月: 2023年9月

  • ひつまぶしを食べに名古屋へ1泊2日旅行、クラウンプラザの朝食は名古屋めし揃い踏み

    ひつまぶしを食べに名古屋へ1泊2日旅行、クラウンプラザの朝食は名古屋めし揃い踏み

    2023年9月4日・5日(月・火)

    9月最初の月火の2日間で急遽、家族で名古屋に行くことに決めたのです。

    理由は、娘が名古屋で“ひつまぶし”と“小倉あんトースト”を食べようと言い出したのです。東京からの移動手段は大人の理由で、飛行機です。超格安のチケットが手に入ったのでね。

    本当なら、時間的にも新幹線で移動する距離なのにね、この方が時間的にも節約になるしね。

    だけど、今回はその移動手段の値段の問題なのでした。

    こんな感じのフライトです。

    • JL201 羽田(08:05)- 名古屋・中部(09:05)
    • JL201 名古屋・中部(14:40)- 成田(16:00)

    帰りは本来であれば羽田の方が最優先なのですが、羽田便は夜10時着が1便あるだけです。しかたなく、成田着を選択です。だけど、このどちらの便も国際線使用機材でした。

    そのまま海外へ行くことが前提なのかな。

    それと今回の旅行では大人の事情でサクララウンジは利用できないので、大体のパワーラウンジへ。制限エリア内にあります。入れるクレジットカードはこんな感じ

    ただし、このラウンジ持ち込みでの食事は禁止、アルコールはありません。自分は初めて利用したのでした。やっぱり航空会社のラウンジがいいね。

    フライト時間は40-50分です、はや。

    自分はいわゆる名古屋のセントレアを利用したのは初めてでした。空港の中でも「矢場とん」

    や「世界のやまちゃん」が幅を効かせているのね。

    バゲージクレームにも“ようこそ名古屋へ”と共に矢場とんだもんね。

    セントレアは電車で市内中央まで約1時間で900円ほどで行けるのね。まあ便利かな。

    そして、今回の宿泊は「ANAクラウンプラザホテル グランコート名古屋」です。2回目の宿泊かな。東京の人間にはわからないのですが、このホテルのある金山駅は大きいターミナルなのですね、名鉄とメトロが入っている。クラウンプラザは駅とほぼ直結しているので、移動には大変便利です。

    今回は3名(うち一人はエキストラベット)で24,800円でした。ダイヤモンドステータスで2名の朝食無料が付いてね。(ちなみに朝食料金は3,800円/人)

    これを考えれば、こちらを選択するのも納得です。

    お部屋はアップグレードされて高層階26Fのこんなお部屋でした。感心したのは水回りが全く古さをかんじさせず、よいお部屋でした。

    名古屋は街の喫茶店でモーニングが充実しているのでその選択もありですが、こちらのクラウンプラザの朝食は名古屋めしが全部揃っていますよ

    • きしめん
    • ひつまぶし(ミニ器でね)
    • みそかつ
    • 手羽先
    • 小倉あんトースト

    それに、普通の卵料理や肉料理も豊富なので、本当にお腹がはち切れそうになりました。3,800円はかなりお高めですが、充実の朝食ラインナップでした。アイスクリームは10種類ほどあるしね。ダイヤモンド会員はこれが無料ですので、満足度が高いです。

    おそらく次の宿泊もここにするかな。ヒルトンは宿泊料が3万円台でしたので

    明日は今回の旅の目的である食べ物、“ひつまぶし”と“小倉あんトースト”をレポートします。

    [宿泊記]ヒルトン名古屋は値段を考えれば、コスパ良し。ダイヤモンド会員はきっちり差別化された待遇を受けられるよ



  • 1年待って映画「ミッション」を初めて観れた、「志乃ぶ寿司」はいわしが絶品

    1年待って映画「ミッション」を初めて観れた、「志乃ぶ寿司」はいわしが絶品

    2023年9月2日(土)・3日(日)

    今週の週末もいつもと同じルーティーンです。土日に1本づつDVDを鑑賞し、土曜日の夜は外食です。今回観た映画はこの2本です。

    • ミッション
    • おしゃれ泥棒

    「ミッション」は現在、DVDで視聴しにくい名作になっていね。自分はTSUTAYA ディスカスで約1年ほど待ってようやくレンタルできました。なんたって、デニーロとモリコーネだもんね。もう一人の主役はあのジェレミー・アイアンズです。あの超名作「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」の法皇ではないですか。

