カテゴリー: 絵画

  • [ビバ・メヒコ旅行記10]メキシコシティの「国立人類博物館」は超絶絶倒のすごさだった。この感動はルクソール以来。行くべし

    [ビバ・メヒコ旅行記10]メキシコシティの「国立人類博物館」は超絶絶倒のすごさだった。この感動はルクソール以来。行くべし

    今回のメキシコへの旅で本当に感動したというか“まいったな”と思ったことに、メキシコシティにある“メキシコ古代文明の集大成”と銘打つ「国立人類博物館」だったのです。

    本当にすごいと思ったのは、グアナファトのピピラ記念像が立つ広場からのメキシコで一番美しいと言われるその眺めでもなく、フリーダ・カーロの絵画でもなく、死者の日のパレードでもなかったのです。

    自分にとっては全く予期していなかった感動の嵐だったのです。博物館や美術館で感動したのは、エジプトのカイロにある「エジプト考古学博物館」とメキシコのこの博物館が世界でも白眉だと思います。大英博物館でもルーブルでもないと思うんだな。

    その、メキシコシティにある「国立人類博物館」はこんな博物館なのです。

    国立人類博物館は、世界でも有数の規模と内容を誇る大博物館。テオティワカン、マヤ、アステカなどの遺跡から、永遠に保存すべき発掘品をえりすぐって展示している。各地に点在する遺跡の重要な壁画や石像は、現地の神殿内ではなく、すべてここに集められている。

    この博物館を各地の遺跡とともに訪れることで、古代へのロマンがさらにかき立てられるはずだ。

    入場料は2022年10月現在、$85(約650円)です。窓口ではVISAとmasterが使えますね。

    この博物館は広大な緑が広がるチャプルテペック公園内にあります。近くには近代美術館やルフィーノ・タマヨ博物館などがありますね。まあ、一大芸術の集積地ですね。

    この入場料で写真撮影がオールフリーなので、たまりません。(但し、フラッシュ・三脚なし)

    見どころとしては、第5室のテオティワカンの神殿を復元させた神殿(レプリカ)や太陽の石「アステカ・カレンダー」などがありますが、そんなものを凌駕するぐらいの圧倒的な貯蔵品なのです。大きいものから小さいものまで。とにかく、その物量のすごさ。その芸術性。

    こりゃ、岡本太郎もこれを見てインスパイアされるね。

    芸術家にとってインスパイアの源のようなところです。確かに、ピラミッドなどの巨大建造物も見てきましたが、ルクソールの王家の谷の洞窟の絵画といい、このメキシコの壁画や石像は別格だね。自分的には時間があれば滞在中にもう一度来たいぐらいの場所でした。

    おそらくメキシコシティに再度滞在することがあれば、タコスを食してこちらの博物館には間違いなく来るね

    だけどいつも思うのは、エジプトといいメキシコといい、どうして、これだけの高い文明を築きながら、今のエジプトもメキシコも見れば、どうしてこうなるんだろう、と思うのです。

    やっぱりコカ・コーラに侵食されたのかな。その答えはジャレド・ダイアモンドの名著「銃・病原菌・鉄」にあるんだな。

    メキシコ人よ、そんなにコカ・コーラを飲むなよ!

    [ビバ・メヒコ旅行記11]少し市内からは離れているが、Holiday Inn Express Mexico Basilicaは観光にも十分使えるよ



  • [ビバ・メヒコ旅行記9]コヨアカン地区のフリーダ・カーロ美術館は事前web予約は必須だよ、ガチは入場できないよ

    [ビバ・メヒコ旅行記9]コヨアカン地区のフリーダ・カーロ美術館は事前web予約は必須だよ、ガチは入場できないよ

    再度、メキシコ遠征の話しに戻ります。

    本日はメキシコのフリーダ・カーロ博物館を中心に芸術性高い話しをしていきたいな。

    まず、はっきり言います。メキシコのお土産系はガイコツ(あの死者の日ね)とフリーダ・カーロの2系統だけです。Tシャツにしろ、バックにしろこの2つが全てといっても過言ではありません。

    そんなに人気のあるフリーダ・カーロですが、自分は今回始めて“フリーダの生まれた家を公開した「フリーダ・カーロ美術館」”に行ってきました。こんな感じでガイド誌には紹介されています。

    女流画家フリーダ・カーロの生家を、夫リベラの努力によって彼女の短い生涯(1907年 – 1954年)を永久保存すべく、博物館として開放した私邸。内部はさして広くはないが、ふたりの作品も展示され、フリーダの制作の日々と私生活そのものが、時を止めたような雰囲気だ。

