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  • ゴダールの「軽蔑」4Kを観たよ、やはり最高傑作に恥じない名画、おすすめ

    ゴダールの「軽蔑」4Kを観たよ、やはり最高傑作に恥じない名画、おすすめ

    2023年11月8日(水)

    本日は古いフランス映画のお話しを。

    火曜日にはゴダールを、水曜日にはクロードルルーシュを観たよ。どちらも巨匠です。その映画とは、

    • 軽蔑 60周年4Kレストア版(ゴダール)
    • 男と女(ルルーシュ)

    「男と女」は”ダバダバダア”で有名な名作ですが、自分は観たことなかったんでね。

    まずは渋谷で「軽蔑」を鑑賞です。何でもこの「軽蔑」、ジャン=リュック・ゴダールの最高傑作の一つと称されているようです。

    カプリ島を舞台に、作家ポールとその妻カミーユの悲劇的なロマンスを描く。
    ポールの美しき妻カミーユにブリジット ・バルドー、作家ポールにミシェル・ピッコリというフランスの伝説的俳優が主演。

    ゴダールは「勝手にしやがれ」と「気狂いピエロ」は観たことがあるのですが、洗練度ではこの「軽蔑」が一番かも。一つ一つのカットが写真的で印象に残るシーンが多い。監督もそんなシーンを繰り返し使うものね。ブリジット・バルドーに関して映画では確かに魅力的なんだが、どうなんだろう。バルドーにとっても最高傑作かもね。

    確かに若い野心のある映画監督が観たら(当時はなおさら)、刺激的な映画だよね。ゴダールは難解と思い込んでいましたが、この「軽蔑」を観たら歴史に名を残す監督だよね。

    だけど、カプリ島のシーンたまらないね。でも最後までわからなかったのは、バルドーの心変わりがどうしてなのかです。日本人にはわかりにくいよね、そのへんの心境。よい映画を観させていただきました。

    そして、水曜日は“午前十時の映画祭”で日本橋で「男と女」を鑑賞です。

    話しこんな感じなのね。カンヌでパルムドールをとってことも初めて知りました。

    話しはこんな感じ。

    パリで一人暮らしをするアンヌとカーレーサーのジャンは、ドービルにある同じ寄宿舎に娘と息子を預けていることから知りあい惹かれあった。が、いまだ辛い過去を忘れられない二人は……。
    流麗なカメラワーク、カラーとモノクロームを使い分けた大胆なモンタージュ、そして甘美なメロディが“運命の出会い”に魅入られた男と女の恋を浮き彫りにしていく。

    男優のジャン=ルイ・トランティニャンもいいのですが、この映画は女優のアヌーク・エーメがいいところをさらっていくね。あの時折醸し出すあの表情がたまりません。だけど、彼女の元夫はもう少しいい男というわけにはいかなかったのかな。

    ドービルのあのモノクロームぽく撮る海辺の通りの老人と犬のシーンが何回も流れますが、何か映画史上に残るシーンだね、何か絵心が沸き立ちそうです。セピア色の風景です。

    クロードルルーシュの映画は「愛と悲しみのボレロ」しか観ていませんが、この「男と女」はコンパクトにまとめ上げて彼の最高傑作なのでしょうね。

    自分としては最後の終わり方に違和感があるのですが。やっぱりあの流れではハッピーエンドはダメだと思うんだね。

    終われば、日本橋の「京都銀閣寺ますたにラーメン」へ。「男と女」の余韻に浸りながら、ビールとおしんこです。ここはやっぱりシャンパンじゃあないと様にならないね。

    そして、麺硬めで“ますたにラーメン”を。やっぱりこのコースが一番いいね、日本人だもの。(最後は相田みつを風)

    政治家よ、外遊する暇があれば「シモーヌ – フランスに最も愛された政治家」を観ろよ



  • また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼

    また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼

    2023年8月30日(水)

    本日も映画のお話しから、それも懲りずに2回目の鑑賞です、同じ映画ね、2日前に観たばかりなのに。

    その映画とは、

    • 「ローマの休日 製作70周年 4Kレストア版」を朝の9時25分から毎日1回のみ。

    やっぱりいい映画だなと再認識し、次の製作80周年には生きていられるだろうかと思い、この機会を逃したくなかったのです。

    本作の原案(ストーリー)は実際にはダルトン・トランボが執筆です。当時のマッカーシー旋風による赤狩りでトランボはハリウッドを追われていたため、当時は名義を借用したのであるのですが、既に映画では修正されていますすね。

