月: 2021年1月

  • 愛媛は松山の日本料理の「すし丸」さんで食べた“みかん揚げ”とは、魚のしんじょうをミカンの皮で包んで揚げたもの、これはいけるね

    愛媛は松山の日本料理の「すし丸」さんで食べた“みかん揚げ”とは、魚のしんじょうをミカンの皮で包んで揚げたもの、これはいけるね

    道後温泉の外湯の“道後温泉別館 飛鳥乃湯”でひとっ風呂浴びた後は、一旦ホテルに帰り、本日の夕飯の作戦会議です。

    だけど、旅の情報誌のまっぷるには、松山では鯛めし以外のものが以外と紹介されていないのです。毎日、鯛めしという訳にもいきません。違ったものが食べたいんだな。

    だけど、松山の中心街を歩いてもちょっとしたお店でも鯛めしののぼりがたっているところが多いのです。なかなか、他の選択肢が見当たらないのです。

    そして、家族の検索にひっかかったのは、日本料理の「すし丸」さんというお店だったのです。あなごのちらし寿司が実にうまそうだったんだな。今夜はこちらのお店に決定です。

    すし丸は昭和23年秋、創業以来松山の味として親しまれてまいりました。 上の句は、昭和35年1月俳人村上壺天子より創業者夫婦へ贈られたものです。 初代夫婦が、創っていったすし丸の味をこの句より汲み取ることができます。

    所在地:〒790-0002 愛媛県松山市二番町2丁目3-2

    電話番号 TEL (089)941-0447(代)

    その村上壺天子さんの一句です。

    すしの味

    もとより恋の

    みのりかな

    村上壺天子

    お店には、7時に3名で訪問です。ホテルからは5分ぐらいですね。お店の店構えはそれほどではありませんが、中に入ってビックリです。重厚な和室にテーブル席が据え付けてあります。

    廊下にかかっている美術も実にセンスがよいです。

    メニューを拝見します。だけど、まずは酒のつまみでは松山に敬意を払って、じゃこ天を注文します。

    そして、メニューから珍しい品を見つけたのでした。何と、太刀魚のさしみがあるではありませんか。塩焼きでは昔よく食べたものですが、そのお刺身があるというのです。近頃は、高級魚となってしまった太刀魚です。

    これは是非、味見しない訳にはいきません。食べた感想は、やっぱり定番の塩焼きが一番うまいかな。

    そして、またまたメニュー表から見たことも、聞いたこともない品を見つけたのでした。名前は何と“みかん揚げ”(400円)というものです。

    ウェイターの方に聞けば、ミカンの皮に魚のしんじょうを包んで揚げたものことです。これは、頼むことしかありません。食した限りでは、これは有りのメニューですね。

    そして、サザエ好きの自分には頼まずにはいけない品を見つけたのでした。何と、サザエの刺身があるとのことです。このコリコリ感がたまらないんだな。

    そして、締めは単品の握りと、海の幸ちらしを注文です。単品の握りも実にうまいです。芋焼酎のお湯割りと相まって、至福の松山の夜を過ごしたのでした。

    だけど、東京でこんな造りの家屋でこんな食事をしたらさぞ高い請求をされることでしょう。

    松山のレストラン、恐るべしですね。

  • 自分の妄想で道後温泉は硫黄たっぷりのツルツルのお湯と思っていたんだな。外湯には露店風呂もないとは

    自分の妄想で道後温泉は硫黄たっぷりのツルツルのお湯と思っていたんだな。外湯には露店風呂もないとは

    しまなみ海道をドライブがてらに立ち寄った、大三島の「お食事処 貴船」でランチを済ませれば、3時です。松山ではどうしても夕方には寄りたい定番中の観光地があるのです。

    そう、あの道後温泉でひとっ風呂浴びたいのです。

    大三島をあとにして、今治経由で一目散に道後温泉を目指します。道後温泉に着いたのは、夕方の5時前です。

    何の下調べも行っていなかったのですが、情報誌のまっぷるの道後温泉のページにでかでかと掲載されていた“道後温泉別館 飛鳥乃温泉”に直行します。

    コースは下記の4つあります。

    • 1階浴場入浴のみ 大人 610円
    • 1階浴場入浴+2階大広間休憩 大人 1,280円
    • 1階浴場入浴+2階個室休憩  大人 1,690円
    • 1階浴場入浴+2階特別浴室(家族風呂) 1組2,040円+大人 1,690円