    彼女が収集した民間信仰のブリキ画や個性的なアトリエなど、フリーダ・カーロのファンにとっては必見の場所だろう。

    近年、日本や欧米でもフリーダ・カーロの伝記や作品集の刊行、映画の公開などによってファンが急増したようで、ここを訪れる外国人旅行者も多い。

    自分はこの博物館のチケットを旅行に行く前、1週間前にwebから予約したのでした。かなり(相当)人気があるらしく、1週間前でも多くの時間帯が売り切れていたな。自分は何とか、メキシコシティ滞在の日に予約を入れられたのです。

    それと入場料とは別に中で写真撮影したい人は入り口の窓口で$30支払う必要があります。もらえるシールを目に見えるところに貼りましょう。

    情報によれば、当日にガチで並んでも空きがあれば入れるとの情報がありますが、自分が目撃した限りでは予約なしでは入場できないと思ったな。(死者の日月間で観光客が一番多い時期だったからかもしれません)

    だけど入り口付近には人がたむろしている感じです。予約した15分前に行けばよいです。15分刻みの予約で絶えず、次の時間帯の人が並んでいますのでこの列に並びます。

    だけど、この博物館があるフリーダカーロ生家のコヨアカン地区はすごく品のよい住宅地ですね。メキシコの富裕層がいかにかよくわかります。貧富の差はすごですね。すべての住宅が厳重に自動扉で遮断されています。中のお庭の緑と建物を見るだけで裕福さが察せられます。

    自分の尊敬するメキシコ人監督のアルフォンソ・キュアロンの「ローマ」(彼の自叙伝的映画)の住宅の雰囲気そのままです。彼も超裕福な家庭だったんだろうな。

    話しはこの博物館ですが、とにかく私邸ということもあり、緑が多いお庭が印象的だったな。絵画はあまり掛かっていなかったが、アトリエの風景など興味深いものでした。

    とにかくデッサンがうまいね、当たり前か。いつも著名な人の絵画を見に行ってその横に普通にデッサンもかかっているのですが、天才はデッサンが本当にうまいのには関心します。自分の才能のなさを実感します。

    とにかくメキシコの高級住宅地の雰囲気を味わえるコヨアカン地区の雰囲気も素敵ですので、是非訪れることをオススメします。

    だけど事前予約は必須だよ。

    P.S.)追記

    それと、今知ったのですが、彼女の絶筆がスイカの絵でした。(この絵、博物館にありました)観た時はあまり心打つものがなかったのでしたが、その絵には「VIVA LA VIDA(生命万歳)」って描かれているのですね。これはあのColdplayの超有名楽曲ではないですか。

    意味深いフレーズですね。彼女は何を思って、この言葉を絶筆の絵に入れたのかな。それとスイカです。

    スイカはメキシコでは特別な意味のある果物だという。
    なぜならスイカの緑、白、赤は、メキシコ国旗と同じ色だからで、だから、スイカだけを描くということは、確実に意味があるはず。
    ちなみに国旗の緑は希望を、白は信仰、赤は独立戦争のときに流れた愛国者の血を表している。

    もう深過ぎでわかりません。

    [ビバ・メヒコ旅行記10]メキシコシティの「国立人類博物館」は超絶絶倒のすごさだった。この感動はルクソール以来。行くべし

     



  • アウトドア用チェア、座り心地最優先でヘリノックス(Helinox)の快適性が一番

    アウトドア用チェア、座り心地最優先でヘリノックス(Helinox)の快適性が一番

    全く自分には縁のないものと思っていた商品があるのです。その商品とはアウトドア用のチェアなのです。理由は外で椅子に座る機会というものがない生活全般を送っているのです。

    だけど、そのアウトドア用のチェアを買うことになろうとは。話しの発端は通っている絵画教室で外で風景画を書かなくてはいけない機会が訪れようとしているのです。

    ならば、持ち運びできる携帯用のチェアを持っていないことには様にならないということになったんだな、人生何が起こるかわかりません。

    アウトドアと言えば「モンベル」(monte-bell)です。思い込みが激しすぎます。

    早速、いつもよく脇を通る「モンベル 東京京橋店」に行って座り心地を確かめます。アマゾンで簡単にポチッというわけにはいきません。

    モンベルではオリジナル商品とアウトドアチェアでは超有名ブランドのHelinox( ヘリノックス )が展示されていましたね。

    まずはモンベルのオリジナル商品であろう「L.W.トレールチェア」です。2つのラインナップです。この商品の魅力は、軽量で超コンパクトでお値段も手頃という点ですね。

    • L.W.トレールチェア26 価格 ¥2,860(税込)
    • L.W.トレールチェア33 価格 ¥3,330(税込)

