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  • 映画「セプテンバー5」、引き締まった編集でまるでサスペンス映画の緊迫感

    映画「セプテンバー5」、引き締まった編集でまるでサスペンス映画の緊迫感

    2025年2月15日(土)

    昨日の金曜日はイレギュラーな日でした。バレンタイン絡みではないよ。

    午前中は所有したいた投資用の区分所有マンションの決済日でそのために千駄ヶ谷の不動産屋さんへ。23年間保有していた西麻布の物件を売却しました、遂にね。

    まあ、あの“地面師”のドラマの影響もあり、昨今の書類はすごい量だね。

    そして驚いたのが、銀行から物件の代金が支払決済されて、自分の口座に着金があった数分後にその取引銀行から自分のスマホに連絡が。銀行曰く、“この入金はどうしてですか”との質問、自分は“不動産の売却代金で、今、その決済現場です”と回答。もちろん、了承ですが、昨今のメガバンクの対応すごいね。少しでもイレギュラーな入金・決済があればすぐに確認です。まあ、無事、取引完遂でよかったよ。

    本日の最大案件が終われば、ここは千駄ヶ谷。12時前です。やっぱり「野方ホープ」に行くしかないよね。カウンター席に案内です。

    ここはやっぱり不動産取引完了のご褒美として生ビールしかないね。つまみは無料の辛子もやしです。ラーメンは定番の“元(はじめ)”です。

    やっぱり普通に美味いよ、にんにくと中太の麺とスープの相性が抜群だね。

    そして、本日は午後から映画を見るために日比谷のTOHOシネマズへ。

    • 「セプテンバー5」

    1972年のミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナ武装組織によるイスラエル選手団の人質テロ事件の顛末を、事件を生中継したテレビクルーたちの視点から映画化したサスペンスドラマ

    「HELL」のティム・フェールバウムが監督・脚本を手がけ、報道の自由、事件当事者の人権、報道がもたらす結果の責任など現代社会にも通じる問題提起を盛り込みながら緊迫感たっぷりに描く。

    1972年9月5日。ミュンヘンオリンピックの選手村で、パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団を人質に立てこもる事件が発生した。そのテレビ中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁であるスポーツ番組の放送クルーたちだった。

    エスカレートするテロリストの要求、錯綜する情報、機能しない現地警察。全世界が固唾を飲んで事件の行方を見守るなか、テロリストが定めた交渉期限は刻一刻と近づき、中継チームは極限状況で選択を迫られる

    出演は「ニュースの天才」のピーター・サースガード、「パスト ライブス 再会」のジョン・マガロ、「ありふれた教室」のレオニー・ベネシュ。第82回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)ノミネート、第97回アカデミー賞の脚本賞ノミネート。

    2024年製作/95分/G/ドイツ・アメリカ合作
    原題または英題:September 5

    大変おもしろいよ。この事件を描いた映画ではスピルバーグの「ミュンヘン」が有名ですが、こちらの方が引き締まった構成で臨場感があり、秀逸だと思います。

    ショーンペンもプロデューサーに入っています。

    題材としては使い古されている出来事ですが、どこに視点を置くかでまた違った”この出来事”に対しての歴史的な位置付けもわかってきます。

    とにかく脚本も上手出来、編集も素晴らしく、引き締まったサスペンスを観ているようでした。

    帰りには、テレ朝の有働Timesから、この映画についてのコメントを求められたよ。

    不動産の抵当権抹消手続きは自分で簡単にできるよ、大江英樹さんに教えられた

     



  • ANAの大リストラで国際線の大幅縮小のニュースを聞いて、自分には来年2021年夏のオリンピックは開催されない、と確信したのです

    ANAの大リストラで国際線の大幅縮小のニュースを聞いて、自分には来年2021年夏のオリンピックは開催されない、と確信したのです

    2020年10月22日の日本経済新聞の中面に「ANA 5000億円、損失最大、今期最終」という記事が掲載されました。

    このニュースは昨日よりテレビのニュースでも流れていましたね。

    内容はこんな感じです。

    世界の主要航空会社の業績悪化が止まらない。

    ANAホールディングス(HD)は2021年3月期通期に過去最大の最終赤字となる見通し。ANAHDは国際線を中心に航空需要の低迷が長引くとの見方から、傘下の全日本空輸(ANA)の使用機材を約1割減らす方針を固めた。

    コスト減、国際線も縮小

    ANAが使う旅客機は約260機で、このうち25-30機程度を削減する。飛行機は使用しなくても定期的な整備などの費用が発生する。

    ANAHDは退役を早めたり、発注した航空機の受領時期も遅らせたりするなどして保有機の数を減らしコストの圧縮を急ぐ。

    ANAHDの21年3月期の連結最終損益は5000億円前後の赤字(前期は276億円の黒字)となりそうだ。

    赤字額は03年に連結決算に移行してから過去最大。

    航空需要の回復に時間がかかると判断し、大型機材や経年機を中心に減損損失を計上する見通しだ。

    仮に国際線の利用が戻った場合は旅客が多い羽田空港の発着便から優先的に再開するなどし、運航の効率化を進める考えだ。

    そして、NHKのニュースでは更に踏み込んで、国際線の運航では関空と中部からは撤退、成田空港も80%の削減との報道もしておりました。

    ANAHDの昨年の絶好調時の決算でも276億円の黒字しかないのです。法人税のことは考えずに話すと、今回のコロナが過ぎ去っても、その赤字すべて穴埋めするのに、一体何年かかるのか、本当に借金を完済できるのか、首筋が寒くなります。

    おそらくコロナが克服できても、現在の職員の年収3割減との報道がなされていますが、航空会社の給与は元に戻らない気がします。

    航空会社のCAや地上職は大人気職種でしたが、今や給与を考慮すると全く魅力的な職からは程遠いい存在になってしまいました。

    だけど、このANAの大リストラのニュースを聞いて、自分に確信したことがあるのです。

    売上ベースでは今や日本のナショナルフラッグとなったANAが国際線をこんなに縮小するということは、ANA経営陣は2021年の夏のオリンピックなんか、開かれることなんか、現在、露にも思っていないだろうということです。

    日本開催のオリンピックでその一番大きいエアラインの国際線をこんなに大幅に減少させるのです。

    自分には“2021年夏のオリンピック”は開催されないということが確信に変わったのでした。