タグ: ロバート・レッドフォード

  • 「愛と哀しみの果て」は映画にするのが難しいよね、ストーリーが

    「愛と哀しみの果て」は映画にするのが難しいよね、ストーリーが

    2025年11月3日(月)

    とうとう11月。今年も残すところあと2ケ月。

    昨日はパリに出発するまでの唯一の劇場で映画を観れる日、満を持してこの映画を観に渋谷のル・シネマへ。

    • 9月16日に89年の生涯を閉じたロバート・レッドフォードに敬意を表し、追悼上映 第二弾を開催
    • 「愛と哀しみの果て」

    第58回アカデミー賞最多11部門ノミネート、作品賞など7部門受賞! イサク・ディネセン(『バベットの晩餐会』)による名著「アフリカの日々」の映画化

    20世紀初頭のケニアを舞台に、デンマークの作家カレン・ブリクセン(メリル・ストリープ)と自由奔放な冒険家デニス(ロバート・レッドフォード)の愛の軌跡を描く壮大な叙事詩。

    アフリカの美しく雄大な景色を背景に繰り広げられる情熱と別れの物語は、格調高い映像美とともに観客を魅了。アカデミー賞7部門を受賞し、円熟したレッドフォードの魅力を刻んだラブロマンスの傑作。監督は『追憶』(73)、『出逢い』(79)、『ハバナ』(90)など、レッドフォードが最も多くタッグを組んだ盟友シドニー・ポラック

    監督:シドニー・ポラック
    キャスト:メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード

    1985年/アメリカ/161分//原題:Out of Africa

    自宅にDVDを買って持っているんだけど、この映画は観たことない、と映画を観ながら気づきました。

    話しとしては何か劇的なことが起こるストーリーではないので、映画化するには苦労したと思います

    舞台こそ違うが「追憶」と同じ様に、ポラックはこの手の映画をとらせるとうまいよね、自分的には「追憶」の方が名画かな。

    印象に残ったシーンは、キリマンジャロを正面に飛行機が飛ぶカット、メリスストリープの髪を洗ったあとの顔(美人ということ)がいいね。

    ロバート・レッドフォード追悼ですが、主役はやっぱりメリル・ストリープだよね、どう観ても

    そしてランチは分け合って日本橋へ。

    日本橋室町にある「能作」さんでこんな器を発注したので、その受け取りへ。毎日の焼酎のお湯割り用です。外側に言葉を刻んでもらったよ

    16,000円なり。

    受け取りが終われば、すぐそばにある京都ラーメンの「ますたに」さんへ

    今日も瓶ビールとラーメン(並)を。

    そして、明日からは少し寒いパリに1週間。飛行機乗れるかな。

     



  • 大画面で「追憶」を、故レッドフォードだけどこの映画は“バーブラ・ストライサンド”なんだよ

    大画面で「追憶」を、故レッドフォードだけどこの映画は“バーブラ・ストライサンド”なんだよ

    2025年10月4日(土)

    今日も北イタリアの話しは小休止で、この映画のお話しを。

    この映画が劇場で上映されるなら是非観に行きたいので、初日に足を運びました。

    劇場は渋谷の「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」へ。

    • ロバート・レッドフォード追悼上映 in 4K
    • 89歳の生涯を閉じた不世出の映画人ロバート・レッドフォード 彼の主演作でも人気の高いものを4Kリマスター版で上映
    • 「追憶 4Kリマスター版」
    • 1973年/アメリカ/118分/カラー/英語/原題:The Way We Were
    • 監督:シドニー・ポラック
    • 出演:バーブラ・ストライサンド、ロバート・レッドフォード
    • 1973年度アカデミー賞歌曲賞・作曲賞受賞、主演女優賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞ノミネート

    70年代を代表するメロドラマの金字塔。 数々の主演作の中でも、レッドフォードの美貌が卓抜した不動の人気作。 激動の時代に出逢い、愛し、別れ、そして…映画史に残る伝説のカップルの誕生。

    1937年、大学のキャンパス。政治運動に没頭するケイティーにとって、育ちが良くハンサムなハベルはひそかな憧れの対象だった。卒業から数年を経た第二次世界大戦中のニューヨークで、彼女は海軍大尉となったハベルと偶然にも再会する。二人はいつしか愛し合い、ハベルの除隊後に結婚する。ケイティ―は学生時代から文才のあったハベルに創作をうながし、40年代に彼らはハリウッドに移住する。やがてハベルは脚本家として徐々に頭角を現し認められるようになる。ケイティーは妊娠し、夫婦生活は幸福そのものだったが、その平穏な日々は⾧くは続かなかった……

    この映画はDVDでも保有していますが、劇場の大画面で観るのは初めてです。自分的には、この映画はバーブラ・ストライサンドで名画になったのだと思うよ。

    10年ぶりに観ると、筋書きは多少違いましたが、やっぱりブスのバーバラが中盤から美人に見えてくるんだよね、話し的には2人でやってくれの恋愛劇だんだけど。

    あの爪、あの髪型、やっぱりバーバラなくして存在し得ない映画です。シドニー・ポラックはこの映画を残しただけでも評価されます

    レッドフォード様では、あのズボンの上に足を乗せるシーンだね、あれは全男性諸君、必見!