    超軽量でコンパクトに収納できるチェアです。

    軽量なバックパックやテントと組み合わせることで、携行時の負担を軽減することができ、快適な山行が可能です。バックパックのサイドポケットに収まる収納サイズです。

    組み立ても簡単で、キャンプから登山まで幅広く活躍します。通気性に優れたスタッフバッグが付属します。

    座ってみた感触では、自分的には少し長い時間座っているのは座り心地が悪いかな。山歩きで10-20分座るぶんには悪くありません。だけど、絵画用ではつらいかな、というのが率直な意見です。

    次に、有名ブランドのHelinox( ヘリノックス )を試します。モンベルの店舗に置いてある訳は、輸入販売元がモンベルなのね

    Helinox( ヘリノックス )は高強度、軽さ、驚異的な携帯性を兼ね備えた革新的なチェア等の製品をデザインしているブランドです。どこへでも持ち運びができる軽量さと1日中使用できる快適さを合わせ持ち、その優れたデザイン性でアウトドアファニチャーの進化をリードし続けています。

    • チェアワン 価格¥12,650(税込) 【重量】890g (数々の受賞歴を持つフラッグシップモデル)
    • チェアワン ミニ 価格¥9,900(税込)【重量】450g (ヘリノックス・チェアの中で最軽量・コンパクトなモデル)
    • チェアゼロ 価格¥14,300(税込) 【重量】490g (「チェアワン」の快適な座り心地を継承しながら、軽量コンパクト性を追求したモデル)

    外に持ち出すので、軽いのは神なのですが、この上記3つに試し座りしたところ、チェアワンが一番座り凝地がよかったな。そして、座り心地とお値段、携帯性を考えて自分が選んだのは王道の「チェアワン」なのでした。

    そして、購入後、自宅で組み立てて見ました。慣れれば簡単ですね。よく出来るている逸品ですね。今回は非常に満足度の高い逸品を購入したと思うのです、キッパリ。

    2022年現在、日経新聞によればビジネス用「リュック」の最新売れ筋ランキング、トレンドは“ミニマルデザイン”と“薄型”だよ

     



  • Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった

    2022年年5月27日(金)は東京はお昼までは土砂降り雨だったのです。

    こんな時は美術館巡りです。どうしても行きたかった「ボテロ展」に行く絶好の機会です。

    この展覧会とボテロ展の詳細はあとで紹介しますが、この展覧会はすごかった。目からウロコが出ました。実物の絵を見る一番の良さは絵の大きさを感じることができるのです。

    「モナリザ」は何と小さいのか、「ゲルニカ」は超でかいのだな、と実感できるのです。

    そして、本日行ったボテロの絵はほぼすべてが“でかい絵”なのです。迫力満点です。同じ構図で色違いの花の絵は素直に感激しました。

    そして、最近の絵であるドローイングの絵も勉強になりました。鉛筆と薄い絵具でこんなでかいインパクトのあるものが書けるのですね。

    生きている画家では一番好きだな、素直にそう思いました。やっぱり絵画は中南米の絵が良いね。タマヨしかり、フリーダ・カルロしかり、ボテロです。やっぱり、ラテンアメリカの魔術的リアリズムはすごいね

    つたない説明ですが、この「ボテロ展」はみんな行ったほうがよいよ。絵画(実際に自分で描く)の勉強をしている自分にとっては大いなる刺激と完成に訴えるのでした。

    だけど、17歳の時に描いた「泣く女」のうまさに驚いたな。ピカソだよ。17歳でこんな絵が描けるなんて天才だよ、ボテロ。

    ちなみに写真もとれるコーナーもあるよ。

    そんな青春期を過ごして、“おデブちゃん”に行くのね。まるでピカソの変遷だよ。

    展覧会はこんなスケジュールです。

    開催期間 2022/4/29(金・祝)~7/3(日)

