2025年9月10日(水)
月曜日は歌舞伎、昨日は映画だよ。この映画を観に、渋谷のテアトルシネマへ。
久しぶりにインドのアクション映画を観に行こうかなという軽い気持ちで足を運びました。
- 「銃弾と正義」
“狩人”の異名を持つ警視と、人権擁護派の判事が火花を散らす!
インド映画界を代表する俳優ラジニカーントとアミターブ・バッチャンが共演し、警察官が凶悪犯をその場で射殺する「特例射殺(エンカウンター)」をテーマに描いた社会派アクション。
インド最南端のカンニヤクマリ県で勤務するアディヤン警視は、凶悪犯罪の捜査にあたり抵抗し反撃してくる犯罪者を迎え撃ち、その場で仕留めることをしばしば行い、”狩人”の異名をとる名物警察官。
彼はある時、女性教師のレイプ殺人事件を知る。彼女は以前、教育現場をまきこんだ薬物汚染についてアディヤンに通報していた。女性教師殺人事件の特捜チームに参加したアディヤンは、犯人と思われる若い男の追跡を始める。
一方、人権擁護派の判事サティヤデーヴはアディヤンの捜査手法を強い危機感をもって注視していた。
2人はこの事件の捜査に関して正面から対決するが、やがてこの事件と、同時期に起きていた別の社会問題とのつながりが明らかとなっていくー。
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監督:T・J・ニャーナヴェール
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出演:ラジニカーント
2024年製作/161分
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原題または英題:Vettaiyan
観て“ドヒャー”となりました。何か凄いものを観させてもらいました、マシマシの二郎ラーメンを2杯食べさせてもらった満腹感と多幸感。
出足は単純なインドのアクション映画的な始まりです。まあ中盤まではインド映画あるある的な展開です。
それにしても主人公のラジニカーントはジョン・ウィックを上回る強さ、あの変わるサングラスに意味があるの?
アクションでのスローモーションが効いています。
インターミッションの後はあれあれ、硬派な社会派映画に変わっていくではありませんか、それもかなり志高い系。
映画を2本観た感じ、どおりで満腹感がすごいのか。
自分を“スーパースター”と名乗るだけあって、まあすごい濃い主人公だね。
インド映画好きの人なら今年必見の映画だと思いました。非常によく出来た映画でした、監督が素晴らしい。
音響も凄いので、是非、映画館で観ることを推奨です。
観終われば、渋谷です。週末からイタリアに行くので、食べ納めを。
道玄坂の「喜楽」に向かいます。12時30分で3名ほどの行列、ラッキー。
今日もニコニコで“チャーシュー麺”(1,050円)。チャーシューも1枚多くて、ありがとう。
ご馳走さまでした。