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  • 現代風に進化を遂げた下駄、一目見て“mizutori”に恋に落ちた、ソールのゴム交換も可能

    現代風に進化を遂げた下駄、一目見て“mizutori”に恋に落ちた、ソールのゴム交換も可能

    昨日のビルケンシュトックに続いて、2日連続で履き物の話しです。

    先日、サブスクの楽天マガジンで毎週読んでいる週刊新潮を読んでいると、最後のページで新潮ショップから水鳥工業の「げた物語」という見た目がオシャレないわゆる“下駄”に目に止まったのでした。興味を持ったのはそのデザインとソールのゴムを交換すれば(町中の靴修理屋さんでOK)長く使えるとのことでした。そして、一応ページをスナップショットして保管しておいたのです。商品の紹介はこんな感じです。

    お祭りや花火大会には浴衣に下駄履きがいいけど、鼻緒は痛いし、なにより歩きづらい。そんな悩みを払拭すべく、現代風に進化を遂げた下駄である。

    1937年に創業した水鳥工業のブランド「mizutori」は、下駄の概念を覆す履き心地が特徴。なかでも今回の「げた物語」は、約30年に亘ってロングセラーとなっている逸品だ。

    職人が1点づつ手作りした下駄には、足裏にフィットするよう土踏まずの部分にアーチ状の彫りが。さらにクッション性のある鼻緒とヒール高の低さが、抜群の安定感をもたらしてくれる。

    静岡大学との共同研究で、足裏の血流の循環や姿勢の改善などの結果が得られ、健康維持に繋がることが期待できると証明されたげた物語。ソールのゴムを交換すれば、長く使用可能なのもうれしい

    • 価格 12,980円(税込)

    だけど、サイズの問題もあるので、通信販売で購入するのは理性が働いて躊躇していたのです。

    そんな伏線があって、銀座の文具の伊東屋さんに行った時です。1Fの片隅に見慣れた下駄の展示があったのです。そうです。写真でみたmizutori」さんが展示会を開いており、販売されていたのです。その時は別の用事で出向いたため、触った程度でパスしたのです。

    そして、先日のビルケンシュトックの修理に銀座に出向いた時です。修理に2ケ月かかると言われ、その間の足元はどうしようかと。丁度夏だし、修理期間の代替はこの下駄にしようと決心したのです。

    修理に持ち込んだあと、伊東屋に急行します。6月22日(水)が展示即売会の最終日だったのです。

    ユニセックスの下駄のサイズはこんな感じです。

    • M(約24.5~25.0cm)
    • L(約25.5~26.0cm)
    • LL(約26.5~27.0cm)

    自分のサイズは26.5センチですが、下駄でもこのLLがピッタリだったのです。普通のシューズと下駄もほぼ同じサイズを選べばよいのかな。

    だけど、鼻緒で欲しいものは既になかったのでした。そして、自分が選んだのが、こちらの鼻緒の下駄です。ちなみに接客してくれた人は西洋人男性でした。下駄を西洋人が販売するとは。だけど、この方、先日自分がこちらで下駄を見ていたのを覚えていらっしゃいました。

    そして、購入後、試し履きを数回した印象です。やっぱり、慣れないとかなり違和感がありますね。早く下駄を粋には着こなす男になりたいものです。ゆっぱりビルケンのサンダルに慣れた、怠惰な足は鍛えなくてはいけないな。

    だけど、この「mizutori」さんのURLも粋だね。なんたって、geta.co.jpですもの、脱帽です。

    旅の必須アイテム。スリッパ改めルームシューズ。大橋利枝子さんは革靴のかかとのところを切って、スリッパみたいに

     



  • ビルケンシュトックのソール修理、値段は納得、修理に2ケ月かかるとは

    ビルケンシュトックのソール修理、値段は納得、修理に2ケ月かかるとは

    自分が普段遣いから旅先まで、30年間愛用しているサンダルはドイツ発祥の「ビルケンシュトック」(BIRKENSTOCK)なのです。利用することになったきっかけは、30年前に留学したサンフランシスコ郊外の大学町“バークレー”で見た学生のファッションだったのです。気候も温暖なせいもあり、多くの学生の足元はこの「ビルケンシュトック」のサンダルだったのです。

    それ以来、3年に1回づつ買い替えて、ずうっと同じモデルを使い続けてきたのです。「ビルケンシュトック」とはこんなブランドです。

    1896年から100年以上の歴史を誇り、ドイツの健康サンダルブランドとして世界的に有名なビルケンシュトック。

    “自然から遠ざかった人の身体を自然な状態に解放する”というコンセプトで作られたサンダルは、足裏全体に平均して体重がかかるように設計されているため、圧力が分散し負担を軽減させることができます。また、軽量で柔軟性に富み、耐久性にも優れております。

    設立以来一貫してドイツ国内の自社工場で生産し、徹底した品質管理の下、時代や流行を超越したスタンダードアイテムをリリースし続けているビルケン

    各モデルに世界の都市名がつけられているのは、カール・ビルケンシュトックの「年齢や性別、人種や国境を越えて、すべて人々の健康を」という願いがこめられているからだそうです。

    そして、自分がずっと履き続けてきたモデルが「アリゾナ」(ARIZONA)というモデルなのです。ベルトの色は黒です。

    ARIZONA:BIRKENSTOCKの定番

    ARIZONAは、時代に制約されないエレガントさが自慢。定番カラーでもちょっとゴージャスなパターンでも、それぞれのアウトフィットにアクセントを添えてくれます。

    そして、今回のブログで何を書きたいかは、その修理についてなのです。自分は今までビルケンシュトックのサンダルは履けなくなるまで使い倒して、都度、新品を購入していたのです。

    特にかかとの部分のラバーは薄く、すぐにソールのコルク部分になります。あえてソールを交換してまで履こうとは考えなかったのです。(実は町の修理屋さんでもサンダルのソール部分をはりかえてくれる)ことを初めて知ったのです。だけど、普通の靴のソールは張替えと違い、少し見栄えが悪くなるとのことです。

    というわけで、今回は思い立って銀座のビルケンシュトックの正規店に持ち込んで修理してもらうことにしたのです。自分のは並行輸入品だったと思います。

    有楽町の東急プラザ5Fにあるお店に伺ったのでした。定員さんが丁寧に履き方も含めて教えてくれたのです。

    かかとの減りが早い人は少しルーズに履いている人でそんな履き方ではソールの減り方が早いとのこと、少しバンドをタイトに締めて履いたほうが減りが少なくなるとのことでした。

    そして、修理依頼です。まずは料金確認です。

    • ソールのみ 3,850円
    • 全ラバー交換 5,500円

    ソールのみの交換は1回のみ可能。次の修理は全ラバー交換のみになる。このサイクルを繰り返していくことになる。料金は後払い。

    そしてここでクラクラしたのですが、「修理には約2ケ月見てほしい」とのことでした。ということで今回はソールのみの交換にしてもらいました。但し、修理工房の判断次第だが、全ソール交換になる可能性もあるので、ということでした。そのため、代金は後払いなんだなと納得した次第です。

    結局、ビルケンシュトックのサンダルの修理はミスターミニットなどの修理業者に持ち込んで少し安価にその場で修理してもらう(但し、少し見た目が悪い)か、正規店に持ち込んで気長に待つ、かという選択になるのかな。

    それにしてもサンダルのソールの交換だけで、2ケ月かかるとは、恐るべしビルケンシュトック。