旅の必須アイテム。スリッパ改めルームシューズ。大橋利枝子さんは革靴のかかとのところを切って、スリッパみたいに

昨日も紹介した自宅に年4回、ANAのプレミアムメンバーに届けられるライフスタイルマガジン会員誌「ana-logue(エーエヌエー・ローグ)」の2020年冬号“vol.13”ですが、もう一つ気になる記事を見つけたのでした。

今回はエアラインの機内でも旅先のホテルでも重宝する旅の小道具なのです。

すなわち、スリッパ、別名ルームシューズのことなのです。

で今回の記事を語る人は大橋利枝子さんという方です。

大橋さんは、スタイリストとして雑誌や書籍、広告などで活躍、衣服と暮らしまわりのものを提案されており、2018年より自身のブランド「fruits of life」をスタートされています。

今回の記事の題名は“旅でも家でも変わらない。「fruits of life」のルームシューズ”というものです。

記事からの引用です。

革靴を切って、スリッパにならないだろうか

以前、母親にこう言われたことがある。「あなた、出かける時も家にいる時も、同じ格好ね」と。気づかなかったけれど、確かにそうかもしれない。

デザイナーとして洋服を企画する時も、スタイリストとしてものを選んでいる時も。ずっとふだんから大切にしているのは、着心地のよさ。それは洋服だけじゃなく、衣食住すべてに繋がっている。

着心地がよく、リラックスできて、かつ旅にも着ていける。その違いは、パターンと素材にあらわれると思う。たとえばパジャマのようなゆるっとしてシャツも、袖口にボタンがついていれば外着になる。逆にリネンのシャツはTシャツより涼しいので、誰にも会わない日でも着る。

だから、家で履くスリッパも。布ではなく、もうちょっときちんとしたものが欲しいなと思っていた。またアトリエにお客さんが訪ねてきた時も、外の恰好をしているのに、靴を脱いで、スリッパ姿では似合わないことが気になっていた。

そこで、知り合いの靴屋さんに相談してみた。

「革靴のかかとのところを切って、スリッパみたいな形にならないだろうか」と。

そうしてできあがったものは、トゥの部分が美しく、インソールが入っているので、履き心地もいい。自分のふだんの洋服に合うし、もちろん旅にも使える。

すると気に入ってくれた友人が「外でも履きたい」と言うので、その後ソール付きも作ることになった。

こうして、ますます外も家も同じ格好になる。

そして、この「fruits of life」のルームシューズは、自身のブランド「fruits of life」と、靴メーカーのファクトリーブランド「que」のコラボレーションによるルームシューズだそうです。レディースは柔らかいゴート革を、メンズは牛革を使用。自宅でも、宿泊先のホテルでも、またオフィスで履く靴の代りにしても

ちなみに、一番オーソドックスなタイプ、「ルームシューズ メンズ ブラック」は16,500円(税込)です。サイズは2種類、26cm Mサイズと28cm Lサイズです。

このルームシューズのお値段、高いとみるか、安いとみるかは人それぞれ。

ただ、自分としては一回履いてサイズを確認したいんだな。

実物をご覧になりたい方は、アトリエにて販売しております。アポイント制とのこと。

住所非公開(地下鉄表参道A5出口 徒歩7分)のようです。

サイズが合えば、自分は即買いしたいなと思わせる逸品と判断しました。

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