大病院のかかりつけ医との相談で、最新の経口薬のメルク社の「モルヌピラブル」を処方するかどうか話しあわせ、処方することになりました。

    初期の陽性社用のカプセル状での飲み薬です。40カプセル入ってる1瓶が処方されました。(貴重な薬だと思いますが、一旦処方されると豪快にくれますね)

    そして、中高年の既往症ありの家族には罹患してから6日目ぐらいに保健所から電話があり、隔離用のホテルが案内できますとの話しがきました。(これだけ日にちが経過していれば、ホテル隔離しても無駄です)

    とにかく、現在の状況では一旦陽性になっても、相当に悪化しない限り、行政の対応を望んでも期待はずれになると思います。

    政府は都合の良い大本営発表ばかりせずに、正しい情報を知らせたほうがよいです。国民は知っていますよ。そして、政治家や芸能人(著名人)がなぜ、すぐに入院できるか意味不明です。首相官邸から徒歩10分に住んでいるコロナ陽性家族の現状です。

    当然、同居している自分もみなし陽性者でする。自分は2回ほど喉にやけるような痛みと倦怠感があっただけですが。

    感想ですが、オミクロンでもコロナはインフルエンザとは明らかに違う症状です。実感しました。やっぱり罹患しない方がよいです。

     

  • ついに帰国後の14日間隔離が終了。やっぱりMYSOSアプリには要注意だな。だけど一工夫すれば回避も可能かな

    ついに帰国後の14日間隔離が終了。やっぱりMYSOSアプリには要注意だな。だけど一工夫すれば回避も可能かな

    この2021年10月の中旬にイタリアから帰国して、この10月30日にようやく隔離明けとなりました。隔離10日後にPCR検査を受けて陰性ならばその証明書を提出すれば10日間隔離に短縮できたのですが、追加でPCR検査費用を支払うのもばからしいと思い、あえて検査はせず、14日のフル隔離にしたのです。

    自分にとってはこの日本帰国&入国後の14日間隔離は初めての体験でしたが、貴重な体験をしたのでした。

    まずは、帰国後の羽田空港での検査の様子は既に報告していますので、あえて今回はしません。

    海外から羽田空港に着いた場合の税関通過後の空港の様子を報告してみたいと思います。

    時刻は19時ぐらいです。到着ロビーに出て様子を見てみたのですが、当然、公共交通期間を利用を堂々と利用している人はいなかったな。モノレールや京急の品川方面行きなどの改札近くには警官が立っていたと思います。

    なかなか警備は厳しいですね。そんな感じの羽田空港でした。だけど、一工夫すれば、都心に帰ってこれるかな?

    そして、毎日居場所確認が行われるMYSOSというアプリです。ビデオ通話はこんな感じで毎日かかってきたのでした。30秒ほど自分自身と背景がわかるように撮影されます。毎日、いつこのビデオ通話がかかってくるかは、自分の場合は正午をはさんで前後2時間ぐらいかな。

    ある程度の規則性はあります。

    • 隔離1日目 17時28分
    • 隔離2日目 13時24分
    • 隔離3日目 13時15分
    • (毎日こんな感じで少しづつ前倒しされていった)
    • 隔離14日目 9時27分

    隔離の日にちがのびるに従って毎日数分ごとに繰り上がっていくイメージです、自分の場合は。隔離1日目の連絡が遅いのは、初日ということで異常値なのでしょう。

    そして、隔離の最終日には先方より自動的に、「入国者健康確認センターと連携を解除しました」というメッセージとともに、連携が解除されます。

    そして、隔離10日目には現在PCR検査での陰性証明を提出すれば、それ以降の隔離が免除されるわけですが、このMYSOSアプリ経由で「隔離期間短縮のためのPCR検査」の申込みが出来るという手際の良さです。郵送PCR検査で13,000円(税込み)かかります。

