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  • 成瀬監督の映画「乱れる」はエンディングがドラマチックなんだね、禁断の愛

    成瀬監督の映画「乱れる」はエンディングがドラマチックなんだね、禁断の愛

    2024年7月22日(月)

    すでに7月も下旬となりました。数日後にはパリ・オリンピックも始まりますね。

    そしてこの週末です。灼熱の東京では食事か買い物以外では外に出るのは危険な状況ですので、いつものように土日でDVDを1本づつ観ることに。

    • 「シャドウプレイ」 監督: ロウ・イエ
    • 「乱れる」 監督: 成瀬巳喜男

    中国映画の「シャドウプレイ」は目黒シネマで現在上映中なので、興味を持ってね。

    中国の30年、そして香港、台湾を舞台に加えて描く、息もつかせぬネオノワール・サスペンス

    実話を元に描く、ネオノワール・サスペンス

    80年代の改革開放が進み90年代に入り市場経済が推し進められ、2000年に入りバブルが訪れる。人々の欲望が渦巻く現代までの30年間。 『シャドウプレイ』は、実話を元に時代に翻弄される中国人の加速する欲望と愛を描く

    はっきり言って、よくわからなかった映画。事件としての規模も小さく、ストーリーもわかりづらいしね。中国の人には面白い話しなのかね。

    成瀬監督、高峰秀子主演の「乱れる」は魅せる映画だね。ストーリーも秀逸だしね。

    スーパーマーケットの進出でかつての賑わいを失った商店街。夫に先立たれ、嫁ぎ先の酒屋を一人で切り盛りしていた主人公は、義理の弟に思いを告白され、居場所を失い、やがて家を出てゆく。
    成瀬巳喜男監督が、社会的なモラルに拒絶された男女の道行きを、抑制された演出で冷徹に見つめる

    加山雄三も若々しくていいね、終わり方はドラマチックでしたが、あの話しを終わらせるにはその方法しかないよね。自分的には納得のエンディングかな。

    成瀬巳喜男と小津安二郎、自分的な評価では小津に軍配かな、小津の方が人生の機微というか深みがあると思うんだよね。カメラワークの構図の取り方も独特だしね。

    そして、土曜日の夕食です。久しぶりに銀座の「ニュー鳥ぎん」へ。自分たちは「鳥ぎん 本店」の方(キレイな方)ではなく、右側の「ニュー鳥ぎん」の方へ

    3名で19時30分に予約してね。訪日客に大人気で最近は行列しているのでね。

    だけど、本日は行列なしで、2階席へ。ビールは黒ラベルの633だよ。

    まずは串から。

    • 砂肝
    • レバー
    • つくね
    • 正肉
    • 手羽先

    レバーは女性陣が2本づつ。やっぱり鳥ぎんの串は上手いね。ビールも2本目に突入です。

    串の第一陣が着弾すれば、すぐに鳥釜飯を2個注文です。このタイミングでバッチリです。

    今日は鳥釜の2個目を2/3残したので、持ち帰り用にパックしてもらいます。翌日に食べる釜飯がまた上手いんだな。お会計は7,700円ほど。お財布にも優しいね。

    また3ケ月後にお邪魔します。ご馳走様でした。

    小津の「晩春」を映画館で初鑑賞、原節子の顔立ちは派手なんだね、ビックリ

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  • 40年通いつづけている、久しぶりに銀座の裏通りにある「ニュー鳥ぎん」へ。初めて1階に通された。鳥釜は絶品。砂肝もね。

    40年通いつづけている、久しぶりに銀座の裏通りにある「ニュー鳥ぎん」へ。初めて1階に通された。鳥釜は絶品。砂肝もね。

    土曜日の夕食は4名で、銀座の「ニュー鳥ぎん」へ。

    こちらのお店、大学時代から通い始めてはや40年です。場所は銀座の裏通り。いつもだいたいこのあたりの路地かなと思って入れば、ほぼいつも正確にたどりつける「鳥ぎん」です。

    路地をはさんで、きれいに改装されたビルに入っている方が「鳥ぎん 本店」かな。だけど、自分は対面の古いというか、しもた屋風の「ニュー鳥ぎん」の方が圧倒的に好きです。

    決してきれいな鳥ぎんの方には行きません。

    いつもは2階か3階に急な階段を登って通されるのに、今日は何と1階のテーブルに通されました。これだけ通っていても、初めての経験かな。

    そして、鳥ぎんと言えば、泣く子も黙る釜飯の「鳥釜」が一番有名かな。

    さあ、注文です。まずは焼き鳥。定番中の定番を頼みます。定番のオンパレード。

    • 砂ぎも
    • 鳥皮
    • もも肉
    • ネギま
    • レバー
    • つくね

    大皿にきれいに盛られてサーブされます。後でいつも思うのは、何も言わないとタレの焼きになるので、ねぎまともも肉ぐらいは塩で焼いてもらった方がよいのかな

    連れはレバーを1本では足りなくて、複数本注文していました。

    やっぱり、どれも本当にうまいですね。高級な焼き鳥店も知っていますが、昭和の雰囲気と言い、自分はここが一番よいな。この銀座の「ニュー鳥ぎん」は外国人を連れてくるには最適だと思います。銀座の中心にこんなレトロなところがあるのかと。

    そして、焼き鳥がザーブされた時に、釜飯を頼むのが常連客の決まりだと思う。何故なら、釜飯は20分ぐらいかかるので。

    今日は、みんなが食べたいと言うので、鳥釜を3つ注文。芸がないと思いながら、しょうがないかな。だって、美味しいのだから。

    そして、いつも迷うのが、釜飯のお供に、鳥スープにするか、赤だしにするか。鳥ぎんでは、自分はやっぱり鳥スープです。何故なら、大学時代の大変グルメの先輩がいたのですが、その人いわく、焼き鳥屋に行って、鳥スープがないところはダメだよ、と教えられた経験から。その先輩は有名なボクシング系のカメラマンになっています。

    確かに、鳥をさばいて供する料理屋でその元となるガラを使ってスープを置いていない焼き鳥やはまがいものと納得した次第です。

    だけど、赤だしもうまいんだよね

    話しは変わりますが、どうして永谷園のみそ汁シリーズから、赤だしがなくなったのでしょうか。昔は、ひるげは「赤だし」だったような気がしますが。

    なにはともあれ、ニュー鳥ぎんです。これだけ食べて、ビール2本で合計11,000円です。銀座のど真ん中でこんな値段はないでしょう、というぐらいの良心的なお店です。

    ちなみに、自分はあの鳥貴族には行ったことありません。

    また、半年後ぐらいかな、砂肝を食べたくなったら伺います。ご馳走様でした。