    やっぱり脚本が最高にいいよね。映画のお手本となるような脚本、演出、撮影だよね。時間も118分に収めており、完璧ですね。

    これは淀川長治さんの解説から拝借です。

    オードリーは英国で6本の脇役の映画に出演した後に、シドニー=ガブリエル・コレットの小説「ジジ」の舞台に作者自らがオードリーを気に入り、舞台でジシ役で主演させたのこと。その舞台が米国でそのまま行われることになり、その舞台をニューヨークで観たウィリアム・ワイラーがこの「ローマの休日」のアン王女役はこの人と舞台を観て決めたとのこと

    その「ジジ」が映画化されたのが、「恋の手ほどき」(英語: Gigi)で、1958年のアメリカ映画。映画でのジジ役はオードリーではありません。

    だけど、当時でもおそらく大作に新人を起用する監督の眼力もすごいものがあるよね。

    脚本で気に入ったのは、最後の方でペックのアパートの部屋をノックするシーン。アン王女が帰ってきたと思わせるシーンの心配りは憎い脚本・演出だよね。

    それとライターの使い方がキーだよね。最後のあの場面にライターを持っていく演出もあんたらそんな気配りが出来るのか、アメリカ人にね。

    2日後に観てもほっこりするよね、2時間があっという間です、筋が分かっていても。

    最後にもう一つ。最初の各都市を紹介する場面でパリのところでロベール・ドアノーのあの有名なカット、凱旋門の上から撮った同じシーンが流れたのを見過ごさなかったよ、自分。

    というわけで2日前と同じ11時30分にランチ選びです、渋谷でね。

    違うところは本日は水曜日。水曜日はあの「喜楽」は定休日なのです。ということは、ここしかありませんね。センター街にある「桂花ラーメン」に直行します。

    公園通り前の「一蘭」の行列を横目に観ながらね、外国人好きだね。

    「桂花ラーメン」はすぐにカウンター席を確保。ここでは、

    • 桂花ラーメン+大盛(替玉ではないよ)何故なら煮玉子が1個つくので
    • 茎わかめ(これビールのつまみ用)
    • ビール

    絶対にこの3点セットが必須です。間違っても自分には一番人気の「太肉麺」の選択はなしです、キッパリ。ビールと茎わかめ、これだけで今日は良い日だったなと、しみじみ思うのです。ビールが終われば、「桂花ラーメン」です。つまみで残った茎わかめを投入。

    このラーメンだけは本当に唯一無二だと思うね、お店の言う通り、3回通わないとこのスープとしわしわ麺は分からないよね、納得。

    帰りに原宿の「スウォッチ」に行ってみると、今日から発売の新作のmoon watchは既に待つこともダメな状態でした。

    だけど、映画を観て今年の秋、2年ぶりにローマに行きたくなったのです、行こうかな。

    オードリー・ヘプバーンの幸せな時間(1)住んでいたスイスの街はビュルゲンシュトックだよ



  • 日比谷で「エドワード・ヤンの恋愛時代」を観る、これ大傑作だよ、あの人オードリー

    日比谷で「エドワード・ヤンの恋愛時代」を観る、これ大傑作だよ、あの人オードリー

    2023年8月21日(月)

    本日も酷暑の東京でした。今日も映画館に涼みに出かけようかな。

    その前に閑話休題。先週、劇場での封切りすぐに観に行った綾瀬はるか選手主演の「リボルバー・リリー」ですが、かなり観客動員で苦戦しているという報道がありましたね。やっぱり綾瀬はるかを観る映画としてはいいのですが、ストーリーなどがやっぱりおかしいという批評があるようです。自分と感じた感想をみんな感じるんだね。ちょっと配役もね。

    そして、本日報告する映画も観に行くかどうかかなり迷った映画なのです。その映画とは東宝シネマズで現在上映している、

    • エドワード・ヤンの恋愛時代

    このエドワード・ヤンという監督は台湾の方で相当評価が高いようです。その評価の高さから数年前に自宅でDVDを借りてきて、彼の最高傑作と言われる「牯嶺街少年殺人事件」を観たのです。4時間近い大作です。

