月: 2023年6月

  • 北海道の一周プランはこんな感じ、北東南の岬を巡るよ、始まりは函館から

    北海道の一周プランはこんな感じ、北東南の岬を巡るよ、始まりは函館から

    本日は旅のプランについてのお話しです。この6月中旬から月末にかけてレンタカーでの北海道一周を計画しているのです。この北海道一周をしたのはコロナ禍での2020年の夏に家族3名で11泊12日で行ったことがあるのですが。3年ぶりに再挑戦です。

    自分的な北海道一周の定義は南は函館、北は稚内の日本最北端の宗谷岬、日本本土最東端の納沙布岬、そして襟裳岬を回る完全一周のことと定義しているのです。(経験では稚内と襟裳岬を入れるとかなりの難易度というか日数がとられますので、時間がない人はこの2つは外した方がベターです)

    そして、2023年です。今回は前回の経験も含め12泊13日で決行することにしたのです。今回の旅の友は自分の高齢の母なのです。旅先のホテルでは親子心中に来たのではないかと疑われるのを心配しています、本当にね。シニアな息子っぽい男性と高齢の母親っぽい女性、今後の人生に希望が持てないので親子無理心中、よくあるパターンです、テレビの見過ぎかな。

    そして、今回計画したのが以下の旅程です。

    • (1泊目)函館
    • (2泊目)ニセコ(北海道唯一のヒルトンがあるのでね)
    • (3泊目)札幌市内
    • (4泊目)富良野
    • (5泊目)旭川
    • 6泊目)稚内
    • (7泊目)紋別
    • (8泊目)知床
    • (9泊目)知床
    • (10泊目)釧路
    • (11泊目)帯広
    • (12泊目)札幌市内

    函館 inの札幌 outの旅程です。今回の工夫は、やっぱり道央の富良野あたりが見どころが多いと判断し、富良野と旭川に2泊することにしたことかな。前回の経験では道央から稚内へはかなりの時間がかかる旅だったもんで、やっぱり稚内は相当に辺鄙な場所であり、北海道一周の鬼門だと思った次第です。前回の体験ではね。やっぱり留萌から稚内へのオロロンラインは絶景だけど、大変なルートだよ。時間もかかるしね。

    後は稚内から紋別や網走にぬける海沿いのルートも長距離で大変ですよ。

    そして、今回の予約で大変だったこと。この季節の羽田との函館線はかなり混雑しているのね。便数も限られており、北海道観光にはベストシーズンだからかな。チケット代はほぼ割引のないような金額だったのです。

    ホテル予約で苦労した点は、稚内と知床かな。稚内はほんとうに宿泊ホテルが少ないので、予約できずもあるし、かなりの高額な宿泊料金だったのです。今回の旅行でホテル代が一番高かったのは稚内です。知床は観光地なので、こちらの限られたシーズンなので、2番目に高額な場所でした。

    それと、本当は今回は根室に宿泊したかったのですが、適当なホテルが皆無だったので、宿泊はパスです。鈴木宗男さん、ホテルを誘致しないと根室はダメになるよ。

    ちなみにレンタカーは函館空港で借りて千歳空港に返すという方法で保険込で9万円ほどでした。かなり安いよね。

    だけど、この北海道一周、絶対に時計回りのルートしか思い浮かばないんだな。逆回りは想定できないんだな、絶対にね。

    というわけで、あと2週間後に出発の予定です。

    [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇





  • カヴェコの2.0ミリのシャープペンシルはドローイングには最高のペンだよ

    カヴェコの2.0ミリのシャープペンシルはドローイングには最高のペンだよ

    本日は文房具フェチ、特にペンフェチにはたまらないお話しだよ。

    その始まりは、銀座の伊東屋から届く1通のメールからだったのです。そのメールのタイトルは「【先行発売】Kaweco × 伊東屋 大人のためのカヴェコスペシャル」というものです。

    内容はこんな感じです。

    伊東屋オンラインストア 明日より先行販売スタート!