    全時代を通じてこのバーバラに対抗できるのは、レディー・ガガしかいないね、確信したよ。“ブスが美人”も同じ、失礼しました。

    観終われば、宮益坂の「どうとんぼり神座」へ。

    生ビールとラーメンを。ビールを飲んでいるとこんな記事が目に止まりました。

    山形大学などの研究チームによると、“週3回以上ラーメン”死亡リスクが1.52倍 スープを半分以上飲む&飲酒で高リスクに”

    自分はもうダメだということ?

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  • 映画「普通の人々」、アカデミー作品賞だけど自分にはよくわからないね、繊細すぎ

    映画「普通の人々」、アカデミー作品賞だけど自分にはよくわからないね、繊細すぎ

    2024年5月21日(火)

    週末はいつもの定番、土日は自宅でDVDを1本づつ鑑賞します。観た映画はこちら。

    • 「普通の人々」
    • 「バッド・デイ・ドライブ」

    「普通の人々」は評価の高い映画とは知っていましたが、自分は観たことがなかったのです。1980年のアカデミー賞 作品賞なんですね。監督はあのロバート・レッドフォードです。

    物語はこんな感じ。

    平穏な日常生活を送っていた家族4人の家庭に、長男の事故死、続いて次男の自殺未遂という事件が起こる。この出来事を契機として、愛情と信頼によって固く結ばれていた筈の一家が、激しく揺り動かされ、目に見えない緊張が家の中を支配していく。そして映画はヽ人がそれぞれの苦悩を抱えて噛み合わない歯車のようになったお互いの関係に直面する様子を描いてゆく

    はっきり言って、自分的にはこの映画の良さが全くわかりませんでした。どうしてそんなに悩むのか。非常に繊細な感覚を持っていないとわからないと思うんだな。

    家族のみんながストイックすぎるのではと思います。もっと気楽に生きればいいのに。

    同じ系統の映画では自分的には断然、イタリアの「ジョルダーニ家の人々」の方が秀逸と思うのですが。家族の崩壊と再生を描いています、加え難民問題とジェンダーの問題を巧みに混ぜながらね。

    一方の新作の「バッド・デイ・ドライブ」はリーアム・ニーソン主演で観たさからです。悪くはないけど、DVDで十分かな。2015年のスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」をドイツ版「タイムリミット 見知らぬ影」、韓国版「ハード・ヒット 発信制限」に続いてで英語リメイクしたものなんですね。

    だんだんリーアム・ニーソンも年をとってきたねを少し実感させられました。

    そして土曜日の夜は六本木の「おつな寿司」へ。19時に2名で訪問です。1ケ月に1回は定期訪問しないとね。

    今日のつまみは、“ほたるいかの漬け”と“かつおの刺身”です。どちらもビールにバッチリです。つまみで瓶ビールを完飲、早、芋焼酎のお湯割りです。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • いか
    • ほたて
    • たい
    • さば
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ぼたん海老
    • 中トロ
    • いくら
    • 玉子焼き
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    デザートは抹茶のアイス最中です。

    今日はカウンターで食べていると、隣に男性が1名。話しかけると何でも明日ドイツのデュッセルドルフに帰るとのこと。その前に初おつなで寿司を食べようとしたとのこと。

    ドイツでこのクラスのお寿司を食べようと思ったら、一人300ユーロするとのこと。びっくりするね。

    というわけで、本日もご馳走様でした。

    「ジョルダーニ家の人々」、これは現在の多様な家族のあり方を描いたイタリアドラマの大傑作

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  • 「リバー・ランズ・スルー・イット」は実に静謐な傑作、どうして見逃していたのかな

    「リバー・ランズ・スルー・イット」は実に静謐な傑作、どうして見逃していたのかな

    2024年2月11日(月)

    本日もまずは映画のお話しから。

    二週間に一度は「午前十時の映画祭」のラインナップを確認です。今週は自分の全く知らない題名の映画です。今回はこちらの作品を観に劇場に足を運びます。

    • 「リバー・ランズ・スルー・イット」4K

    俳優ロバート・レッドフォードの3本目の監督作品。アメリカ自然文学の名作「マクリーンの川」の映画化。モンタナの美しい大自然を背景に、レッドフォードは家族愛と兄弟の絆を真摯に描き上げた。本作で注目されたブラッド・ピットの美青年ぶりも大きな話題に。アカデミー賞を受賞した名手フィリップ・ルースロの撮影が秀逸。

    知っているのは監督のロバート・レッドフォードとブラピの名前だけです。

    実はそんなに期待していなかったのですが。最初の20分はなんか退屈な宗教臭い映画だなと思ったのですが。観終われば、実に良い映画を観たなという大満足感です。レッドフォードの演出、あえてドラマチックにしないで、淡々と描く演出がすばらしいです。本当に静謐に包まれた映画です。調べると原作がすごいのね。だけど、どうしてこんな良い映画を見過ごしていたのかな。最近の映画との比較では、素材的には「ザリガニの鳴くところ」を好きな人は絶対にはまるね、ブラピ好きの人はこの映画がバイブルなんだろうね。