    映画の内容は宗教色が強く、スペインとポルトガルの南米への侵略の話しなのね。だけど、モリコーネ本人も言っているとおり、音楽が群を抜いてすごいね

    この音楽にアカデミー賞をあげなかったのは、アカデミーのまさに不覚というか錯乱ですね。

    「おしゃれ泥棒」は先週2回観たローマの休日のオードリーを懐かしんでね、それとウィリアム・ワイラーだもね。映画としてはワイラーにしてはかなり軽いコメディータッチになっています。オードリーもさすがに少し年齢を感じさせるね

    だけど土日に観る映画としてはいいよね、気持ちがハッピーになるもの。

    そして、土曜日の夕食は久々にここに行きたくなったんだね。奥まった赤坂にある老舗名店「志乃ぶ寿司」だよ。こちらのお店は、あの港区発行のスマイル商品券が使えるので、実質20%引きで食べれるということになります。半年ぶりの訪問かな。ちなみに前回はドボンでした。

    当日のお昼に予約の電話を。運よくカウンター席の2名が確保できました。

    19時に2名で訪問です。

    先客は3名ほど、後から外人のカップルと数名が来店です。

    まずは、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。つまみは、まずは光ものを切ってもらいました。あじ、いわし、さんまです。中でも群を抜いてうまかったのが、いわしです。脂がのっており絶品でした、大将もうまいでしょう、と合いの手です。

    ビールを飲みながらのこの刺身、至福の時です。相方は、にぎりをおまかせで大将に言っています。

    本日の自分の握りです。

    • 赤貝
    • 白身(これ何かな)
    • かつお
    • いわし
    • かんぱち
    • 玉子
    • あなご

    これに連れの鉄火巻きを2切れいただいかな。つまみにしても握りにしても、本日の白眉はやはり“いわし”だったね。

    最後のデザートは季節柄、メロンです。大将曰く、こちらのお店でも外人さんが多くなってきたとのこと、よくこんなところのお寿司屋を見つけてくるね。

    ちょっと小話を。大将に聞いたのですが、先日、永ちゃんも来たとか。近くに彼所有のリハーサルスタジオのodenスタジオがあるものね

    これで芋焼酎のお湯割りを数杯飲んで(何杯飲んだか記憶にない)、お勘定は14,000円です。

    今日もご馳走様でした。

    赤坂の老舗名店「志乃ぶ寿司」で再度ドボン、きっかけはお店に預けている“My 塩”でシャリ玉を食べるお客さんに引きづられて



  • ジャ・ジャンクーの「長江哀歌」、主演のハン・サンミンには参るよね

    ジャ・ジャンクーの「長江哀歌」、主演のハン・サンミンには参るよね

    2023年9月1日(金)

    本日は少し古い(約20年ほど)映画の話しだよ、それも中国映画です。

    丁度2週間前に目黒駅近くにある目黒シネマに「バクダット・カフェ」と「パリ、テキサス」を観に行った時です。その時に、9月初めの数日間、“ジャ・ジャンクーの初期傑作選2本立て”という告知を観たのです。その2本とは、

    • 長江哀歌(2006年)
    • 世界(2004年)

    自分はこの映画を数年前にどちらもDVDで観たことがあるのですが、劇場で上映されるとあっては見逃せません。

    はやセプテンバー(これ竹内まりや)の初日に出かけてきました。

    まずは2本立てで「長江哀歌」からです。自分はこの映画の方が「世界」より後の製作だと思っていましたが、確認すると「世界」のあとに「長江哀歌」を撮ったのね。

    特に世界は35ミリフィルム上映だったのでザラザラ感がたまりませんでした。

    まずは、「長江哀歌」から。

    これはもう主演の、ハン・サンミンだよね。この風貌と雰囲気、出せる人はこの人しかいないね。いかにも、出稼ぎの肉体労働者役やらせたら、たまらないね。これだけ白のランニングシャツが似合う男はいないよ

    途中でチャオ・タオの方に話しが振られるのは、庶民も中流階級もみんなこの三峡ダムで時代に巻き込まれるというか生活が引き裂かれていくということなのかな。

    驚いたのは、飛行物体とあの発射と綱渡りの映像、もうフェリーニの世界だね。セリフとセリフの間のとり方が絶妙だよね。もう日本の監督でこんな映画とれる人いないよね。

    この映画は“ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞グランプリ”です。

    中国の一番イケイケの時代にこんな映画を撮るむジャ・ジャンクーという人、ただものではないね。ただただ再び関心しました。

    2本目は「世界」です。

    こちらは主役は完全にチャオ・タオです。ジャ・ジャンクーにとってのチャオ・タオは、伊丹十三での宮本信子と同じだね。この人なくして、この人の映画はなりたたない。

    この映画も視点はすごいよね。なんたって、“北京から出なくても世界は見れる”という強烈な皮肉というか中国社会を揶揄しているのかね。アニメも入れるという斬新な演出でした。

