タグ: ロベール・ドアノー

  • また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼

    また「ローマの休日」を観に行ったよ今週2回目、好きだね、「桂花ラーメン」で至福の昼

    2023年8月30日(水)

    本日も映画のお話しから、それも懲りずに2回目の鑑賞です、同じ映画ね、2日前に観たばかりなのに。

    その映画とは、

    • 「ローマの休日 製作70周年 4Kレストア版」を朝の9時25分から毎日1回のみ。

    やっぱりいい映画だなと再認識し、次の製作80周年には生きていられるだろうかと思い、この機会を逃したくなかったのです。

    本作の原案(ストーリー)は実際にはダルトン・トランボが執筆です。当時のマッカーシー旋風による赤狩りでトランボはハリウッドを追われていたため、当時は名義を借用したのであるのですが、既に映画では修正されていますすね。

    やっぱり脚本が最高にいいよね。映画のお手本となるような脚本、演出、撮影だよね。時間も118分に収めており、完璧ですね。

    これは淀川長治さんの解説から拝借です。

    オードリーは英国で6本の脇役の映画に出演した後に、シドニー=ガブリエル・コレットの小説「ジジ」の舞台に作者自らがオードリーを気に入り、舞台でジシ役で主演させたのこと。その舞台が米国でそのまま行われることになり、その舞台をニューヨークで観たウィリアム・ワイラーがこの「ローマの休日」のアン王女役はこの人と舞台を観て決めたとのこと

    その「ジジ」が映画化されたのが、「恋の手ほどき」(英語: Gigi)で、1958年のアメリカ映画。映画でのジジ役はオードリーではありません。

    だけど、当時でもおそらく大作に新人を起用する監督の眼力もすごいものがあるよね。

    脚本で気に入ったのは、最後の方でペックのアパートの部屋をノックするシーン。アン王女が帰ってきたと思わせるシーンの心配りは憎い脚本・演出だよね。

    それとライターの使い方がキーだよね。最後のあの場面にライターを持っていく演出もあんたらそんな気配りが出来るのか、アメリカ人にね。

    2日後に観てもほっこりするよね、2時間があっという間です、筋が分かっていても。

    最後にもう一つ。最初の各都市を紹介する場面でパリのところでロベール・ドアノーのあの有名なカット、凱旋門の上から撮った同じシーンが流れたのを見過ごさなかったよ、自分。

    というわけで2日前と同じ11時30分にランチ選びです、渋谷でね。

    違うところは本日は水曜日。水曜日はあの「喜楽」は定休日なのです。ということは、ここしかありませんね。センター街にある「桂花ラーメン」に直行します。

    公園通り前の「一蘭」の行列を横目に観ながらね、外国人好きだね。

    「桂花ラーメン」はすぐにカウンター席を確保。ここでは、

    • 桂花ラーメン+大盛(替玉ではないよ)何故なら煮玉子が1個つくので
    • 茎わかめ(これビールのつまみ用)
    • ビール

    絶対にこの3点セットが必須です。間違っても自分には一番人気の「太肉麺」の選択はなしです、キッパリ。ビールと茎わかめ、これだけで今日は良い日だったなと、しみじみ思うのです。ビールが終われば、「桂花ラーメン」です。つまみで残った茎わかめを投入。

    このラーメンだけは本当に唯一無二だと思うね、お店の言う通り、3回通わないとこのスープとしわしわ麺は分からないよね、納得。

    帰りに原宿の「スウォッチ」に行ってみると、今日から発売の新作のmoon watchは既に待つこともダメな状態でした。

    だけど、映画を観て今年の秋、2年ぶりにローマに行きたくなったのです、行こうかな。

    オードリー・ヘプバーンの幸せな時間(1)住んでいたスイスの街はビュルゲンシュトックだよ



  • 「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」を鑑賞、あの有名な写真ね

    「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」を鑑賞、あの有名な写真ね

    2023年8月17日(木)

    本日からブログの本文に日付も入れて少し日記風にしてみようかな。今読んでいる常盤新平さんの「銀座旅日記」を読んでね。もちろん池波正太郎さんの「銀座日記」もそうだよ。

    こうも灼熱の暑い日が続けば、映画か美術展に行くしかないね、散歩でもしようものなら死んじゃうからね。というわけで、本日は既に今週は2日ほど映画館に行ったので、本日は美術館へ。そして、まずは月1回の循環器系のかかりつけ医に行きます。

    1ケ月前のエコー検査の結果を。まあいいでしょう、との言葉、すぐに死ぬことはないね、と。一安心です。

    診察が終われば11時です。その後本日は、恵比寿の「東京都写真美術館」で絶賛開催中の「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」に行くことにしたのです。恵比寿にはおいしいラーメンやさんもあるのでね。

    • 開催期間:2023年6月16日(金)~9月24日(日)
    • 料金:一般 800円

    恵比寿ガーデンプレイスに来るのは何年ぶりだろうか。10年ぐらいたつのかな。

    そして一つ失敗したことが。大人の休日倶楽部カードを持っていけば、割引が効いたのにね。

    ちなみに自分は写真フェチではないので、本橋成一もロベール・ドアノーも知りません。だけど、数週間前に渋谷で観た「ソール・ライター展」には感激してもので、その写真つながりということで

    だけど、空間的にもゆとりのあるところにあるね、「東京都写真美術館」、初めて訪問しました。入場者はぽつぽつという感じです。

    写真を観ていた思ったのは、このロベール・ドアノーてあの普通にみんながよく見ているキスシーンの写真を撮った人なのね、自分は初めて知りました。題名は、「パリ市庁舎前のキス、パリ」

    今回の写真展で特にいいと思った作品はこの3つかな。すべて、ロベール・ドアノーでした。

    • ノートルダムの怪獣(1969.4)
    • パリ市庁舎前のキス、パリ(1950)
    • 雨の中のチェロ、パリ(1957)

    ノートルダムの怪獣だけ、ポストカードをは販売していなくて残念無念。だけど、この写真展の写真はほぼすべてモノクロでしたが、終わり近くにはカラー写真もあるのです。だけど、白黒からカラーになった途端にマジックが消える、のね。これって、三谷幸喜の「マジックアワー」だよね。

    あとドアノーも本橋も道化師(ピエロ)やサーカスを撮った構図の写真がありますが、いい味出しているね。

    そして、ランチは恵比寿駅ビルのアトレ恵比寿へ。何故か、ビールでとんかつが食べたくなったんでね。6Fの「かつ彩」さん。初めて入ったよ。カウンター席に陣取れば、まずは瓶ビールです。当然、来たのはエビスビールです。そして、思いがけないつまみが。豚煮が数切れ、よいサービスだね。昼間に飲むビール美味しです。

    とんかつは「ロースかつ御膳(95g)」で。とんかつはまあこんなものかな。

    だけど、サービスがよいお店です。ほっこり、充実した1日でした。

    渋谷の「ソール・ライターの原点 」、巨匠の写真以上にその絵画にしびれたよ、必見