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  • トーキング・ヘッズの伝説のライブ「ストップ・メイキング・センス」を観たよ、ただ凄かった

    トーキング・ヘッズの伝説のライブ「ストップ・メイキング・センス」を観たよ、ただ凄かった

    2024年2月8日(木)

    本日はまずは映画のお話しから。観に行った映画はこちら。

    • 「ストップ・メイキング・センス」

    泣く子もだまるあのトーキングヘッズのライブを劇場で映画で今観れるなんて奇跡でしょ、生きててよかった。

    1980年代の音楽シーンに変革をもたらしたアメリカのロックバンド「トーキング・ヘッズ」が1983年に行った伝説のライブを記録したドキュメンタリー

    キャリア絶頂期にいた彼らが全米ツアー中の83年12月にハリウッドのパンテージ・シアターで敢行したライブの模様を収録。バンドのフロントマンであるデビッド・バーンの躍動感あふれるパフォーマンスに、彼を象徴する衣装「ビッグ・スーツ」、エキセントリックなダンスとエキサイティングな演出による圧巻のステージを映し出す。

    後に「羊たちの沈黙」でアカデミー賞を受賞するジョナサン・デミが監督を務め、「ブレードランナー」のジョーダン・クローネンウェスが撮影を担当。2023年には、1992年から眠っていた本作のネガを基に、バンドメンバーのジェリー・ハリスン自らサウンド監修を手がけた4Kレストア版としてリマスターされた。

    1984年製作/89分

    1年前に観た現在のデビット・バーンの「アメリカン・ユートピア」も凄かったですが、こちらも若さゆえのパワーがみなぎり、“正にすごいものを観た”体験でした。

    ほぼ40年前のステージですが、全く古さを感じさせす、現在でもその最先端の音楽を聞いているようでした。唯一違ったのは、デビット・バーンが若すぎるところかな。

    こんなライブ、若いときに観ていたら、音楽人生変わるよね。自分はトーキング・ヘッズのライブ映像を初めて観たのですが、このバンドのスゴいところはリズム隊です。

    クリス・フランツ(ドラム)、ティナ・ウェイマス(ベース)の奏でるリズムが確固としているのであのグルーブが生まれるんだろうね。この二人は夫婦でもあり、あのトム・トム・クラブの中心人物なんだね。

    セットリストも捨て曲なしの、アフリカンビートとポリリズムでグイグイ来るよ。歌詞はよくわかならい歌詞ですが。まさに文學界のガルシア・マルケスの黒魔術にかかったようなステージです。客席も全員立ち上がって踊りまくっていますもんね。

    ステージもシンプルで大道具は使っていませんが、光の使い方とか小物の使い方がうますぎます、バーン自身がキャラ立ちですが。

    全ミュージシャン必観の映画だと思います。音楽が進歩していないのがわかります。今、東京ドームであのテイラー・スウィフトが4日間連続のコンサートを開催していますが、観るならこっちだよね。

    終われば、日本橋の室町にある「ますたにラーメン」へ。あのグルーヴ感に浸りながらのビール、美味しです。ラーメンで締めれば、今日も最高さ!

    ロイ・ハーグローブのドキュメンタリー映画を観たよ、すごいトランペッターだったんだね

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  • 今観れる、観るべき、最高のショーであり映画、「アメリカン・ユートピア」を観たぞ!これぞ現代の大傑作

    今観れる、観るべき、最高のショーであり映画、「アメリカン・ユートピア」を観たぞ!これぞ現代の大傑作

    2022年3月9日(水)にすごいものを観たのでした。おそらくここ数年で一番のコンサートというか演劇のパフォーマンスだったのです。それは、映画だったのですが。

    何にそんなに驚愕したのかと言うと、あのデイヴィッド・バーンの「アメリカン・ユートピア」(American Utopia)を遂に観たのでした。トーキング・ヘッズの頭脳であり、フロントマンだった人ですね。

    一言で言えば(月並みな表現ですが)、“前衛とポップが融合した現代最高パフォーマンス”といったところでしょうか。デイヴィッド・バーンの才能にようやく現代が追いついたということでしょうか。

    自分がデイビット・バーンに出会ったのは、トーキング・ヘッズのあの有名なジャケットのLPだったのです。そう、「リメイン・イン・ライト」(Remain In Light)です。1980年の作品ですね。強烈なポリリズムとアフロビートを持ち込んで成功させた前衛的なLPです。あのころ、これを聞かないと音楽がわからな&いけてる人とは思われなかったと思う、多分。同世代だからわかる自分。

    そんなデイビット・バーンもかなりのシニアになって、相変わらずぶっ飛んだ、いけてる「アメリカン・ユートピア」という大傑作のパフォーマンスを作り上げたことに敬意を評します

    画面で見るデイビット・バーンはかなりのシニアになっているけど、動作や声はあのディビット・バーンですね。体型の維持も含めすばらしいです。

    この「アメリカン・ユートピア」という映画はブロードウェーでの公演をスパイク・リーが監督して仕上げたものです。

    実はこの映画が半年ぐらい前に公開された時に、J-WAVEの朝の番組のナビゲーターの別所哲也さんが度々この「アメリカン・ユートピア」はすごいらしいと、番組の中で言われていたのでした。

    自分も観に行こうと思っていたのですが、いつの間にか、この映画は終了していたのです。だけど数日前に、「TOHOシネマズ 日比谷」で上映が再開されたのを知ったのです。何と、スパイク・リーとデイビット・バーンの特別対談映像が付け加えられたので、もう一度再開されたようです。

    ということで、即劇場に直行したのです。

    公式HPを覗いて観ましたが、著名人の中ではTOWA TEIさんのコメントが一番的確かな。

    凄まじい個性と実行力に打ちのめされました。 それから先ず、歌が上手過ぎて感激。 今観れる、観るべき、最高のショーであり映画です。 真のエンターティメントを求めてる人、全ての表現者は是非

    このバンドはディビット・バーン以外は11名で音の洪水とダンスパフォーマンスが繰り広げられます。

    特に関心したのは、ダンスを担当する男女かな。

    • クリス・ギアーモ
    • テンデイ・クーンバ

    女性ギターのアンジースワンも魅力的です。まあ、とくにかく全員がすばらしいです。歌って踊れて楽器もしないといけません。こんな舞台をブロードウェーで見れたら最高だな。まさに卒倒ものでしょう。

    老いてなおデイヴィッド・バーンは偉大なり、をまさに目撃しました。

    特に若者は必見でしょう。こんなすごいシニアがいるんだ、すごい前衛的な音楽があるのを知ったほうがよいです。ぶっ飛んでいます。

    自分のフェバリットソングの“ワンス・イン・ア・ライフタイム – Once in a Lifetime”は2/3ぐらいのところだよ。このポリリズムの洪水を聴くのは中毒症になるよね。わかる人にはわかるな。