    伊東屋限定 Kaweco Special オリーブブラウン ペンシル 0.5mm

    大人のためのカヴェコスペシャル

    カヴェコと伊東屋がコラボレーションして誕生した、特別なシャープペンシル。 明日6月1日(木)10:00より、伊東屋オンラインストアにて先行販売を開始いたします。 特徴である八角形のクラシックな形状に、オリーブブラウンを纏わせたシックなデザイン。深みのある色調とハーフマットな質感は、落ち着いた大人の印象を与えます。

    自称“文房具フェチ”を名乗るには恥ずかしい話しなのですが、自分はこのカヴェコ(Kaweco)というブランドを知らなかったのです。そして、今回のこの限定品のシャープペンシルですが、値段が8,800円(税込)を見てビックラこいたのです。

    これは気軽にポチッとできる金額ではないね。たかが、シャープペンシルごときで。ちなみにカヴェコとはこんなブランドなんだね。

    カヴェコは、1883年にハインリッヒ・コッホとルドルフ・ウェバーの2人により創業。
    1909年に画期的な技術を取り入れた、安全繰り出し式のセーフティ万年筆を開発したことで知られるドイツの筆記具ブランドです。

    代表商品は1930年代に発売された「カヴェコ スポーツ」
    なかでも「カヴェコ クラシックスポーツ」のシリーズはミュンヘン・オリンピック開催の際に公式ペンとして認定された実績を持つペンです。

    「カヴェコ スポーツ」をはじめ、クラシックで独創的なデザインと高い品質を誇るカヴェコの筆記具は40か国以上で販売されています。

    この値段ではポチる前に現物を確認する必要があると判断した次第です。発売日の前日に銀座の伊東屋に急行します。高級文具コーナー、確か3Fにカヴェコはありました。定員さんに言って、0.5ミリと0.9ミリの限定色ではないカヴェコのシャープペンシルを見せていただきました。もちろん、試し書きもね。

    だけど、書き味も持ち手の感触もどかな、普通のロットリングのシャーペンと同じと思ったんだな。自分の感触が極められていないのかな。

    だけど、下調べした限りでは、普通のシャープペンシルには絶対にない、2.0ミリのシャープペンシルがこのカヴェコにはあるのです。

    試し書きをさせていただきました。2.0ミリですから鉛筆と同じような芯で先もとがっています。絵のドローイングに最高じゃないか、と興奮したのです。

    定員さんに、この2.0ミリの用途を確認すると、「鉛筆のように使われる方、もちろんドローイング」にも使えますよとのこと。そして、リフィルもカヴェコ・オリジナルのものがあるとのこと。12本入りで1,300円ぐらいだったかな。芯の硬さはHB並でこの硬さのみとのこと。

    これは絵の勉強している自分としては購入するしかありません。本体は6,050円(税込)です。リフィルを手に入れるのが難しい(おそらく伊東屋さんだけかな)のが難点だけど、ドローイングには最高の逸品を手に入れた次第です。

    話しはもとい。今回の限定品のオンライン販売ですが、販売開始の10時には伊東屋のサイトにアクセスできませんでした。アクセスが集中し、サーバーに負荷がかかっているようです。1時間後にアクセス可能となりましたが、まだ在庫はOKでした。だけど、翌日には完売となっていたのです。

    日本の文房具フェチの皆さんも、スゴイね。

    大人の鉛筆入れにはこのケースだよね、伊東屋のツールケース FLAT



  • リモワのルフトハンザコラボモデルの販売を終了とは、まさしく訃報だね

    リモワのルフトハンザコラボモデルの販売を終了とは、まさしく訃報だね

    最初のこのタイトルを見たときに遂にこの時が来たんだなと思った次第です。いわゆる訃報です。タイトルは“リモワのルフトハンザコラボモデル、販売を終了”とのことなのです。

    ドイツ国内で展開しているWorldshopは、RIMOWA(リモワ)とルフトハンザ・ドイツ航空のコラボレーションモデルの販売を終了する

    25年以上に渡る、Worldshopとリモワのコラボレーションの終了が決まったことに伴うもの。ドイツ主要空港にある8店舗のWorldshop Airport Storeでは、コラボレーションモデルのスーツケースの販売を行っているとしたものの、在庫限りで「品揃えはすでに非常に限られている」としており、希望の商品の在庫については、各店舗に電話で問い合わせるよう求めている。

    すでに購入済の商品は、2022年7月25日以降の購入商品には生涯保証、同7月24日以前の購入商品には最大5年間の保証を提供している。店舗での修理サービスは提供する。

    リモワは、1898年にドイツで創業された、プレミアムスーツケースメーカー。航空機からインスピレーションを得たデザインで、多頻度旅行者に人気がある。

    このリモワのルフトハンザモデルは普通のリモワの上にあのルフトハンザのロゴが刻印されているのです。自分も大きめのシルバーのルフトハンザモデルを1つ保有しているのです。丁度5年前にフランクフルト空港のWorldshpで購入したのです。日本でリモワを購入するより3割程度安かったんです。もちろんTaxFreeでね

    このルフトハンザのロゴがあると素のリモワよりは少し格上の気がするんだね(自分だけかもね)