    そして、記念タオルは600円で販売、貸しタオルは50円で借りれます。

    自分たちは休憩する必要はないので、1階浴場入浴のみのチケットを購入します。コロナがなければ、この時間帯であれば、チケットの売り場も混雑していたのでしょうが、今回はチケットブースには自分たち家族のみの状態です。

    ちなみに、風呂から上がって道後の温泉街を散策した時に、この“道後温泉 本館”の方にも行ったのですが、こちらは約1時間待ちということでした。

    早速、男湯と女湯に分かれて入浴です。ちなみに男湯の方はお客が2名程度でほぼ貸切りの状態でした。

    だけど、あの有名な道後温泉ということで自分は妄想していたのです。露天風呂もあり、いろんなお風呂があるんだろうなと

    現実に浴室に入ってみて、びっくりしたのです。少し大きめのお風呂と少し小さめなお風呂があるだけなのですね。なんとしょぼいな(失礼)というのが第一印象です。これでは銭湯というレベルなのです。(再度失礼)

    お湯も硫黄の匂いのするお湯ではないのですね。お肌がツルツルするお湯でもないのですね。

    普通の自宅で入るお風呂の湯みたいなのです。(再度再度失礼)

    これでは長湯というわけにもいきません。これがあの有名な道後温泉かと思って、お風呂から上がったのでした。女湯に入った家族も同意見だったので、間違いない評価でしょう。

    そして、現在、道後温泉には3つの共同湯(外湯)があります。

    • 道後温泉本館 -松山市営。 改修工事により浴場面積が大幅に小さくなったため非常に混雑し、順番待ちの行列ができることも多い。
    • 椿の湯 – 松山市営で地元客の利用が中心。
    • 道後温泉別館 飛鳥乃温泉(あすかのゆ) – 松山市営。高齢者の割引がなく入館料が高いため地元客が少なく混雑も少ないために、ゆっくりと入浴できる。(←確かにそのとおりでした)

    友達が言うには、その外湯、3つはすべて違う雰囲気なので3つの外湯を回るべしと。

    だけど、源泉は同じだと思うと、自分たち家族はこの“道後温泉別館 飛鳥乃温泉”だけでよいかということになったのでした。

    そして、道後温泉の温泉街をひやかし半分で散策したのでした。どこも年期が入っており、人通りも含めて、少しわびしい感じがします。まあ、日本中の温泉街がこんな感じなのかな。

    ちなみに、「日本三名泉」と呼ばれているのは、「有馬温泉(兵庫)」「草津温泉(群馬)」「下呂温泉(岐阜)」の3つの温泉です。諸説、異論は多々あるようですが。

    自分は道後温泉がこの日本三名泉の一つと思っていたのでした。妄想とは怖いものです。

  • しまなみ海道の大三島の「お食事処 貴船」で食べた海鮮丼が超うまし、驚いた

    しまなみ海道の大三島の「お食事処 貴船」で食べた海鮮丼が超うまし、驚いた

    松山滞在の2日目です。前日は夕方に松山に入りましたので、本日丸1日が松山観光ということになります。

    ホテルで朝食を終え、まず向かったのは、松山観光の定番中の定番、松山城です。ロープウェイの乗り場までは、ホテルから徒歩で約10分です。非常に整備された小径を歩いて行きます。

    通りには鯛めしで有名なお店もありますね。

    松山城までのロープウェイの大人料金は往復で520円です。

    自分はてっきりロープウェイで行くものだと思っていたのですが、ロープウェイ乗り場の横にはリフトがあるではありませんか。安全ベルトなども付いていない、非常に素朴なリフトなのです。

    家族はリフトに乗ろうと、いうのです。という訳で往復共にリフトに乗ることになったのです。リフトの下には全行程、網が整備されていますが、簡素なリフトなので楽しいですね。

    そして、松山城に入場して、天守閣まで行って約1時間強というところでしょうか。

    次は、ドライブコースに最適との記事を見て、「瀬戸内しまなみ海道」に行くことに急遽決定です。まずは今治を目指します。

    松山からタオルで有名な今治までは車で1時間です。山間の道を走ります。同乗の家族が言うには、今治にいくのなら、あの加計学園を見てみたいと言いだすのです。趣味の悪い冗談です。