    だけどこの映画、どこがいいんだろうという、というのが自分の感想だったのです。おそらく自分はこの監督はダメという評価をしたのです。途中で視聴もやめたしね。

    そんな中でのこの「エドワード・ヤンの恋愛時代」ですので、ためらうのもわかってもらえると思います。そして、何か題名もダサいしね

    あらすじを含む映画について何も知らないで、ガチ鑑賞してきました。

    結果はこの映画は当たりだったね。面白い筋と映画の構成でしたね。日本の恋愛映画とは一味違うよね。何か思想があるというか、なんたって孔子だものね

    だけど、あのチチ役の人は完全にオードリー・ヘップバーンを意識させている姿かたちだよね。

    急速な西洋化と経済発展を遂げる1990年代前半の台北。

    モーリーが経営する会社の状況は良くなく、彼女と婚約者アキンとの仲もうまくいっていない。親友チチは、モーリーの会社で働いているが、モーリーの仕事ぶりに振り回され、恋人ミンとの関係も雲行きが怪しい。

    彼女たち二人を主軸としつつ、同級生・恋人・姉妹・同僚など10人の男女の人間関係を二日半という凝縮された時間のなかで描いた本作は、急速な成長を遂げている大都市で生きることで、目的を見失っていた登場人物たちが、自らの求めるものを探してもがき、そして見つけ出していく様を描いている。

    そして、この映画を観たあとはランチです。日比谷から日本橋へ移動です。何故に日本橋。

    ここには「京都銀閣寺ますたにラーメン」があるからです。暑い夏でも移動するに値します。まずはビールとお新香。1本飲み終われば、ラーメンを1杯。至福の月曜日でありました。

    だけど、amazonでこの「エドワード・ヤンの恋愛時代」の中古DVD、すごい価格になっているね。

    タランティーノが「リボルバー・リリー」を監督したら、綾瀬はるかがユナ・サーマンになったのかな



  • 市川渚さんのツイートを見て、DEllの4K HDRモニター「U3219Q 31.5インチ 4K HDR USB-C」をポチッ。15%クーポンに屈したのでした

    市川渚さんのツイートを見て、DEllの4K HDRモニター「U3219Q 31.5インチ 4K HDR USB-C」をポチッ。15%クーポンに屈したのでした

    世の中はコロナ禍にも関わらず、日米共に株価は絶好調といったところです。そして、ブラックフライデーの商戦もたけなわの昨今なのです。

    そんな中、自分にとってはブラックフライデーの第一弾となる買い物を先日したのでした。

    購入したものは、ポータブルスピーカーです。

    • GENEVA製のポータブルBluetoothスピーカー「Touring XS」

    そして、昨日、何気はなしにTwitterを見ていたら、市川渚さんのツイートに目がとまったのでした。

    本当はiPhone 12 Proで撮った4K HDR動画もDaVinciで編集/エンコードしたいんだけど、私のモニタは残念ながkでもHDRでもないんだよなと嘆きつつ、DELLのサイトをチェックしていたら前から目をつけていた4K HDRモニターが今日までブラックフライデークーポンで税抜84,983で買えるではないか

    このツイートを見て自分もこのモニターが欲しくなったんだな。完全に病気ですね。

    確かに11月24日まではブラックフライデークーポンが使えて、キャンペーン価格から更に15%の値引きだったのです。

    そして、現在の自分のモニターも4KでもHDRでもないんだな、これが。数年前に確かふるさと納税でいただいたiiyama製のモニターなのです。

    ちなみに、HDRとはこんな技術ですね。

    HDRとは

    HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる表示技術です。

    一般的なSDR映像では日陰が黒つぶれしたり日向が白飛びしたりしますが、HDR映像では明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、より自然でリアルな描写が可能になります。

    HDRは次世代の高画質技術として注目されており、Netflixをはじめとする動画配信サービスやUHD Blu-rayではすでにHDRで作成されたコンテンツの配信が始まっています。

    今日中に、買うか買わないか決断しないといけません。ランチ時も思案です。先立つお金が厳しいのです。

    だけど、こんな値引きを見せられては購入するしかありません

    更に「Rebates」経由で購入すれば、3.5%の楽天ポイントをいただけますね。

    そして購入したものは、

    • Dell デジタルハイエンドシリーズ U3219Q 31.5インチ 4K HDR USB-C モニタ-
    • 定価 134,800円(税抜)→割引後 84,983円(税込93,481円)

    そして、Dellの直販のオンラインサイトではクレジットカード払いで金利のかからない2回払いも選択できるので、資金繰りに厳しい人にとってはうれしいですね。

    こちらのモニターの解像度は、3,840 x 2,160 Ultra HD 4Kの解像度です。うまく使いこなせるか心配ですね。

    それにしても困ったブラックフライデーセールです。財布には優しくないな。キッパリ