    開館時間 10:00-18:00(入館は17:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

    会場 Bunkamura ザ・ミュージアム

    みどころです。

    〈みどころ1〉モナ・リザの横顔、世界初公開

    フェルナンド・ボテロが世界に注目されるきっかけとなったのは、1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、ボテロの《12歳のモナ・リザ》がニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールに展示されたことです。一夜にして、ボテロの名前はニューヨーク中に知れ渡りました。「モナ・リザ」はボテロが描き続けているテーマの一つで、本展では2020年制作の《モナ・リザの横顔》が世界初公開されます。90歳を迎える今もなお、美術家として探求し続ける気迫の伝わる一枚です。

    〈みどころ2〉国内では26年ぶりの大規模展

    世界各国で空前のヒットとなっているフェルナンド・ボテロの展覧会ですが、本展は、1995-96年の巡回展以降、実に26年ぶりに日本国内で開催される大規模絵画展となります。ボテロ本人の監修により、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成される本展は、展示作品のほとんどが日本初公開という注目のラインナップです。初めてボテロ作品に触れる方にも、ボテロファンにとっても、新たな発見のある展覧会となるでしょう。

     

    〈みどころ3〉世界中で愛される、ふくよかな作品

    1951年のコロンビアに始まり、ヨーロッパ、北米、南米、アジアなど世界各地でこれまで70年以上にわたり数えきれないほどの個展が開かれてきました。観る人を惹きつけてやまないのは、ふくよかでユーモア、ときに風刺を交えた独特な作風、そして作品自体の大きさにも圧倒されます。豊かで、生の喜びをも感じさせるボテロ作品の数々を、ぜひ会場でお確かめください。

    〈みどころ4〉なぜ、ふくよかな絵を描き続けるのか?

    ボテロのボリュームへの関心は、17歳の頃描いた作品《泣く女》(1949年)にすでに見出せます。その後、ヨーロッパ、特にイタリアで学んだ経験は、彼のボリューム感、官能性、デフォルメ表現に対する基盤を確固たるものにしました。ボテロは言います、「ボリュームを表現することで、芸術的な美を表現することを目指しているのです」、「私の作風は、私の作品の代名詞であるだけでなく、私が後世に残す遺産でもあるのです」と。

     

    何回も言うけど、やっぱり、すごいね、ボテロ。

  • Bunkamuraの「ミロ展-日本を夢みて」、どうして天才は幼稚園児みたいな絵を書くんだろう

    Bunkamuraの「ミロ展-日本を夢みて」、どうして天才は幼稚園児みたいな絵を書くんだろう

    本日は突然思い出して渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで絶賛開催中の「ミロ展-日本を夢みて」に行こうと朝、思い立ったのでした。

    • 開催期間 2022/2/11(金・祝)~4/17(日)
    • 入館料 当日 前売  一般 1,800円

    自分はこの入館料は高いなと思って、メルカリで事前に入手していたのです。「共通招待券」でら495円で落札です。そして、当日この招待券を持っていって無事入館できたのです。

    ちなみに渋谷のチケット屋さんではこのミロ展の入場券を1,000円で販売していたのをチラ見したのでした。

    ミロ展と言えども、まずは腹ごしらえです。ということで、向かう先は渋谷の喜楽なんだな。本日は行列もなく“チャーシューめん”をいただいて、大満足でBunkamura ザ・ミュージアムに向かうのでした。13時30分過ぎの入館です。

    調べていたとおり、平日は予約もなしにそのまま入館できますね。中はかなりの混雑でしたが。自分的にはミロはなんか変わった図形の絵を書く人だなと思っているぐらいだったのですが、あの伊集院静さんがミロを大好きなのを知っていたので、今回はミロ展に参戦したのでした。

    絵を見ての率直な感想です。初期のオーソドックスな油絵のうまさには驚愕しました。タッチがゴッホのような、色彩が独特の感性ですね。こんなすごい絵を書いていて、だんだんとあのミロの絵(下世話な表現で言えば、幼稚園児の絵のような)“ミロの作風は一挙に単純な形や線で構成されるシンプルなもの”に行き着いていったんだな。

    なんかピカソの変遷と同じような感じかな。

    このミロ展では、5枚ほど写真OKという絵があります。下記がその絵です。

    ミロがこんなに日本と関係があるとはこの展覧会で初めて知ったのです。(本当に無知で失礼しました。)

    最後は画録を2,500円で購入です。

    しかし、ピカソの場合も同じですが、あんなに絵がうまい(素人目に見て)人がどうして幼稚園児が書く絵にいくんだろうか。天才の天賦の才はわかりません。

    だけど、ミロの絵気に入りました。お薦めの展示会です。

    東京都美術館の「マティス展」に行ったよ、やっぱりドローイングの天才だよね