    しまみな海道を行けば、広島県の尾道市に行けるようですが、自分たちはどこで引き返すか、思案のしどころなのです。

    まあ、素敵な瀬戸内海の島々を見れればいいわけですから、なんとなくで大三島でハイウェイを降りたのです。道の駅に立ち寄りながら、車を走らせます。時間はお昼の2時です。

    お腹も空いてきました。何かよさげなレストランはないか、家族が検索します。

    そして、家族が見つけたのが「お食事処 貴船」さんです。大山祇神社の前にありますね。

    • 愛媛県今治市大三島町宮浦9119-9
    • TEL 0897-82-0058

    この時間に訪れても、外に2名がお待ちの様です。外にはノートも置いてあり、名前を記入して順番待ちをする必要があるようです。

    大変失礼ですが、外観からは決して美味しそうな雰囲気を漂わせているお店ではありません。なんとなく、田舎ならよく見かける風体のお店なのです。

    そして、自分たちの番が来て、中に入って驚いたのです。この時間でもお客さんが相当数いるのです。店の中は外と違って、モダンな内装です。外と仲のギャップが激しいな。

    座敷席に陣取り、メニュー表を見て、3名が3人ともに注文が一致したのです。知らないお店で値段を考えれば、ここは“海鮮丼”(1,282円)しかないだろうと。特選海鮮丼は2,400円もするのです。

    海鮮丼のご飯の少な目を3つ注文です。待つこと、15分です。海鮮丼にしては時間がかかります。中を見渡すと、カウンター席の前には寿司屋でみかけるネタケースがあるのです。

    そして、海鮮丼がやってきました。そして、見てビックリです。何とすべての海鮮の切り身が漬けにつけられているのです。すべて漬けになっている海鮮丼は初めてです。

    恐る恐る食します。そして、何とこれが超美味なのです。鯛を初めてとして、すべての海鮮が及第点以上なのです。この海鮮、ごはんとよく合います。

    本当はこれにビールでも飲めれば、たまらないランチになったのですが。

    そして、あっと言う間に3名、完食したのでした。

    今日は大変おいしいランチをいただけました。近くに住んでいれば、リピ必死のお店になるのにな。全切り身が漬けの海鮮丼、これはありです。

    お会計は現金とpaypayのみというのも面白いですね。お店の外観からは想像もつかない美味しいランチでした。

    ご馳走様でした。

    自分の妄想で道後温泉は硫黄たっぷりのツルツルのお湯と思っていたんだな。外湯には露店風呂もないとは





  • 愛媛の松山と言えば鯛めし、創業380年の「五志喜」は松山鯛めしも宇和島鯛めしも楽しめる

    愛媛の松山と言えば鯛めし、創業380年の「五志喜」は松山鯛めしも宇和島鯛めしも楽しめる

    愛媛は松山の「ANAクラウンプラザ松山」にチェックインして、部屋に入ったのが夕方6時頃です。早速、本日の夕食をとるレストランを見つけないといけないのです。

    まずは、るるぶに大きく掲載されていた「丸水 がんすい」さんに電話したのでした。本日は日曜日の夜ということで閉店は夕方6時で、こちらはアウトです。

    そんな中、娘が見つけたのが、鯛めしなどが有名な「郷土料理 五志喜」(ゴシキ)さんです。

    早速電話をして、このあとすぐにレストランに行きますということで、予約を入れたのでした。

    本日の夜は愛媛で有名な鯛めしと相成ったのでした。

    • 愛媛県松山市三番町3-5-4
    • TEL 050-5486-65174

    お店のHPではこんな紹介がされています。

    地元で獲れた厳選素材

    新鮮な真鯛や伊予和牛、媛ポークなど、地元食材をふんだんに使った郷土料理の数々をお出しいたします。創業380年余りの歴史を持つ「五志喜」のお料理をぜひご堪能ください。

    当店自慢!「鯛めし」

    その日仕入れた新鮮な鯛のみを使用した「鯛めし」は、当店自慢の一品!ぷりぷりとしたうまみたっぷりの鯛と、ふっくら炊き上げた甘みの強いお米の相性は抜群!〆としてもお召し上がりいただけます。

