2024年10月25日(金)
早くパリ旅行記に戻りたいのですが、毎日、話題が多すぎるんだね。
本来は木曜日は銀座の絵画教室に出かける日なのですが、本日は秋のスケッチ会開催(ちなみにスケッチする場所は上野公園)のために教室はなし。
だけど朝一で毎月のかかりつけ医の所へ。中性脂肪の値を低くすることに思案中なのです。
まあ、まだ元気に生きていることに感謝です。
そして、本日は1ケ月前から前売り券を仕込んでいたこちらの展覧会へ。奇しくも上野公園にお出かけです。その展覧会とはこちら。
- 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」
- 会期: 2024年9月19日(木)~12月1日(日)
- 会場: 東京都美術館
- 観覧料: 一般 2,000円
展覧会はこんな感じ。
自らの芸術の探究に生涯を捧げた画家・田中一村(たなか・いっそん/1908-1977)。
本展は、一村の神童と称された幼年期から、終焉の地である奄美大島で描かれた最晩年の作品まで、その全貌をご紹介する大回顧展です。
世俗的な栄達とは無縁な中で、全身全霊をかけて「描くこと」に取り組んだ一村の生涯は、「不屈の情熱の軌跡」といえるものでした。
自然を主題とする澄んだ光にあふれた絵画は、その情熱の結晶であり、静かで落ち着いた雰囲気のなかに、消えることのない、彼の魂の輝きをも宿しているかのようです。
本展は、奄美の田中一村記念美術館の所蔵品をはじめ、代表作を網羅する決定版であり、近年発見された資料を多数含む構成により、この稀にみる画家の真髄に迫り、「生きる糧」としての芸術の深みにふれていただこうとする試みです。
見どころです。
みどころ
- 最大規模の回顧展!
絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品で、一村の全貌に迫ります。
奄美で描いた代表作《不喰芋(くわずいも)と蘇鐵》、《アダンの海辺》はじめ、未完の大作も展示。近年発見された初公開作品も多数出品し、未知の軌跡もたどります。- 一村ゆかりの地、上野での展覧会がついに実現!
現在の東京藝術大学に東山魁夷等と同級で入学したものの、2ヶ月で退学。
その後は独学で自らの絵を模索した一村。
「最後は東京で個展を開いて、絵の決着をつけたい」と述べたその機会が訪れます。- 奄美の文化や自然を体感!
展示空間の中で、一村が魅了された奄美の自然を高精細映像で紹介。
会期中に奄美の文化を紹介する関連イベントも実施します。
田中一村の今見れる絵画がすべて集結している感じでボリュームはすごかった。もちろん絵画がすごかったね。若い頃は掛け軸も相当書いていたのですね。幼年期の絵のうまさ、負けました。人の多さもすごかったよ。平日のお昼にうかがったのですが、絵の前には3重ぐらいの人垣が。2週間前に行ったオルセーのゴッホやルノアールより人が溢れていたよ、田中一村。
自分的には構図と絵の具の使い方がすごく参考になりました。自分の主観ですが、良い絵と自分の好みでない絵の対比がかなりあるね。
見終われば、ここは上野、とんかつの「山家」に突撃です。
13時過ぎでも10分の待ちで入れたよ。まずはビールです。ロースカツ定食850円は出色ものでしょう。
ご馳走様でした。本日の遠征も楽しかったね。
|