カテゴリー: 散歩

  • 〈カズ散歩1〉リトルヤンゴンと呼ばれる高田馬場駅前のタックイレブンビル、妖しい光を放って恐るべし

    〈カズ散歩1〉リトルヤンゴンと呼ばれる高田馬場駅前のタックイレブンビル、妖しい光を放って恐るべし

    日本経済新聞の2021年7月17日土曜日の夕刊の記事です。「くらし探検隊」という特集記事でした。タイトルは“「リトルヤンゴン」高田馬場のいま~増える中華・ベトナム系店舗~”というものです。

    「リトルヤンゴン」とも呼ばれる東京・高田馬場。民主化運動の弾圧から逃れてきたミャンマー人が1990年代後半に集まったとされるが、近年目立つのは中華系やベトナム系の店舗。変わりゆく街を歩いてみた。

    リトルヤンゴンは線路に囲まれている、という。

    JR山手線と東京メトロ東西線も、西武新宿線の結節点でもある高田馬場。街に出てもミャンマーの香りはしない。そこで、日本ミャンマー・カルチャーセンターのマヘーマー所長と落合清司理事長に案内されたのが、駅前にあるタックイレブン高田馬場ビルだ。

    電車の音が鳴り響くビルの表にはスナックなどの日本語の看板が連なる。普通の雑居ビルに見えるが、中にはいるとそこはミャンマーだった。

    アウン・サン・スー・チーさんが描かれたマスクに辛そうなスパイス-。

    上層階には輸入食品や雑貨がところ狭しとならぶ店が多数ある。5ケ月分の食材を買い込んだという技能実習生の女性(24)は「懐かしい故郷の食事を作れる」と満面の笑みを見せた。

    (中略)

    リトルヤンゴンがタックイレブンという「点」ならば「面」として広がるのが中華系の店舗だ。駅から早稲田通りを落合方面に5分歩くと中華系の料理店や雑貨店、台湾スイーツの店などが15点ほどあった。背景には中国人留学生の急増がある。

    駅周辺ではタックイレブンを含め数々のビルに掲げられる「行知学園」という真っ赤な看板が目に付く。中国人留学生を対象とした予備校だ。

    (後略)

    そして、自分がミャンマーを観光で家族旅行したのが、2011年の年末年始です。丁度10年前です。このころは、スー・チーさんは軟禁状態だったのです。

    こんな記事を見たからには、カズ散歩ならぬ、現場を見に行くしかありません。真夏のお昼にでかけます。散歩の前にますばランチです。

    今日は高田馬場で高評価のラーメンや「渡なべ」さんを訪問です。

    • 東京都新宿区高田馬場2-1-4

    入り口も主張のない、知らなければ見逃すであろう店構えです。店内はカウンター席だけの10席ぐらいのお店です。お客さんはほぼ一杯です。

    初めてのお店なので一番オーソドックスな「ラーメン」(850円)と替え玉を注文です。

    待つこと5分。ラーメンの登場です。非常に濃厚そうな魚介系のスープに中太麺です。シナチクでかし。豪快にでかいチャーシュー1枚。見た目ほど濃厚ではなく、麺がうまいです。温かいつけ麺を食べている感じかな。だけど、替え玉が変わっています。一転して、博多ラーメンのような細麺に変わるのです。これもしっかりしたコシで美味しです。

    個性的なラーメンですが、これはこれでありという魚介系のラーメンです。

    そして、本日の散歩の目的の高田馬場のタックイレブンビルを目指します。確かに、駅前の雑居ビルという感じです。ビル内は昼間なのに妖しい雰囲気がプンプンと伝わってきます。

    1階には「ノングインレイ」というミャンマー料理のお店です。在日のミャンマーの人が見れば、郷愁さそう料理の数々です。自分ももう、モヒンガーの味は忘れたな。

    分かりにくいエレベーターで6階まで、中華食材点さんをひやかしで訪問です。

    だけど、記事のとおりビルの外はミャンマーの香りはしないですね。

    自分は中華食材店で、押し豆腐を手に入れたのです。あの中国飯店の定番、“干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物”を作ってみたくなったのでした。

    妖しい光を放つ高田馬場のタックイレブンビル、恐るべしですね。

     

     

  • 上海のおしゃれストリートの武康路、カフェとレストランが点在するぐらい

    上海のおしゃれストリートの武康路、カフェとレストランが点在するぐらい

    上海滞在は2泊3日ですが、だけど実質、行動できる日は1日しかありません。

    そして、夕方には既に中国式マッサージの予約をしています。

    それまでどうするか。何の予定も入れていません。

    今回の旅の最初のプノンペンと同じく、上海もおしゃれストリートを探して散歩してみようということに相成りました。

    ネットで検索すると、今の上海のおしゃれストリートは武康路というところということらしいです。

    まずは、武康路と淮海路の交差点にあるランドマークの武康大楼までタクシーで行きます。

    歩いてみた率直な感想は、代官山のヒルサイドテラスあたりの風景で、お店を相当少なくした感じかな。おしゃれなカフェやブティックが点々としてるといった感じです。

    その中でも目についたのが、「%」というカフェです。小さいお店ですが、かなりの賑わいです。コーヒー1杯、500円程度します。日本にお店があり、そこが出店したようです。

    もう一つ目についたのは、「LOKAL」というお店です。テイクアウトもできるカフェレストランです。看板メニューは北欧風のローストチキン。一人前の四分の一羽からオーダーすることができるそうです。

    目についたのはこんなところで、ショッピングストリートというより、ぶらぶら散歩をするところかな、という感じのストリートですね。

    だけど、このあたりの旧フランス租界地区は通りにプラタナス並木があり、緑の葉が茂った時に歩くと気持ちがよいだろうなと素直に思った次第です。

    そして、夕方は日本の現地オプショナルツアーのベルトラさんで急遽、予約を入れたマッサージです。

    「桃源郷」というマッサージ店です。こちらのお店は上海市内に3つの支店があり、どこの支店になるかは予約後に赴く支店を指示されるというシステムです。

    そして、自分たちは南京東路店(ソフィテルホテル4階)に指定されたのです。

    このソフィテルホテル、立地は非常に良いところにあります。上海の目抜き通りの南京東路に面し、上海租界の外灘エリアも徒歩圏という立地にあります。

    その4階にあるお店に伺いました。外から見るお店の雰囲気は高級ホテル内にあるとは少し思えないあやしげな雰囲気も漂います。

    予約していたメニューは下記のとおりです。

    • 中国式オイルマッサージ(60分) 328元(5,100円)/人
    • 【全身指圧】中国式マッサージ(60分) 228元(3,600円)/人

    私は中国式マッサージを受けましたが、今回の旅で4回マッサージを受けたのですが、初めての男性ということになりました。桃源郷の夢見ごちにはなりませんでしたが、ハードにもみほぐされました

    そして、こちらのお店も帰る時にマッサージ士のお見送りがないシステムで、結局、チップを渡す機会がなく、おそらくチップ不要のマッサージ店だと思った次第です。

    明日1月5日は早朝のANA便で帰途につきます。

    上海は南京路近くの「老客勒酒楼」というお店、グラムの中国表記が読めなくて大苦戦