    夜7時にお店に入店です。ホテルからは徒歩で5分ぐらいです。お店の店構えは立派ですね。

    そして、2階席の掘りごたつのテーブルに案内されたのです。その時は先客が1組ほどだったのですが、後からお客さんが入ってきて2階席はかなり埋まったのでした。

    まずはアサヒのスーパードライで喉を潤します。

    つまみは、松山名物のじゃこ天(390円)が本日の酒の肴です。一人1枚づつ食します。

    ビールのつまみにはピッタリというところでしょうか。そして、連れが珍しくザンギ(鶏唐揚げ)を食べたいと言いだし、注文します。

    汁ものも食べたいということで、これも名物の五色ソーメンのハーフを1つ注文して3名でシェアです。

    そして、メインの注文です。

    本日は仲良く、3名が3名共違うメインになったのです。

    宇和島鯛めし、松山鯛めしと鯛茶づけを注文です。ちなみに、こちらのお店は鯛めしはご飯と一緒に炊き込んだタイプの松山(北条)鯛めしも、お刺身をベースとした宇和島鯛めしも両方楽しめる貴重なお店だそうです。

    お店で紹介している宇和島鯛めしのおいしい食べ方です。

    ゴマダレの中にお好みでワサビを溶き、お刺身、薬味をタレに漬けこみ、白ご飯にのせて召し上がりください。タレには山芋が入っています。

    タレはかけすぎると辛くなるので調整してかけてください。

    最後にお好みでのりをちらしてくださいる。

    そして、自分の注文は“松山鯛めし”なのです。メニューにはご飯がなくなり次第、終了とありますが、本日はまだあるようです。

    要は鯛を入れて飯をたくので、その鯛めしがなくなれば終了ということで合点がいきました。白い飯を使うのではないのですね。

    3名共においしくいただいたのです。そして、宇和島鯛めしについてくる、鯛のスープがうまいのです。自分の残った松山鯛めしもこのスープを入れて、即席のお茶漬けにしたのでした。

    これはいけます。鯛ご飯の上に鯛のスープをかけて食べるのだから、うまいのは当然です。

    スープが足りなくなったので、店員さんに注文です。追加は100円で鯛スープをもってきてくれるのですね。

    途中からはビールから芋焼酎のお湯割りに替え、松山の一泊目の夕食をおいしくいただいたのです。

    いろんな鯛めしを食べたいなら、雰囲気もよく、こちらのお店はおすすめです。

    [宿泊記]ANAクラウンプラザ松山は立地が最高のホテル、隣は三越だよ





  • [宿泊記]ANAクラウンプラザ松山は立地が最高のホテル、隣は三越だよ

    [宿泊記]ANAクラウンプラザ松山は立地が最高のホテル、隣は三越だよ

    小豆島の日帰り観光から松山港帰ったのが15時です。

    ここから、本日の宿泊地の愛媛県の松山市を目指します。

    高松市から松山市までは高速道路を利用しても、2時間強はかかるのですね。松山に到着したのは、日没後の17時30分ぐらいです。

    そして、本日の宿泊ホテルは「ANAクラウンプラザ松山」です。こちらのホテルは本当に街の中心地にありますね。ホテルの横はあの三越です。

    車寄せで荷物を降ろし、地下の駐車場に車を止めます。ちなみにホテルの駐車場は車寄せからすぐに左の路地に入った地下にあります。

    チェックインを済ませ、部屋に入れば、既にエキストラベットもセットされています。

    小生はIHGグループのステイタスは最上位のスパイアなのです。だけど、今回はお金に目がくらんでYahooトラベル経由での一休プランで予約したのでした。ということで、部屋のアップグレートは当然なされていないと思います。

    ちなみにこちらのホテルに2泊したのですが、1泊当たり17,000円という料金でした。この料金での宿泊は(個人的には)上出来だと思います。

    快適なベットで満足できる眠りについたのでした。

    そして、翌日の朝食です。実はこちらのプランは2泊共に、食事なしプランを選択していたのですが、12月27日分については地域共通クーポンが紙クーポンで4,000円分いただけるのです。昨日の余っていた電子クーポンも合わせ、初日の朝食と駐車場代を事前に地域共通クーポンで決済できたのは、ラッキーでした。

    ちなみに、朝食代は一人2,450円(税込)です。駐車場代は1,200円です。

    そんな訳で、初日の朝食はホテルのブュッフェと相成ったのでした。

    朝食会場はホテルの最上階の眺めの良いレストランです。窓からは松山城の敷地の緑が見えます。ブュッフェで四国らしさを感じたのは、じゃこ天とジャコカツかな。

     