    アプリに表示される検査機関は、下記です。

    • チームメディカルクリニック新宿

    ちなみにこちらの検査機関は、自分がイタリア入国のためにPCR検査を東京で受けた機関でした。

    このMYSOSについての問題点は、帰国直後に書いた自分のブログ“MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ”でも指摘したように、このビデオ通話が核心ではないということです。

    GPSで全行動を監視されているということです。おそらく、申請住所から大きく乖離した行動を頻繁にとれば、このビデオ通話による確認も毎日数回はあるのではないかな。

    自分の場合はこれは何とか工夫して回避しましたが。

    実に闇の深いアプリです。

     

  • 海外からの帰国時の隔離用の必須アプリ、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ

    海外からの帰国時の隔離用の必須アプリ、MySOS(入国者健康居所確認アプリ)に深い闇を見たぞ

    2021年10月のイタリアへの旅のブログが続いていますが、今回は帰国後の隔離についてシステム上の大きな疑問について緊急に語りたいと思ったのです。

    一番の理由は、結論的には、こんなことを一般の人(外国からの帰国者及び外国人の入国者)に対し、説明しなくて運用していいものだろうかと、大きな疑問を持ったのでした。

    まず帰国時での空港でのコロナ対策としての対応です。もちろん、2021年10月現在でも日本へ帰国及び入国する日本人及び外国人は相当に少ないです。自分の到着空港は羽田空港でしたが、17時着でその周辺時間の便は2便のみです。機内で書類記入とwebへの情報登録も完了しています。

    降機後の空港の導線は以前と全く違うことに驚きました。ずいぶんスポットから歩かされて、「COVID-19 testing」と書かれた案内に沿って、進みます。チェックの関門は5つぐらいあったと思います。かなり各コーナーで分業されており、書類提出、アプリのインストール・有無・各種設定の確認、抗原検査、最後はその検査の陰性証明が出て、コロナ関所から抜け出して、荷物をピックアップ、税関チェックを経て、ようやく到着ロビーに出てくる手順です。

    自分の体験では、どこもかなりスムーズに運営されていて、特に不満はありませんでした。抗原検査の結果待ちだけは、30分近く待つことになります。

    降機から到着ロビーに出てくるまで、1時間少しかかったかかな。

    今回のブログの核心は、待機場所(自分の場合は都内の自宅)に帰ってからの出来事なのです。ちなみにスマホにインストールされるアプリは次の2つです。

    • MySOS(入国者健康居所確認アプリ)
    • 接触確認アプリ(COCOA)

    今回、取り上げるのは決定的に重要な「MySOS」アプリの方です。

    具体的には、待機場所が空港で提出した住所にアプリに登録されます。そして、現在地報告をアプリ上で一日に2回程度しないといけないのですが、報告しようとポチッても“あなたは登録場所とは違う場所にいます”という表示が出て、報告できないのです。

    そして、ビデオ電話による連絡も、スマホから着信音もしなくて、瞬時対応できないのです。

    書類に書いてあった「入国者健康確認センター」に苦情を入れます。こちらは、ちゃんと対応しようとしているのだか、アプリがどうしようもない、と申し入れです。

    まあいろんなアプリの問題点の不満を申し上げましたが、先方担当者が言うには、“アプリも万能ではないから、しかたありません、最終的には係(人間)がスマホに電話しますので、その旨話して下さい、そんなコメントがあったことは残しますので安心下さい”、とのことでした。

    だけど、ここが最大の核心なのです。30分近くその人と話していて、言葉じりから「この人、今日朝の自分の行動を全部知っている」と確信したのです。近所の郵便ポストとコンビニに行ったのです。

    詳しくは申しませんが、スマホ+GPS+この「MySOS」アプリの組み合わせ(これでわかる人はすぐに判ると思います)です。

    ビデオ通話であえて話さなくても、すべて分かっている(あなたがどのように動き回っているか)のね。また、担当者は、“縦の動きは補足しずらいが、横の動きはほぼ判る”とポツリと行ったのです。

    これはまずいな(中国のような監視社会)と思った次第です。

    深い闇を見ました。