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  • インド映画「JAWAN ジャワーン」、やっぱりキング・カーンだね、濃くて長いよ

    インド映画「JAWAN ジャワーン」、やっぱりキング・カーンだね、濃くて長いよ

    2024年12月4日(水)

    昨日はこの映画を観るためにはるばると新宿まで遠征したよ。劇場は新宿ピカデリーです。

    そしてその映画とはこちら。

    • 「JAWAN ジャワーン」

    もちろん、主役のシャー・ルク・カーンが出ているからね、新宿まで遠征も仕方ありません。

    話しはこんな感じ。

    ボリウッドを代表する人気俳優シャー・ルク・カーンがタミル語映画界の若手監督アトリとタッグを組んだアクション映画

    インド北部の国境近くの村に、川の上流から瀕死の男が流れ着く。男は老薬師のもとで眠り続けていたが、ある夜、村が軍服姿の男たちに襲撃されると突然目を覚まし、侵入者たちを次々と血祭りに上げていく。30年後、全身に包帯を巻いた謎の男と若い女たちがムンバイの地下鉄を乗っ取り、政府に対して4000億ルピーを要求する。人質となった乗客たちの中には、悪徳武器商人カリの娘アーリヤの姿もあった。カリは多額の身代金を支払い、その金は犯人によって全国70万人の農民の銀行口座に振り込まれる。解放された乗客たちに紛れて姿を消した犯人たちが向かったのは、郊外にある女性刑務所だった

    共演は「ダルバール 復讐人」のナヤンターラー、「PATHAAN パターン」のディーピカー・パードゥコーン、「マスター 先生が来る!」のビジャイ・セードゥパティ。

    2023年製作/171分/PG12/インド
    原題または英題:Jawan

    シャー・ルク・カーン好きにはたまらないだろうね、今までのインド映画以上に彼だけにフォーカスしてアクションと歌に特化しているもの。自分的には話しも長すぎたし、観終わった後、疲労感が漂った映画でした。

    あの女優さんはナヤンターラという人なのね。だけどキッパリ言いますが、カトリーヌ・カイフ様には数段劣るね、批判覚悟で申します。

    だけど料金以上の価値はあります、そこは保証します。それと歌もいつもより多かったね。

    だけど観て疲れる大作でした、話しが長くて、濃すぎるのでね

    観終われば、ここは新宿、アウェーです。

    馴染みのラーメン屋は「桂花ラーメン」だけですが、本日の気分は桂花ではないね。

    そんな時に「第一旭ラーメン」があることを思い出しました。「新福菜館」と並ぶ京都ラーメンの雄だね。行列もなく、店内は比較的空いていました。

    • ラーメン並(950円)
    • 生ビール(550円)

    本日はビールありの日です、映画疲れしたのでね。ビールが半分のところで、ラーメンの着弾です。第一旭のラーメンは1年ぶりかな。王道の京都ラーメンといった風情です。

    スープを一杯、かなりしょっぱくパンチが効いているね。麺もストレートの中太麺です。

    量も丁度良く、一気に食べこみました。新宿に遠征したら、第一旭ですね

    ご馳走様でした。

    くだらなくて、メロメロになるインド映画「バンバン」を観たぞ、大画面のキレキレのカトリーヌ・カイフ様は無敵なり

     



  • インド映画の「ランガスタラム」はすばらしいよ、日本映画は完全に負けたね

    インド映画の「ランガスタラム」はすばらしいよ、日本映画は完全に負けたね

    日本中猛暑です。天気予報でも普通に最高気温が37度と連呼する時代になりました。狂っているね。こんな猛暑を乗り切るには、更に暑く沸騰するようなインド映画を見に行くしかありません

    というわけで、本日はこの数日間の間に観たインド映画2本の話しです。

    まずは1本目。これはあの「RRR」の主役の一人、ラーム・チャランが主役の映画「ランガスタラム」です。何でも彼が

    ラーム・チャランが「役者人生の転換点」と語る伝説の名作とのこと

    あのRRRの主役がここまで語る映画、間違いはなかろうと劇場に足を運んだのでした。事前の下調べもせず、あらすじも全く知らずの状態です。

    最初の1時間で観に来て失敗したな、と素直に思いました。単に町のドンの悪政に苦しむ村人と恋愛も交えた物語かなと思ったのでした、なんかチンケな話しだなと。主人公の聴覚障害の役設定のどうしてなのか全くわかりません。まあ、外は暑いし、館内は涼しいので最後まで観ようかと。

    だけど、最後の30分でこの映画の全貌がわかりました。最初の2時間はさつみのツマだね。お兄さんが殺されたあたりから、話しが怒涛の展開になるのね。このオチのために、主人公の耳が不自由な設定なのね。最後はサスペンスタッチで終わるのね。この映画の脚本を書いた人はエライ、素直にそう思います。こんな硬軟知り混じった映画を作られたら、現在の日本映画は太刀打ちできないよ。日本映画、完全に敗北宣言だな。

    この週末、あの「月の満ち欠け」と「ある男」をDVDで観ましたが、よい原作だけど、もうスケール感が違いすぎて、幼稚園児と大人ぐらいの違いがあるね。

    この映画の観終わった時に、劇場で拍手が湧いたね。こんな経験はあの「RRR」に続いて人生2回目だよ。それほど、最後の切れ味がすばらしかったよ。ちなみにこの映画のキャッチフレーズ

    この世は芝居の舞台(ランガスタラム) 俺たちゃみんな人形さ

    そして昨日観に行ったのが、「K.G.F CHARPTER1」だったのです。何でも「K.G.F CHARPTER2]」は2022年に公開され、あの「RRR」を超えるインドNo.1ヒット作とのこと。

    こんなアピールをされたのであれば、見に行くしかないね。前述の「ランガスタラム」と違い、面白いに間違いないと、確信をもって劇場に足を運んだのでした。

    主人公ロッキーの物語。ボリウッドのスーパースター・ヤシュ扮する長髪で髭面のロッキーは映画史上最大に濃い顔の男だね。阿部寛なんかではとうていかないません。

    だけど、観ていてこれ演出がやりすぎなのではと思えてくるのです。ロッキーのビデオクリップごときです。話しも複雑でよくわからなさすぎです。これではリアリティがないね。インド映画もここまでやってはいけないと素直に思ったね。

    自分的には続編の「K.G.F CHARPTER2」はもう観に行かないと心に誓いました。

    話しはもとい、「ランガスタラム」は本当によい映画だよ。

    胸熱インド映画「RRR」を観てきたよ、途中で“これはまいったな”と口ずさむことしきり、頭をからっぽにして楽しんでね