    まあ、地域共通クーポンなどがあれば、こちらのホテルでのビュッフェはありと思いますが、街の中心部にあるホテルということを勘案すれば、ホテル外でとることも十分検討に値いすると思います。

    実際に私たち家族も、2泊目の朝食は歩いて1分にあるコメダ珈琲店のモーニングメニューを食べたのでした。コメダ珈琲店での3名分の朝食代合計でも料金は、ホテルの1名分未満で済むことを考えると頭をかかえますね。

    とにかく、立地と宿泊代金を考えれば、松山市内での滞在の第一候補になりうるホテルだと思います。

    本当に強くお勧めできるホテルだと思います。松山城へのロープウェイ乗り場まで徒歩10分という観光にも好立地です。

    愛媛の松山と言えば鯛めし、創業380年の「五志喜」は松山鯛めしも宇和島鯛めしも楽しめる





  • [讃岐でうどんを食す・番外編]小豆島では真壁港の「三太郎」の“天ざるうどん”は一押しランチ

    [讃岐でうどんを食す・番外編]小豆島では真壁港の「三太郎」の“天ざるうどん”は一押しランチ

    小豆島は言わずと知れたうどん県の香川に所属しています。小豆島で丁度ランチタイムと相成ったのでした。丁度、できれば訪問したかった「二十四の瞳」のロケ地に向かう途中で、そこまで行くと、高松港には15時までには戻れないことを意識したのでした。

    丁度その時に、尋ねたかった小豆島のお醤油メーカーの金両醤油を通りかかったのでした。車を止めて、その金両醤油さんの工場とショップを見学です。

    そこの女将さんらしき人から製品の説明を受け、だしつゆとお醤油を購入したのでした。手作りのおいしそうなお醤油です。

    会計を済ませたのち、何気にこのあたりでおすすめのランチをとれるお店のことを聞いたのです。女将さんの第一声は、このあたりにはお勧めできるお店はないかなという返事だったのです。

    だけど、少し戻って揚げたての天ぷらを食べさせてくれるうどん屋さんが真壁港にあるので、そこは良いかしらとのご返事をいただいたのです。

    お店の名前もわからない中で、真壁港へ急行します。真壁港は金両醤油から車で7-8分の距離でしょうか。車を走らせると、左側の真壁港にうどんの看板が見えたのでした。

    お店の名前は「三太郎」というお店です。外見からは、真壁港のフェリー発着場の中に立つあばら家の一軒家です。(こんな表現で申し訳ありません)

    外見からは決してお勧めのうどん屋さんには見えません。キッパリ

    車を止めて入店すると、地元の人らしき人で満員なのです。驚きました。自分たちの入店は12時30分ぐらいだったのです。偶然にも小上がりの座敷が開いていたのです。

    入り口には、客待ちのノートも設置してあります。自分たちの後にも次々と入店してくるお客さんがいます。みんな外で待たされています。

    驚きました。

    メニュー表に魅力的な品目が並んでいます。だけど、自分たちはあの金両醤油の女将さんの指示に従って、揚げたての天ぷらを添えるうどんを心を鬼にして注文です。

    “天ざるうどん”(1,280円)を3つ注文です。

    ビールも飲まずに、約10分待ちます。

    そして、おいしそうな天ぷらが添えられたざるうどんが運ばれてきました。

    凛としたたたずまいの“冷うどん”です。

    まずは天ぷらから食します。タマネギの天ぷらの甘さは尋常ではありません。海老の天ぷら

    4つ付いています。確かに、カラッと揚げられた美味しい天ぷらです。

    天ぷらの油が染み出たつゆに冷たいうどんをつけて手繰る、冷うどんたまりません。

    こしのある麺です。天ぷらとうどんの相性はバツグンです。

    高松で食べた個性的なうどんとは違いますが、非常にオーソドックスなコスパの高いうどんと拝察しました。

    小豆島でお勧めできるランチスポットはなかなか見つからないと思いますが、真壁港の「三太郎」はベストチョイスかと思います。

    おしゃれな洋食では、実食はしていませんが、雰囲気からして「井上誠耕園」さんの2階のレストランで風光明媚な小豆島の風景を見ながらの食事も非常によさげな感じでした。

    イタリアを感じさせるレストラン空間です。

  • 高松港から二十四の瞳の小豆島に初上陸。エンジェルロードはインスタ映えの聖地だよ

    高松港から二十四の瞳の小豆島に初上陸。エンジェルロードはインスタ映えの聖地だよ

    四国一周旅行の2日目は小豆島観光に行くことに急遽なったのでした。

    そんな訳で初日の滞在先の「JRホテルクレメント高松」では朝食も取らずに、あわただしくフェリーターミナルに向かったのでした。自分たちが乗ろうと思っていた高松港発→本庄港行き、朝9時ちようどの便だったのでした。