    だけど、チャオ・タオのキーキーと聞こえるセリフがちょっと日本人には辛いね、まあ中国語の特徴だからしようがないか。

    だけど、終わりの方の場面でThe ランニング男のハン・サンミンが出ていたのにはニヤッとしたよね。この映画も監督の才能を感じさせます。

    ジャ・ジャンクーに酔った後はランチです。目黒に来たなら第一ターゲットは、「支那そば かづ屋」ですね。14時30分に到着。今日もまずはビールから。今日は財布にお金が入っていなかったので、つまみはなし。

    そして、本日の麺は「支那ソバ」(900円)です。やっぱり、美味いよ中華そば

    今日も楽しかったよ。

    「お葬式」を観て伊丹十三の偉大さを再確認、結局、日本映画は黒澤と伊丹だけじゃないのかな



  • 2023夏休み読書、「シャドー81」は傑作冒険小説 、“これを読まずに死ねるか”

    2023夏休み読書、「シャドー81」は傑作冒険小説 、“これを読まずに死ねるか”

    2023年8月31日(木)

    本日は1週間で唯一、ルーティーンのある日です。

    絵画の勉強をするために銀座にお出かけです。13時から2時間の教室です。今はこんな絵を書いています。今回の絵はピグマペンを使い始め計3回でこんな絵を仕上げました。

    ピグマペンの水彩画では永沢まことさんが有名かと思いますが、永沢さんの本を読んでも、鉛筆とピグマペンの使い分けがわからないままでした

    今回、教室で習ったのは風景画のような建物というかカチッとした対象物の時にはピグマペン、それ以外の時は鉛筆の方がよいのではという、先生からコメントがありました。

    永沢さんは人物画などでもピグマペンを使用していますが…。

    まあ、人それぞれの個性なのかな。今回の自分たちの教室では、最初にラフに鉛筆で下書きをし、その上から0.5と0.8ミリのピグマペンで上書きをし、水彩の着彩をする方法でした。

    ピグマペンで上書きをして、不要になった鉛筆の線は消しゴムで消したのですが。

    終わった後もいつものルーティーンです。絵画教室から徒歩7-8分のところにある銀座の老舗のラーメンの「共楽」さんに行って、“ワンタンメン”(1,000円)を食します。

    先週も今週も中国人のお姉さんはいませんでした。まだ故郷の海南島から帰っていないのかな。まずはビールで喉の消毒を。飲み終わったところで、声をかけてワンタンメンを食します。これで毎週木曜日のルーティーンの終わりです。

    そして、本日は8月は最終日の31日です。この夏の読書を振り返りたいと思います。古典の冒険小説を再読したよ。

    • シャドー81(ルシアン ネイハム著)
    • 深夜プラス1(ギャビン・ライアル著)
    • もっとも危険なゲーム(ギャビン・ライアル著)
    • 約束の地(スペンサー・シリーズ)  (ロバート B.パーカー著)

    やっぱり娯楽性というか卓越した奇抜性では「シャドー81」が群を抜いて面白いかな。多少無理筋の感のあるプロットですが、奇抜性では今でも貴重だと思います。ハードボイルド的ではないけどね。

    「深夜プラス1」はあの“これを読まずに死ねるか”の故内藤陳氏のイチオシだよね。ライアルのこの2冊はどちらも硬質な感じ(ニヒルとも言う)が好きな人にはたまらないんだろうね。

    そして、20年前であれば一番好きな探偵物はスペンサー・シリーズだったのです。そのためスペンサーシリーズは全作読んだもの。今回20年ぶりになつかしくて代表作の「約束の地」を読んだのでした。スペンサーはもちろん銃も使うけれど、その少しマッチョ腕っぷしの強さとあのおしゃべり(特にスーザンやホークとね)に特徴が。

    今の自分には少しナンパに感じたのは自分の歳のせいかな

    今、スペンサーシリーズを映画化すれば、誰が一番スペンサー役かな。ジェイソンステイサムに髪をつけさせ、もう少し若替えさせたらいいかな、またはライアン・ゴズリングかな。(だけどバービーに出たから、そのイメージじゃあないんだよね)

    だけど、結論は「シャドー81」は傑作、“これを読まずに死ねるか”

    ガルシア=マルケスの「百年の孤独」を読了、現代世界文学の最高傑作というが自分には理解できず