    そして、話しは変わって先週末の夕食です。本日は満を持して六本木の「おつな寿司」へ。3名でカウンターを予約です。

    まずはサッポロの黒ラベルで喉の消毒です。少し消毒の回数が多くないかね、君。

    本日の前菜は、タコの煮物とイカの煮物です。どちらも初めてで、もう酒のつまみには最高ですね。

    今日の握りです。まずは前半戦。

    • 白身
    • いか
    • ほたて
    • こはだ
    • 赤身まぐろ

    ここまででは、本日は“ほたて”が最高、肉厚でとろりとした食感。茶碗蒸しでしばしの休憩。飲み物はすでに芋焼酎のお湯割りへ。

    後半戦です。だけど今日は酔いの周りが早く、このあたりから記憶が曖昧なのです。

    • ずわいがに
    • 中トロまぐろ
    • いくら
    • 卵焼き
    • いなり寿司
    • 鉄火巻
    • 穴子

    後半戦の“ずわいがに”と“中トロ”は出色でした。良いところを出してもらった大将に感謝です。最後のデザートは抹茶の最中アイスです。

    お会計は2万4千円ほどです。だけど、お会計をした記憶もないほど酩酊したのでした。完全にドボンです。関係者の方々、ご迷惑をおかけしました。

    最近のよい小説をお探しなら「ザリガニたちの鳴くところ」を読むべし、自然描写が素晴らしい



  • バーブラ・ストライサンドとレディー・ガガの共通点は?ブスと超美人に見える時があるんだな、不思議

    バーブラ・ストライサンドとレディー・ガガの共通点は?ブスと超美人に見える時があるんだな、不思議

    今日は映画のお話しなのです。

    自分の大好きな映画に「追憶」(原題: The Way We Were)があります。監督はシドニー・ポラック、主演はバーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォードという最強の布陣です。

    恋愛映画ですから、超男前のロバート・レッドフォードは最適役、ハリウッドでかなうものはいないでしょう。その相手役のバーブラ・ストライサンドは美人かというと少し?がつく配役と思うのです。素直に考えれば。

    だけど、映画を観進めていくと不思議ことが起こるのです。最初はやっぱりバーバラは美人じゃないな、どうしてロバート・レッドフォードが惹かれるのはおかしいのではと思うのです。

    だけど、あら不思議、終盤にかけていくにしたがってあのバーブラ・ストライサンドが超美人に見えてくるんだな。監督のマジックかどうかはわかりませんが、自分でもこの人、美人だなと納得するのです。

    ストーリーもバーバラが唄う主題歌も素晴らしいのですが、自分の中ではいつも不思議だなと思わせる映画がこの「追憶」なんだな。

    そして、そのバーブラ・ストライサンドと比べたくなる女性に、あのレディー・ガガ様がいるのです。半年前に観た映画に「ハウス・オブ・グッチ」があるのです。レディー・ガガ様が主演ですが、この人も本当にブスに見える時と超美人に見える時があるのです。まさにバーバラ現象が起こるのです。

    だけど今、イタリア女を演じさせたらこの人が一番似合っているね。スクリーンで見て確信したのでした。だけど、「ハウス・オブ・グッチ」の中でのデブになったアルパチーノは見たくなかったな。あのゴットファーザーのマイケルはどこに行ったんだ。使用前・使用後の様相です。

    今日はバーブラ・ストライサンドとレディー・ガガの相似性について語りたかったのですが、もう一つ、先週末にDVDで観た映画のことを。

    名優のケネス・ブラナー(制作・監督・脚本)が製作した「ベルファスト」です。

    彼の幼少期を投影した自伝的作品で 故郷への郷愁とリスペクトを 英国・アイルランド実力派俳優たちの競演で魅せる、 泣き笑いの人生賛歌、という作品です。あえてモノクロで撮っており、すばらしい作品だった。俳優陣もいいのです。

    父親役の人、どこかで見たことある人だな、ハンサムでサム・シェパードみたいな人だなと思ったのでした。調べたら、あのダコダ・ジョンソンを緊縛した人間ではないですか

    あの「フィフティ・シェイズ・フリード」3部作の変態男性だったとは。お母さん役のカトリーナ・バルフも美人でいい役者さんですね。

    まあ、この映画の主人公は少年バディ(ジュード・ヒル)だと思いますが、この少年を見ているとどうしても「ニュー・シネマ・パラダイス」のトトとオーバーラップするね。

    とにかく「ベルファスト」はよい映画です。だけど、ダコダ・ジョンソンを緊縛したあいつは許せないな。

    余談ですが、現在の自民党の茂木幹事長は本当に“なべおさみ”にそっくりだな。家内から聞いた話しですが、そのことを本人に言うと激怒りするというのです。

    だけど、週末のお昼ごろ、赤坂あたりを普段着でうろつくのはやめてほしいな。幹事長になってからはお見受けしませんが。

    というわけで本日はお顔のお話しでした。