    自分が購入した時は、この買い物をする人は多いらしく、空港チェックイン時の係員の人も免税の人もすべて万事わかっていて、こういゆ流れで預け入れ荷物にしろと指示された思い出があります。

    そして、新品のルフトハンザモデルのリモワを日本に持ち帰ってきたのです。

    この記事の中で気になる記述を見つけたのでした。何でも「すでに購入済の商品で、2022年7月25日以降の購入商品には生涯保証」というくだりです。生涯保証とはどうゆうことなのかな。滑車などの自然摩耗のコロコロの劣化も交換してもらえるのかな、知りたいところです。

    だけど、リモワと言えばドイツを代表するブランドです。それとドイツのナショナルフラッグが提携を解消するということは何があったのかな。そんなことを詮索させる提携解消の記事だね。

    自分の現在の主力のスーツケースはグローブトロッターなのですが、やはり機能性ではドイツ勢には敵わないんだね。そこだけが残念。

    リモワを試して見たい方は、スーツケースレンタルなら日本最大級の「アールワイレンタル」がおすすめだよ。

    フランクフルト空港のWorldShopでリモワのスーツケースを購入、免税手続きで約11%返金、日本の3割引





  • マスク氏の言動をアインランド「肩をすくめるアトラス」を引き合いに、糾弾するのは間違っている

    マスク氏の言動をアインランド「肩をすくめるアトラス」を引き合いに、糾弾するのは間違っている

    本日は昨日の日経新聞(2023年5月31日)の朝刊に掲載されたあのFINANCIAL TIMESの翻訳記事です。USナショナル・エディターのエドワード・ルースの署名記事です。

    題して、「身勝手なマスク氏の自由-発言より行動に真意あり-」

    マスク氏にはいくつもの顔がある。才気あふれるエンジニアで、果敢なリスクテイカーで、少年のように振る舞う大人でもある。ただし、我々の暮らしに対して神のような影響力を持ちうるAIのような技術を安心して委ねられる人物ではない。

    そもそも、そうした技術を任せられるような人はこの世にいない。マスク氏のような大富豪のリバタリアン(自由至上主義)は、好きなことは何でもできるほどのお金を持っている

    前段のここまでは何の反論もありません。

    自分は自由に振る舞うのを許されるべきというのがマスク氏の世界観だと理解すれば、矛盾しているようにみえる同氏の発言の真意もわかる

    起業家のピーター・ティール氏や著名投資家のケン・グリフィン氏、大富豪のチャールズ・コーク氏など米国の他の仲間の多くについても同じことが言える。彼らの発言ではなく、行動に注目するといい。

    その多くは保守派に人気がある米作家アイン・ランドの小説「肩をすくめるアトラス」の登場人物、ジョン・ゴールトの人生観に共感している。ゴールドは極端な個人主義者で、小説はその身勝手な言動を英雄視している。

    小説はその身勝手な行動を英雄視している。極度に利己的であることは非常に道徳的で正しいこともあるというのがメッセージだ。

    マスク氏の仲間の大富豪の一部は、米政界で最も非リバタリアン的な政策の主張が多いトランプ前大統領を支持している。

    ここに大きな違和感を感じるのです。自分このアイン・ランドの「肩をすくめるアトラス」は1年ほど前に読んだが、“富裕層の身勝手な言動を英雄視”しているのではなく、すべてを政府の管理下に置こうとする全体主義的な社会を嫌う、というものだと思うのです。

    “極度に利己的であることは非常に道徳的で正しいこともある”かもしれないが、自分たちに政府は極力に介入しない社会にしてくれというのが小説のメッセージだと思うんだな。

    リバタリアンが掲げる言論の自由も自分たちに都合のいいことばかりだ。米国は選挙資金の制約が言論への自由への攻撃だと解釈する声もあるなど、民主主義国のなかでも特異だ。

    やっぱりこのエドワード・ルースの署名記事はあまりに偏見に満ちあふれていると思います。マスク氏にしても栄枯必衰もあるわけでね。そんなに目の敵にするほどでもないと思うのですが。

    そして、最後は小説の中でのキーワードの謎めいた言葉、「ジョン・ゴールトは誰だろう?」。 それはアイン・ランド本人なのかな、全体主義から社会を救う救世主としてね

    アメリカで“聖書に次いでアメリカ人が最も大きな影響を受けた本”といわれるアイン・ランドの「肩をすくめるアトラス」は必読書だよ。自分は完読に1ケ月ほどかかりましたが。

    “保守の女神”アイン・ランドの「肩をすくめるアトラス」を完読、個人主義と能力主義、ここに極まり、必読だよ