    25分ぐらい前に港に行くと、係員の方からあわただしく、早く車の車検証をもって、チケットを買ってこい、との指示を受けます。

    チケット売り場の方は、車検証も見ずに、往復で車1台と大人3名を告げると、言われた通りの14千数百円のチケット代を支払ったのでした。但し、クレジットカードは利用できず、現金のみの決済でした。

    フェリーに車を収納します。

    そして、客室に入ってびっくりしたのでした。実にきれいな客室なのです。お客さんも少なく、快適で気持ちのよいフェリーです。本庄港までは約65分の船旅です。

    その前に売店で朝食の確保です。さすがに、高松のフェリーです。うどんもあります

    だけど、うどんという気分にはなれず、オーソドックスなおにぎり弁当をチョイスしたのでした。船の中で食べる“おにぎり”はっきり言って、うまいです。旅情感が溢れます

    そんな時間を過ごしながら、小豆島の本庄港に到着したのでした。

    何も下調べをしなくて小豆島に初上陸でしたが、まずは本庄港から7-8分のところにある“恋人たちの聖地”と言われる「エンジェルロード」に突撃です。

    こんな時期での訪問です。駐車場に止まっているのは数台の車のみです。丁度、10時30分ぐらいの訪問です。あいにく向こうの島との道は海水でおおわれているので、エンジェルロードは拝めませんでした。

    だけど、太陽の位置との関係で、家族はこの場所でインスタ映えの写真が撮れるということで、大満足のようです。写真撮影会の始まりです。

    次に向かうのは、「二十四の瞳の映画村」です。途中で、道の駅の“小豆島オリーブ公園”に立ち寄りです。ここは、魔女の宅急便のロケ地だったのですね。

    インスタ映えする小道具の貸し出しと撮影スポットが点在してています。初めて知りました。

    こちらに来る途中には、東京で広告でよく拝見する小豆島産のオリーブオイル製品を販売している「井上誠耕園」のお店があります。

    地域共通クーポンの電子クーポンが使えます。素敵なレストランも併設していますので、こちらでランチを取るの非常に魅力的な選択肢です。

    だけど、このあたりでハタと気づいたのでした。高松に戻って、そこから松山に向かうには13時発の高松港行きのフェリーに乗った方がよいことを。ということは「二十四の瞳の映画村」の映画村の訪問は断念です。

    小豆島でランチをすぐに済ませて、本庄港に向かった方がよいことをです。

    そんな時、ある方からランチのアドバイスをもらい、ランチを済ませ、無事14時には高松港に帰還したのでした。

    小豆島は小ぶりな島でのんびりの1日観光する島としてはお勧めですね。



  • [宿泊記]JRホテルクレメント高松は部屋・立地・設備といい、万人におすすめできるホテル

    [宿泊記]JRホテルクレメント高松は部屋・立地・設備といい、万人におすすめできるホテル

    今回の四国一周旅の初日のホテルは、ANAダイナミックパッケージで一緒に予約した「JRホテルクレメント高松」だったのです。ホテルの立地は、小豆島の土庄港行きのフェリーが出ているフェリーターミナルのすぐそばにあります。フェリーターミナルまでは車で30秒です。

    もちろん、JR系ホテルなのでJR高松駅はすぐそばです。

    車寄せでスーツケースを降ろし、チェックインも非常にスムーズに完了しました。

    部屋はエキストラベットも既に搬入されており、少し狭いながらも快適なお部屋です。

    窓からは、海も見え、快適なホテルライフが送れそうなお部屋です。水回りも全く問題ない、清潔なお部屋です。

    お部屋は910号室でした。そして、夕食です。このダイナミックパッケージの予約でいただいた地域共通クーポンの電子クーポン14,000円分をいただいたので、利用できるお店の選択です。この電子クーポンの消化が最優先です。

