ロイ・ハーグローブのドキュメンタリー映画を観たよ、すごいトランペッターだったんだね

2023年11月20日(月)

週初めの月曜日です。明日の朝のJAL便で極寒のヘルシンキに行くというのに、前日も呑気に映画館通いです。よってこのブログは羽田空港からアップします。

本日観に行ったのはあるトランペッターのドキュメンタリー映画です。日比谷へ。

  • 「ロイ・ハーグローブ 人生最後の音楽の旅」

自分はこのロイ・ハーグローブという人を実は知らなかったのです。(汗)ジャズは少し知っているつもりなのですが。映画を観て分かったのは、結構、ジャズというジャンルに囚われない活動をしていたんだね、ラップとかもね。それで自分の守備範囲ではなかったのかな。

ロイ(気軽に呼ぶね)は2018年11月2日に49歳の若さでなくなっています。腎臓が悪くて十数年透析を続けていたんだね。映画はこんな感じ。

10代でプロ・デビューし、ジャズの伝統を受け継ぐ正統派かつエネルギッシュなプレイで、瞬く間にシーンの寵児となったトランペット奏者。
若くしてソニー・ロリンズ、オスカー・ピーターソン、ハービー・ハンコックなどの巨匠に起用される一方、自身のバンド「ロイ・ハーグローヴ・クインテット」を率いて活躍
さらに、エリカ・バドゥ、ディアンジェロ、クエストラヴ、モス・デフ(ヤシーン・ベイ)など、同世代のR&B/ヒップホップのアーティストと交流し、
“ネオソウル”と呼ばれた新しいブラック・ミュージックの潮流の創出に貢献した。
そして、プロジェクト「RHファクター」では、ジャズとR&B/ヒップホップを本格的に繋ぐ先駆者となり、ロバート・グラスパーに連なる現代ジャズ・シーンの礎を築いた

華やかなキャリアの一方、その生涯は病と隣り合わせで、晩年は腎障害により透析治療を受けながらの活動だった。
本作品は、人生最後となった2018年夏のヨーロッパ・ツアーに密着。体調が万全でない中、ステージで命を燃やすようにトランペットを演奏する壮絶な姿を捉えている。
また、ロイ自身の口からだけでなく、彼と親しかった数々の音楽仲間たちの貴重な証言が綴られる。

映画の感想。ロイの全体像と人間性がわかる非常に良質なドキュメンタリーです。ロリンズ、ハンコック、マルサリスなどがかなり長くコメントしています。だけど、マルサリスを久しぶりに見ましたが、おやじになったね。ビックリしました。日本人ピアニストの海野雅威さんも出てきますが、ロイは彼のことをすごく褒めています、映画でね。

ある人が彼の死後、彼の財産(家と金)がなくなっていたと激怒していたよ。マイルスと対面した時の逸話はすごいね。やっぱり、マイルスは偉大なりです。(このブログのタイトルのとおり、“空にはマイルス”だよね)

終われば、本日は近くの「泰明庵」に顔を出そうかな。そろそろ根っこ入りの“セリカレーそば”を食べたくなったんでね。寒い季節にはこれに限ります

まずは駆けつけのビールを1本です。いつ行っても大賑わいの「泰明庵」です。

そしてやってきました、“セリカレーそば”。もうこの根っこを見ただけでたまりませんね。ご馳走様でした。これで心置きなくヘルシンキに出発できそうです。

2023年11月14日(火) 本日も午前中は劇場で映画を1本。 映画「クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴ...



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