    ホテルの目の前には、電子クーポンが利用できる地鶏専門店の「丹波黒どり農場」があります。本日の夕食はここで決まりです。あまり選択枝はないです。

    家族は夕食はいらないということで、自分一人のぼっち飯になったのです。

    入店するとぼっち席に通されたのでした。付きだしは、キャベツときゅうりというなんとも素朴で大胆な一品です。

    注文したのは、地鶏のさしみです。うーん、鹿児島と比べてはいけないのでしょうが、やっぱり鹿児島の地鶏刺しの方が数段うまいですね。生々しさがないんだな。

    まあ、芋焼酎のお湯割りも3杯いだだいて、まあまあの夕食タイムだったのです。

    そして、会計時に気づいたのでした。こちらのお店は、居酒屋大手のモンテローザグループのお店だったのです。どおりで、注文システムも含めて、かなり手続き等が洗練されています。

    入り口横にあった出世神社に手を合わせて、店を後にしたのでした。

    今回のこちらのホテルの予約では、朝食はなしでの予約でした。翌朝、朝食は2,300円もするということで、この値段ではパスということになりました。

    お部屋からは日の出が見えます。なかなかよい眺めです。

    そして、本日2日目は急遽、小豆島に行こうということになり、それでは9時発の土庄行きのフェリーに乗ろうということになり、朝食も食べずにあわただしいホテルをチェックアウトしたのでした。

    今回宿泊した、高松での「JRホテルクレメント高松」ですが、部屋・設備・立地といい何の問題もないお勧めできるホテルだと思いました。

    これに、仮に温泉が付いていたら、最高のお宿になっていたと思います。

    それは高望みかな。



  • [讃岐でうどんを食す・その3]“うどんバカ一代”は讃岐うどんの最高峰かな、これで決まり!

    [讃岐でうどんを食す・その3]“うどんバカ一代”は讃岐うどんの最高峰かな、これで決まり!

    香川うどん県に到着して、早本日は2食を完食したのです。

    そして、本日最後のうどんは、ある方の香川のうどんブログでNo.1の評価を得ていた「手打十段 うどんバカ一代」さんを訪問したのです。時間は、夕方4時30分ぐらいでしょうか。

    • 高松市多賀町1-6-7
    • TEL 087-862-4705

    まずビックリしたのが、駐車場の多さです。お店の周りに、実にたくさんの駐車場が点在しています。お店のキャパシティと比べて、相当多い駐車場を構えていらっしゃるのです。

    これぐらいないとお客さんをさばけないのかな

    お店のHPからの店舗紹介です。

    いらっしゃいませ!

    当店のうどんは強いだけのコシにこだわるのではなく、舌触りや喉ごし、噛んだときの食感を重視して作っています

    まだ完成していませんが、とにかく昨日よりおいしいうどんを出せるよう頑張っています。 例えば腕立て伏せも最初から100回は無理ですよね。

    でも今日10回、明日15回と頑張れば、きっと100回できるようになると信じてます。

    昨日よりも‘おいしいうどん’を提供できるよう頑張ります

    ちなみに、お店のHP上での人気メニューベスト3は下記のとおりです。

    1. 釜バターうどん
    2. 温玉肉ぶっかけうどん(冷がおすすめ)
    3. 釜ぶっかけうどん

    そして、お店に入店です。この時間でも7割ぐらいは埋まっています。

    まずはトレーを取って、列に並びます。コップに水を注ぎます。受付のお姉さんに、うどんの注文を伝えます。すぐにうどんを受け取れる注文もありますね

    次に、自分の好きな揚げ物のトッピングを取ります。

    最後は、お会計です。

    今回は、あなご天が妖しく衣をまとっていたのですが、さすがに手に取れなくて残念でした。

    そして、今回、自分たちが選んだうどんは“冷たい肉ぶっかけうどん(小)”(490円)です。本日短時間での3食目ですので、カロリー的にもこちらをチョイスした次第です。

    こちらの肉ぶっかけうどんですが、レモンと大根おろしが付いてきます。ネギは自分で好きなだけトッピングです。そして、ぶっかけですが、つゆもかなりたっぷりかかっています。

    そして、麺はかなり太麺でこしが半端ありません。そして、うどんを一口食べて気づきました。これは、最高に“うまい”うどんだと。だしもうまいし、うどんの麺と実によく合っています。

    まさにラーメン界の三田のラーメン二郎の本店級の破壊力です。

    本日食べた3食はどれも個性的で非常にうまいのですが、こちらの「手打十段 うどんバカ一代」さんは万人受けするうまさでは最高かな。

    自分は東京ではぶっかけうどんは食べたことがないのですが、このうまさにははまってしまいました。だけど、同行の家人は今一歩との評価です。

    そして、このうどんにあまりに感動したので、座席の横にあったお土産用のうどんを購入したのでした。6食入って、1,500円です。このうどんとだしがあれば、自宅でも最高のぶっかけうどんが再現できそうと、妄想したのでした。

    だけど、恐るべし讃岐うどん、恐るべし「手打十段 うどんバカ一代」です。

    讃岐うどんを堪能した1日でした。

     



  • [讃岐でうどんを食す・その2]三嶋製麺所にはお会計で驚いたな。看板はないよ、讃岐恐るべし

    [讃岐でうどんを食す・その2]三嶋製麺所にはお会計で驚いたな。看板はないよ、讃岐恐るべし

    高松空港に到着して、まず直行したのは、「岡製麺所」だったのです。

    そして、軽く金刀比羅宮を見て回ったあとは、次のうどん屋探しです。その時気づいたのですが、讃岐のうどん屋はお昼の2時ぐらいに閉店する店が実に多いんだな、これが。

    そんな中、「まっぷる四国」のうどん情報で目に留まったのが、「三嶋製麺所」だったのです。閉店時間は16時30分と記載があったので、十分間に合います。

    紹介文です。

    映画「UDON」のおばあちゃんに会えるかも

    映画「UDON」で、「熱いんですか、冷たいんですか」の台詞でおなじみのおばあちゃんが営む。メニューはうどんのみで、つるりとしたのどごしのできたで麺を生醤油で味わう。

    (住所: まんのう町川東276)

    金刀比羅宮からは約40分ぐらいかかるのです。本当にこんなところにうどん屋があるのという小さな地区です。

    確かに、非常にわかりずらいところにあります。幹線からどこから入ればいいのか戸惑うと思います。自分たちも2回ほど間違えました。

    そして、看板も何もありません。自分たちが気づいたのは、駐車場らしきところに1台車が止まっており、明らかに地元の人でない2人が車にもどってきたところを目撃したからです。

    その小さい駐車場に(車はせいぜい3台ぐらいしか止められないと思います)、車を止めて、店を探します。その駐車場横の家が、「三嶋製麺所」です。

    暖簾もなにもありません。恐る恐る店の中に入ります。食べるところは非常に小さなスペースしかありません。入って、左の製麺所ではおばあちゃんとおそらく若夫婦の3名が忙しく麺を打っています。

    午後2時50分の入店ですが、店内にお客は誰もいませんでした。

    カウンターらしきところで、お兄さんから冷たいのと温かいのどちらにしますかと聞かれるだけです。2名が冷たいの1名が温かいのです。

    テーブルに座って待っていると、テーブルの上にはボールに卵を割った殻がかなりあったのです。そして、待つこと2分、うどんが運ばれてきました。

    お兄さんが言うには、卵は1個30円とのこと。欲しければ、自分で割って入れるようです。

    薬味はボールに入ったネギだけです。

    こんなにシンプルなうどん屋は初めてです。

    卵1個、ネギめ、唐辛子少々で食べたのです。うどんは岡製麺所よりは少し細いです。そして、ゆで加減は少し柔らかめかな。だけど、つるりとしたのど越しです。

    田舎の製麺所で食べる、このうどん、シンプルすぎて、店内の様子も含めて、驚愕したのでした。水のサービスもありません。

    そして、印象深かったのは、食べている最中も、製麺所の中ではうどん作りが黙々と非常に緊張感がビシビシと伝わる感じで、仕事をされているのです。特に、おばあちゃんと若女将の間の緊張感はかなりの体感を感じたのでした。

    そして、お会計でも驚愕したのでした。

    自分は千数百円ぐらいだと思って、先に千円札を出したのですが、お兄さんが言ったのは、3名で510円とのこと。

    うどん(140円)+卵(30円)×3名で、510円となるのです。これには3度驚愕したのでした。

    恐るべし讃岐うどん、本当に恐るべし「三嶋製麺所」です。非常に貴重な体験をしました。讃岐のうどん巡りでは必訪問のお店でしょう。

    うどんを、こんなに緊張感を感じながら食べたのは、人生初でした。